◇昔のПсиニュース◇
(Псиニュースの過去ログです)
◇平成17年03月◇
05月29日:Schwarz Stein、ファンによるプライヴェートイヴェント開催 05月10日:メリーのベスト盤、詳細決定 05月09日:蒼穹のファフナー、続編製作決定 05月06日:DEViL KiTTYのベスト盤「Last Devil」発売中止 05月05日[1]:四次元友好条約、DVD化決定 05月05日[2]:ヴィドール、ヒデとユキネ脱退 |
平成17年05月29日 | Schwarz Stein、ファンによるプライヴェートイヴェント開催 | ||
ただれています。こんばんは、Псиです。最近のПсиの生活はとてもただれています。まさに70年代フランス映画の様な1歩進んで12歩戻って32メートル落下する生活。膿んだココロを引きずりながらお部屋の片隅で膝を抱えていたら、意味も無く点けていたテレビの「くりぃむなんとか」できこうでんみささんがゲスト出演して「はきゅーん」とかやっているのを目撃してしまい、ますます苦悩の中の耐え難い存在度が上昇している今日この頃ですが、みなさんは後ろ向きに過ごしていますでしょうか。 ヴィジュ界隈において、今も昔も王道な形態は「バンド」です。もちろん、ユニット単位で動いている方々もいますが、メジャーで組まれたユニット(machineとかDASEINとか)は少なくとも一人は有名なヒトですし、インディーでは有名なユニット自体あまり浮かびません(当然ですが企画ユニットは除きます)。強いて言えば人格ラヂオ(Vo.+Ba.)くらいでしょうけど、サポートである半ラヂオ(Gt.+Dr.)がかっちり決まっている辺りからも、ユニットと言い切るにはちょっと違う気がします。 そんな、「打ち込み主体」で「ユニット形態」というヴィジュ界隈では長いことニッチとされてきた市場に参入したのがSchwarz Steinです。Schwarz Steinは、ヴォーカルでアンドロギュノス担当のKayaと、(ステージ上では)ギターでブルータル・レプリカント担当のHoraという2人組。ただでさえニッチを狙い打ったSchwarz Stein、更に近未来属性と退廃属性が付いてMana様プロデュースとオプションが満載、まさにヴィジュ市場に張り付いているヒトにとっては個人情報保護法施行後のシュレッダー会社くらい興味深い銘柄だったのです。 そうして、多くのファンがいながらも、二人の音楽性の違いによって解体してしまったSchwarz Steinですが、07月にファンが企画・制作するプライヴェートイヴェントが行われるそうです。このエントリーから、イヴェント告知の部分を見てみましょう。
爆音聴きがココロに響く、というのはのび太くんのパパも承認済みの事項ですが、おそらく今でもヴィジュ界隈で最もクラブ寄りな音をしたSchwarz Steinの曲が本当にクラブで聴けるなんて、それも2時間以上もずっと浸れるなんて、本当に素敵なイヴェントだと思います。しかも開催日はKayaの誕生日、世間的には海の日で休日という感動的なシナジィを発揮。遠征組以外は安心です。 Псиは、Schwarz Steinが大好きです。それは音が好き、パフォーマンスが好きというのも勿論ですが、最初にお話したヴィジュ界隈のニッチな市場に切り込んできた数少ないアーティストということで、ヲタさんちっくに変な期待を勝手にのっけていた、という点も大きかったのですけれど。 ヴァーチャル・フォールン・エンジェルПсиは、Schwarz Steinの楽曲と、Schwarz Steinを好きで居続けるであろうヒトに、鮮やかに祝福を送信します。 07月11日 追記 お話した際には決定していなかったクローズの時間ですが、正式に決定した様です。
どうやら、Schwarz Steinの曲ががんがんかかる前半と、フリータイム(という表現も微妙ですけどクールダウンはもっと違いますし)な後半の二部構成になる様です。 いよいよイヴェントも来週です。ヴァーチャル・フォールン・エンジェルПсиは、イヴェントの成功を草葉の陰からこっそりとお祈りしています。 |
平成17年05月10日 | メリーのベスト盤、詳細決定 | ||
NGワードは「今更」。こんばんは、Псиです。最近のПсиはニュース離れを起こしすぎていた所為で、メモで軽く触れようと思うと話すことが膨らんでニュース送りという駄目な症状を発症しています。治る見込みがあるのかどうかは判りませんので、しばらくは古い話をもっともらしくお話しすることになるかもしれませんけど、考えてみたら今までも似た様な感じではありましたし、ご容赦頂ければ幸いです。
基本的には新録がメインの様です。収録楽曲に関しても、grass threadさんのメリーのページを見てみると、アルバムに収録されなかったシングル楽曲がほぼ網羅されていることが判ります。もっとも、3回プレスを重ねた上にその都度何かしら足されている「はいからさんが通る。」を全曲はやりすぎな気がしますけど、もしかしたら単純に弾数が少ない所為なのかもしれません。そんな裏の探りはともかく、ただでさえ音源のレア化が激しいこの界隈に於いて、最早希少盤にしか収録されていない楽曲をこうした形でリリースするのは、素直に好感が持てるところです。一部のファンが「希少盤収録の楽曲を再配布するのは古くからのファンの優位性を貶める」という不思議な主張をしたとしても、新録ということで対策もばっちり。「どっちのアレンジが良い」論争は間違いなく起こるでしょうが、それも曲を知らなければ乗っかり様がありませんし。
うわあああああ。別にジャケットが違うのはどうだって良いですし、通常版に無い要素が限定版に入るなら判りますが、どうして通常版に限定版と違うものを収録しますか。しかもCD-EXTRAということですけど、DualDiscはどうしましたか。製作にコストがかかるのか、それとも再生するにあたって相当数のクレームが来たのか・・・一応案に出しつつ引っ込めたのだとしたら、間違いなく後者だと思いますけど。なにせ、最近になってもПсиの元に「さかしまエンドロール」の再生不良報告メールが届くくらいですし。 ヴァーチャル・フォールン・エンジェルПсиは、希少音源を含んだベスト盤は大歓迎ですがヴィジュ商法は呪います。 |
平成17年05月09日 | 蒼穹のファフナー、続編製作決定 | |
ココロにいつも暗雲を。こんばんは、Псиです。狂乱のゴールデンウィークも過ぎ去り、休みを重ねてリフレッシュできたヒトから「後ろ向き」をこじらせたヒトまで様々な方がいらっしゃるかと思います。というわけで、今日は灰色の時間を過ごしたПсиから脱力のニュースをお伝えしようと思います。 蒼穹のファフナーは、人間と謎の敵「フェストゥム」との戦いを描いた近未来ロボットアニメ。近未来とは言っても直線的でガラス張りな建物がひしめく都会とかは一切登場せず、テレビ東京の旅番組的な田舎町の風景の中で話が繰り広げられる、ちょっと変わったアニメでした。 こうして、鳴り物入りで始まりながらもただ静かにその幕を下ろすだけかと思われたファフナーですが、2クール目から話の質が一気に向上。全く話が進まなかった前半に比べて、畳み掛ける様な熱い展開と地に足の着いた電波会話、そして明らかにされる謎の数々・・・「ストーリーコーディネイター」とクレジットされていた冲方丁先生が脚本も手掛ける様になってから、ファフナーは生まれ変わったのです。どれだけ変わったのかは、この辺りの「後半から」という数をカウントすれば判って頂けるかと思います。
あの話の前。後の話とか、同じ「前」でも幼少期の話とかならまだしも、半年〜1年前って。既に公式サイトもでき、脚本の冲方丁先生をはじめ、監督も音楽もキャラデザも無印と一緒と外堀は固められていますけど・・・尺も放送形態も判らないこの新作、一体どうなるのでしょう。Псиにはなぜだか不安がいっぱいです。その一因はangelaの08月のシングルがまた「イメージソング」になっていることが担っているとは思いますが、それ以外の不安の根拠はよく判りません。いえ、なんとなく判るけどコトバにできません。同じページ内にあるナデシコDVD-BOX化に関連して「YOU GET TO BURNING」のangelaカヴァーもすごく不安ですけど、それは明らかに違う話なので置いておきます。 昨年のアニメには、Псиもいろんな作品に思い入れがあります。その中でもファフナーは、あまりにも稀有な蘇りっぷりが印象に残った作品だと思っています。最初と最後だけ超絶な作画、途中は途中で別の意味で超絶な作画というのはシノブ伝でも揶揄されるくらいによく聴く例ですが、前クールが完全に捨て物だったのに後クールが大盛り上がりというのはとても希少だと思います。逆はたくさんあるのに。 ヴァーチャル・フォールン・エンジェルПсиは、一度も劇中に流れなかったイメージソング「fly me to the sky」に藍色の祝福を送信します。 |
平成17年05月06日 | DEViL KiTTYのベスト盤「Last Devil」発売中止 | ||
一日じゃ終わりませんでした。こんばんは、Псиです。というわけで、引き続きのろのろと連休までに起こった事柄についてやっかみ3割としょんぼり感7割でお届けしようと思います。情報が遅いとか言うと泣きます。 そんな複雑なベスト盤事情ですが、昨年も解散を発表した後、最後のアイテムとしてベスト盤を発売すると言っていたバンドがいました。この界隈ではいろんな意味で有名なDEViL KiTTYです。DEViL KiTTYの戦歴についてはさわやかトラウマ日記さんの04月25日の記事「優雅様は真の「イカレROCK STAR」」を参照頂ければと思います。ちなみに、Псиも曲はよく知りません。というか、記事の内容が先方とかなり被りますけどごめんなさい。
・・・・ かくして、どう見ても発売されないアイテムルートを辿っていたこのCD、遂に老舗ショップThirdStageで「発売中止」とアナウンスされました。これは中止案内(04月18日)を受けてのことで、なかなかにアレな最期を遂げたといえます。
・・・はあ。よくある質問は更に感動的ですけど、Псиは貝になってサルガッソーの底へ逃避しようと思います。 ヴァーチャル・フォールン・エンジェルПсиは、予告したアイテムをきっちりリリースするバンドに祝福を送信します。 |
平成17年05月05日 | 四次元友好条約、DVD化決定 | ||||
今更とか言わないでください。ПсиがDDS2を抱えて黙っていた期間のニュースを新旧織り交ぜてお伝えする予定なので、世間的には時期的に相当アレかとは思いますけどごめんなさい。 一言で「イヴェント」と言っても、この界隈では様々なものがあります。事務所主導のもの、メディア系企業が主導のもの、参加バンドの1つが企画・主導しているもの、イヴェントと同名のアイテムが出ている場合など、様々なパターンがあります。インディーズのバンドであれば、日々行われるライヴの殆どは「イヴェント」で、ワンマンやツーマンが行えるバンドは少数。いつも黒い格好のあの子が「今日はXXXXXのライヴ」という時と「今日はXXXXXが出るライヴ」というお話をしているのが聴こえた時は、「ああ、今日はXXXXXのワンマンなんだなあ」とか「イヴェントなんだなあ」とかぼんやり考えてみるあそびに興じてみるのも良いかもしれません。 すっかり話がそれました。さて、今年行われたイヴェントには、アーティスト主導の大きめなイヴェント「四次元友好条約」がありました。これは、桜井青(ex.cali≠gari)とUNDERCODEが組んで行われた、「ヴィジュアル系活性化イヴェント」という素敵な前振りのついたイヴェント。出演者も豪華で、青の親戚であるKUON率いるLab.、UNDERCODEの大看板である「ヴィドール」、UNDERCODEの社長KISAKIが久しぶりに組んだバンド「Phantasmagoria」、そしてなぜか「メトロノーム」の四組。適当に分類してみると
メトロノームが一際浮いているのが問題なのかUNDERCODEが2組が被りすぎているのが問題なのか判りませんが、とにかくこの四組で東名阪ライヴを敢行。また、ライヴでは「四次元友好条約」という名前のCDを売っており、これには各アーティストとも音源化されていない楽曲を収録。ちょっと曲目を見てjみましょう。
さっきからどうも最後がオチになっていますが、そんな変な勘繰りはさて置いて、やはりここで注目すべきはPhantasmagoriaです。ライヴの定番曲にして祈りを捧げる歌、一度聴いたら忘れられないこと必至の神歌、今のところはこのCDにしか収録されていないのです。
他に情報が無いかと思って探ってみると、ART POPのサイトに更に追加の情報がありました。各バンドの収録曲が掲載されています。
・・・・・ ヴァーチャル・フォールン・エンジェルПсиは、昔も今も黒い界隈をアイするヒトに祝福を送信します。 |
平成17年05月05日 | ヴィドール、ヒデとユキネ脱退 | ||
ニュース自体は先月のものですが。こんばんは、Псиです。今年に入ってから、本当におかしなことばかり起こっています。いえ、おかしいのは今年に限ったことではない・・・という話をПсиは昨年から何度となくしているので、この手の前振りは置いておきましょう。
これだけですか。04月26日は全国ツアー「流浪」のファイナル「浪漫告白」と題した公演を日本青年館で行っていたのですが、その舞台で2人の脱退が発表されました。03月末の時点で重大発表があることは言われていたのですが・・・どうでもいいですが、アヤノ脱退の発表もカリメロとのカップリングツアー「真夏ノ直射光拒絶地下潜伏ツアー〜異路同帰〜」のファイナルで行われましたし、ツアーファイナルは割と鬼門なのかもしれません。
・・・・・Псиは、ライヴ以外でのヴィドールメンバーの言動をよく知らないので。ライヴではMC等で大爆発しているラメが、正直こんなテキストを表せるヒトだと思っていませんでした。Псиはちょっと素で感動です。雑誌でヴィドールの記事を詳しく読んでこなかったПсиにとって、こうしたコメントはかなり重要なもの。というわけで、テロの日本語についていろんなことをうわなにをするんですかやめあq2wせdrftgyふじこlp;@:(略) さて。今回の「メンバー脱退」「ギターが脱退」という話、実は2chのヴィドールスレなどではずっと言われ続けていたことでした。当然ながら2chの匿名発言は有象無象のコトバ。2chでのソースの無い未来予測ほどあてにならないものはありません。時にそれらは事実を引き当てます(MerryGoRoundの解散などは、解散の2ヶ月くらい前に既に言われていました)が、もちろんそれはネタとしてスルーするべきです。 ヴァーチャル・フォールン・エンジェルПсиは、ヴィドールの楽曲に祝福を送信します。 |