◇Пси日記◇
(Псиの日常生活で起こった出来事をつづる日記です)

◇2004年03月◇

日記中に登場する歌詞の様なフレーズは、オリジナルと全く同じ
表記である保証はありません。
もしも日記にリンクを張られる場合は、この注意書きの直下にあるメニューのリンクを
ご利用下さい。

31:フランスについた日[KAN]
29:Sugar Boy[UNICORN]
21:少女とクローゼット[Fatima]

 

平成16年03月31日 フランスについた日は、もう誰も責めないよ。箪笥にしまっていた嘘や我侭も、できるだけ持って行こう。

 04月は「CCCDを「x__x」と表記月間」です。


 CDSでリッピングが可能なのは周知の事実(ドライブや環境を選びますけど)なんですから、ちゃんと買った上で丁重に叩き割ったディスクを「リッピングしたのでそっちを聴くです。コンポが可愛いのでこんな変な円盤いりません」とかのメッセージと一緒にメーカーに送りつけて火に油を注いでみるとか。そんなことをした場合、レコード会社がどう反応するのか想像してみる遊び(陰気です)。
 「CD」の価値は音だけじゃなく、印刷物にもパッケージにもある筈で。もちろん、ジャケットは良いけど曲が駄目なCDなんてただのゴミですけど、CDに求められるのが楽曲だけだと思ってしまうと「MP3化でネットでファイル共有で売り上げ減でさあ大変」なんて話になっちゃうんでしょうね。
 そんなわけで、先ほどの策は「パッケージにお金を払ったが、音はMP3で充分」という姿勢を示す為のものです。アナーキストで行動派で「MP3にしたら二度とCDなんて聴かね」というものぐさ属性高めなあなたは今すぐ是非。Псиは空想してあそんでいるだけで充分です。


 純白の天使(2:26:2:100)。結果だけはメセナさんとかぶった風味
 結果は「輝く白さ」の数値しか反映していない模様。


 空の青さの所為なのです。

 

平成16年03月29日 「キャスティング間違えた」「の気紛れ」・・・薔薇で咽返る部屋の片隅で

 今更ですが。
 [ Негр | белок ] 第7回 「LUNA SEA BOX発売記念-I ファーストコンタクトに最適なアルバム」投票

 ちょっと前、確か2003年ヴィジュ界隈事件簿の総括の時だかに「近いうちにBuck-Tick関連の投票を行います」と言っていた気がするですが、しばらく間を置いた上に開始したのはLUNA SEA投票。なんていいかげん。もっとも、Buck-Tickについては今年中・・・それも6月頃までに似た様な投票を行うと思います。たぶんソロ活動頻発記念とかの適当な題目で。
 「好きなアルバム」というテーマは単純で判りやすいですけれど、LUNA SEAが好きでなければ結果を楽しめない罠があって。今回の投票も一番楽しめるのは同じくLUNA SEA好きさんでしょうけど、単純に「好き」というよりももうちょっとは外を向いているのではないかなあ、なんて。

 もっとも、「薦める相手によっては結果が異なる」というのも最初から判っていた話です。ですが、LUNA SEAならなんとなく「初心者」を一般化できる気がしますし、なにより黒夢ほど相手を選ばないでしょうし。・・・比較対象がかなり極端ですが。ちょっとでもテーマに癖をつけると、前提条件に気を配らなきゃいけなくなったり、一筋縄では行かなくなるですね。そうすると、やっぱり「一番好きな」とかの単純なテーマがいいのかな?うーん。
 ともあれ、最近圭に殴られて非業の死を遂げたまきりゅさんが素敵なファーストステップをお踏みあそばされたので、怖がることはありません。こと、投票についてはブームの過ぎたタマちゃんを橋の上から死んだ目で見るくらいに距離を置いている方も、是非是非ご参加下さい。
 というか、投票始めて最初のコメントが鮮やかなまでに途中送りで、どうしようか悩んだです。正味10秒くらい。コメント操作もアレですし、ネタっぽいかと思ってそのままに(どんな理由)。そういえば、個別にコメントを消去することってできたんだっけか(管理画面をいじらなさすぎです)。


 ちなみに、次は「「LUNA SEA BOX発売記念-II 多人数で見るのに適した映像作品」投票」の予定です。本当は同時にやる筈だったのに、完全にタイミングがずれちゃいました。うわあん。
 ・・・いっそのこと、「ひとりでこっそり見るのに適した映像作品」もやろうかな。よおし、アルバム投票が終わったら、次は映像作品投票を2つ同時進行です。あくまで予定。予定は未定。


死にたがりのハムスターがペットショップで回ってる。
ねばりつく熱帯魚の感覚。
風船乗りにでもなりたい。
いっぱいの虫の卵でこんなに頭がふくれるんだ、破裂しそう。

全部、バクテリアの世界。
本当は僕らのものじゃない。
だから何も感じないや、別に。別に。別に。

電線の上、綱わたり。合唱部は悲しい唄。
イワンのバカは落下してった。
誰もいない市営プール。非常階段にはふたり。
抱きあっても混じる事はない液体。

全部、バクテリアの世界。
本当は僕らのものじゃない。
だから何も感じないや、別に。別に。別に。

どうか僕に武器をください。
駄目なら薬でもかまわない。
間違い探しはもう、おしまい。おしまい。おしまい。

全部、バクテリアの世界。
本当は僕らのものじゃない。
だから何も感じないや、別に。

暗がり-----。
閉まったペットショップでハムスターは回り続けてる。
「カラカラ‥‥‥」
千回、二千回、三千回、何千回?
死んだ。

ペットショップ[Plastic Tree]


 土曜日は鋼→ドリフの特番という素敵な流れ。何より、つまみ食いではなくてひとつひとつのコントを最後まで流していたのが良かったです。もっとも、セット換えが見たいとか、合唱団も見たいとかの欲求もあったですけれど、それは欲張りというものなのでしょう。総集編としてはえらくよくできてました。いかりや長介がカラダを張ったコント特集とか、番組の趣旨が趣旨だけに普通は放送しない類のものなのに。
 そして、その後にちょっとおでかけしてしまった為、CDTVは見られずじまい。しかし、どうやら大変なことになっていた様で、Fatimaの「静む体温」が94位、メイの「ガラクタ箱」が74位・・・月1回のトップ100の時くらいは無理してでも見るんでした。残念。

 悔しいのでドリフで話を繋げると。水曜日にもテレビ朝日のドリフ特番があったので、だらだら見ていました。なにかと台詞に修正音が入ったり、コントを平気で途中で切ったり、過去の共演者のコメントが邪魔だったり、牛乳は飲んだのにスイカは食べなかったりでストレスが溜まり、挙句の果てにはオチの台詞に修正音が入って意味不明なコントまで登場。いたいけなПсиも呆れて目を逸らして21:00からトリビアに鞍替え。
 「2時間差で電話の発明を逃したヒトがいる」なんて誰もがどこかで聴く常識で驚くタモリを見てから、小さな希望は泡と消えて完全にネタ番組と認識。あ、解説VTRがビフォーアフター様式だ、局番を越えた!!うわあ、今度は解説VTRに弓月光の絵が。解説作っているチームは素敵。

 「さまぁ〜ずの逆にアレだろ」、最終回を思い切り聞き逃しました。どうやら、ファンに囲まれながらエンディング、という感じだった様ですけれど・・・Junkという名前がつく前、つまりさまぁ〜ずが木曜25:00に来る前は、鴻上さん(ex.第三舞台主宰)がその枠に「鴻上尚史のラジオの時間」という番組を持っていたのです。土曜日夕方から時間を移しての放送でしたが、結局1年で終了。折しも深夜枠に「UP's」以来の枠の名前「Junk」が冠される直前のこと、鴻上さんはCM中(確かCM明けも)に走って移動し、ファンに見送られながら番組に幕を下ろしたのでした。
 木曜深夜枠の妙な伝統とかできなければいいなあ。それにしても、どうしてさまぁ〜ずが終わっちゃうんでしょう。人気が無かったとはとても思えませんけれど。

 「Out of Order」も「ロバート・ホール」も「退屈貴族」も終わっちゃったなあ。・・・今日はお笑い回想の日ですか。

 

平成16年03月21日 この愛情はどこか歪んでいるけど、そこらの多情な奴とはどこか違うんだ。

 もう忘れかけてしまっているので、完全に忘れてしまわない内に。


「Journey to a Legent '04」 @ 川崎CLUB CITTA' 2004.03.14 [グルグル映畫館 with 元帥(第14帝国)/lab./メトロノーム/他]
 総合 :★★★☆*

 体調不良がたたって超絶遅刻。到着した頃には20数分過ぎていて、しかも無駄に急いだ所為で気分も体力もほぼ皆無。既に謳われているアーティストは全部見ることが出来たのですが、途中から見たKING(KINGだということも後から知りました)が気になったのと、そしてOpening Actがgoatbedだったと知って後からすんすん泣いてみたり。
 今回は縁が無かったのでしょう。ちゃんと出演がわかっている時に、どっちもしっかり押さえる方向で。

 あと、対バンのあるライヴでは、Plastic Treeとメトロノームはもう評価を書きません。余程のことが無い限りは高くなる筈ですから。

KING
 評価:(初見)→★★***
 遅刻。厚底を履いて息を切らしたПсиがドアを開けると、そこにはヴィジュなんだかどうだかよく判らない方が。曲は普通。乗せ方も上手。でも1曲で終わっちゃったからなんとも言えません。
 ・・・後から調べてみたら、どうやらKING(RYO(ex.LAID)のソロプロジェクト)だったそうです。あああ、普通に気になる。たかだか1曲くらいのニアミスだった所為で、余計に気になるです。まあ、運がよければまた逢う機会もあるでしょう。次。

グルグル映畫館 with 元帥
 評価:(初見)→★★★★★
 今日の本命。アイテムはそこそこ揃えていながらライヴ初見のグルグル、今日はなんと元帥も一緒。アイテムを聴いてもどんなライヴをするのかさっぱり判らなかったので、すごく楽しみだったのです。
 あー。
 あー。
 あー(舞台の上の謎芝居に見入っている)。
 あー・・・しまった、大当たりです。元帥が絡まないグルグルのライヴでも毎回お芝居があるのかはわかりませんが、とりあえずハゲかつら+白衣とかジャージで自転車とかの本当にヴィジュかと小一時間問い詰めたくなる衣装、「映画ネタを5本は絡める」という宣言通りに色々絡めながらも「Back to the Future」はともかく尾道三部作が基調だったりするそのセンス、台詞の飛ぶ鳶丸歌詞も飛ぶ鳶丸
 なんだかもうすべてがツボ。そして、たぶんるみねさんは普通に気に入るんじゃないでしょうかというくらいにあの頃のあんな香りがします。

 いい。ワンマンがあったら是非行ってみたいです。それ以前に音源を全部そろえたい・・・ですが、グルグルは本当に価格:曲数比が微妙ですよね。4-5曲\2,000超が普通なのは流石にどうなのかと。

lab.
 評価:★★☆**→★★***
 えん2からこっち、たかだか1ヶ月間を置いて再会したlab.。その間にリリースした曲は「Wheel of Fortune」1曲だけ。スパンが短かいのが悪かったのか、演奏した曲も(1-2曲足りないくらいで)ほぼ一緒。構成もほぼ一緒。そして、客の反応も雰囲気も空気もMCも、何から何までほぼ一緒。
 いくらなんでも一緒すぎ。体調不良だった前回に続いて、そのアンニュイな音をぼおっと突っ立って聴いていました。音源に期待はできそうだけど、とりあえずライヴで沸くことはできない。音源を聞き込めば話は別か・・・あー、つまりは音源を聴かないと何も変わらなさそう、と。
 そんなことが判ると、なおさら価格:曲数比の悪すぎるアイテムを三週連続リリース中なのが癪に障ったり。ライヴで演奏する曲が変わって構成に劇的な変化が訪れるまで、lab.は正直どうでもいいです。うるさいくらいに煽るだけのバンドも嫌ですけど、いつも変わらずまったりなのもうんざり。

メトロノーム
 最高
 妄想トリックから3曲、あとは「パ・パ・パラノイア」とか「三つ数えろ」とか。いつもの体力測定モードだったら、体調不良で参加するのはほぼ自殺行為ですが、今回は新曲ばかりなのでカラダにも優しく。元からメトロノーム目当てのヒトが多かったのか、前がlab.だった所為か、とにかくそれまでの盛り上がりとは全然違って。みんな一体。驚くほど一体。
 MC。シャラクがクラフトワークの渋谷AX公演へ行った時、ライヴ中に腕組みしながらうなずいている様な、年に何回外に出るのか判らないテクノ好きで溢れていたそうで。そのゾンビの様にもぞもぞと動く集団に紛れてライヴ会場を後にしたら、丁度渋谷公会堂でkaggra,がライヴをしていたらしく、いろんな格好のバンギャ集団と鉢合わせたとか。ゾンビ集団はゆっくりと違う方向を向いて、そのまま立ち去っていったそうです。他にもSHAKALABITSの車を見つけたけど声をかけても向こうが気付いてくれるわけが無いから黙っていたとか、シャラクは相変わらずシャラク。後ろ向き思考万歳。
 ライヴは滞りなく、「φD-SANSKRIT」が無いまま終了。「φD-SANSKRIT」が無いライヴというのは「WISH」の無いLUNA SEAのライヴ「釈迦」の無い筋肉少女帯ライヴの様なものなので、当然起こるアンコールの声。しばらくすると、会場が暗いまま突然「φD-SANSKRIT」のイントロが鳴り響き、フィルが入る辺りでまた突然イントロ消滅。会場がざわざわしているところへ電気がついて、フクスケが申し訳なさそうに入場。その後他のメンバーがフクスケを指差しながら入場してきて・・・なんでも、フクスケがシーケンサーを切っておくのを忘れたのだそうで。
 そんなこんなで逆ギレ気味のフクスケのMCで始まった「φD-SANSKRIT」はいつにも増して歌詞が飛び飛びで、それでも素敵でしたとさ。Aメロ、ギター・・・じゃなくてTALBO-1も2もやることが無い時、上手と下手の張り出しにそれぞれフクスケとリウが来て、手とジェスチャーを使って無言の会話をしていました。それがフクスケには随分羨ましかったらしく、間奏後のAメロをほぼ放棄してフクスケとジェスチャーで会話してました。可愛すぎ。


 Псиの留守中に更新されていた誰かですが、どうやら諸般の事情(昨今は警戒が激しくてヒトを調達するのが難しいそうです。世も末)で止まってしまったそうです。
 そのうち、突然また出て来ると思います。その時は驚かないで挙げてください。あるいは、ちょっとの間目を閉じていて下さい。

 あと。館長さん、本当にごめんなさい。


 というわけで、また始まります。まあ・・・今まで通りに適当に。

 

インデックスに戻る