◇昔のПсиニュース◇
(Псиニュースの過去ログです)
◇平成15年04月◇
04月30日:Climax Together special limited edition(仮) 04月28日:「MOON CHILD」、ヤングサンデーでコミック化 04月10日:ゲームセンター=プライズ(100%):ビデオゲーム(0%):プリクラ(0%) 04月07日:B'z、シングル11枚発売 その後 |
平成15年04月30日 | Climax Together special limited edition(仮) | |
天使でも月末は憂鬱。こんばんは、Псиです。ヒトが決めた暦に縛られるのはヒトだけで充分な筈ですが、ヒトと同じ様な生活をしているПсиも、いつしか思考がカレンダー起点になっていることに気付き、微妙にショックを受ける今日この頃です。 Buck-Tickに関しては、再三ニュースで取り上げていますので、「まだいたんだ」などと正直な感想を漏らす勇者はいないと思います。ちなみに、そんなコトバがПсиの耳に入ったら、その瞬間にシベリヤ送りです。近世ヴィジュのパイオニアであるBuck-Tickは、昨年辺りから活動が活発化してきました。「極東より愛を込めて」がWOWOWヨーロッパサッカーのイメージソングになったり、シングル「残骸」がオリコン初登場5位だったり、アルバム「Mona Lisa OVERDRIVE」がオリコン初登場8位だったりとジャイアンのダイエットが成功するくらいに有り得ない快進撃を飛ばしています。 そんな中、前々からアナウンスのあった「Climax Together」の再販版の、限定版の特典が正式に決まった模様です。ちょっと、特典の中身を見てみましょう。
なんですかそれは。「Climax Together」のライヴは、映像作品としてパッケージすることを前提に構成されていました。ですから、ライヴ映像としてはかなり凝っていて、ライヴ開始時に幕を開けないままバラード曲「JUPITER」を歌いきったり、ステージ床の網の下から狙っているカメラへのカメラ目線など、普通は有り得ない演出・構図の数々にヴィデオを見たヒトたちは驚喜。「sabbat」とは違い、ダーク領域を実装後のライヴなので、今見ても全く痛くありません。 そんな「Climax Together」、発売予定は9月10日です。しかも、こんなに豪華なおまけの数々が付いていながら価格は未定。Псиは楽しみなのと不安なので気が滅入ってしまいそうです。 Псиは今日から始まるツアー「Here we go again!」のどこかに参戦する予定ではいますが、そこかしこで「Climax Together」の宣伝を見ては、喜びとも悲哀ともつかないシニカルな表情を浮かべて、ココロで大量の涙を流すのに違いありません。 Псиは、Buck-Tickの楽曲に祝福を送ると同時に、見ないと判っているのに「sabbat」のBOXを買ったヒトに黄昏時の祝福を送ります。 |
平成15年04月28日 | 「MOON CHILD」コミック化 |
♪はだかのたいよ〜お そのむ〜ね〜に〜 ヴィジュ好きという、およそ不当に搾取され続ける運命にある属性を持ってしまったПсиにとって、4月19日に公開になった映画「MOON CHILD」は恰好のネタ映画にして一大ご奉仕プロジェクトとなったのでした。 ともあれ、キャストの豪華さが露出する毎になぜかココロに駄目さが響く「MOON CHILD」、一応メインの二人がヴィジュ畑の出身ということでグッズ展開も多様。ローソンやファミリーマートなどのコンビニでは、チケットの前売りの他に、写真集をはじめとした関連グッズを販売。また、京急鉄道沿線の駅では10,000枚限定で「MOON CHILDルトランカード」を発行しました。このルトランカード、駅によっては今でも買える上に、\1,000と安価ながらも価格を余裕で下回る出来の写真なので、出来よりも存在が大事というヴィジュな物好きさんは頑張ると良いと思います。ただし、他の京急沿線限定グッズと同様、弘明寺駅では売っていません。・・・些細な問題だとは思いますが、買われる方はご留意下さい。 映画のストーリーなどは公式ページなどにお任せするとして、先に言われていた通り、Gacktのアルバム「MOON」の歌詞の掲載されていないブックレットを見ると、「MOON CHILD」でGacktが着用している白いロングコートをはじめ、人数や配置・構図的にも映画とシンクロする部分が多々見受けられます。もっとも、歌詞まで含めて本当に世界観を体現しているのかどうかは、CDのパッケージのどこにも歌詞どころか曲名すら掲載されていない為、ぱっと見ではよく判りません。 こうして、Псиは一通り「MOON CHILD」を追いかけてきました。映画は公開日の次の日に鑑賞、ルトランカードも多少無茶して買いました。しかも、なぜか2枚も。 キャストが連続で死ねばそれだけで泣いてしまう様な安い涙腺を持ち合わせていないПсиは、映画の「MOON CHILD」に今更何の感情も抱いていない上に、今度は「NOEL」が見たいです。・・・斯様に全く懲りない世のヴィジュ好きさんに、Псиは薔薇色の祝福を送信します。 |
平成15年04月10日 | ゲームセンター=プライズ(100%):ビデオゲーム(0%):プリクラ(0%) | |
おかねってムネきゅん?こんばんは、Псиです。かつて、餅月あんこ先生は「年齢と同時に欲しいものの価格が上がっていく」とドラネコシアターの中で嘆いていました。Псиは、年齢は殆ど変わっていないにも関わらず、「ほしいものリスト」を作成すると徐々に悲惨さが上昇。最近は欲しいものを頭でリストアップしただけで身震いします。 そう思ったПсиが、ふらふらと仮想空間を渡り歩いていた時のことです。インタビュー対象のアーティストが、最近微妙にマニアックなことでお馴染みのmsnエンターテイメントのサイトへ行くと、そこにはネットゲーセンという不思議な文字が。
・・・なんでしょうか、これは。ゲームセンターといえば、格闘ゲームやシューティングゲーム、ゼビウスの偽者などが所狭しと立ち並ぶ、紳士と淑女の社交場。ですが、このサイトはゲーセンと名乗っておきながらプライズものしかありません。しかも、アームは弱いけど頑張ればGAMEBOY ADVANCEを入手できるジャックポットマシンがあるわけでもなく、基本的にはキャラクターものばかりです。 とはいっても、ゲームスペースは1ページで完結。前述のリンクから飛んで頂くと、そこにはファンシーな色遣いでたくさんのキャラクターグッズがお出迎えです。とりあえず、微妙に可愛くないモモのぬいぐるみやHello Kittyにしか見えないANGEL CAT SUGARのぬいぐるみは避けて、「クラッシュピンボール インベーダバージョン」を狙うことにしましょう。Псиは場末の仮想遊園地で群れを成しているピンボールを遊ぶのが大好きですし、急なお客様が来た時にも「あっ!あれたべよ」と同時に差し出せば危機は回避。素敵なアイテムです。 もっとも、ゲーセンはゲームがイノチ。どんなに見かけがアレでも、宝石の様に素晴らしいゲームが眠るゲーセンは数多くあります。きっと、この場所もそうした隠れた名店のひとつなのでしょう。隠れた名店のひとつのはずです。隠れた名店であってください。おねがいします。そんな希望を胸に、コンビニキャッチャーDXおためし版をプレイしてみます。ちなみに賞品は適当。メニューからはどう頑張っても望みの賞品にありつけない時点で、かなりやる気はありません。 普通、「ネットゲーセン」といった時に想像するのは、メディアカイトが企画した「ネットげーせん」でしょう。これはOAGC(Online arcade game center)というシステムによって、ゲームデータのダウンロードから基盤のエミュレートまで行うもので、Bitwayやゲーマネーなどを利用してお金を払いゲームをするというもの。ゲームセンターの意義には、ショップごとの品揃えや対戦の観戦など、ただライブラリ化して配信するだけではカバーしきれない部分もありますが、観戦モードやチャットの搭載など、そうしたものをなんとか取り込もうと頑張っている様は評価できたと思います。 ゲームセンターと名乗りながらプリクラとプライズものしかないお店が、看板に吊られて来たヒトにどれだけネガティブな印象を与えるのか、件のサイトを企画した方は知らないのに違いありません。また、そもそもシステム運営者の匙加減でどうにでもなりそうなオンラインカジノやこの手のゲームに、本当にお金を使ってしまうヒトの考えがПсиにはさっぱりわかりません。競馬などの、基礎知識の上に運が付く類のものなら面白そうな気はしますけど。 Псиは、ネットでゲームセンターという考え方そのものがそろそろアレ、と微妙に訝しんでみるのと同時に、これからはおかねをゆうこうにつかおうとおもいます。 |
平成15年04月07日 | B'z、シングル11枚発売 その後 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
なんてことでしょう。こんばんは、Псиです。B'zがシングル10枚を復刻して、ニューシングルと同時発売したというニュースを先日お伝えしました。発売が週中だった為、ウィークリーランキングでその結果が出るのは翌週の末、つまり先週末のことでした。 およそ新世紀EVANGELIONにカヲルくんが欠かせない様に、ランキング番組と言ってCDTVを挙げないわけにはいきません。CDTV(COUNTDOWN TV)は1995年に放送が開始された音楽番組。放送当初から、ウィークリーシングルTOP100や新作アルバム全曲紹介などの実用的な情報が満載、番組そのものもCGのキャラクターが淡々と進行していくことから、なぜかお笑いが司会になり易い音楽番組の中でも、安心して比較的無機的な視線を送れる番組になっています。
なんということでしょう。相変わらず強力なSMAPのシングルを撃ち落すことができなかったとはいえ、FFX-2のOPテーマ「real Emotion」やONE PIECE劇場版の主題歌「ロストマン/sailing day」、さらにはRUIや山崎まさよしさんなどのまだまだ普通に上位に残るであろう曲をすべて蹴落としてしまいました。 さて、土曜日のテレビのランキング番組といえば、CDTVのほかにもうひとつ挙げることができます。というより、挙げてこそ通です。テレビ東京系で放送されている「JAPAN COUNTDOWN」がそれで、こちらはTOWER RECORDS全店の売り上げを集計、ランキングを作成している様です。特徴としては、CDTVがオリコンと似た様なランキングになるのに比べ、JAPAN COUNTDOWNはマイナーなアーティストの宝庫。かなり通好みな結果になるのが普通です。かつて、小室哲哉大先生(©岸谷五郎)がランキングで猛威を奮った頃も、JAPAN COUNTDOWNだけはthee michelle gun elephantやBJCが上位を占めていました。
B'zはどこへ行きましたか。それにしても、メンバー構成等一切不明のテクノユニット「Dream Sound Factory」のインストシングル4枚が上位を占めていたり、巷でそこそこ話題の「さくら」がランクインしていたり、DEENがいたりと、かなり独特のランキングになっているのは一目瞭然。外資系はこうじゃないといけません。
順位の微妙な入れ替わりがあるものの、CDTVのチャートと顔ぶれは一緒。正直、ここまで一緒だとコメントに困ります。
これはこれで微妙に別物です。言いたいことはいろいろとありますが、とりあえず安倍麻美さんは消えました(17位)。 こうして、TOP10がB'zで埋まるという妄想の様な懸念は、完全でないとはいえ殆ど現実のものとなってしまいました。ただ、この試みは誰も行ったことが無かったから価値があるわけで、たとえばGLAYが「RAIN」から「口唇」までの11枚のシングルをマキシシングルで再販などと言い出した場合、それはただの真似です。もしかしたら完全にTOP10を独占できてしまうかもしれませんが、賞賛よりも非難の方が多いでしょう。 Псиは、B'zを止めたSMAPの楽曲に祝福を送ると共に、外資系ショップのランキングの横道具合が大好きです。 ☆おまけ
・・・@TOWERは、総合的な順位の低さも然ることながら、順番も全然違う辺りが面白いですね。 |