2010年2月アーカイブ

目が覚めたらすっかり朝(注:ここでの朝は仮想テレビ朝日の一連の番組のこと)も終わってしまい、しょんぼりしながらおでかけの準備。シャワーを浴びようとしたら雪が降っているし、テレビをつけたらフィギュアスケートの片隅で津波警報がけたたましく点滅していて、浅田真央ダイジェスト映像の「世界を魅了」というテロップを「世界を終了」と見間違えて「ああ...ついに約束の時間(ブラスト・オフ・タイム)が来てしまったんだ」と胸をおさえてしみじみ思う、なんてことのない日曜日の朝を過ごしたのでした。
雪はすぐに雨に変わって、強くなったり弱くなったり。クリスマスではないのでロマンチックではありませんし、冬の盛りでもありませんから容赦の無い雪でもありません。そんな中途半端な空気を泳いで、ただひたすらに仮想水道橋へ。


モヂカラ終結!!最終決戦之幕 @シアターGロッソ 2010+02+28
評価: ★★★★*

Псиの最後のヒーローショウ(戦隊)は、たしかタイムレンジャーの本人登場回で、場所は野外劇場終了後・シアターGロッソ完成前の仮設ステージでした。かつて戦隊ショウといえばジェットコースターからレッドが遠隔射撃、客席一部を陣取るカメラ集団、書き割りで表現される巨大ロボと爆発のすてきさ、ちょっと横の席から見ると書き割り裏のトランポリンが見えてしまったり、風で書き割りが倒れると四つん這いのピンクと怪人が仲良く縦に通路を進行中な様が見えたりと、仮想遊園地というロケーションとある種のチープさをうまく噛み合わせたものでした。

シアターGロッソは縦に深い映画館の様なホールで、そもそも撮影は禁止、手は頭より上で振っちゃだめなど、かつてのおおらかさとは随分異なった様子になっていました。それでも、ある種最近の劇場仕様としては至極当然のことで、むしろ当時からおおきなおともだちが席を占拠するせいでコドモが良い席に座れないことが問題になっていて、仮設劇場でもあまりその点は改善されていなかった様でしたから、シアターGロッソのあり方は正しいのでしょう。きっと。

というか、Gロッソの入口前にシンケンレッド(殿変身後)が手振り要員でやってきているのにチケット持っているヒトは立ち止まらずに入ってくださいとか一体どんな罰ゲームですかっ!
そんな苦しみを乗り越えてシアターGロッソに入ると、延々と流れるシンケンジャーのキャラソン。お子様はそんなこと当然気付くことも歌うこともありませんが、いちいち「一筆奏上」とか「シンケン」という歌詞の入った曲の数々が流れっぱなしのシアター。...そう、あれよ、これは単館上映アニメ映画の雰囲気!

そんな素敵な空気の中、お話は始まって...お話そのものは例によって本編完全無視の独自シナリオですが、麻呂や十臓がドウコクのチカラで復活して太夫と大活躍という内容なのにシタリが全然出てこないというアクション重視でストーリー的に重要なキャラは無視という潔さに涙が出ました。その意味では、今回の公演は主要中のヒト6人が勢揃いですがさすがに彦馬さんは出てきませんし、仕方がないといえばそれまでです。

姫率いるシンケンジャーは相変わらずがんばっていましたが、殿はすっかりやさぐれて別行動。外道が出ても関係ないと言い張る殿を見限る源太は、その足でドウコクが三途の川チャージを終えて麻呂も十臓も復活した六門船に単身乗り込んで袋叩きの目に遭い、そんな源太をかばって殿が囚われの身に。あなたたちどうやって三途の川へ行けたのよという突っ込みはさておいて、ドウコクが究極のアヤカシのチカラを使って作り出した「魔界」に捕われた殿(手鎖)を助けに来いというドウコクに姫の制止も聴かず救出に向かう5人。なんだかんだでいろんなピンチに陥りつつも6人(殿含む)は客席の声援のチカラで最終モヂカラ「絆」を発動してドウコクを倒し、最後は青の素敵アドリブに客席が沸きながらも去り際に殿が「完」モヂカラを使って終幕。
話だけ書いているとなんだか全然わかりませんが、外道連中がうだうだしているところへ真っ先に舞台に入ってきた青の中のヒトのインパクトといったらありません。舞台の隅々を上手く使い、紐で普通に飛び、後ろから現れ、各種エフェクトは映像と照明でがんばり...舞台全体を使ったお芝居に、きゅんきゅんしどおしでした。

お芝居後は6人からのメッセージ。今回の公演はシンケンの演目としては5作目なのですが、昨日今日だけで12公演をこなしたそうで、それが大変だったというコトバがほとんど。でも、自分の番であまり前を見ずに喋る源太のヒトとか、千明が喋っている間に何かぶつぶつ言って細かい笑いを取る源太のヒトとか、青とか殿とか最高でした。
シンケンもこの次の展開があるそうで、綺麗に終わっただけに不安はありますけれど、それでも楽しみにしようと思います。

あと、このシアターGロッソの公演は来週でおしまいですが、地方公演としてファイナルライブツアー2010が03月から始まりますので、ぜひどうぞ。


サイン色紙を\400で購入しました。かつてはサイン色紙を\500くらいで買ったヒト限定でさらに\500払うと握手会な時代があった気がしますが気のせいです。
あと、仮想後楽園のテンソウダーとゴセイカードバックルは定価売りはあまりにもあこぎなのでやめてあげてください


CMでおなじみマジクエストをやってみました。これ、仮想アメリカ発のゲームだったのですね。クエストをひとつ選び、指定されたルーンを収集する為、ルーンごとに決められた素材をフィールドで探索するゲームです。
参加料金は初回プレイではワンド(\1,300)にプレイ料金(\1,000)と付き添い料金(\500)で最低\2,300という結構なもの。それに加えてワンドに付ける装飾品は別売りでそれぞれ\1,300とかのすさまじい内容です。

ボリューム的には結構なもので、とにかく歩き倒さないとどうにもなりません。おおきなおともだちも充分楽しめますが、ふたり以上でうんうん言いながらプレイするとたのしいです。正直、ひとりで黙々とプレイするのは辛そうな気がしました。


かえってきてもまだ津波警報が出ていました。津波におびえる皆様に、せめてささやかなシアワセを。

♪~溺愛の浴槽[メリー]











*Пси は CROSS†CHANNEL に ぼっとうしている*

*Пси は すべての きのうを ていししている*

...こまったことです。CROSS†CHANNEL~to all people~をプレイし始めてからというもの、

  1. ああなつかしいなつかしい(PSP/CROSS†CHANNEL)
  2. ...そろそろループする群青から脱却しなくちゃ(PSPの電源を切る→充電)
  3. そうよヒトはちっぽけなものだけどだからこそ強く生きなくちゃ(DS/Strange Journey)
  4. 仮想南極はコミュニケーションに乏しい...どんなにぎすぎすしていても会話をっ!!(DSの電源を切る→充電)

の繰り返し。
理由を付けてゲーム機の電源を切っている様に見えますが充電切れなのできっかけ作りにそんなこと言ってるだけです。もはや完全にループ。問題なのは別に時間が巻き戻らず怒涛の様に時間が過ぎていることでしょうか。とんでもない勢いでPSPに触っています。もっと言えば、Persona無印(リメイク)に触っている時よりも没頭度がすごいというか今更ながらにPSPでADVってすてきだと思う今日この頃。コルダ3もたのしみですがプレイできる日はくるのでしょうか。めそ。


電池改めeneloopを持ち歩く為のよさげなポーチを探していたのですが、あまり良いのがなくて。そこへ、今月のCUTiEに付いていたリラックマのキーケースに目を付けてみました。

もこもこ

幅は単三eneloopの横2本に足りないくらい...なのですが、見た目以上に収納力があってすてきです。これでもう既にeneloopをたくさん食べている状態で、取り出してみると

すっきり

単三6本、単四2本が入っているのです。これだけでmobileなんとかやpomeraの電池の予備としては充分すぎるくらい。ただ、

くぱあ

マジックテープなのが恐怖ポイントで、バッグの中でじゃらじゃら出ていくことが容易に想像できます。かわいいですし収納力もあるので割と満足ですが、マジックテープ部分だけは補修するなりなんなりしないといけないと思っています。

なお、上の図はマジックテープであることを強調するためのもので、決してリラックマに対する悪意があるわけではありません。ねんのため。

引き続きすてきポーチも探していこうと思います。できたらmobileなんたらも


最近聴き始めた、仮想FM OSAKAのREDNIQSがすてきです。たぶん、iPhoneの内容がまた二次元からヴィジュに寄ってきたのは、最近またいろんなライヴに行っているのとTwitterとこの番組のおかげだと思っています。
それにしても、仮想電車で長々がんばらないと仮想ヴィジュ専門店の無い地域は本当にだめだと思います! Amazonじゃ満たされないセカイがここには確かにあるのです! ほろんでしまえ! いろんなものがほろんでしまえ! (天使にあるまじき呪詛)

♪~発狂ちゃんねる[cali≠gari]

速報: 金色のコルダ3(トレジャーBOX)がkonozamaです

それは昨日のこと、コルダ3の到着をわくわくしながら待っていたのに、なんと発送日未定ですようわあん!!
しかも購入する段になって思い出したのですが、そういえばПсиのPSPは5.55で止まっています。理由はお察しください。あまり悪さをする為というか...いえ、この状態がそもそも悪いことは重々承知なのですが、そもそも買わずにゲームをするヒトは業火に灼かれてしまえばいいと本当に思っていて。
DSのマジコンは本当に海賊版動かす為だけのものだと思っていますから、全く使う気が無いのですけれど...PSPは当初からの自作ソフトプラットホームとしての諸々に色々付き合ってきたので、なんとなくそういう状態になっていたのでした。

でも、ПсиはそもそもPSPのゲームをあまりプレイしなくて...PSP発のゲームは確実に追加要素付きでPS2でリリースされることが多いですし、そもそもUMDにシャッターが無いからこわくて何枚も持ち歩けない、というのが本当に嫌で。
そうするとPSPは必然的にメディアプレイヤになるのですが、音楽はiPodがありますし、動画もiPhoneが入ってからはますます疎遠になってしまって、しかもモンハンに全然乗っからないПсиにとってのPSPはKOEIゲーをただ積むためだけのプラットホームとなっていたのでした。

P3Pも積んでいつつ、でもそちらはせめてPS2で一周してからと思っていたのですが。DSゲーを山程積んでいることに嫌気が指して、唐突に「そうだ、今月はPSP強化月間にしよう」と思い立ったПсиはいいかげんコルダにリアルタイムで参加しようとコルダ3をAmazonで予約注文したのにkonozamaですよ。しかも予約キャンセルが可能な未発送。あああああああああ。

もはや本体的な意味でプレイできるかどうかもわからないコルダ3のトレジャーBOXを駆けずり回って探して、見つけた所へ同じ棚にあったPSPの「CROSS†CHANNEL~To all people~」限定版にすっかりココロを奪われて一緒に買ってしまうПсиをだれかなんとかしてください! もうおかねないのに! ないのに!!

というわけで、痛い胸と馬鹿に大きい仮想ゲームショップの袋(トレジャーBOXはPS/PS2の真・女転生シリーズ限定版と同じくらいの大きさです)をぶら下げて帰ってきたПсиは早速CROSS†CHANNELの特典CD(PS2の特典と同じらしいドラマCDとサントラCD)をリッピングしながらPSPにUMDを突っ込んでみました。
PSPソフトウェアをさわらない状態で起動すると、どうやら要求ソフトウェアは6.20。6.xxな時点で割と絶望的です。がんばれる範囲でソフトウェアをがんばって再度UMDで起動してみると...

...あれ?

ふつうにうごきますよ?

OPだけで消えちゃったらしょんぼりだと思って少し進めてみたところ、もうロミオ文体が色々と蘇ってきてごろごろと床を転がりながら悶絶です。ああ! ああ!

そして本来の目的を思い出し、泣く泣くCROSS†CHANNELを抜き取ってコルダを起動。すると今度はロゴ後に一瞬画面が変わってすぐに電源が切れるという有様。何回やっても何をやっても変わりません。ああ...コルダ3はだめです、プレイするなら時間が解決するのを待つか、真っ当なソフトウェアに戻すしかありません。

でも。

棚で見掛けて思わず買ってしまっただけとはいえ、コルダ3がプレイできる状態になるのを待つ間、ПсиにはCROSS†CHANNELというすてきなゲームが残されています。
そうです、6.20要求のソフトがなぜか動いていることがそもそも不思議! だったらどこまでちゃんと動くのか、最初の船やキャンプで止まる様なことがないのか試す必要があります。というわけでПсиがんばるでもかんちがいしないでよねあくまでためしているだけでゲームにぼっとうしているわけじゃないんだからちょっとためしたらおしまいなんだから(没頭)

♪~MISTY HEARTBREAK[access]

孤独な町並みは迷路でПсиはモチベーションなくした病める日々なのです!(挨拶)
なぜだかLaputaのFinalが大好きで大好きでしかたがなくてただでさえリリースからもう何年経ったのかわからない今でも頭を駆け巡るのに最近は雪が多いので思い出すことが本当に多いですよひゃっほう。
そんなこんなで、eneloopを買ってきました。内訳は次の通り。

  • eneloop N-TGN01-6ASET(単三充電器4+単三4+単四2)
  • eneloop HR-3UTGA-8TN(eneloop tones(単三8))
  • eneloop HR-3UTGA-2LP(eneloopy+単三2)
  • eneloop KBC-E1AS(単三充電器2(USB出力付)+単三2)

というわけで、一夜にして単三14と単四2とeneloopyが手に入るという朝目が覚めたらドラゴンボールが机の上に6つ揃っていた様な状況になったのでした。いえ、いくら集めてもたぶん透明な何かのせいで願いは届かないのですけれど(© Plastic Tree)。

なんといっても圧巻はeneloop tonesで、8本並べると本当にきれい。きれいすぎてもったいなくてつかえないという最悪な心理状態ですが、この際だからといろいろな電池ものを発掘していたらとてももったいないなんて言っていられる状態ではなくて結局スペアはノーマルで8本を重点的に使うことになりましたよひゃっほう。
単四も充電してpomera用に持ち歩くことにしましたけど、もう少し単四欲しい...ああいけないこうしてeneloopはおかねをもっていくのタイプ別音源なんていい加減にどうにかなさいようわあん!!

そんなПсиが最近ココロを癒されるものといえば、仮面ライダーWのファングメモリとWドライバーです。「なんでそんなもの持っているのか」という質問をした方は無条件にシベリヤ送りですのであしからず。
ファングメモリがギミック的にすてきなのももちろん、フィギュア状態のファングは無駄にかわいくてすてきです。割と間接が弱そうで、特に腕などは何度か動かしたらかなりゆるくなっちゃいそうですが、それはそれとしてすてきです。半透明の不思議色なボディに黒い目、メモリ化した時のよく見ると微妙に怖い感じ、変形すると誤動作でぴぎゃーぴぎゃー鳴く様、ああ、ああ!(おちついてください)

でも、そんなWのメモリは軒並みボタン電池なので、eneloopの恩恵にはまったく与れそうにありません。うわあん。
...ここはおとなしくデンオウベルトやキバットベルトのと言いたいところですがこの手の玩具は伝統的に単四ですから、今回買った内容ではどうにもならなさそうです。いいもん、単四増やすよ! これから単四eneloopをいっぱい買うの!(無駄すぎる宣言)

...そんなことはさておいて、これからeneloop生活をがんばろうとおもいます。USB給電さえあればなんとでもなるこんな世の中じゃ。


La'cryma終わりと昨日のイヴェントの影響で、iPhoneで聴く曲がすっかりヴィジュに寄ってきたのは良いのですが、昨日のイヴェントに出ていたヒトの曲まったくきいていないのはどうしたわけかしら。かしら。今GULLET聴き狂っても報われませんよПси。

そんなことだから、各駅停車のつもりで「通常盤」とか言ってしまうのです。cali≠gariはいったいどうすればいいの。Plastic Treeは毎度通常版しか買ってませんが合っているのかしら。アルバムでDVD付かないと曲数増えるとかってDVDの内容がクリップならクリップ集に期待できますけどライヴ映像ってことはどういうことですかどういうことですか言ってみなさいよおらああああああ!(時事ネタ)

今日も平和です。

♪~amnesia[GULLET]

何の因果か、仮想MUSIC JAPAN春爛漫の宴2010公開収録の観覧に当選していました。La'cryma Christi終了公演2日間を乗り切った直後に、また仮想渋谷に来ることになるなんて。相変わらず仮想ハコに行けない今日この頃ですが、なぜか仮想渋谷運が異常に上昇しているのはたぶん仮想ハチ公の周囲をぐるぐるまわって仮想魔界に飛んでピラーか何かを見つけろということなのでしょう。今こそ旧約をリメイクしてください。

仮想渋谷に早く着きすぎたので、最近気になっているeneloopを見てみようとふらふら。Псиの棲み処にはWiiやpomeraなど電池を食べる仔が多いのですが、全部を変えるのは大変そうだといままで躊躇してきました。
いえ、正直今でも躊躇しているのですが、どちらかというと出先でのiPhoneの電池切れが激しいので、そちらに対応したくなったのです。充電式のeneloop mobile boosterを買えば済む話なのですが、結局そのバッテリーも充電するのなら、汎用乾電池が使える可能性があって単三eneloopの充電器にもなるKBC-E1ASあたりが良さそうです。

さらには、eneloopyのかわいさに今更ながらにきゅんきゅんしてしまって、もう絶対充電器無しのeneloopyセットとeneloop tonesとmobile boosterを買うのだわ、とぐねぐね考えながらとぼとぼ仮想渋谷を歩いたのでした。仮想東口ビックカメラと仮想西口ビックカメラでeneloopラインナップの充実ぶりが全然ちがってしょんぼり。みんな、仮想渋谷のビックでeneloop買うなら東口の1Fへ集合だよ☆(駄目なアイドル調)


そうこうして辿り着いた仮想NHKホールはヒト、ヒト、ヒト...随分奥から並んでいる様子で、しかも開場しても物販無いですし席には入れないしやることないし学校ないし(©電気グルーヴ)で、ロビーはアレな難民さんがたむろしている状態。流れる放送もなんというかとてもNHK。
そもそも入口でもらえるリーフレットがNHK龍馬伝特別展・NHKネットクラブ・番組紹介フリーペーパー近くの仮想C.C.Lemonホールととはすっかり異質のものばかり。でも、NHKですもんね。しかたがありません。

驚くほど時間通りにホールのドアは開いて、その後も驚くほど時間通りに粛々と進行するのでした。


ネオ・ビジュアル系 春爛漫の宴2010 @NHKホール 2010+02+22 [彩冷える/Alice Nine/Versailles/cali≠gari/ギルガメッシュ/シド/Plastic Tree/ムック]
評価:★★★**

よくも悪くもカタログモード。でも、思うところは色々ありました。初遭遇は無かったものの、やっぱりひさしぶりのバンドは多かったですし。

あと、放送されるのは04月らしいですが、本放送では1組1曲になるらしいです。ただ、Music Japanのこのイヴェントに関するブログ記事へのコメントが多いとか、反響が大きければ完全版の放送もあり得るそうですので、全部見たい方はぜひ。
注意事項で特にライヴの模様をネットで云々とかって注意がなかったので、曲目と印象をざっとお話してみます。

cali≠gari
プロデューサと舞監の話が終わった後、出てきたのはいきなりcali≠gari。仮想武道館の解体の様にぶっとんだ髪ととてもそれっぽい衣装で演奏されていました。MC無しで3曲を駆け抜けて、さっさと退場。BGVはそれぞれお馴染みのアレ。えらく質素なステージの中で、随分元気に演奏されていました。特に青。
  • マッキーナ
  • -踏-
  • スクールゾーン
それはそれとして、全然新しいアルバムの曲も「続・冷たい雨」とかもなくてちょっとびっくり。タイミング的な問題?謎です。
Plastic Tree
ええと、いきなりПсиの手持ちカードがなくなりそうなのですけれど。もう今日は時間的にMCとか無い流れなのかと思ったらそこは竜太朗、曲間にそれぞれ「色々省略して」で誤魔化すMCを披露されたのでした。ライヴで見るPlastic Treeはあんまりにもひさしぶりで、そもそもドラムがブッチでなくなってからは初遭遇だったのですけれど...まず怖くて聴けてない年末のアルバムを聴く所から始めないと(そこからか)。選曲としてはそんなПсиにもやさしい選曲。正さんの振る舞いは相変わらず素敵でした。太朗さんも相変わらずでした。いきなりぶち切れて「まだあそびたいですかー!?」とかってMCを仮想NHKホールで聴けるとは思いませんでした。
  • うつせみ
  • Ghost
なんだか梟のイントロは噛んだ様なおかしな感じに見えたのはПсиの気のせいですか。あと、壊れるMCの後はサイコガーデンだと思っているПсиはもう古い世代の天使なのですか。
ギルガメッシュ
随分ひさしぶりに見かけましたが、かなり格好良くなっていてびっくりでした。1曲終わった後はこんな素敵なMC。
左迅「えー、今日はヴィジュアル系の宴ということで最後まで盛り上がっていきましょういいですかー!!」
観客「おー!!!」
左迅「えー...あっという間に次の曲でラストなんですけど
観客「えええーww」
登場をいつも通りにしたせいで2曲で終了という悲惨な状態。あと、arrowは散り物が。弐のヒトの張り切りっぷりがなんだか異常で、「ステータス:ハイテンション」と自己主張している様な振る舞いが素敵でした。
  • DIRTY STORY
  • arrow
彩冷える
ギルガメッシュ後の暗転が妙に長くて、そういえば今回のライヴって基本4人のバンドばかりでツインギターは彩冷えるとAlice Nineくらいだわ。でもあのミラーボール何かしら、順番的には彩冷えるかしらと思っていたら案の定5人出てくるわけですよ。
さあNHKホール、声を出していくよ!!
いきなりヴォイ、ヴォイとかって声でのっけられた上に本場の咲きをひさしぶりに目の当たりにして...そうです、咲くってこういうことだと。せっかくですからПсиもここぞとばかりに咲いてみます
  • action
  • サヨナラ
  • 未来へ
アルバムの通常版を聴いていればなんとか頑張れる内容でした。アルバムリリースされたばかりですから、そこからの選曲が集中したのも当然でしょうけど。Псиの遭遇したことがある彩冷えるはヴォーカルが違うのでほぼ別物ですが、葵はなんというかがんばって丁寧にMCしようとしている感にちょっぴり好感が持てました。あと、やっぱり上手ギターは必死で弾きっぷりを見せつけないといけないのですね。めも。「春爛漫」というコトバから、春は出会いの季節だし別れの季節だし新しい生活の第一歩を踏みだすかもしれないし、そんなヒトたちにと最後は「未来へ」。
シド
そして長い暗転。でも暗転してセットが変わると早々に「シドだ!」「シドだ!」と暗い中立ちあがるお客様方。その通り出てきたのはシドで、面子的にAlice Nineが続くかVersillesではと思っていたПсиをノックアウトしてしまうわけですよ。そして、そういえばシドでもみんな咲くんだというごはんをたべないとおなかがすくくらい当然のことにぴーんと気付いた
マオ「こんばんは」
観客「こんばんはー!!」
マオ「こんばんは」
観客「こんばんはー!!」
マオ「...こんばんみ
観客「こんばんみ!!」
マオ「こんばんみ」
観客「こんばんみ!!」
なにこれ。その後もMCは本当にアレで、曲間のMCはシドのヴィジュアル担当であるゆうやに任せて自分はさっさと舞台から消えるマオ。垢抜けないMCで四苦八苦している中へ延々待たせてマオが帰ってきて「もういいですか?」...ひどい。
  • 歌姫
  • Sleep
歌姫は03月発売のSleepのカップリングなので、本当に新曲ラッシュです。歌姫は夏恋とかの軽快でちょっとピコってる印象。すごくすてき。シドも見るのがすごくひさしぶりで、その時の印象もMCがアレだったのですけれど、その意味では変化がなくてよかったです
Versilles
暗転中に赤いドレープたっぷりな幕が降りて来て、間に細くて白い筋(光り物)が降りてきて、もうどう見ても次に来るのはVersailles。どきどきしながら見ていると、明かりが点いた途端にそこかしこにBALA薔薇VALA(©Gargoyle)。そして全く容赦なく始まるPRINCESS。
  • PRINCESS
  • 愛と哀しみのノクターン
HIZAKIとTERUが揃って控えめにヘドバンする様や、いちいちHIZAKIとTERUが揃って動く様や、もう何かKAMIJOはLAREINEを経てスタンド2体になったのですかと驚くПси。なんだかヘドバンしているヒトは異常に少ないし、そもそもメンバー入ってきた時にまずどよめきが起こるのは今回のイヴェントのメンバー的に仕方がありません。格好はLAREINEとかMALICE MIZERとかだし曲はXばりに展開し倒すし、ヘドバン...ほら、局地的に頭を振っているヒトたちがいるよ。Псиもがんばりました。曲知ってしまっていたのでしかたありません。KAMIJOが手を上に翳して客席をガン見しますが、少なくともПсиの周囲のヒトはいろいろついていけないのか好意的なヒトで手バン、そうでなければ立っているだけです。がんばれVersailles。その後、「さああNHKホール!! 日本中に!! チカラの限りヘドバンを!!見せてやろーぜ!!」というミュージックステーション年末SP(=Xの仮想東京ドーム公演)におけるTOSHIのMCみたいなことを言ってから短めの「愛と哀しみのノクターン」。しっかり決まって「ありがとお!!」でおしまい。なんかセカイの違いを見せつけて帰っていきました。
Alice Nine
白い筋は消えたけど赤い幕は残し、そしてミラーボールが再び降りてくるというよく解らない状態。ミラーボールだったらAlice Nineで確定よね、というところに案の定5人登場。メンバー4人:メンバー5人の比率は6:2=3:1というすごい偏り。これがネオヴィジュアル系ということねっ!(ちがいます)
  • MIRROR BALL
  • RAINBOWS
一曲目はまさにMIRROR BALL。イントロ始まった途端に大喜びの観客。そして咲く観客。もうПсиも今日は咲く練習と位置付けることに。あとはやっぱり上手ギターの頑張り病をそのまま踏襲しているというか。将のMCがなんだか自信に満ちているのに挙動不審でした。Naoのスティックを回して叩く様を見ながら、でもなぜかLEVINを感じないのはなぜなのでしょうか。曲が長めだったからかAlice Nineも2曲で終了。
ムック
暗転中に幕がなくなり、再びシンプルなセットが帰ってきた上でのムック。みんな白黒なのはいいとして、コントラバス持ってきたYUKKEはタキシードに見えましたけどそれっぽいだけですか。
  • ファズ
  • オズ
  • 約束
そもそも幾つかの曲は始まる時にカウントが入りますし、一部の曲は明らかに弾いてないのが見え見えでしたが、公録なのでそれは良いのですけれど。「どうせ音出ないんだからシタール持って暴れる」という今井イズムを感じるコントラバスを持っての暴れっぷりはすてきでした。♪うおうおうー。ファズの後はオズ。YUKKEはベースに持ち替え、MIYAはモニタスピーカーの前を走ってつまずきかけ、その後立ち位置で本当に転ぶというすてきプレイ。そしてMC。
逹瑯「こんばんは!!」
観客「きゃあああ!!」
逹瑯「ギルガメッシュです!
こら
逹瑯「2月22日、なんと今日ですね、YUKKEがムックに入って11年目です!!」
観客「きゃあああ!!」
YUKKE「(その場で座って土下座)」
逹瑯「2月22日になる度に、YUKKEは土下座して謝っています」
逹瑯「11年前、たしかにYUKKEは、かわいかったんです!! 今じゃすっかりかっこよくなって、ムックに欠かせないメンバーになったと思います!」
観客「きゃあああ!!」
そんな流れで新曲の「約束」。どれかの曲に感じが似てますがなんだっけ。とりあえずピアノが格好良かったです。散り物あり。そして短めに終了。最後は「ありがとう」と言った後、一言「終わり」と言い放って出番終了。その後は特に何かあるわけでもなくイヴェント終了のアナウンスが流れたのでした。

今日の教訓: 上手はがんばっている自己主張が必要2010年なのですから咲くのに慣れる

本当にカタログ的な展開だったので、Псиでも知っている曲ばっかりだったというのがすてきなところで。でもライヴで聴くのが初めてというのが殆どでしたし、そうするとどうして良いかよくわからなかったり。
音源ヲタで終わるのはやっぱりもったいないことです。ライヴ行かないと。

あとは...Plastic Treeのアルバムちゃんと聴こうと思いました。ライヴ行きたいな。あと、ちょっと訳あって「THE AVOIDED SUN」までしか知らないlynch.のその後がすごく気になってしかたがなくなりました。Fatimaも復活しますしPhantasmagoriaも帰ってきますし、今年はたくさんライヴに行きたいです。いろんなイヴェントの合間を縫って(相変わらず優先順位が不思議)。


今日の教訓その2: さくらクリームフラペチーノはあり。そんな感じで仮想NHKホールを出たら正面でやってる謎のライヴとかCD配りとかのイヴェントをうまくこなして、誰もいない仮想AXの写真を撮ったりしてにへにへしていたら、シャッフルプレイ中のiPhoneが「散リユク僕ラ」からの「眠れる森」で「理科室」というひどい連鎖を見せて、一気にしゅんとしてしまいました。

今日の教訓その3: ひとりでライヴから帰る時のPlastic Treeは危険。なんだかココロの闇を刺して広げてくる様で。

あんまりがんばらなかったのでひどくは疲れませんでしたが、帰ってきたとたんにiPhoneのバッテリーが終わってしまいました。

今日の教訓その4: eneloopを買う。ぜったいに。

♪~ファズ[ムック]

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