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◇平成17年11月◇

11月03日:Fatima、「to Exit〜Grand Finale〜」のライヴDVD発売

 


平成17年11月03日 Fatima、「to Exit〜Grand Finale〜」のライヴDVD発売

 裾に染み込んでいきました。こんばんは、Псиです。Псиは最近、解散したバンドの曲ばかりが頭を駆け巡る病気が再々々(以下、お好きな数だけ繰り返してください)発している真っ最中。好きなバンドはどんどん増えていき、聞き込むCDもたくさんできていく中で、同じ数だけ解散していくバンドもあるわけで、それは仕方の無いことかもしれません。
 その辺りの曲を、逆に嫌というほど聞き込めば改善されるのでは、とiPodに終わったバンド集というプレイリストを作ってみたものの、いざ通して聞いてみたら状況悪化。akiやKAZUSHIの声に溺れたまま、この界隈においてだいぶ時流に乗れていないものとしてПсиは2005年の暮れを迎えるのかもしれません。・・・だからといって、別段悔しかったり悲しかったりすることはありません。涙が零れているのは気の所為です

 件のプレイリストに並んだ曲の中でも、エントリー資格を得たのが最近のバンドにして、Псиの思い入れもかなり強いバンドにFatimaがいます。
 FatimaはVo.のHitomi改めSanaka改めKanoma、Gt.のMizuhaと4ge、Ba.のLay、そしてDr.のTowaの5人で構成されたバンド。歴史を振り返るとDr.に蜉蝣のVo.がいたりGt.にVanillaのVo.がいたりするのはさて置いて、そのトリッキーな楽曲の数々と詩的にすぎて飛んだ歌詞、そして何より一度見たら嫌でも印象に残る変なステージングに定評がありました。
 また、Fatimaは活動歴が長いのにアイテムの数が少ないことでも有名でした。会場限定のCDを抜くと、そのリリース枚数は実にシングル5枚とミニアルバム1枚だけ。数だけを考えると、PS COMPANY所属バンドなら半年でこなしそうなリリース数だと言えます。
 それだけに、最後にリリースされたミニアルバム「Exit」には、Kanoma作詞が3曲とSanaka作詞が3曲、どうかするとHitomi作詞も1曲と、いろんな時代の曲が集合したのでした。とはいえ、Exitに収録された過去の曲といえば、オムニバスに収録された「peanut」、会場限定シングルとしてリリースされた「紬糸」、シングル曲の「消せない雨」、そして初音源化されたシークレット曲1曲と、「哀愁の底辺」をはじめとした音源化されていないライブ定番曲の数々については音沙汰の無いままでした。

 ですが、そうした楽曲の数々が、解散から半年経った今になって救われるかもしれません。なんと、06月にShibuya O-Eastで行われたFatimaのラストライヴの模様がDVD化されるというのです。それも

■12/21 DVD発売決定!!■

解散から半年…。あの感動を再び!
2005年6月28日O-EASTでのラストライブ(全24曲)と特典集(インタビュー、オフショット他、あの映像も収録!)の2枚組!収録時間3時間超!
いつまでもあなたの心にFatimaは存在します!

【詳細】
●タイトル/to Exit Grand finale 初回生産限定
●料金/\6800(tax in)
●品番/NKRD-001
●発売日/2005年12月21日(水)

[news(Fatima Online)]

 全曲収録。そもそも映像作品自体が皆無だったというのに、最後の最後にこんなものを!
 ライヴ映像も商品として世にでる以上、尺の詰めや演出が目的でない音・映像の加工や編集などは止むを得ないところです。昔々、TMNが終了ライヴ1日目「LAST GROOVE 5.18」の最後の曲である「SEVEN DAYS WAR」で、宇都宮さんが致命的な入り間違いをしたのですが、映像では完全に無かったことになっていたり、最終日の「LAST GROOVE 5.19」のヴィデオではゲストだった松本孝弘さんがいないことになっていたりしていました。
 また、cali≠gariの活動休止前最後のライヴ「カリガリトゥワー★青春特急、都へ!〜天国発野音行き〜★」の模様を収めたDVD「休」もキング・クリムゾンでも発動したかの様にぶつ切りっぷりが甚だしいアイテムです。「ライヴで演奏されたのに収録されていない曲が多い」なんて序の口、「君が咲く山」などはここで歌が始まるというところで突如次の曲へ飛ばされるというひどい扱いなのにも関わらず、パッケージの裏面にはしっかり「君が咲く山」とクレジットされている辺り新手の詐欺と言っても過言では無いかもしれません。
 その意味では、昨年末にリリースされたLaputaのラストライヴを収録したDVD「ALL BURST」などは、「揺れながら...」「ALKAROID」などの曲は削っていながらも、曲をぶつ切りにする様な真似はせず、更にはCGなどで効果を足したりした真当なライヴDVDとして評価できると思っています。ただ、当然MCは無く、最後のアンコール以外はごっちゃになっていたりと元のライヴの構造がよく判らなくなっているのは残念なところですが、2枚目のダイジェストっぷりがなんか素敵なので気にしないフリを貫こうと思います。

 そこへ来て、Fatimaはなんとライヴの模様を全曲収録するというのです。かつてツアー「to Exit」のツアー中、MCで「ドリー・マーズ(Exit収録曲にしてある意味究極な掛け合い曲)でDowner(ファン)の声がきっちりマイクで拾えていたらDVDにする」と言っており、参戦したПсиもがんばって叫んだり咲いたりしたものです。
 その後、TowaによるDVD映像編集の模様がアップされて、どこのバンギャですか、といった感じの写真の多さにあの日の模様が映像になると知って喜んだヒトは多数。そして今日になって、切られる曲すら無いと知って、少なくともПсиはいまさらながらにあの日を思い出して百花繚乱もーどです。

 ただ、Псиとしては、ネタに溢れすぎたメンバーソロとか、「Love Me」前の「Love Me」の歌詞に関する話、更には「紬糸」前のMCや「静む体温」前後のあれ、更にはその後の模様とか、ステージ全部にネタが溢れていただけにMCも含めて本気で全部映像化して欲しいと思っているですけれど。
 それでも、告知にある「あの映像」というのはアンコールの合間に流れたあの映像に違いありませんとか、アンコールから何から全部あわせて2時間40分くらいだったあの日のライヴに特典を付けて3時間超えということは完全映像化も無いことは無さげなどと妄想して悦に入っているПсиは、もうしばらくは終わったバンドプレイリストを聞きながら後ろ向きに歩いていこうと思います

 Псиは、FatimaのDVDに季節を過ぎた紫陽花の色の祝福を送信するのと同時に、cali≠gariは早く「休」の完全版をリリースしてください

 


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