2004年10月17日

月曜日は市場がおやすみだったので

 「未來のイヴ」が頭から離れてくれません。
 ПсиのiPodには無数のプレイリストがありますが、その中に「二次元」というプレイリストがあります。要は、二次元関連の曲ばかり収めたプレイリストなのですが、これをシャッフルプレイにしていると「merry-go-round」→「in your arms」→「明日へのbrilliant road」→「DANZEN!ふたりはプリキュア」→「metamorphose」→「月蝕グランギニョル」といった超絶な方法で再生されるのです。途中一箇所で電波嵐が炸裂。
 べつに望んでもいないおでかけの際に、帰りに食べたごはんもおいしくなく、鬱々とした気分でアルバムシャッフルをかけたら延々と「merrygoround is dead」がずっと続いて追い討ちが入ったとか、それくらい祝福されていない時にこのプレイリストを再生します。この前、暗い気分をΛuciferに追い討ちされてこのプレイリストを再生した時、最初にプレイされた「未來のイヴ」にやられてしまったのです。今更ぶり返すのも。

 それからというもの、本棚から「未來のイヴ」を引っ張り出してきて読んでみたり、Avengerの第01話だけを見たり(<唯一のストック)していたПсиの、今期のアニメの感想など。ちなみに、今期はドラマを殆ど放棄しました。見るものは見てますけどね、及川光博とか(番組名じゃない辺りが)。

舞-HiME(視聴:第01-02話)
 評判が高いのも納得。普通に良い、というか普通に見てられます。チャンピオンで連載中の「舞-HiME」とは全然別物というスクライド的展開なのもポイント高め。視聴継続。

神無月の巫女(視聴:第01話)

 いまだに1話しか見ていないので、前半マリみて後半バトルな展開がデフォルトなのか判断が付きかねている段階。ただ、動きも絵もかなり異常(良い方に)。とりあえず視聴は継続。

tactics(視聴:第01話)

 魔探偵ロキが好きだったくせにtacticsを読んでいなかったПсиは、和風な世界観なお話でびっくりしたですよ。話タイトルが赤い筆書きなんかで出た時にはガオレンジャーの手書き文字を思い出して吹いたりしたですが、とりあえずはそこそこ。1話ではなんとも判断できないので、視聴継続。

ファンタジック・チルドレン(視聴:第01話)

 キャラデザが妙に懐かしい風味なのは気のせいですか。観念系かつクオリティの高い世界名作劇場を見ている様な印象です。すごく丁寧な背景とか動き、弦楽メインのBGM、何から何まで素敵ですが、話はさっぱり判りません。・・・でも、判らないのはAパートだけで、Bパート(未来)は全然不条理さを感じなかったので、たぶん第01話だから判らなかっただけっぽいなあなんて。絵に好みが分かれるでしょうけど、Псиはかなり好みっぽいです。いまどき両親のキャスト名がとうちゃん・かあちゃんなのにも感動しました。視聴継続。

月詠-MOON PHASE-(視聴:第01話)

 「コゼットの肖像」とか「魂狩~SOUL TAKER~」に通じる、観念系演出アニメ。ただし観念系なのは演出だけ。しかも観念系といっても、例示の作品の様に「何秒に1シーン無意味カット」という判りやすい方式は採っていないものの、似た様な雰囲気を醸し出している辺りが。Aパート後半の、なんだかいうヒトが机を叩いた時のカメラの駆け上がり方をПсиは忘れません。ただ、演出に似合わず内容が普通に萌え話っぽいのと、なにより卒倒すること間違い無しのOPが浮きすぎていて絶句。「ねこみみ」「ねこみみもーどです」の声も然る事ながら、あの淡々と続く絵がトラウマになりそうなくらいに違和感全開です。
 ただの萌えアニメになってOPに違和感がなくなった時が最後かと。当面は視聴継続ながら、OPでうんざりして後が続かなさそうなこと必至。

To Heart~Remember My Memories~(視聴:第01話)

 ・・・・・・
 ・・・・・・・・・普通。
 あまりにも普通。可も不可もなさすぎ。
 感想は・・・以上(えー)。普通すぎて微妙なので、視聴継続はたぶんしません。たぶん。

下級生2(視聴:第01話)

 同じゲーム原作ものでも、こちらはこちらでアップ絵と引き絵でイノチのかかりっぷりが全然違う辺りが正直すぎて堪りません。話は話で、登場人物を半端にしか紹介しない上、何人かの顔の造形が被っているのでまともに理解はできません。しかも、最近のアニメには珍しく「世界の中心」ドラマ版くらいにゆったりなテンポなのですが、テンポをゆっくりにした分だけ間延び感に繋がっているという駄目コンボが炸裂。もう見ません。

流星戦隊ムスメット(視聴:第01話)

 「今期で一番見てられなかったアニメはなんですか」と言われたら、間違いなくこれを挙げるに違いありません。冒頭の馬鹿騒ぎに置いていかれた時点で見る気をなくし、下がったモチベーションを上げる様なフィーチャーもなく、とどめの声優3人による解説コーナー(実写)で完全に脱力。ネタとして楽しむ気にもならないほど置いていかれてしょんぼり。永遠にさようなら。

ローゼンメイデン(視聴:第01話)

 唯一原作を読んでいた原作もの。このお話の防壁はメインを張っている人形が決して萌えキャラでは無い点で、アニメでも媚び無いキャラ付けを通したのは見事です。ただ、いつテコ入れされてもおかしくない上、原作以上に主人公の存在感が希薄になりやすそうなので、いつまで面白いかは謎。とりあえず、ゴスロリを謳うには色遣いが微妙じゃありませんかどうですか。視聴継続。

双恋(視聴:第01-02話)

 双子のインフレというのが想像以上に破壊力が(悪い方に)大きい上に、双子も双子で完全に2人1組で描写されており、更にはシスプリほどキャラが立っているわけでもないので致命傷だらけ。たぶん、電波アニメとして見て楽しむのが最良。作画がものすごいわけでもなく、話は話で超絶脚本(悪い方に)。もしかしたら、今クールは超絶(悪い方)な作りにしておいて、次クールでキャラクター毎のクローズアップというシスプリ方式の再現なのかもしれないなあ、なんて思ったり。起きていたら見るかも。

BECK(視聴:第01話)

 双恋を「起きてたら見る」と言ったのはBECKが引き金で、というかこれを双恋の直後に持ってくるテレビ東京が素敵すぎ。視聴継続。

 以上、曜日も時間帯も局番もばらばらな今期の印象でした。
 月詠の雰囲気は本当に堪らないのですけれど、どうやって普通のアニメに着地するのかが楽しみな今日この頃です。他の楽しみとしては、ローゼンメイデンがいつ間違ってしまうのかとか、双恋はどこまで駄目になるのかとか(ポジティヴな見方は無いんですか)。付け加えるならファフナーが(もう喋らないで下さい)。
 いくつか忘れている気がしますけど、未だに01話すら見ていないものもあるので、それらは後日。ここでいう「後日」は、間違いなく今期の終わりを指す気がしますけど。


 カラオケのカタログの特集ページで蜉蝣が取り上げられているのを見て、世も末だと思いました。インタビューではアルバム「落首」の中でカラオケで盛り上がりそうな曲はどれか、みたいなことを言ってます。
 せっかくなので、「夕暮れの謝罪」を歌ってみました。「嘘をついていた~ぁ」の後がどんなメロディなのかすっかり忘れているПсиがいました。しょんぼりしました。

 PVカラオケで「世界で一番暑い夏」とか「Maybe Blue」とか「フレンズ」のクリップを見て妙に感慨深くなってみたりしました。「Blurry Eyes」を見て長髪hydeに目で殺されそうになりました。「Pieces」や「DIVE TO BLUE」を見て「ちゃんと話があるL'Arcのクリップは素敵だなあ」とか思ったことでした。

 そんなこんなで、一週間がまた始まります。

♪~一週間[メトロノーム]

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