2005年09月23日

保育 器..の中→気づいた//「シアワセ」という∞催眠∞\\

 ひさしぶりの仮想川崎。
 仮想JR川崎駅周辺の仮想商店街とその向こうの延々と続く路地裏に代表される良い具合の雑多っぷりと、無駄に大きい仮想ヨドバシカメラだの仮想DICEだの仮想陸橋だののハイソな都市っぷりの隙間を埋める様に大繁殖した黒ロリやロリ。仮想券売機付近で柱によりかかっている黒いヒトを見ながら、ああ、ПсиはひさしぶりにPhantasmagoriaに逢えるんだと思ったことでした。
 Phantasmagoriaに逢える、ドレミ團に逢える、メトロノームに逢えるというのにПсиはなぜかiPodでヴィジュを聴く気分になれず、ひたすらΛuciferを、しかもアルバム「BEATRIP(2枚目の方のアルバム)」を、もっと言えば「CARNATION CRIME」ばっかり聴いてました。歌詞はしっかり覚えている筈なのに、歌ってみようとすると「♪なんたらかんたらなんたら~ かーねーしょんくらああ~い」になってしまうCARNATION CRIMEが素敵すぎて、先の退廃的な仮想川崎像と併せて涙が止まらないのですようわあん(おちついてください)。

 ふらふらと物販へ出向いて、Phantasmagoriaの「幻影像II~SIN SCREEN FILM~」を購入。会場でIを購入したら安かった+サイン付きだったので期待していたら、案の定\500引きでした。Phantasmagoriaは物販で買おうと強く思った瞬間だったり。

 今日はひさしぶりのコドモやらドレミやらPhantasmagoriaやらがひしめいているというのに、とっても調子が悪かったので殆ど後ろでしょんぼりしていました。しかも早乗りして遅刻という熟練の業まで披露。いつも以上にぐだぐだなレポをあなたにおくる(なぜか今更語尾だけHIIH(映画版リング主題歌))。


 レーベル対抗、秋の大演奏会~お残暑ざんしょ?残暑フェスタ'05 @ 川崎CLUB CITTA' 2005+09+23 [メトロノーム・spam_life・Phantasmagoria・ドレミ團・秘密結社コドモA・lab.・カミカゼ少年團 OA:SPEED-D EPISODEII]

 順番予想はOA→spam_life→カミカゼ→コドモA→lab.→ドレミ→Phantasmagoria→メトロノーム。予想というより見たい順番。ただ、Phantasmagoriaは中盤を固めるパターンが多そうなので、そうなるとコドモの前にPhantasmagoria?とかぐねぐね考えつつ。


・OA:SPEED-D EPISODEII

 遅刻
 入ったら最後の曲の掛け合いでしたが、なんだか体調不良が悪化したので「浅い眠り」のクリップ(©中島みゆき)ばりに壁にひっついていました。っていうか誰ですかこのヒトたち。


・spam_life

 よさげ。
 シンセが一人勝ちの気もしますが、というかたまに耳に入る歌詞が不安になりますが、それでも普通によさげ。
 普通によさげといっても暴れる様な曲でもない為、引き続き壁の住人に。


・カミカゼ少年團

 ああ、ドレミがこんな順番で出るんだ、なんか格好がストイックな上流貴族から頑張るプロレタリアートになったなあ、マコトはあんなにさらさらな髪だったのに染めた上に爆裂させちゃったんだなあと思いながら曲を聴いていたら初遭遇のカミカゼで、そもそもПсиがどうしてドレミだと勘違いしたのかを考えている内に出番終了。
 曲があまり記憶に残っていないのは、この登場バンドの中でインパクトが少なめだったのか、はたまたПсиが壁画の一部になっていた所為なのかは判りませんけれど、とりあえず嫌いでなさそうなことは確かです。


・秘密結社コドモA

 2回目。とはいえ、前回は遅刻だったので出る所から見るのは今回が初。
 前回の印象では


  • シャラクばりに不思議な歌い方をする

  • シャラクばりに喋りが挙動不審

  • というか全体的に色々変


 ということで様子見だったのですけれど(Псиの中でシャラクがどういう位置づけなのかは聴かないでくださいおねがいします)、今回見たら歌い方も曲調もまるっきり変わっていた様な印象で、なんだか普通に歌ってるし曲調もちょっぴり打ち込み打ち込みな感じですしMCがばかですしПсиの中で何かのフラグが立ったのを感じました

どうも~、秘密結社コドモAでーす。
もうすぐ三十路で~す

 年齢暴露から自虐ネタにつなげるコンボは、この界隈の新ブームですか。
 あと、突然MCで

やれって言われたのでやっておきます。
降臨、三秒前~!!

 大騒ぎの客席。なんだこれ
 全然コテじゃないキャラ付け等々も然ることながら「ヴィジュアル系ってみなさん衣装とかすごいじゃないですか」→「(この衣装の所為で)トイレへ行って困った」→「なんでこんな話してるんだろう」→「みんな、(オーソドックスな排泄物の呼称)大好き~って僕の後に叫んでください(以下連呼)」→「二階席からみんなの好きなヒトが自分のこと見てるかもしれないけど(オーソドックスな排泄物の呼称)大好き~」→「(ひとしきり叫んだ後)大半が引いたと思うので次に行きます」なんてMCを持ってくるコドモはどうしてUNDERCODEなのかとうねうね考えていたПсиが、「ああやっぱりコドモはUNDERCODEなんだ」と思った瞬間でした(歌リスペクトはUNDERCODEに限った話ではない気が)。

 とりあえず音源を買いに・・・ああ、会場で買えばよかった。やっぱり会場で買うと\500安かったりするんでしょうか(<UNDERCODEはみんな会場で安売りしているわけでは)。


・Phantasmagoria

 ああ、やっぱり中盤に来た。
 ということは、Псиは後半でlab.を迎えなくちゃいけないにちがいないんだわ(©語尾だけM:I-44(何故))。
 緞帳に貼り付けてあった白いスクリーンが、今日初めて使われて。場内が暗くなると突然Phantasmagoriaロゴが投影され、始まったのは「光に降る雨」のクリップ。幻影像Iは屋内クリップしかなかったのに、今回は野外なんだと思っているとサビが終わった辺りできらきら光るPhantasmagoriaロゴどこのavexのCMですかっというПсиの突っ込みにシンクロしたのかどうなのか、会場から微妙に笑いが。
 そして幕が開いてPhantasmagoria登場。メンバーが全員なぜかくるくる回りながら登場する様に唖然としつつも上手花道付近をキープ。そのまま咲いたり逆ダイしたりで大忙しでした。ところで、クリップなんだと思ったら実際演奏していてびっくりな類のサプライズを期待するのは大昔のTMすきーだけですかそうですか。

 某やんごとなきお方から「NEVER REBELLIONのフリ=ゲッツ(©ダンディ)」と聴いていたですが、実際見てみたら本当にゲッツでどうしても笑いが止まってくれないことでした。
 「NEVER REBELLION」絡みのフリに今更突っ込むなんて時代遅れも甚だしいのでしょうけど、戮には是非仮想日本のハコの人口密度を鑑みて咲くというより真横に半端に両手を広げる類のフリをご一考頂きたいですよっとか後向きにココロの中でつぶやいていきたい所存(何)。
 戮といえば、衣装の背中が開いてるしふとももが絶対領域ですしどうすればとかどうしてこんな気持ち悪いこと考えてるですかПсиは。後ろにのけぞって絶叫するのがつくづく似合うヒトだと思ったことでした。

  • Pixy false
  • 未完成とギルト
  • NEVER REBELLION
  • NEO ARK

 歌はまさに狂乱の舞台で・・・
 ・・・・あ、戮が何列か前に落ちた
 長いことかかって這い上がってから「降臨三秒前」を決めた後、後に妃に絡もうとして近づいたらなんかベースで弾かれてた様に見えたのはПсиの気のせいですか。
 あと、手をぐるぐるしていると頭の中で「♪ぐるぐるまきし~ちゃうからね をうをうを~ か~くごしと~い~て~」というキャッチーなメロディに乗せた邪念が発生するので扇動者の戮様(自称)には頑張って頂きたい心境(自分でなんとかしなさいな)。

 最後、歌のヴォーカル部分が終わったところで戮が上手へ脱出。どうでもいいですが、どうして登場と一緒でくるくる回りながら去りますか
 戮がいなくなった舞台で、突如妃が台に乗り・・・あああ、あのポーズをなんて表現すればいいですか。とりあえず、他三人が楽器に手を掛けたまま固まっているのを前提に、次のポーズを実際やってみてアレさを体感してください

  • 足を肩幅に広げて立つ
  • 左手は真下を、右手は真上を指差す
  • 180度を保ったまま、時計回り(自然に動く方)に腕を30度ばかり回転
  • ちょっと斜に構える

 この複雑な過程を一瞬でこなして直立不動。なんだこれと思っているとそのまま緞帳が下りてきた!!やりすぎ、やりすぎですよ!!(大笑いしながら)
 でも、緞帳は途中で直立不動の妃に引っかかってしまって、妃は華麗に台から降りて舞台の後方に引っ込んでしまったのでした。華麗に降りる時の妃が恥ずかしそうに笑っていた気がしますが、それはきっといたずらな秋の太陽がПсиに見せた幻影なのにちがいありません(屋内です)。


・ドレミ團

 赤。
 赤紅朱(ちがいます)。
 ごめんなさい、いくらひさしぶりだったとはいえカミカゼ少年團をドレミなんて勘違いして本当にごめんなさい。Псиは修行が足りませんがドレミの音源はって彼岸花買ったの先月の終わりとかですけど(えー)。

  • 戀想遊戯
  • トワイライトミックスジュースブギ
  • ハーメルン
  • 彼岸花
  • 青空時代
  • ダウン・バイ・ロウ

 今日のПсиは本当に駄目だと思いました。短パン+ハイソックスで絶対領域が膝にあるのになんであなたは正座をああああとかそんなことばっかり考えながらマコトを見ていたПсиは本当にもう駄目。だれかおくすりをください(コドモの無邪気な泣き顔で)。
 それはそれとして、Phantasmagoria後だからかlab.前(推定)だからか客席の密度がちょっぴり下がった上に、マコトが何言っても何やっても盛り上がりが微妙という悲しい状態に。どうして曲中の客席はあんなに激しいのに。不憫。
 そんな状態だったので、ハーメルン後のMCで販促おしらせ後にチケットのメール予約+振り替え手順を延々と語っていた時もほとんど反応無し。マコトの笑いが痛々しい。所々噛んでますし。この空気はどこへ収束するですかと思っているところへ

 「まず~、メールを送って~、郵便局へ行って~、振込み・・・振り替え?振込み?・・・・(無音続く)・・・ええと、じゃあ・・・まずはメールを送ろうかあああああっ!!!(©戮)そして郵便局で振込みをしようかあああっ!!!口座番号は○※×▲※■∞×◎あああああああああああっ!!!!!

 むしろ戮がマコトに降臨っと思っていたら、そこで突然「だんだん だんだ だんだん」という演奏が!!マコトもマコトですけど、他のメンバーも悪乗りしすぎですってばきゃあきゃあ(祈りを捧げながら)。
 3ターンくらい終わったところで「って、まてええええええっっ!!」と歌展開を止めたマコトがПсиはなんだか大好きです。

 あ、MCのことしか話してない。


・lab.

 もうlab.はいいですよっ、どうせ新曲始まりなんだから~と思っていたら本当に「END OF THE WORLD」始まりでがっくり。この曲は好きですけど、ライヴだと最後の「えんどおぶざわ~」が繰り返されすぎる印象が。
 壁に寄り掛かって見ていると、激しい曲も雰囲気系も限りなくまったりで、かつ毎度曲が一緒というかアルバム2枚出したんじゃなかったでしたっけ。いえ、演奏曲が変わらないという意味ではPhantasmagoriaも一緒なのですが、その点・・・あれ、同じことを最近一回お話した気が。いや、でもlab.では同じことしか言ってない気もするですし・・・あああ。

 ただ、それでも今日は興味深い点があって。
 初期のlab.のMCといえば毒というより斬りつけるだけのオバンギャ弄り、最近のlab.のMCといえば自虐ネタがメインだったわけですが。Псиもlab.のすべてが嫌いというわけではなくて、いつも同じな雰囲気とどうしていいかわからない曲に馴染めないだけなのです。もっとも、その2点はポジティヴな感情移入を妨げるという意味では大変に致命的なので、音の入るマイクでがんがん頭や胸を叩きながら煽られたところで「ああ、あれはきっとハコのマイクなんだなあ、壊れたらいくらかかるのかなあ」などとぼんやり思うくらいに引いた目で見てしまう、というのはありますが(駄目)。
 そんなПсиにとって、MCは最近のlab.におけるひとつの楽しみだったわけですが、じゃあMCがなかったらどうなのか、むしろあの長いMCが無いことで曲に集中できていろんな発見ができて楽しくなれたですよひゃっほうとハッピーな気分になれるのか、と常々考えていたのです。

 でも、MC無しなんて機会はそうそうないだろうなあと考えて妄想にピリオドを打つ毎日だったのですが、なんと今日のlab.はMCなしでした。というか、今日は全体的に淡々と進んで、spam_lifeが宣伝トーク、あとコドモAとドレミ以外は殆どMCが無いまま進行したのでした。
 今まで切った分lab.がゆっくり、なんてことはなく、この淡々とした進行にlab.も乗ったカタチでした。・・・そして、MCの無いlab.は案の定Псиに赦された最後のココロの引っ掛かりすら奪った格好になって、結局こうして壁際でぼおっとステージと客席を見ながらゆうごはんのことを考える薄暗い天使(714歳)を発生させるに至ったのでした。
 服装とかは好き。パフォーマンスも嫌いじゃない。竜太朗(Plastic Tree)互換の煽りも嫌いじゃない。でも、ライヴが見てられない。自分でもどうしてこんなにlab.がわからないのか、見当が付きません。

 とりあえず、音源なら好きになれるかもしれませんから、どれか買ってみることに。アルバムとか。


・メトロノーム

 lab.を楽園に行く為の苦行と位置づけるのはあまりにも不憫ですけど、それにしたって今日のメトロノームは素敵でした。噛まなかったですし(そこからですか)

  • 一週間
  • 確証BIAS A GO! GO!(新曲)
  • φD-SANSKRIT
  • めんどくさい
  • (EN-1)不機嫌なアンドロイド

 メジャーどころ満載ながらも「朧」も「空」も両方好きなので無問題。というか、φDがラス前とかの不思議な構成に胸を打たれたことでした。
 再び上手花道付近に復帰して、フクスケ分をいっぱい吸収したことでした(嫌な表現)。MCで散々「いいアルバムだよ~、お買い得だよ~」と連呼していたアルバム「Electric travel」からの新曲をやるということで、真っ先にシャラクによるフリ指導

 シャラク:「みんな、電車・・・・・・・・」
 客席:「(男~?男~?)」
 シャラク:「・・・電車、男。いや、電車男は全然関係無くて、電車の車掌さんのこういうの(指差し確認)、左(左向いて指差し)、よーし(前向いて指差し)、右(右向いて指差し)、よーし(前向いて指差し)って、みんなもオタク(たぶん鉄ヲタ)になった気分で一緒に

 どんな指導ですかこれはとか何つられて「電車男」って言っちゃってるですかとか突っ込み甲斐がいっぱいありながらも始まったフリ指導、左→前→右→前→わー、わかんないや~(手を振る)でサビを乗り切って下さいという大変に素敵な内容。そうして始まった「確証BIAS A GO! GO!」はサビ以外殆ど語りな上にサビ自体も格好良さげな、なんとなく「不機嫌なアンドロイド」な頃の香りがした曲でした。アルバムは本気で期待。

 フクスケMCは残暑絡みで色々しでかした(噛んだり)気がしますけど、記憶が曖昧なので思い出したらこっそり追加する方向で。φDの「4D」後に発生したリウとフクスケの大追いかけっこ大会が気になりました。


 ごめんなさい、本当にこんなアレなヒトが煩悩垂れ流した様なレポでごめんなさい。きっと入りの前にふらふら揺れながらΛucifer聴いてたのがすべての元凶なのです(とばっちり)。
 バンド数が多かった所為か、淡々と進んだ印象があったり、曲数がちょっと少なめかもと思ったりはしましたけど、素敵なバンドばかりだったので満足です(ちらっとしか見てないOAとlab.除く)。コドモAについては認識を改めましたし、ドレミは・・・あああ。
 元々の体調不良とPhantasmagoria疲れとメト疲れでふらふらしながら、仮想川崎から脱出したのでした。でもシアワセ。


 おまけ。

 lab.アンケート(解説部分)

 FAX番号は一応伏せてます。
 わあ、なんてハイテクかつ素敵な試み。この方式が普及すればビニバ等の備えがないヒトがライヴ会場でアンケートをどうするか悩んで右往左往する、お馴染みの不幸な事例が減りそうです。もっとも、ビラはどうにもならない上に、lab.についてはПсиはアンケート出せないので如何ともし難いところですけれど。
 そんな風に微妙に感心したですが、上部を見ると

 lab.アンケート(ヘッダ)

 あまりにも適当すぎませんか

♪~CARNATION CRIME[Λucifer]

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