◇昔のПсиニュース◇
(Псиニュースの過去ログです)
◇平成15年09月◇
09月25日:baroque、停止? 09月24日:Közi、初のソロシングルを発売 09月23日:C言語を楽しく学べるソフト「Mission C」 09月18日:清春ソロデビュー、そして。 09月16日:P2P |
平成15年09月25日 | baroque、停止? | ||||
cali≠gariばっかり聴いています。こんばんは、Псиです。最近、とにかく無性にcali≠gariが聴きたくて堪らないのです。「第7実験室」を引っ張り出し、「第二実験室〜改訂版」を引っ張り出し、「グッド、バイ。」を引っ張り出し、「嘔吐」で頭を振りつつ「わずらい」でしんみりする、そんな生活を送っています。決して「休」が買えないのが悲しいわけではありません。そんな時期的に仕方が無い邪推をするヒトは、容赦なくシベリヤ送りです。
・・・え?シングル「 こういう、表からはどうにも事情の見えない事件が起こった場合、頼れるのは2ちゃんねるです。そこに答えがあることはごく希ですが、とりあえず公式発表が出るまでの気休めくらいにはなる筈です。と、いうわけで、バロックスレを覗いてみると・・・
・・・全然参考になりませんでした。スレの意見をまとめると、以前オフィシャルの掲示板が荒れた、メンバーによる暴行事件が原因だとか、デビューしても思ったよりぱっとしない数字を上げられなかったことが問題だったのではとか、デビューしたばかりで事務所が解散させる筈が無いとか、様々な意見が飛び交っています。 Псиにとって、baroqueは今の所「東京ストリッパー」が全てです。その後のCDには(「スケベボウイ」を除いて)すべて付き合っていますが、あの「東京ストリッパー」の衝撃の種を自分達で踏み躙っている気がしてなりません。 結局なんだかわからなかったПсиは、とりあえず事の顛末をじっと見守ろうと思います。 |
平成15年09月24日 | Közi、初のソロシングルを発売 | ||
トリビアもKUNOICHIも見られませんでした。こんばんは、Псиです。軟禁所にふらふらしながら帰ってくると、「トリビアの種」が既に始まっていました。多少がっかりしながらも見ていたのですが、おさらいトリビアを見ていたら知っているのばっかりで、なんだか不思議な気分になりました。そんな前振りはさておいて、今日はヴィジュ絡みのお話です。
ワールドワイドにも程があります。他にもドイツのゴス系音楽雑誌ASTANに掲載されたり、ポーランドで出たコンピレーションアルバム「X.Castle Party 2003」に参加したりと、アジアの島国は置いてけぼり。このままKöziは遠いヒトになってしまうのでは、と危惧していたところ、なんと11月26日にソロシングルを出すのだそうです。
ということです。これからどうなるかは判りませんが、欲しい方は取り敢えず通販を考えた方が良さそうです。 Псиは、Köziに祝福を送ると同時に、Klahaのファンクラブイヴェントに一度姿を現したきりのYu〜kiの行方が気になって仕方がありません。 |
無駄に工夫した参考書が嫌です。こんばんは、Псиです。参考書というか教本というか、そうした本で下手に工夫をしてあるものは、資料集としても半端なことが多いですし、教本としては腹立たしくて読めないことが多いですし。その気配りを違う所に回したらと思うことしきりですが、そうしたアイデアが
といった会話になっていない会話で始まったり、「個人で制作したムービー」の注釈(同224ページ)に「ほしのこえ」や「GUNGRAVE」を絡めて17行2段の注釈が付いていたり、何かと脱力ポイントが多めです。実際、TCP/IPの基礎を簡単にさらっている(あくまで簡単に、ですが)など、この本を読めば自分でシェルスクリプトを組む様になる手前くらいまでは行けると思うのですが、ヒトの目がある所ではなんとなく読み辛いこの本、むしろ萌え要素で損をしている気がしてなりません。もっとも、Псиが萌えを理解していないだけかもしれませんけど。 さて、学習用書籍の導入のハードルを下げようという試みと同じく、学習効果の得られるゲームというのも太古の昔から存在します。ファミコンには黎明期から「ドンキーコングJr.の算数遊び」と「ポパイの英語遊び」がありましたし、その後も東京書籍が小学生向けに算数ゲームを出したり、日能研がゲームボーイで電車の車内広告の問題集を出したり、「原作:赤川次郎 キャラクターデザイン:いのまたむつみ 音楽:小室哲哉」でお馴染みのエデュテイメントソフト「EMIT」がハードを問わず移植されていたりと、昔から細々と続いている分野です。
わからないのはこっちです。予告(要Flashプレーヤ)を見ても感じるのですが、妙に教育を全面に打ち出したつくりや無駄なスケールの大きさに、なんとなく80年代っぽさを感じます。レトロを狙ったものは、流行を越えてそこそこの市民権を得てはいますけど、これは単に古臭い様な気がします。 この画面をベースに、ボコーダーを通した女性の声がC言語の記法を解説し始めます。それも、一人語りなのかと思ったら授業を受けているヒトと傍で教えるヒトの声が入ったり、ボコーダーの声がその会話を受けて喋っていたり、なんだかさっぱり判りません。そして、 行末の";"が頑固という解説を、Псиはあまり信用したくありません。この後も、printf関数の話からエスケープシーケンスの話に派生して・・・と思っていたら、エスケープシーケンスの話が終わらない内に、唐突にこんな画面が。 えええええ。その後ポインタ編が始まりますが、ポインタの仕組みを説明し、通常の変数とポインタ変数とで具体的にどう違うか見て見ましょう、というところで唐突に終了。確かに、簡単な記法と、Cの鬼門とされるポインタの両方を見せることによって有効かどうか判断してもらおう、という試みはわかりますが、左のメニューにある「まとめ」や「確認テスト」に全く触れずに評価させるのはあまりにもあんまりな気がします。 そんなStackArt、どうやら同時発売でもう一本ソフトをリリースしているみたいです。その名も「MissionJ」。Javaを学習できるそうなのですが・・・
・・・。 Псиは、StackArtにぶぶ漬けの様に生暖かい祝福を送信します。 |
平成15年09月18日 | 清春ソロデビュー、そして。 | ||
こんばんは、Псиです。今更言うまでも無く、Псиはヴィジュアル系というカテゴリがなぜか好きです。アニヲタ並みに搾取され、特撮ヲタ並みに迫害され、プロレスヲタ並みに得た知識の無駄さが全開なヴィジュの界隈が、Псиは大好きなのです。 さて、世界に数多といるヴィジュ好きのココロの中で、ひときわ異彩を放っていたのが「黒夢」でしょう。インディーズでは唸っていたり首を吊ったりと大活躍だった黒夢も、デビューを境にアングラ的カリスマから泣き系ソングの王者に転向。その後は実験を繰り返しながらロック色を増していき、最後はパンキッシュに化けて、その生涯を終えました。 そんな清春も、10月30日にDVDシングルでソロデビュー。Dir en greyをはじめ、その後のヴィジュに多大な影響を与えた清春が、ついに独り立ちです。
ふーん。大風呂敷具合にアレな笑みを浮かべつつ、ようやく前振りが終了です。上の記事の後半にありますが、黒夢がまたベスト盤を出すみたいです。それも、今度は
シングルズです。また。東芝EMIのサイトをご覧になれば判るかと思いますが、1枚目はA面曲、2枚目はカップリングを収録したLUNA SEA方式。かつて出た二枚組のベスト盤「EMI 1994-1998 BEST OR WORST」ではアルバムヴァージョンで収録されていたシングル曲や、収録されなかったカップリング曲などが幾つかある為、割と美味しかった筈なのですが・・・。 ヴィジュには、ヴィジュの線引きという厄介な問題があります。黒夢はいつまでヴィジュかとか、SADSはヴィジュかなどの問題を提起した挙句、最終的には「曲が良ければいいよ」と問題自体を放り投げるのが基本なのですけれど。 Псиは、終わったものを素直に終わらせてあげないヒトに、鏡になりたくなる様な呪いを送信します。 |
平成15年09月16日 | P2P | |||
コーンフレークごときでチカラが出るのなら。こんばんは、Псиです。Псиが早起きした朝にぼおっとテレビを眺めていると、ケロッグのコーンフレークのCMが流れることがあります。「トニー、力が出ないよお」「よおし、そんな時は・・・」そうして薦められたコーンフレークを競技中に食べた少年は、ホウレンソウを食べたポパイ並みに大活躍。どうでもいいですが、ビーチバレー時のトニー・ザ・タイガーはもっとちゃんと働くといいと思います。 RIAAが今回の提訴に踏み切るまでには、実にたくさんのステップを踏んでいます。ファイル交換が音楽CDの売上減少の要因だと声高に主張してきたRIAAは、ファイル交換のユーザに警告を繰り返してきました。1月には大学に対して、3月には約300の企業に対して警告を行い、遂にはインスタント・メッセージを利用してユーザに直接警告を行ってきました。 もっとも、
というコトバにある通り、RIAAは恩赦プログラムを定めています。これは、今回の訴訟に際してあるアクションを起こしたら、訴訟を取り下げるというものです。そのアクションというのは、
だそうですが・・・デジタルデータの破棄をどうやって証明するのか、Псиにはちょっとわかりません。ネット上の第三者が触れる場所からは削除する、ということでしょうか。 さて、そうして起こった訴訟も、同じく泥沼に陥りそうです。大体、IPの特定が個人の特定に繋がるとは限りません。家庭で1台のマシンを共有して使っている場合など、訴えられる個人と使用者が異なるケースが容易に考えられますし、最近流行の無線LAN環境だったりした場合は、個人の特定はまず不可能でしょう。 ここまでで、RIAAの一斉提訴に関してざっくりとまとめてみました。本当はここからが本題だったのですが、これ以上長くはしたくないので、駆け足で行こうと思います。
という話です。IX(Internet eXchange)というのは、簡単に言えばプロバイダ同士の接続地点。各プロバイダはいずれかのIXに接続していることで、他のプロバイダ、ひいてはインターネットと接続できているわけです。すなわち、IXのトラフィックの動きがP2Pのトラフィックの動きと酷似しているということは、何らかの影響を与えているなんてレヴェルの話ではありません。IXのトラフィックをP2Pのトラフィックが底上げしているという、とてもハッピーな現状が見えてきます。
という様に、少数のユーザに帯域を占有されるという現象が起こります。そうすると他のユーザは足を引っ張られ、公称の速度をあまりにも下回った実際の回線速度に不満を言うことでしょう。しかし、上の記事のASAHIネットの様に規約変更などで対処を行うと、お金を取ってるくせに利用方法を制限するとやっぱり不満を言います。結局はP2Pを制御できる様なネットワーク機器を導入するか、バックボーンがバーストしない様にただただ機器の拡張を続けるか、かなりアレな二者択一を迫られることになるのです。場合によっては両方が必要だったりしますけど。 結局長くなっちゃいました。というわけで、最近米国で起こったP2Pの法的なアクション、およびP2Pのトラフィックへの影響などについて軽く見てきました。Псиはファイル交換なんてあやしいことをしないのでどこまでも他人事ですが、実際はそうも言ってられないでしょう。 以上、自分起点の不具合が知らないところで波及などというエスポワール号に取り残されたヒト達並みの不幸は避けた方が良さげですよね、というお話でした。 |