2007年9月アーカイブ

 Adobe税をはらいました
 CS1 PremiumからCS2 Premiumのアップグレードには\80,000くらい、CS2 PremiumからCS3 Design Premiumのアップグレードは\130,000くらい。いろんなものをいつわってヒトの世界に紛れ込んでいる野良天使にはひどい話です。四つ葉のクローバーで冠を何回作ればいいのかしら(遠い目をしながら)。
 しかも、CS3はリリースされたばかりで、こんな時期にアップグレードしたところで仮想印刷屋さんに白い目で見られる以外にメリットは無いとは判っていますが、気が向いてしまったのでしかたがありません。

 今回は単純なアップグレードではなくて、内容の変更も含む類のものだったので、価格の上昇も仕方の無いところですけれど。せめてCS3からCS4の時には価格の上昇が無いといいなと思います。無駄にInCopyのライセンスを3つくらい付けて\50,000上乗せとかしませんように(どう考えたってしません)。

 その関連で仮想ショップをとぼとぼ歩いていたら、QuarkXPressのパッケージを見つけました。Псиの知っているQuarkXPressは新品で\300,000近いブルジョワジイ向けソフトだったのですが、なぜかПсиが手に取ったQuarkXPress6(最新版は6.5)はInDesign並みな価格が書かれた値札が貼られていました。アップグレードパッケージなのか、あるいは仮想Adobeの手の者がQuarkXPress使いにぬか喜びと絶望を与える為に行った罠だと思ってしまいましたが、どうやら本当に安くなったみたいです(→参考)。しかもプレミアアップグレードって。
 こうしてみると、本当にInDesignが与えた影響って大きかったんだなあと思います。QuarkEXpress7日本語版はOpenTypeの機能を全部扱える様になるはずですけど、どれだけインパクトがあるんでしょう。Псиわかんなーい(かわいくありません)。


 Adobe税を払った、なんて話の後には似つかわしくないですが。
 Scribusをつかってみました
 ScribusはオープンソースのDTPソフト。GIMPとScribusがあればその筋のヒトは大喜び、という期待を持たれていたり。しかもWindows用のインストーラもちゃんとあるので、なんだかわからないけどPS3にLinux入れるところから始めるとかCygwin入れろっていうから入れたけどなにこれ的なことは発生しなくて安心です。

 ただ、問題として英語由来のソフトなので日本語組版がちっとも考えられていないという仮想無人島で唯一の所持品がドライヤーなくらいに些細な問題があります。GUIは日本語表示されるですけどね。
 というわけで、今の内はちょっとかわいそうなこの仔を使ってみることにしました。スクリーンショットがたくさん出てきますが、どう見てもまっとうなウィンドウの外観ではありませんが、VistaじゃなくてXPです。

 さてさて、まずはダウンロードしてきます。1.3.4は新機能の追加があるらしいのですが、Windows用のバイナリは無いので1.3.3.9を使います。
 デフォルトのインストールパスは"C:\Program Files\Scribus 1.3.3.9"なのがアレですが、そもそも"Program Files"にもスペースが入っていることですし、広いココロでスルーするといいとおもいます。

 起動時のスプラッシュウィンドウは、アクティブだろうと非アクティブだろうと最前面ですが、広いココロでスルーするといいとおもいます(またか)。初回起動時には「フォントキャッシュを作成しています」というメッセージのままかなり待たされますが、広いココロ(わかりましたから)

 起動すると(GhostScriptが見つからないからEPSが作れない、というダイアログの後に)新規ドキュメント作成ダイアログ。

しんきさくせい

 基本的にはインタフェイスは全部日本語です。
 ここは「自動テキストフレーム」のチェックボックスを付けて、列数は2にしてみます。
 作成されたドキュメントで、まずはInDesign感覚で「ページの配置」ボックスでマスターページをドキュメントページ側にドラッグしてみましたが、何も起こらずにしょんぼりしました。ダブルクリックしてみたら得体の知れないボックスが開かれて「標準」マスターページが勝手に複製されて、つまるところよくわからないことになったので竜太朗ばりに全部リセットです。
 気を取り直して同条件でドキュメントを作成して、まずは英語でテキストをベタ書きしてみます。

べたべた

 通報はやめてください。あるいは内容について気に掛けないでください。右側の「プロパティ」ボックスの各ボタン「X,Y,Z」「形状」「テキスト」とかを押すことで、各コントロールの詳細を呼び出すことができます。現在は「テキスト」が選択されているので、とてもそれっぽい項目が並んでいます。

プロパティ>テキスト

 これはほぼデフォルト状態で、Languageが「English」、フォントが「Times New Roman」になっています。この状態では日本語の入力ができません(IMEが反応しません)。じゃあ無理にペーストしてみたらどうなるでしょう。
 試験自体は簡単ですが、ПсиはCRUCIFY MY LOVEに関するトリビアが裏面のアレと出光のCMだったことくらいしかありません。ですので、ここはwikipediaのチカラを借りることにしましょう。

 適当なテキストをコピーして、貼り付けてみます。

なんとなくスプラッタ

 きゃああああ
 とはいえ、フォントがTimes New Romanでは当然かもしれません。この環境はAdobe税の対象ではないプアな環境な上、最近再インストールしたばかりでウィンドウの概観変えたくらいしかしていないアレな代物なので、出来合いの何かを選んでみます。

にほんご

 わあい。
 ちなみに、中央付近で折れているのは新規作成時に無駄に2列を選んだせいでしょう。表示できるものをみんな表示させてみましょう。

ぜんぶのせ

 あ、ベースラインだけ表示してない。でもいいや(いいのか)。
 あまりたいしたことができないので、この後は「ファイル>設定」のダイアログ一覧をお届けします。誰の役に立つのかさっぱり判りませんし、これが何かの参考になるともあまり思えませんけれど。
 「設定(Preferences)」は表示までに妙に時間が掛かりますが、広いココロ(以下同文)

 発売からもうすぐ3年、当初のネタっぷりやスペック詐称にしょんぼりしながら、それでも気にはなってて買うタイミング待ち続けていましたが。
 ついにPSPかってきたです
 何度も持ったことが無いПсиですら軽さが実感できる、新型PSPなのですよ。かちぐみ!かちぐみ!(出足が遅いだけです)

 ПсиにとってのPSPの目的は、1番目がiPodからの動画サルベージ、2番目がわるいこかんあふれるもろもろ、そして3番目がデビルサマナー+その他というわけで、ゲームは2の次という正しいSONY製コンピュータとの対峙法を自負していますのです。世界一美しいハードウェアの後継機をゲームのためだけなんかに使ったら、きっとせかいいちうつくしいもったいないおばけにたたられちゃうもん!しかたがないよねっ!

 一緒に2GBのProDuoメモステカードを買って、これで1番目と2番目の目的に加えて副次的に3番目の目的も達成できることになった(PSPのセーブ領域はメモリスティック)ので、ついでのゲームあさり。ところが、肝心のデビルサマナーがありません。ベストで安くなってる筈なのに、この上ない買い時なのに、どういうこと!(店先で暴れないでください)
 しばらく恨めしそうに棚を眺めた後、他のゲームを探す努力を始めてみました。・・・でも、困ったことに魅力的なソフトが無いのです。モンハンはいつか買おうと思っていますが、1本目で買いたくはありません。じゃあLocoRocoでいいやと思いましたが売り切れ。うんざりするほど宣伝していたFFVII CCについてはそもそもVIIが終わっていない上にACもBCもDCも全然知らない状態でプレイできるわけありません。地味にメテオスもEXITもありません。
 PSP-2000効果でめぼしいソフトがみんな出払ってしまったのか、それともPSP-2000の登場は仮想ショップに見切りをつけられた後だったのか、Псиにはよくわかりません。

 仕方が無いのでふらふら棚の前を彷徨う内に、ようやく買えるソフトを発見しました。そちらもATLUS BESTで\3,000しないという剛毅っぷり。それでいてカルトゲーかつ名作の誉れ高く、最近PS2で新作(というか直系の子孫というか)が出たゲーム。

 プリンセスクラウン

 ・・・サターンでもろくにプレイできていなかったので、普通に嬉しくはあるのですけれど。21世紀に最新筐体で一番最初に買うのがプリンセスクラウンというのは、喜ぶべきところなのか微妙です。

 ともあれ、これで体裁はすべて整いました
 さっそく棲み処でぽんよりしながら開封です。
 でも、いろいろ調べてみると、PSPでおなじみの「わるいこむけはっく」は結構手順が面倒(Pandoraのお話は知っていましたが、具体的な手順まで知りませんでした)らしくて、当面は断念。さっさと主目的であるムービーのサルベージに入りました。

 ПсиのiPodは60GBなのですが、困ったことに領域をとっくに使い切っているのです。いくら毎年買い換えるのが推奨スタイルなiPodとはいえ、しかも去年この時期に買った60GBと同じ価格で160GBが買えるとはいえ、できることなら今の60GBでがんばりたいところ。それなら、山程入っているビデオクリップはさておいて、見ないで堆く積もっている動画ファイルをPSPに移してしまえば、かなり空きができるに違いありません。
 というわけで、さっそくやってみました。
 iPodから動画を抜き取り(iTunesではできないよ!やりかたはWebでしらべてね!)、m4vファイルをツールでmp4に変換。できたmp4ファイルと同名のthmファイルを判りやすい名前にリネームして(ここでのファイル名がPSPでそのまま見える)、メモリスティックのルートディレクトリに作った「VIDEO」ディレクトリの中に入れれば・・・ほら終了。ちなみにm4vをそのままメモリスティックに入れてもPSPからは見えませんでした(当然です)。

 m4vと比べてサイズが半分くらいになっていたので、画質や音声の劣化が気になりましたが、見てみたら全然まとも・・・。元々画質なんかどうでもよくて正しく消費できればそれでいい(そうでなければ動画の消費にiPodを駆り出したりしません)ので、もうこれで充分です。
 m4vから変換したものと、リッピングなり録画なりしたファイルを直接変換したものと比べたりもしてみましたが、ファイルサイズ以外に大きな違いは無かったですし本気で比べる気もないのでなんだってよさげなのですよひゃっほう。


 ところでプリンセスクラウンはロードの多さに辟易としています。フロア移動するとロード、中庭では画面切り替えだけでロード。しかも最初のお城のシーンは4Fから降りていく感じの造りなので、鬱陶しいことこの上ありません。
 絵の綺麗さや細かい演出っぷりが異常な出来なので、ロードなんかに足を引っ張られるのがもったいないです。でも、ロードの多さと長さは遍くゲームに対する評価を下げてしまう要因なことは間違いなくて。お城抜け出して城下町に着いただけなのにもうつかれました。これから先が思いやられます。

 もっとも、本当は数日前にMOTHER3を買ったばかりでそれどころじゃないんですけど。うわあ、ひどいよこれ!(誉めてます)なんて展開!(誉めてます)

♪~人として軸がぶれている[大槻ケンヂと絶望少女達]

 くさっています
 沈黙している間に少しは醗酵速度も遅くなろうと思っていたら、これがまたリニアモーターガールばりのスピードでПсиの中の何かがどうにかなっていくのです。ライヴもちっとも行かない、音源も買いきれてない、こんなПсиに何かできる資格なんてないのだわ(©真紅)と謎ローブを身に纏いながら土曜の夜はフィーバーなのです(©筋肉少女帯)。
 いろいろあって、随分をたをたした方面に傾いていて。今日はLinux Zaurusにひぐらしと月姫とFate/stay nightを入れるあそびに興じてみたことです。うわあい、これでいつでもどこでも元ネタチェックができるよ!(6回くらい死んでください)

 ノベルゲーを携帯機でプレイする場合、ジョグダイヤルの有無は極端に操作性を変えます。その意味で、CLIEはノベルゲープレイヤーとしては最強だったと思います。だって、ダイヤルを下に回せばテキストが流れて、上に回せば履歴が出るんですよ?・・・プレイやんにおける「十字キーの左を押せば巻き戻し、右を押せば早送り」くらいに聴いただけだと当然すぎて面白みの無いインタフェイスですが、実際の操作感といったら。これこそ「枯れた技術の水平思考」というやつですねっ(ちがいます)。

 Псиが棲み処にいる時は、大概くらいおへやでひざをかかえてしょんぼりしているのが常なので、あまりゲームはできません。WiiやPS2は時間を作る気になりますが、PCゲーは起動の敷居が低いにも関わらずプレイする気がないというアレな状態になってしまうのです。
 考えてみたら、ПсиがONE-輝く季節へ-や月姫を最初にクリアしたのはCLIEでした。だからといって仮想電車の中でプレイできるほどつはものではありませんが、それでもプレイする機会が増えるのは良いことです。ひぐらしはいまだに目明し編が終わっていないという体たらくですし、FateもFateで凛ルートの大盛り上がりなところで思い切り止まっていますし、月姫BLが何度目か判らない改変期に入っている今こそ追いかけプレイが必要ですし、そんな状態でやってきたZaurusはまさに何かの生贄状態というか。ああ、4GBあったHDDがもう半分以下に(駄目)。

 それにしても、PDAにPCゲームを移植する類の試みにはいつも感動しますし、そういう手段を作った方には尊敬の念が浮かぶところですけれど、なんというか本当に・・・テクノロジの浪費ってこういうことだなあと思ったり思わなかったりします。あ、あと時間も浪費(それは言ってはいけません)。

 月姫やひぐらしなど、フォロワーの多いゲームならこうした移植も多いですけれど、問題はПсиの後ろの棚を無駄に食い潰しているBLゲーどもですよ。一体どうしたものか・・・と思っていたら、ちゃんと道は残されていた模様。考えてみたら、「隠れ月」も「王子さまLv1」もSystem3.xで動いているのは変わらないので、先人たちの残したツールでもやる気になればやれるかもしれません。ビジュアルアーツ系(それこそ「セラフィム・スパイラル」とか)も同じ話かも。
 問題は・・・郎猫儿をどうするかという話ですが(こら)。でも、「遥かに仰ぎ、麗しの…」がONscripter使ってPSPでプレイできているということは、同様にWill系列でRio.arc使ってる「冤罪」も同じ方法でいけるかも。よおし(何の希望の火を燃やしていますか(しかも今更「冤罪」ですか))。

 「絶対服従命令」と・・・「雪月花」がプレイできれば当面は(フェイドアウト)。


 だって、のみこがすばらしいのです。
 昨年Псиを何かの底に突き落とした電波ソング「しちゃいましょう」に続いて「スキップ!」があまりにもツボです。正直「もえたん」の視聴自体は1話で完全に止まっていますが、「スキップ!」は何かと聴いてしまうです。こんなこと言ってるからをたをたっぷりが露呈する気もするのですが、Псиの二次元プレイリストではその次が大槻様の「人として軸がぶれている」でなんか正気に戻る感じなのでばっちり。ほら、をたじゃない(夢の国へお帰りください)。

 DARKER than BLACKのOPが変わるところまで追いついていないですが、先行で「覚醒ヒロイズム~THE HERO WITHOUT A "NAME"~」を聴きました。
 ・・・
 ・・・ええと、お話しようとしたら長くなりすぎそうでしたので、やっぱりなんでもないです


 ひさしぶりに真・女転生III-Nocturn-マニアクスをプレイしました。実は諸々のイベントを終わらせてカグツチ塔にいるにも関わらずまだ終わっていないので、そろそろ終わらせてあげようと。マニアクスエンド見たいですし。
 そうはいいつつも、第五カルパは必要最低限の攻略しかしていなかったので、同時にいろんなゲートを開けてみたです。ところが、「友」ゲートがちっとも開かずに困るという2007年にはありえない悩みを抱えてみました。全員を合成して1つにしてしまえばてっとり早いですが、そんなことをする財力(その後の呼び戻しを考慮して)はありません。というかラストダンジョンにいるというのに60,000マッカ程度しかないってどういうことですか。
 他にもラファエルが仲魔として頑張っているのに悪魔全書にウリエルがいないとか、全書中のソロネがレベル70超えしているとか、かつてのПсиが一体どういうプレイをしていたのか謎の極みです。ゲート開放を見越してベルゼブブでも育てようかしら。でも、どういう経路にしろシヴァが必要で、そしてシヴァを作る為にはLv.95は必要で、そして主人公のLv.は93・・・あああ(がらがら)。

♪~スキップ![のみこ]

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