◇昔のПсиニュース◇
(Псиニュースの過去ログです)
◇平成16年10月◇
10月18日:Zガンダム映画版、主題歌決定: 10月15日:カバヤ食品、ゲーム付き食玩「ゲーム伝説」発売: 10月14日:iPodに続くもの 10月12日:雑誌を買いに行きました 10月01日:SME、CCCDから撤退 |
平成16年10月18日 | Zガンダム映画版、主題歌決定 | |
週末が同じ絵だらけ。こんばんは、Псиです。先々週、遂に「機動戦士ガンダムSEED DESTINY」が始まりました。台風を引き連れての開始だったガンダムSEED DESTINYの30時間程後には、同じヒトがキャラクターデザインをしている「蒼穹のファフナー」です。ただでさえ見分けがつかないキャラクターデザインをしているというのに、主役級のキャラ程作品を跨いで見分けがつかないという致命傷を抱えた作品群です。そのくせ内容も・・・ さて、ガンダムSEEDにうんざりしているヒトたちにとってのココロの拠り所といえば、劇場版の機動戦士Zガンダムでしょう。これは、かつて放映された「機動戦士Zガンダム」のリメイク。富野由悠季監督の元、デジタル編集されたオリジナルの映像に加えて、書き下ろしのカットや新型のMSまで出てくるという触れ込みで、ガンダム好きはココロを躍らせているにちがいありません。でも、Псиは実はガンダムをよく知らないので、期待も何も無いのですけれど。
ようやくGacktのシングル曲が「君」始まりじゃなくなりそうです。・・・というのはさて置いて、かつてTVで放映されていたZガンダムの主題歌は、森口博子さんのデビュー曲である「水の Zガンダムは三部作の形態を取るそうで、その3つの共通テーマが「Metamorphose〜メタモルフォーゼ〜」だそうです。「詞でガンダムのコンセプトを端的に表している。とても助かった」とものすごい持ち上げようですが・・・一体どんな感じになっているのでしょうか。Gacktのガンダム好きはそこそこに有名ですし、ガンダム好きが高じて富士急ハイランドにある「GUNDAM THE RIDE」のテーマ曲「Dears」を歌ったりしています。同じガンダム好きにL'Arc-en-Ciel・・・と、ここで話を広げると不毛なだけなので、とりあえず置いておきましょう。 Псиは、ガンダム好きのアーティストに、白と赤で塗りたくられた祝福を送信します。 |
平成16年10月15日 | カバヤ食品、ゲーム付き食玩「ゲーム伝説」発売 | |
♪くるくるくるくるくるくるくるくる くるくるくるくるくるくるくるくる ・・・以上、ドルアーガの塔59FのBGMに乗せてお届けしました。かなりのヒトは置いていかれていると思いますが、気にせず話を進めようと思います。 Псиはあまり食玩を買いません。フィギュアを置くスペースがあったらCDを配置したいですし、そもそもПсиはヴィジュ界隈の駄目商法の荒波を一身に受けています。即ち、Псиが食玩を買うということはコンプリートを目指す病を誘発することになるのですが・・・食玩フィギュアをコンプリートする様なお金があったら、その分CDやDVDやライヴにお金を使いたい所です。・・・なんだか、下手なヲタさんよりも廃の領域に入っている気がしなくもありません。 そんなПсиにとっても、大変魅力的な食玩がカバヤ食品から発売されるみたいです。2005年の01月に発売される「ゲーム伝説」という商品には、Windows用ゲームの入ったCD-ROMが付いてくるというのです。
なんて通好みなラインナップでしょうか。地中を掘り進むディグダグではなく、島分割型のディグダグIIを収録した様です。ディグダグIIは島をドリルで上手く分割していき、敵ごと海に叩き落すゲーム。島を分割した際に面積の小さい方が海に落ちるシステムの為、敵に追い詰められたからといってがむしゃらに島を切り分けると、主人公の立っている部分だけが陥没することに。まさにせつなさが炸裂です。 注目すべき点としては、「原作の収録ステージを、いくつか厳選したオリジナル仕様」というのをはじめとした、オリジナルから明らかに改変された個所があることです。アーケード基盤エミュレータとして有名なMAMEを使ったものでも、namcoのゲームをWindowsに移植して安価で販売しているメディアカイト版をただ使い回したわけでもなさそうな所に好感が持てます。 ただ、この話にひとつだけ当てはまらないゲームがあります。それは「ドルアーガの塔」。このゲーム、もちろん敵を倒せば点数が入りますし、ゴールした際に余った点数はそのままスコアに加算されるなど、スコアを目的としたプレイも不可能ではありません。 Псиは、古の時代の記憶を呼び覚まそうと悪足掻きを重ねる方に、苦しみを眠気に変えるどどめ色の祝福を送信します。 |
平成16年10月14日 | iPodに続くもの |
iPodは偉大です。こんばんは、Псиです。Псиは第四世代の40GBiPodを持っていて、おでかけの時には必ずバッグの中に入れて行きます。Псиが昔使っていた安物のMP3プレイヤーと違い、高音質でリッピングしたMP3をノイズ無しに再生してくれますし、高音質化による1曲当たりのファイルサイズの大きさも、40GBという容量で充分に受け止めてくれます。 というわけで、ПсиにとってのiPodの印象は「広告と違ってとても敷居の高いもの」。実際、母艦とは異なるホストで起動したiTunesからは曲を転送することができず、昔のマシンでリッピングした曲を吸い出すことなどはできません。使い勝手が良いのか悪いのか、ちょっと微妙です。 前から音楽配信分野への参入を謳っていたMicrosoftはMSNミュージックを開始。もちろんファイル形式はwmaですが、ライセンスが有効な間は無制限に再ダウンロードが可能、ライセンスの再発行も3回まで可能と、結構緩めです。ただ、セキュリティは永遠のβ版らしいMicrosoftのこと、いろんな意味で悲惨なことにならないか心配ですけれど。 また、iPodを巡る論点のひとつが「DRM」です。iPodは「FairPlay」というDRM技術を用いており、これは「楽曲を無制限に複製させない」という本来の著作権保護の動きと同時に、「他の著作権保護技術を持ったファイルを再生させない」仕組みを持っています。「FairPlay」の仕様は公表されていない為、iTunesを使わなければiPodに楽曲を転送することができないことになります。 Пси、どうして初期のiPodが売れたかといえば、とにかく大容量だったことが挙げられると思うのです。PCに繋いでストレージとしても使用するのに、10GB以上のサイズはとても素敵です。そうしたヘヴィユーザのニーズに端を発してブームが起こり、徐々にライトユーザの目に届く様になってきた、というカタチだと思うのです。 だらだらとお話してきた上に、話の振りがiPodに対する愚痴でしたが、それはそれとして。各社が色々な規格で色々な機種を出すことで、先駆けたものの優位性は余計に強くなると思いますが・・・それでも、ATRAC一本槍だったSONYがMP3に柔軟になったり、先程紹介した互換のあるDRM技術の話など、横の広がりで強者を駆逐した例は多々あります。もっとも、PlayStationとSATURNみたいな例もあることも忘れてはいけませんけれど。 Псиは、Псиと同じくiPodを所有しながら白いコードを持たないヒトに、ダイアモンド並みに黒色の祝福を送信します。 |
平成16年10月12日 | 雑誌を買いに行きました | ||
なんてニュースっぽくないタイトルでしょう。こんばんは、Псиです。そんな愚痴ともなんとも付かないコトバで始めつつ、Псиの胸にわだかまっている駄目さを、さっさとみなさんに押し付けようと思います。返品は不可。 最近創刊されたヴィジュ系雑誌といえば、すぐに思い付くのが「Cure」でしょう。2003年09月に月刊誌として創刊された当初から、界隈の注目をそこはかとなく集めていました。名前はよく聞くものの他誌ではあまり見られない掲載バンド、有名誌の特徴を受け継いだ様な構成、そして繰り返し現れる「広告・企画・スタッフ募集」のコマ・・・あらゆる意味で斬新な雑誌でした。もっとも、今年の07月発売のVol.12から1年経たない内に新創刊されましたので、きっと今はまともになっ・・・ええと・・・更なる飛躍を見せているのかもしれません。 なんですか、これ。 そもそも、表紙にあった「Pia new standard rock series」という文言と、\1,500という価格で気付くべきだったのです。いえ・・・雑誌というよりはムック本であることは、とりあえずはどうだって良かったのです。問題は、写真ばかりで記事がものすごく少ないこと、そして何よりアーティストページ以外のページが何も無いことです。 さて、なんだか無性に悔しくなったПсиは、そのまま仮想書店の雑誌コーナーを物色し始めました。雑誌を買うとキリが無いので、Псиは決まった雑誌以外はなかなか買いません。でも、今日は気分的にNeoに代わる生贄が必要です。そう思って雑誌棚をふらふらしていると、なんだかおかしな写真が目に飛び込んできました。音楽誌に隣接したアニメ誌コーナーに置かれたその雑誌の表紙は・・・ちゆさんのコスプレwith黒髪。あまりのアレさに手にとってみたら、裏表紙はデンセンマンコスプレ。そして、こんな文言がありました。
せんせい。Псиはココロがいたくてたまりません。 他にも、なぜかすべての漢字にルビが振ってある漫画やレイヤーさん座談会、「メイドさんコスプレカフェ紀行」、コスプレ向けアニメ案内など、アレなコーナーが目白押し。どうでもいいですが、この主旨で登場する作品が、頭から順に
と、前半に関してはコスチューム映えしない作品ばかりとか、どうしてそんなにメーテルを大プッシュですかとか、とにかく突込み所が満載です。現在コスプレ映えする作品といえば、間違いなく蒼穹のファフナーでしょうけど・・・裏表紙を開くと「宇宙交響詩メーテル」のDVD-BOXのCMがあるので、ラインナップに関してはオトナの事情が色々とあるのでしょう。 Псиは、少ない資金のプールから必死で雑誌代を捻出しているヒトに、若草色の祝福を送信します。 |
平成16年10月01日 | SME、CCCDから撤退 | ||
最近、iPodを導入した所為で、手持ちのCDをリッピングする機会が増えているПсиです。こんばんは。ジャンルもアーティストも問わず、視界に入ったCDを端からCDexでリッピングしてはiTunesで転送しています。最初は「このCDは持ち出した所で聴くわけが無い」というココロのブラックリストを作っていたのですが、なぜか気付くとブラックリスト自体が黒歴史入り。昨日はついに∧uciferの「LIMIT CONTROL」全曲をiPodに入れてしまいました。 さて、そんなПсиにとって、大変邪魔くさい円盤がCCCDです。CCCDがどういうものかについては、Псиも何度かお話してきました。簡単に説明すると、PCで読み取れない様にコピーガードが施された、CDみたいな円盤ということになるでしょうか。
ええと、HDD転送を考えるのにSACDですか等、突っ込みたい所は色々とあるのですけれど。この発表を追って、MOVEのプロデューサであるt-kimuraがコメントを残しています。このコメント、含むコトバが多かったり話が膨らみすぎたりで、Псиにはちょっとよく判りませんけれど・・・とりあえずそれはそれとして、今は置いておこうと思います。
avexと言っていることが殆ど一緒です。もっとも、avexはCCCD撤廃の理由としてHDDプレイヤーの増加を挙げたり、今後はSACDやDVDオーディオなどの次世代メディアの採用を活発化すると言っていましたが、そういう具体的な説明は一切ありません。 ともあれ、全部CCCDにすると息巻いていたavexはその意向を撤廃し、LGCDで折り合い所を模索していたSMEはLGCDを捨てました。既にCCCDでリリースされたアイテムがどうなるのかは判りませんが、少なくともこれからはL'Arc-en-CielやJanne Da Arcの新譜を買う時に要らない躊躇をする必要はなさそうです。 なんだかんだ言っても、今回は2社がCCCDをやめただけで、CCCDに纏わる話はまだまだ続いていくでしょう。ただ、CCCDを取り巻く話に明るい兆しが見えてきたことは確かです。ユーザにとって極めて面倒な自体が収束する様に、Псиは願ってやみません。 |