ひさしぶりの仮想渋谷をふらふらしながらゆったりと入場。
以下、例によって間違い多いかもです。注意。
CRUSH OF MODE-'05 SPRING 4 COLLECTION- @ Shibuya O-East 2005+03+25 [メトロノーム・Fatima・グルグル映畫館・Lab.・アネモネ・エレキ隊]
・Lab.
諸事情で、中盤辺り(BEAUTIFUL LIFEとかの辺り)ちゃんと見ていませんでした。ホールと受販前を行ったり来たり。
最近のLab.のMCは自虐がメインテーマなのかもしれません。オバンギャを弄るMCがすっかり減った様な。あと、たとえば四次元がテンプレ化されているというわけでもなく・・・いえ、大体演奏する曲は似通っているのですけれど、それでも一時期程の「いつ見ても一緒」感が薄れてきたのは素敵なことだと思います。薄れただけで、やっぱりどこか安定しちゃっている様に見えちゃっているのは、たぶんПсиの好みの問題なのでさて置いて。
「今日は生まれて初めてギター無しでライヴやっているんですけど。ギターが無いと不安で不安で、世のヴィジュアル系のヴォーカルはよくギター無しで歌えるなあと」
いや、それは単にあなたが(略)
・エレキ隊
スキャットマン始まりで出てこようと、楽器弾かずにオレンジレンジのロコローション歌おうと、なんでもいいとは思いますけど。忠臣蔵で見て以来のエレキ隊、歌ってるの見るのははじめて。
うん、さっさと帰ってください。寒いし痛いし見てられなかったので、引き続き受販にちょっかい出したり。
・グルグル映畫館
エレキ隊はサイドステージだったので、エレキ隊が色々やってる間にメインステージのセッティングが終わったりしてるのかなあ・・・と思いきや、エレキ隊が去ってからも転換に異常に時間がかかって。ようやく客席の明かりが消えたと思ったら、幕開きと同時に「え~れ~き え~れ~き」という低い声・・・うんざり。
エレキ隊の
「今日は諸事情でグルグルさんは出ませ~ん」
というコトバに本気で凹み、帰ってしまおうかそれとも三度受販をひやかしてブラックリストにダイヴとかの脳内あそびを発揮していたら、「まてまてまて~」とグルグル登場。どうやら、エレキ隊はグルグルを全然違うステージに行く様仕向け、その間メインステージを乗っ取ってしまおうと画策したそうです。玉腰さんは「間違えてCrest行きそうになった」とか。
鳶さんが極妻みたいなヤクザキャラを発揮して、開き直ったエレキ隊と立ち回りながら「歌題 僕はタタカわねばならない」でライヴ開始。なんだこれ。
エレキ隊が頭に入った所為か、お芝居は特に無く淡々とライヴは進行。代わり・・・なのかどうか、前田さんが「腹黒」とコールされたり鳶さんの弟の名前や妹の名前をコールしたり、メンバーコールがはっちゃけすぎだったりしました。
- 歌題 僕はタタカわねばならない
- 駆け昇れ!感情!
- 空を飛びたがった子供
- 紙芝居ブギ
- 大問題!されど快晴
- どんづまりの唄
あと、最後に「当年取って19歳」でお馴染み「紺碧さに誘われた子供」の頭のアカペラ部分だけが流れて終了。普通に面白かったです。エレキ隊を除けば。
・アネモネ
サイドステージの幕が早速開いた・・・のは良いとして、出てきたのは男性1人と女性2人、黒い空気を纏った女性と黒い上に頭に花が咲いている女性、そして大昔の吉良さん(ZABADAK)みたいなヒトが登場・・・って、誰ですか。
どうやらこの方々が、入場口にあったキャストのリストで唯一判らなかった「アネモネ」だったらしく。うわあ・・・黒い。シンフォニックじゃなくなった黒百合姉妹というか黒い吉良的コーラス系の曲というか。なんだか普通に素敵そう。
加えて、この3人が全然視線を合わせないとか、男性が等間隔で振ってる鈴(入りと出の両方で振ってた)がたまらないとか、そもそも3人ともヴォーカルなのに3人同時のハモりがほぼ皆無とか、なんだかもう。
喋ったら案外普通に喋れそう、という辺りも踏まえて、なんだかものすごく気になりました。今日一番の収穫かも。05月08日にアルバムが出るそうなので、それを期待することに。
・Fatima
案外早く幕が開きました。
遅刻しないで初めてFatimaを見ました。即ち、ちゃんとしたFatimaははじめてっぽいので、かなり期待をしていたのですが。
・・・・
・・・・・・・
・・・・・・・・・・・あー。
すごい。
ごめんなさい、他に言うべきコトバが見つかりません。
4geのメイク濃すぎませんかとか、そこのLay様はどういう髪型ですかとか、ステージ上で4人がくるくる回ってるのは何かの悪夢にちがいないとか、あまつさえフォーメーションまで組み始めたので余計にどうしていいか判らないとか、本当に突っ込み所は色々あったのですけれど。
何かある毎に、具体的にはKanomaが何かやらかす毎に膨れ上がる好感度を誰かなんとかしてください。あと、昨日の「とくばん」を見た所為なのか、ものすごいマイペースで捲くし立てるKanomaがなぜか綾小路きみまろと重なって仕方が無いПсиの頭をなんとかしてくださいっ。
「際物揃いの今日のライヴですが、最近Fatimaはこっち側な気がしております」
きゃー(何)。
「今日客席にいらっしゃった方は、似非ロックショウが大好きな筈!」
ああ、こう繋がるんだ。
というわけで、グルグルの「大問題!されど快晴」に引き続いて、「哀愁の底辺」の掛け合い講座。今日は掛け合い講座が多かった気がしましたけど、Lab.にそういう要素は無いですし、メトロノームは「飛んだり跳ねたりすればいいじゃん!!」「みんな~、回ろう~」「ほ~ら、ちょうだい!!」程度で講座という程何か時間を取っているわけじゃないので多いという程多かったわけでもないですが、それでもそんな印象があるのは偏にFatimaの所為ですよFatimaFatimaっ(どうしましたか)。
メンバー全員が「えせろっくしょ~」と掛け合いつつ、客席全員で・・・って、Kanomaは「馬鹿でもなければ1回聴けば理解できる筈」と仰ってましたが、たぶん曲知らないとタイミングとか難しいと思いますよというПсиの想像はマイノリティではなかったのか、あまり大きな声が挙がらないまま進んでいきました。振りとか咲いたりは普通にあるですけど。
最後はNoble King Snake終わり。上着を脱いだ後、後ろを向いてブラウスを脱ぎそうだけど脱がないまま間奏が終わってしまったKanomaが素敵。ちなみに最後の台詞は・・・なんでしたっけ、「幻を見ていたのは君だったのか、それとも僕だったのか」とか。なんだそれ、と思いつつライヴ終了。
ええと、また行きます。ええ、絶対。
・グルグル映畫館×エレキ隊
もう弾切れですけど、サイドステージは誰か出るですか・・・と思っていたところ、エレキ隊とそれを囲んでグルグル登場。まだ極妻キャラを引っ張っている鳶さんとグルグルメンバーが散々乗っかった後、
「わし、笑いたいのお」
とか鳶さんが言い出し、なぜか物真似大会に。エレキ隊の一人のヒトがずっと言われた物真似をし続け、それが微妙に合ってたりずれてたりで面白かったですが、「今なら「これやってほしい」ってリクエスト受け付けますよ」と言って鳶さんが客席にマイクを向けると「天野さん」という五文字が響き、「それでは天野鳶丸さんの真似、どうぞっ」「(妙に高いテンションで)こんばんは~、グルグル映畫館で~す」誰。
その後、エレキ隊から「芝居に出て欲しい」というリクエストに「ええんちゃう?」と答えて承諾しつつも、実は入場時に配られていたリーフレットに「出演決定」と大きく書かれていた、というオチが。グルグル2人の他にKIBAもゲスト出演するらしいので、気が向いたらメモすることにします。
「この後はメトロノームさんです。じゃあみんな、三つ数えようっ」
「い~ち に~ さ~ん」
「だ~っ!!」
「全然メトロノームと関係なくなっちゃいましたけど、最後までお楽しみください」
なんですかこの展開は。
・メトロノーム
大して待たずに幕開き。今日は「低俗」の様な曲は無く、跳ねる曲ばっかりでした。イヴェントらしく、喋るのはシャラクだけで、それも告知ばっかり。
「東京バビロン」があったことと、メンバー紹介を兼ねる「コンピュータ」が無かったことくらいしか特筆することがありません。あ、あと後半のフクスケがいつも以上に目がイってたくらいしか。
- 僕の右脳 猿の左脳
- 月夜の晩、壮絶に生きろ
- カラクリ
- 東京バビロン
- 一週間
- めんどくさい
- 三つ数えろ
「三つ数えろ」終わりなので、どう考えても次があると思わせつつ終了。
アンコール
メト服を着た4人組が出てきたものの、よく見るとそれはエレキ隊。メトロノームを騙ってエレキ隊が馬鹿騒ぎしている所へ、「全然反省しとらんやんけ~」とグルグルが登場。その後、鳶さんが「今日の出演バンド全員出てきてくださ~い」と声をかけると、メトロノーム(シャラク以外)とKIRIHITO(TILLだったらごめんなさい)が登場。また「三つ数えよう」といって「いち・に・さん・だ~」をやり(謎)、その後「回って終わろう」と言って「φD-SANSKRIT」。
すごくステージ上が楽しそうなのはさておいて、遅れてきたシャラクが寝起きっぽくぼーっとしていたのは一体なんなのかと。ともあれ、そんな感じでつつがなく終了致しましたとさ。
・おまけ

一部日本語が意味不明なのも然る事ながら、ヘッダ部分の使い回しっぷりが甚だしい件について。
♪~くま紳士の身の上話[谷山浩子]