2004年11月06日
霧に包まれて何も見えない
やっと買ってきました。
こんなにCD屋さんを駆けずり回ったのも久しぶりです。
・・・思い返せば、例年は「専門店に行けば必ず売っている程度」の探し物ばかりだったのに、今年に限っては「探し回らないとどこにも無い」類いの探し物ばかりでした。ナイトメア・オブ・ザ・ドルアーガの限定CD付をフライング発売しているショップを探し回り、蒼穹のファフナーのシングル2枚(「fly me to the sky」「Shangri-La」)を発売日に探し回り、マイネリーベ〜優美なる記憶の限定CD付を発売二週間後に探し回り、merrygoroundの「merrygoround is dead」初回版も探しに探したり、気分は犬のおまわりさんの手すら借りたい様な状況略して疲れたよパトラッシュなのですよ(錯乱注意)。
今回も、発売日からずれた所為なのか、それとも予想以上に出荷数が少ないのか、何軒もCD屋さんをはしごしたのに見つからず。ショップに入ってはアニメサントラの棚を見て出て行く、という一般的には大変希有なルーチンワークを経て、ようやく。
ようやく手に入れたのです。
・・・これを手に入れた記念+速報もレビューも止まっている記念(それは記念と言いません)で、BL部のBLOGでひとりファフナー祭りをやろうと思っているですけど、今日はその前哨戦というか練習。
Псиは蒼穹のファフナーに今まで付き合ってきて、正直いろんなキモチが錯綜しすぎて身が保たないとか、そのキモチの大半が負の方向とかで大変だったのですけれど。最近のファフナーは本来の役目を思い出したかの様に展開が早く、あのひどい苦痛は過ぎ去ったのでした。
そこへ来てサントラ+ドラマCDです。
音に関しては文句を言うつもりはありません。戦闘時の曲を聴くと最終人型決戦兵器が脳裏に過りますが、そんな些細なコトバは脇に置いて、音は普通に素敵だと思うのです。
・・・でも。
ドラマCDって、一体何をするのでしょう。
話を補完する様な話が入っているのでしょうか。
それとも、メインとは全く関係の無い、サイドストーリー的な話を収録しているのでしょうか。
エヴァンゲリオンの「ADDITION」に収録された「終局の続き」というドラマや、ラーゼフォンのサウンド・ドラマなどは本編の辛気臭さを忘れさせるくらいに笑えるお話でした。
こうした先人の例もありますし、何より辛気臭いお話のサイドストーリーが辛気臭かったら気が滅入ります。ファフナーが一度笑えるお話を出してきたことなどを思い描きつつ、単純に笑えるサイドストーリー的なものを期待してファフナーのドラマCDをドライブに突っ込んでみました。
すると。
トラックが1つだけ。
そうです。CDの中には、トラックが1つあるだけなのです。Псиの頭にトラック分けされなかったがばかりに最初で投げて聴かなくなったタイトルの数々が浮かびます。33分という時間をどう見るかで評価が違うでしょうけど・・・トラック分けがされていない時点で、Псиは早くもリタイア気味です。
でも、文句ばっかり言っていてもはじまりません。
さっそく再生してみます。
・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・ぁぁ
・・・・・・・・ぁぁぁあああああああああああああああぁぁ(カメラが不自然に上方へパン(©Devilman))
なんですか、この脳が溶けそうなのは。
一騎くんが島を離れる直前と直後を描いているのですけれど、会話がすべて電話で表現されている上、基本的には設定垂れ流しです。どうして一騎たちはいきなりファフナーの操縦ができたのか、本当は総士が翔子や甲洋をどう思っていたのか、死後の翔子の評判を貶めたのは誰か、といったサイド・ストーリーなんて場所に置くには勿体ない話ばかり。加えて、話が鬱すぎて聴いてて疲れますが、トラックが分かれていないので一時停止以外に休憩の手段がありません。WonderSwan以降のファイナルファンタジーI・IIですか。
後半パート最後のお約束さ加減も併せて、聴き終わった時には消化しようの無い疲労がПсиの中に大集合。お願いですから、いい加減本編以外で情報をばらまくのやめて下さい。おねがいですから。
今更ファフナーのサントラは何の癒しにもなりはしないので、シドとかメトロノームとか聴いて過ごしました。
恋のから騒ぎのゲストに河村隆一が出たのを見て、今日は何をやっても駄目な日だったんだと再認識。気付くのが遅すぎました。うわあん、うわあん。
♪〜MOON[LUNA SEA]
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