嫌いだ。今夜も眠れやしない。
なんてBuck-Tickの歌な導入はさておいて、ちっとも眠れません。
ゲームをする元気が無いので、ただベッドに横になるばかりです。
どうも世間のヒトたちはWiiについて誤解をしている様で・・・プレイしたことがあるヒトすら誤解をしている様で、Псиが話すヒトたちは悉くWiiはリモコンを振り回すものだ、ファミリートレーナーばりに疲れて当然、一人プレイがさびしいゲームと繰り返します。
購入している筈の伊集院光さんまでがそんなことを仰っているので、Wii購入者はWii Sportsしかプレイしていないですかと思うことしきりです。もっとも、Wii Sportsは本体購入者の半数以上が買ってる化け物ソフトですから、仕方の無い話でしょうけど。
少なくとも、ゼルダをプレイする分には疲れなんてちっともありません。もちろん、戦闘の度にいちいちリモコンを思い切り振ってれば別でしょうけど、適度な回数細かく振る類の誤魔化しはゲームを嗜むヒトなら思いついて当然だと思うのです。戦闘もそうそう回数があるわけではありませんし、始終剣を振り回すなんて効率の悪い戦い方をするのはゼルダちっくじゃありませんし、何よりそんな体力があったら謎解きに頭を使うべきですし。
ゲーム・・・つまり据え置き機・・・つまりWii・・・つまりゼルダをプレイできない元気というのは、ですから体力が無いということではなく、ゼルダの謎解きに立ち向かう元気が無いことを意味しています。何かをやる気はあるのに疲弊しきっているというのか、元気はあるけどやる気が無いのか、自分でもわからないアンバランスさを抱えつつベッドに横になるばかりなのです。
あんまり眠れないと、最早眠る気を失くしてしまうもので。
昨日買ってきた「蟲と眼球と白雪姫」を読了しました。
ラストシーン、最後の最後の前の最後のあの辺り(謎)に至って「太陽の碧」が離れなくなりました。Псиは自分のことがかなり単純だと思ったです。感想は何かの時にまとめてお話しようと思います。
一緒に「ギロチンマシン中村奈々子」を買っていたのですけれど、蟲の所為でしんみり感が異常に強まっているので、まずは「うそつき」と「ちーちゃんは悠久の向こう」を読もう考えています。「ピーターパン･エンドロール」が鬱の極みだったので、そちら側を逆順に読んでますます鬱を深めようと思ったのでした。
ところが、決めた途端に「うそつき」が見つかりません。「ちーちゃんは悠久の向こう」はバッグの中できちんとひしゃげています。ああああああ(奈落)。
というわけで、夢幻外伝を読み直しました。読み直すも何も、もう何回通読しているか判りませんけれど。手近に文庫版夢幻紳士4巻、マンガ少年版、そして学校怪談4巻があったので立て続けに読んでみました。出てくる化け物が蟲とオーバーラップして、眩暈が止まらなくなりました。腸詰になってしまえばいいんだ。腸詰になってしまえばいいんだ(おちついてください)。
ちっとも眠くなりません。
ファンの様な何かの音が五月蠅くて、ちっとも夢の入り口にたどり着きません。でも、その音が消えたとしたって、今度は静か過ぎて眠れなくなるだけなのでしょう。
ひきこもろうとおもいますなんて言った途端に、仮想世界で外出する術を失くしてしまいました。ニュースの更新もできません。ネガティヴなコトバは本当になるんだよ、というKAMIJO理論を頭の中で反芻しながら、もう少し悪足掻きを重ねることにしました。
♪～眠れない日に見る時計[黒夢]
