2012年3月アーカイブ

毎月リリースされる乙女ゲーの数といったら数えるのもおそろしく、特典コンプなんてしようものならホストに貢ぐのと同じくらいの加速度でカード地獄が待っている今日この頃、いかがお過ごしでしょうか。
Псиは以前お話した通り、PSPのゲームをとにかく楽にプレイするためにPS Vitaを購入しましたが、アトラスゲーはほぼ望み通りになっているものの、特典目当てで買ったはいいもののゲーム自体はAmazon箱に取り残されたままなUMDの数々はほぼPS Vitaでプレイできないものばかり。判って買ったのでいいですが、それにしたってアレです。

PS Vitaは画面が綺麗で...今のところ、その綺麗さはポリゴンゲーよりもADV向けで、つまるところ紙芝居ゲーにはPSP以上の親和性を発揮するはずですが、そんな新進気鋭のハードにゲームがそうそう出るはずもなく。
そうすると既存のゲームで持ちこたえるしかありませんが、DSのゲームがそのまま使える3DSとちがって、PS VitaではPSPのゲームをそのままプレイできません。もしもPSPのゲームをPS Vitaでプレイしたければ、DL版のソフトを買い直す必要があります

一応、UMDの現物を持っていれば、安価で購入できる「UMD Passport」というサービスがありますが、買い直さなくてはいけないことに変わりはありません。加えて、あらゆるPSPゲームにDL版が用意されているわけではなく、かえって乙女ゲーの場合はDL版が無いものの方がほとんどです。

急に思い立って、2012年03月現在PS Vitaでプレイ可能なPSPの乙女ゲーを調べてみました。
思いついた順なので穴だらけですけれど、大手はだいたい網羅していると思います(もしも抜けがあったらこっそり追加しますので、コメントかメールフォームでおしらせください)。あなたがもしも「画面きれいならPS Vitaっての買えば私の薄桜鬼も魔法使いとご主人様もVitamin Xもみんな動くんでしょ?」と思っているなら、このリストが多少は参考になるかもしれません。

地雷があるとわかっていて平地を走ることを、やさしく言えば罰ゲーム、まずく言うとまずいので言えませんけれど、ともあれ爆発の可能性が高いのであれば、そこへみすみす飛び込むことなどありません。
でも、やりたいことがあって、そこで用意された選択肢が「不完全にしか果たせない上にもう終わったもの」と「完全に果たせるけど地雷の原野」の2つだったとしたら。いったいどうすればよかったのでしょう。...真っ当に考えれば急いでその場から走り去るのが懸命な判断ですけれど。

Псиにとって、PSPは稼働率が極端に低いハードで...そのくせ2台持ちなのが謎ですけれど、ともあれUMDの換装と持ち歩きが本当に苦痛だったのです。どうしてUMDにはシャッターがなかったのでしょう。ゲームはもちろん、映像ソフトまで出ているわけですから、外出先でのUMDの交換を想定していたと思いますが、あの形のあの大きさのものを、どう複数枚持ち歩かせるつもりだったのでしょう。
読み取りがうるさいとか遅いとかも加わって、気付けばUMDそのものが煩わしく思えてしまって。結局ПсиのPSPはtorne動画を受け取るメディアプレイヤー、まれにゲームという有様でした。

かといって、最近は乙女ゲーも残らずPSPでリリースされる傾向があるので、特典的な意味でUMDを買わないわけにはいきません。そうして買っても大概はCDだけリッピングしてゲームは箱ごと積むのが最近のエブリデイで、もうこんな生活はいやでいやでたまらないのです。

そんなПсиのこと、PSP goは「まずストレージ16GB+外部ストレージ」「そもそもUMDスロットない」「画面きれい」というので本気で購入を考えていましたけれど、当時は既に所有しているUMDの救済策がありませんでしたし、あの薄っぺらくてすぐ壊れそうなボタンが心底不安で、結局PSP goは見送ったのでした。
ですから、PS Vita+UMD Passportの発表を見たПсиは、新作ソフトなんかどうでもよくPSP goが画面綺麗になって帰ってきたという印象しかなく、実際に用途としても今まで積んできたUMDの消化とtorne受け、あとVita用ソフトという序列で捉えていました。
結局、乙女なゲームがちっともUMD Passport対応にならないせいで、未だに積んである箱の数々は減りませんけれど、それでもアトラスゲーとロミヲゲー(CROSS†CHANNEL除く)については消化が見込めるというもの。というわけで、

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