降り出した雨さえも、いつしかは。晴れ空になって。流れていくけど。日陰に残る水溜り、黙って、黙って、枯れそうだったXを嘲笑っていた。

　おでかけをしました。
　ちょっと欲しい本があったので仮想書店を巡り巡ったのですが、どれだけ仮想電車を乗り継いだところで見つけることはできず、仕方が無いので高橋葉介先生の「学校怪談3」だけ買って帰ってきました。
　「夢幻紳士・冒険活劇篇」はどこへ行っても見かけるのに、「夢幻紳士・マンガ少年版」と「学校怪談3」は全く見つけることができず、そうこうしている間に明後日4巻が出るので、その時に既刊が一緒に入荷されないかしらと期待していたのでした。ともあれ、関係無い本が1冊見つかっただけでトータルではプラスマイナスゼロ。判り易い自分が本物、割り切れないキモチが本物になるのです(©Gargoyle)。

　ちょっとしたゲーム屋さん・・・というか、量販店の隅に区切られている類のゲームコーナーを見ていたら、自律起動戦車イヅナが普通に売られていました。持ち合わせの無い時に限って関係無いものばかりが発掘されるこのヂレンマを誰かなんとかしてください(業が深いだけです)。
　予約特典のCD付きパッケージをぼおっと見ていたら、そういえばこのゲームは鉄子さんが楽しみにしていたですけど入手できたでしょうか、とか、そもそも元気で活躍されているのでしょうか、とか思い始め、降っていた雨と重なってしょんぼり感が増してしまい、急いで棲み処に引き返しました。

　とはいえ、棲み処に引き返したところで何があるわけでもなく、とりあえずぼんやりとリンクの整理をはじめました。元々流動の激しいイラスト関係はともかく、伺か関連やM:tG関連の寂れっぷりに余計悲しくなり、ダウナー気分はますます深化。昨日判らなくて放り出したゼルダの謎は簡単に解けましたが、全くココロが晴れません。
　というコトバとは矛盾しますが、ミドナにすごくココロを動かされました。Пси、ミドナとリンクの本書きたい(仮想任天堂同人誌はやめた方が)。

　そんな状態で棲み処の冷蔵庫に入っていたアルコヲルを摂取したら、ひどく酔ってしまいました。おなかがすいているのにアルコヲルなんか摂取した上に、低めな気分だったのがいけなかったのでしょう。今お酒バトンに答えていたら、いくつかの項目は絶対に内容が変わっていたくらいにひどく酔いました。
　ふらふらと崩れて、目が覚めたら3-40分程度しか眠っていなかった様で。その後はどれだけ眠ろうとしても意識は冴えるばかりで、仕方が無いので今日買ってきた「学校怪談3」を読了したは良いですが、ますます意識は冴えてしまい、こうなったら日日日先生×高橋葉介先生でお馴染みの「うそつき」を読み始めてしまおうか絶対眠れなくなるけどとか考えながらもПсиの思考を無理矢理紐解いてみると、ああ、Псиのダウナー気分は全く晴れてはいないんだと思い当たって、またベッドに潜ったПсиはやっぱり酔いが抜けていないのだと思います。
　ごめんなさい。

♪～消せない雨[Fatima]