2006年10月24日

とおく、とおく、ひかりがよぶ。もう、いかなきゃ。

 突然AreaEditorが使える様になりました。やったことといえばSleipnirのバージョンアップくらいですが、バージョンアップ後も数日は使えなかったはず。いったいなぜ。


 iPodのカレンダーをまともに使ってみようと思って。
 最近(5G以降)のiPodにはカレンダー機能が付いていますが、基本はMacにデフォルトで入っているiCalかWindowsのOutlookしか同期が取れない、とされてきました。Outlookなんて入っているわけがないので、結果何も無いカレンダーを眺めて記憶力試験あるいは妄想訓練とかの用途にしか使えなかったのですが、これでライヴのスケジュール管理ができたらどんなに楽なのかしら(背景にすずらんの花びら乱舞)と目を輝かせながら思い立って、どうにかする方法を真剣に考えることにしました。

 実は、この目的でMozilla Sunbirdを既にインストールしていたのですが、iCal形式のファイルのエクスポート方法がわからずに放置してしまったオモイデがあります。というわけで、他の方法を探してみたところ、どうもGoogleカレンダーをiCal形式で保存するgetCalsというアプリケーションがあるみたいです。早速ダウンロードして使ってみることにしました。
 とはいえ、これを使う為にはまずGoogleカレンダーに予定を登録しなくてはいけません。無地のカレンダーを無地のカレンダーに反映させたところで、FFIIのラスボスにケアルLv.16を使うくらいに意味がありません。アンデッドなのに。ストーリー的にも絵的にもアンデッドなのに。効かないなんて。何年来かの謎。
 Sunbirdに登録していた予定も含めて、最近行ったライヴやおでかけの予定(過去形なのに予定という表現がすごくアレですが)をぺちぺちと登録。その後、getCals.iniを環境に合わせて編集です。readmeの英語は対して難しくありませんが、記法としてはこんな感じ(ちなみにバージョンは0.21)。

location|(PCに接続したiPodのCalendersディレクトリを指定)
csvlocation|(オプション設定。取得したiCal形式のデータをcsv形式で保存しておきたい場合、csvファイルを置くディレクトリを指定。ここでは場所だけ指定する。ファイル名は後で指定)

calendar|(カレンダー名)|(「カレンダーの管理」>カレンダー名>「個人用 URL」の「ICAL」に張られたURL。locationにで指定された場所にカレンダー名.icsというファイルが保存される)
csv|(カレンダー名)|(URL。頭にcsv|が付いている場合、csvlocationで指定された場所にカレンダー名.csvというファイルが保存される。csvを保存する必要が無い場合は指定する必要無し)

 カレンダーが複数ある場合は、calenderディレクティヴとcsvディレクティヴ(ディレクティヴと言っていいのかどうか)を複数書きます。
 たとえば、iPodのドライブレターが(D:)、csv保存場所をマイドキュメント(ユーザ名はASAGIとしましょう)、カレンダーがライヴ関連(名称:live)と私設薔薇園訪問関連(名称:gardenia)の2つだとした場合、たぶんこんな感じです。

location|D:\Calenders\
csvlocation|C:\Documents and Settings\ASAGI\My Documents\

calendar|live|http://www.google.com/calendar/ical/gmailのメールアドレス/private-英数字の謎文字列/basic.ics
calendar|gardenia|http://www.google.com/calendar/ical/英数字の謎文字列@group.calendar.google.com/private-英数字の謎文字列/basic.ics
csv|live|http://www.google.com/calendar/ical/gmailのメールアドレス/private-英数字の謎文字列/basic.ics
csv|gardenia|http://www.google.com/calendar/ical/英数字の謎文字列@group.calendar.google.com/private-英数字の謎文字列/basic.ics

 後はgetCals.exeを叩くと、DOSプロンプトが起動してそれっぽいメッセージが出てきます。Псиの環境ではこのプロンプトは自動では終わってくれない様なので、csv処理完了のメッセージが出た後にCtrl+Cを押して強制終了しました。上の例ならD:\Calendersにlive.iscとgardenia.icsがあるのを確認後、同期を切ってiPodのエキストラ>カレンダーを見てみましょう。予定が入っているところには旗が立ってるはずです。
 ちなみに、iPodのNotesは4KB制限がありますが、どうやらCalenderのNotesでは4KB以上のテキストを表示できるみたいです。8KBくらいのテキストが普通に表示できてますし。ああ、なんて便利。携帯電話のスケジューラと違って自分で入力ができませんが、携帯電話のスケジューラよりもずっと多くの文字が入力できます。予定は携帯で確認して日記的な履歴をGoogleカレンダーなりiPodなりで見るとか、やり方はいろいろありそうです。グループで使ってるヒトはもっと使い方あるでしょうし。

 readmeにもありますが、もしもgetCalsが気に入った場合は$2を寄付するかスポンサーのリンクをクリックするといいと思います。Псиはスポンサーのページに飛びました。40回くらい(やりすぎです)。

♪~オーロラの不思議な街[PSY+S]

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