◇昔のПсиニュース◇
(Псиニュースの過去ログです)

◇平成16年11月◇

11月29日:Beatui-fool's fest 04、出演者発表
11月01日:Puffy、二次元デビュー

 


平成16年11月29日 Beatui-fool's fest 04、出演者発表

 なきたいです。こんばんは、Псиです。身を切る寒さと憂鬱加減に呆然と立ち尽くしていたら、知らない間に12月が訪れようとしています。ただただぼんやりと今年半ばに某所のワゴンで\300で購入した「魔探偵ロキ RAGNAROK」のカレンダーをめくりながら過ぎ去った時間を振り返ると、憂鬱の丘で立ち尽くしている気分になって何の願いも叶っていないのに涙は止まらない悲惨な心象風景の到来。微妙にPlastic Treeをパクりつつ、今日のお話を進めようと思います。
 みなさんは、年末はどの様に過ごされるでしょうか。ヴィジュ好きさんにとって年末はイヴェントとライヴとリリースの嵐。それはヴィジュ界隈じゃなくても同じことでしょうが、ともあれメジャー・インディーズ問わずアクションが目白押し、欲望のままに付き合っていくとひとりだけ旧年に取り残されることは必至です。特に、12月最終週の大きなライヴの多さといったら、今からカレンダーを見ながらアレな笑みが止まらないほどだったりします。
 そんな年末のスケジュールの間を縫って、今年もあのイヴェントが開催されることになりました。「FOOL'S MATE」主導のライヴイヴェントBeauti-fool's festが今年も開催されるのです。2003年末に行われたこのイヴェントは、出演バンドは随時発表というロックフェス方式、アーティスト数に合わせて昼からの長丁場、会場となった東京ベイNKホールのホール外敷地を使ってフリーマーケットやサイン会等のイヴェントを実施するなど、まさに年末を締めくくる大型ライヴイヴェントでした。また、「はねるのトびら」で派生した「ピンクハレルヤ」が出演したり、土曜の夜にTBSラヂオで特番を持ったりと、そこそこに派手な展開を見せていました。

 さて、前回は徐々に発表されていた出演アーティストですが、今年は開催決定の一報と同時に「メリー・ムック・他」としか発表されていません。結局、「11月29日にFOOL'S MATE誌上およびWebで発表」のコトバ通り、ずっと沈黙していました。昨年の様に順次発表をするわけでもありません。それはそれで文言通りなので良いのですが、困ったことにFOOL'S MATE誌上チケット先行予約の締め切りは11月19日だったりしました。つまり、確実を期す+先行特典を得ようとして先行予約をすると出演バンドが全然判らないという罠に陥り、多くのファンが苦悩したのでした。
 そこへ来て、11月には幾つかのイヴェントが起こります。まず、先行予約特典が「オリジナル・バッグ」であることが判明して、先行予約組がとりあえず意気消沈。続いてムックの携帯版公式サイトで出演バンドの情報がフライング掲載され、そこかしこで波紋を呼びました。その情報は数時間でサイトから抹消されてしまいましたが、こういう時に2chは便利です。というわけで、ヴィジュ板のBeauti-fool's festスレから転載します。

86 :Nana :04/11/09 14:23:55 ID:boC9toaq
改めて出演盤土を思い出すと

ムック メリー プラ 雅 ガゼ マシンガンズ サイコ ゲロ だっけ?

87 :77 :04/11/09 14:32:18 ID:s3s3Iw7q ほんとだ消えてる…。たぶんムクオフィが先走ったんだね。
でもオフィに書いてあったんだから確実だよねぇ?ツアーあるってのに痛い
出費だよ5500円…orz

>86
そのメンツで合ってると思われ

88 :Nana :04/11/09 14:33:15 ID:0ReP8950 >>86
正解。
ムクオヒ、キャッシュに残っていたから一応コピペしてみる。

ムック,Plastic Tree, 雅-miyavi-,セックスマシンガンズ メリー,サイコ・ル・シェイム,ガゼット,蜉蝣,他

だそうです。

[【フールズ主催】Beauti-fool's Fest 04【年末祭】(ヴィジュアル系@2ch掲示板)]

 ムック、メリーは最初に発表されていたから良いとして、問題はその他のバンド。あまりにもメジャーデビューしているバンドに偏りすぎです。昨年は、すべてのバンドに一定以上の知名度があった上、いろんなポジション・動員規模のバンドが一堂に会する点に凄みがあったのに、これでは天寡かSWEET系イヴェントだと非難の声が挙がったのでした。
 ただ、デビューしたてのmyv、メンバー変更で復活を果たしたばかりのSEX MACHINEGUNS、CyberDAMのカタログで特集を組まれた蜉蝣など、確かに話題性が高いバンドばかりではあります。「他」がどんなバンドなのかを期待しよう・・・といったところで、今日になって全アーティストが発表されました。サイトには画像しか無いので、以下に掲載順に名前を引っ張ってみます。

Plastic Tree /// Psycho le Cemu
ムック /// メリー
蜉蝣 /// Kagrra,
ガゼット /// Kra
シド /// Phantasmagoria
Rentrer en Soi /// KLACK

[Beauti-fool's Fest 04 >> Artist(Beauti-fool's Fest 04)]

 ・・・・・・あの。
 全然違うんですけど
 これならば、メジャーとインディーズの対比もそこそこですし、全く話が違います。話題性という意味でも、今年デビューのKagrra,や桃太郎電鉄でお馴染みのPsycho le Cemuや詳細はともかくいろいろあったRentrer en Soi、何よりもKISAKI(ex.La:Sadie's, MIRAGE, Syndrome)が満を持して結成した新バンド「Phantasmagoria」が登場。今年の話題がそこそこに集約されているといえます。・・・今年の話題を集約するならSilver RoseやREDIEAN:MODEは外せないというディープすぎるヒトには、とりあえず夜空に輝く漆黒の虹の様な呪いをプレゼントします。
 PS COMPANYから4組、L∞P ASHからは参加無し、UNDERCODEはヴィドールも12012も無しで首領のKISAKIのバンドだけ出演という辺りや、この顔触れでなぜKLACKとかを勘繰ると面白そうですが、多くのイヴェントと同様出演バンドについて微細に突っ込み始めるとキリが無いのでこのくらいにしておきます。

 昨年始まったライヴイヴェントである「KINGDOM ROCKSHOW」は、Janne Da Arcをはじめとしたメジャー(元メジャー含む)のバンドを多く集めています。2年とも「テレビ朝日開局45周年特別企画」という冠が付いている点だけがアレですが、イヴェントとしてはBeauti-fool's festとの棲み分けも充分。規模的には大きいながらも参加バンドが独特すぎたCureイヴェントも巻き込んで、Cureイヴェント→Beauti-fool's fest→KINGDOM ROCKSHOWというヴィジュ的立身出世フローが界隈に根付くことを願ってやみません。もっとも、この3つのイヴェントのどれもが恒例であると謳っているわけではないのがアレですが。
 ともあれ、昨年以上に気になる今年のBeauti-fool's festですが、28日にはPlastic Treeの「裏cell.」、29日はとBuck-Tickの「THE DAY IN QUESTION」、そして30日はもう一度仮想有明で冬というデスノートに書くには波乱万丈すぎる日程が決定している為、ここで一日追加して地獄を見ようか悩んでいます。なお、先行予約が少なかったのか、それとも特典を多く見積もったのか、改めて先行予約が行われるそうなので、気になる方はチェックしてみると良いと思います。

 ヴァーチャル・フォールン・エンジェルПсиは、年末年始を師よりも駆けずり回って過ごす予定のヴィジュ好きさんに、蕎麦色の祝福を送信します。

 

平成16年11月01日 Puffy、二次元デビュー

 悪意の色眼鏡。こんばんは、Псиです。
 みなさんは、ひとつのトピックが連鎖的にアレな記憶を呼び覚ますという、救われないループに陥ったことはあるでしょうか。Псиは現在、思い切りそのループにはまっています。今の気分は「ひぐらしがなく頃に」のゲーム大会直後の主人公の行動を見ている心境ですが、何を言っているのか判らないヒトはおとなしく再販をお待ち下さい

 さて、みなさんはPuffyと言うと何を思い出すでしょうか。Псиはシングル「渚にまつわるエトセトラ」に収録されているカラオケが得体の知れないステレオ仕様とかのトリビアが浮かぶところですが、誰の共感も得られないでしょうからさて置いて。この質問については、もちろん十人十色の様々な回答が返ってくると思うのですが、ことヴィジュ界隈においては黒歴史の数々を思い出す方が多いみたいです。
 ヴィジュ界隈に詳しくなく、はてなキーワードの黒歴史だけが頼りという世間的には真当な方は、近所のヴィジュ好きさんに対して「Puffy ヴィジュアル系 運動会」や「Puffy TERU 黒歴史」などの質問ワードを投げかけてみて下さい。ちなみに、これを実行した後に発生する全ての災難に関して、Псиは責任を取りません。よく知らないヴィジュ界隈のことを喧嘩腰で愚痴られたり、最悪、突然殺戮篇に突入する可能性などはありますが、どう転んでもそのルートに恋路は見込めません。素人さんはやめた方が無難です。

 なんの話でしたっけ。そう、Puffyです。Puffyといえば、奥田民生さんプロデュースで世に出た女性2人組のユニット。力の抜けただらだら感を売りとして、バラエティに音楽番組に大活躍していました。そんなPuffy、当初から台湾などのアジア公演を行い、2002年には「Puffy Ami Yumi」として全米デビューしていたりと、幅広く活動をしていますが・・・今度は二次元に進出するというのです。二次元進出と海外デビューといえば、世界のUtadaがピノコの声を充てていたことがありますが、Puffyは何をするのでしょうか。ちょっと記事を見てみましょう。

 先日公開された映画『スクービー・ドゥ2 モンスターパニック』のエンディング・テーマを手掛けるなど、その飾らないありのままの姿が米国でも受け、いまや“第2の故郷”とも呼べるほど米国でも人気を集めているPUFFY。そのPUFFYがメイン・キャラクターとなったアニメ番組『Hi Hi Puffy AmiYumi』が米国カートゥーン・ネットワークで11月19日より放映開始されます。

 もともと同番組は、カートゥーン・ネットワークで放映されているアニメ『TEEN TITANS』の主題歌をPUFFYが歌った時から計画されていたもの。前向きで明朗快活なAmiとクールで皮肉屋のYumiというキャラクター設定で、二人の実写とアニメを組み合わせながら、ライヴで街から街へと旅する様子や東京での暮らしぶりを紹介していく内容となっています。すでに同番組の公式HPはオープンしており、キャラクター紹介やゲームなどに加え、番組のオープニング・シーンや放映予定であろうアニメも一部公開。またPUFFYが主題歌を歌ったアニメ『TEEN TITANS』のミュージック・ビデオも同サイトでは公開しており、同クリップにはPUFFYだけでなく、なんとギターウルフまでもが登場しているので、ファンは必見です!

[PUFFY、米国でアニメ化!全米メジャー・デビュー作も発売に(CD[+DVD]Journal)]

 Puffy自体がアニメ化。ええと、Puffyがアニメになる、というのは一度メモしたことがあって、概要だけは知っていましたが、実際に絵を見るとびっくりです。もっとも、幾つかの要素が似ている先人に比べるとむしろ無理はなさげに見えてくるのが不思議なところです。ところで、先人のお披露目は今月を予定されていた様な・・・。
 ・・・ええと、なんの話でしたっけ。そうそう、Puffyです。このアニメは米国CARTOON NETWORKでの放映になる為、スカパー!やケーブルで日本の「CARTOON NETWORK」と契約していても、見ることはできません。そもそも、上で話の出ている、Puffyがエンディングテーマを歌った「ティーン・タイタンズ」も日本では今月22日からの放送です。これに関しては、もう待つしかありません。二等身でファニーな2PカラーのPuffyが見たければ、ですが
 日本で露出がめっきり減った分、実は海外で活動していた・・・と考えるにはちょっと沈黙期間が長すぎた上に、アニメに合わせてリリースされるCDが全米デビューアルバムなのが気にかかる所ですが、X JAPANはもっと長い時間をかけて海外盤は出せなかったですから、全米進出には並べて時間がかかるということでしょうか。比較の対象が間違っている気がしますが、冒頭の通り駄目ループ中なので気にしません

 作品自体がどうなるかですけれど、こればっかりは見て評価するしかありません。わかりやすすぎるキャラ付けをされた二頭身Puffyは、果たして日本のファンにも受け入れられる・・・前に、そもそも日本で公開されるのでしょうか。逆に日本での放映は権利の面とかが面倒なことになりそうですけれど・・・ともあれ、同じCARTOON NETWORKの中でも「トータリー・スパイズ」並みにアレな作品にならないことを願ってやみません。
 ちなみに、Puffyのアニメの名前は「Hi Hi Puffy Ami Yumi」。いつかのバラエティ番組を彷彿とさせる番組名にくらくらしながら、このループを脱却しようと思います。

 Псиは、UNDERCODEとMana様のヨーロッパ進出に薔薇色の祝福を送信します。

 


インデックスに戻る