2005年4月アーカイブ

 困ったことに、4月中では全然DDS2を終えることができませんでしたとさ。これも想定の範囲内(無理矢理そういうことを言うのはやめましょう)。
 というわけで、今月のプレイリスト。重複はカウント1回です。

  • 偏西風[La'cryma Christi]
  • 月の瞼[La'cryma Christi]
  • S.E.A.[La'cryma Christi]
  • G*U*M[La'cryma Christi]
  • Angolmois[La'cryma Christi]
  • magic theatre[La'cryma Christi]
  • 鳥になる日[La'cryma Christi]
  • Lhasa[La'cryma Christi]
  • 少女とクローゼット[Fatima]
  • 苦悩の中の耐え難い存在[deadman]
  • Siam's Eye[La'cryma Christi]
  • in media[deadman]
  • in forest[La'cryma Christi]
  • イスラエル[La'cryma Christi]
  • THE SCENT[La'cryma Christi]
  • through the looking grass[deadman]
  • eternal colors[La'cryma Christi]
  • Zambara[La'cryma Christi]

 La'cryma Christi祭りにしてZambara9回。Lhasaの初聴きでПсиに感動を齎して依頼、時間が経てば経つ程好きになっている曲です。
 「Magic Theatre」と「Zambara」はアルバム主体のツアーでなくても何かと演奏されて、そんな曲が来る度「どこまで物凄いですかこのヒトたちは」と思いながらぼおっと見ていました。CDに無い奥行きを感じる、ライヴ版の「Magic Theatre」に何度感動したことか。
 CDやiPodでそれらの曲を聴く度に「ああ、最近ライヴへ行ってないなあ」と思い、そして「Red Hot Circuit」とか聴いて「ああ、最近のLa'crymaはこうなんだなあ」と思うのです。救いと思えるのは、その「最近のLa'cryma」が極端に好きではない代わりに極端に嫌いでもないこと。まずい兆候だと思うのは、同じノリで「yesterdays」を聴いて「ああ、もうKOJIはいないんだなあ」と思うくらいにはまだ達観できていないこと。

 ・・・嗚呼。


 「嗚呼」を「眞呼」と頻繁に勘違いする類の呪い(迷惑)。


 来月は再び適当に。一気にCD増えそうですし。


 もっとПсиに画力を(何)。

♪~Zambara[La'cryma Christi]

 ゴールデンウィークなんて名ばかりなのですっ、むしろウィークポイントを金色に輝かせるというのは、背中に葉っぱが張り付いていた所為で完全無双ではなくなったジークフリードか、アンタレス直前の氷河みたいなものなのですよっ。
 何の輝きもない、むしろ灰色や真黒な世界を仰ぎ見ながら、浮世をふらふらと歩くПсиは、有象無象のヒトの群れに負けてしまいそうです。誰かっ、誰か冷たい太陽を止めて下さいっ(落ち着いて下さい)。

 あまり荒れるのもいけないと思い、携帯電話に新しい動画を追加してみました。ひとつはヴィドールの「オカルトプロポーズ」。アレな結婚式のクリップなのですが、結婚式そのもののシーンが皆無だったり、そもそも教会じゃなくて結婚式場なのがアレだったり、結婚式場の敷地内と思しき林で演奏するメンバーの遥か後ろは大きそうな道路で普通に車が通っていたり、なんだかとてもしょんぼりするのです。これが在りし日のUNDERCODEクオリティ。最近はそんなに安っぽいことはなさげですけど、お願いですからいちいちアイテムに「美麗映像」とか謳わないでください
 オカルトプロポーズをエンコードしてから、ちょっとminiSDカードを整理。どう考えても見なくなってしまったものをばっさり切り捨ててしまいました。どうせ同じ3g2ファイルは違う所に全部残っていますし、一気にばっさり。意外と音楽番組からアーティストを切り出したものや「いつか見るだろう」と思っていたヴィジュ以外のクリップは切り飛ばし対象となり、残ったのは黒いものと2次元ものばかり。最悪。

 なんとか100MB程度空きができたので、試しに30分もの(実質23分程度)のアニメを入れたらどうなるだろうと思ってラーゼフォンの最終楽章を投入。3g2にしたら88MBとかで済んだので、miniSDに無理矢理突っ込んでみました。
 それからというもの、暇さえあればラーゼフォンの最終楽章を見ています。いつでもどこでもラーゼフォン。いつでもどこでも綾人くんのふてた顔。いつでもどこでも遥の壮絶な微笑み。あああああ(駄目)。今度はマイメロを持ち歩こうかな(ますます駄目)。

 というわけで、ゴールデンウィークはПсиにはあまり関係無いので、いっぱい積んだものを消化しようと思います。それから、溜まった分のお話をいっぱい喋ろうと思います。さらに、4日~5日辺りはチャットに入り浸ろうと思います。予定は未定。

♪~Zambara[La'cryma Christi]

 Dir en greyのCDは物によって持っていたり持っていなかったりするのですが、クリップのDVDは胸を張って全部持っていると言える本当に駄目な子Псиですこんばんは(謎)。クリップ集はまだ2枚しか出てませんけど。インディーものはDVDじゃないので除外ですけど。
 そんなПсиにとって、06月の新しいクリップ集は超期待の一品。そもそも、曲目があまりにも素敵なのです。

  • CHILD PREY
  • Mr.NEWSMAN
  • DRAIN AWAY
  • かすみ
  • OBSCURE picture from BLITZ 5DAYS
  • THE FINAL
  • Machiavellism
  • 朔-saku- restricted ver.
  • 鼓動 restricted ver.

 朔-saku-が、かすみが、CHILD PREYがご家庭で満喫できるなんてっ。ただ、「restricted ver.」というのが余計なことされていないかと不安にはなりますが。
 ・・・ところで、「OBSCURE」はどうなっているですか。ライヴ上映版(「OBSCURE」のクリップはアルバム「VULGAR」の初回版付属DVDに収録されていましたが、グロなシーンはすべて修正(画面が小さくなる)がかかっています。でも、一部の音楽番組では無修正(修正部分等に演奏シーンを貼り付けたそうですが)で、BLITZ 5DAYSの5日目は元の映像がノーカットで放映された模様)が来るってことですか。というか、この表記だとライヴ映像が来てもおかしくないですし、会場の大画面をカメラで撮った中国の安いVCDみたいなのが来てもおかしくないですし、ライヴ映像とクリップの混在というのも考えられますがどうですかっ。語尾がみんな「か」。
 以下にケーブル局や深夜の番組とはいえテレビよりもDVDの方が規制は厳しいでしょうに、わざわざVULGAR版OBSCUREの規制を厳しくしたのは、ファンを生殺し状態にして完全版を収録したクリップ集に食いつかせる為・・・いやまさかあはははは。

 というわけで、発売告知がいつされたか判らないので、メモやニュースじゃなく細々と喋ってみるテスト(何)。ニュース見なさすぎ。


 怒りなんかしませんよ~(にこにこ)。


 今日のDDS2
 開始:地下街(Lv.29)
 終了:EGG1(Lv.29)

 ハイスコアは再度更新(390,000超)できたものの、1回ハイスコア更新をするとそれ以降はアイテムをくれないみたいで。それにしてもベルゼブブはひどすぎます。ある程度持ちこたえているとミニマル蠅オプションを次々と放出、それらは真横とか円形に紫・白ショット問わずばしばし撃ってくる、まさに弾幕ゲーの世界。容赦ありません。
 というわけで、しばらく距離を置こうと勝手に決めてちょっぴり話を進めることに。とはいえ入ってすぐ終了。とても今月中では終わらなさそう。

♪~Zambara[La'cryma Christi]

 そして、目が覚めたら朝の09:00とか。いつもより2-3時間遅れの目覚めってありえません。


 今日のDDS2

 シューティング考。
 まずはアルゴリズムをカラダに叩き込もうの巻。

 STAGE 1:剣咥えた鳥→カハク(紫ビーム)[2][2]→オモイカネ(Pow)→剣咥えた鳥→モノリスみたいの(モトが赤くなった様な。誰?)[2]→カハク[4]→サマエル[2]→剣咥えた鳥→ラフィン・スカル[2]→サマエル[2]→剣咥えた鳥→モノリスみたいの[2][2]→ランダ[1]→オモイカネ(Pow)→グルル[4]→剣咥えた鳥→サマエル[2]→ラフィン・スカル[2]→カハク[4]→ランダ→剣咥えた鳥→カハク[2]→グルル[6]→オモイカネ(Pow)

 このゲームの基本は、とにかく「硬い敵の左側に行くこと」。なぜなら、△/×で発射されるパワーショットが右側にしか出ないからです。特に、前方向に紫ビームを乱射するランダが来たら、とにかく左側に位置してショット+パワーショット。パワーショット1回で死ななくても、2回撃てば生きてません。ランダと戦っている時は雑魚敵も画面上部にたくさん沸いているので、パワーショットで大体まとめて片付けられます。ただし、ランダが出てきてからランダの傍に寄るのは困難なので、登場が近くなったら画面の中程へ行くとよさげ。

 メーターが最大になると一定時間点数が「*20」になりますが、ランダが元々500なのでその状態で倒すと10,000になります。素敵。ちなみにグルルは300。ランダでMAXにすると、ランダで10,000+直後のグルルで12,000(1回目/4体)か18,000(2回目/6体)。狙うしか。

 ボス:バフォメット
 最初は紫ビーム。パワーショットでメーターを稼ぐにはうってつけです。途中でスクンダがいこつが出ると白ビームを出す様になり、その後は紫と白を円形放射。そこまでひどくはないので、うまくパワーショットで紫を潰してショットを当てましょう。メーターMAXだと1,000*20という素敵なスコアがもらえます。

 大体60,000~70,000、頑張ると90,000、死なないで頑張ると130,000とかになりました。その時は初めてSTAGE 3のボスまで行けたけど勝てず、270,000前後でゲームオーバーになりました。がっくり。
 とにかく死なないこと。撃破し続けると倍率が上がるシステムなので、1回死んだだけでも点数げったーさんは大変です。そして、硬い敵はみんなパワーショットで倒すこと。柔らかい敵も上手くまとめてパワーショットで倒すと良いですが、基本的に○ボタンでオートを撃ちっ放しなのでそれで倒せてしまうことが多い為、Псиは固い敵のみと割り切ってます。パワーショットは連打が効かないので、ちゃんと敵の左に回ってよく狙いましょう。

 ・・・でも、パワーショットだけで進んでいった(鳥すらパワーショットで撃墜した)ら、バフォメットでゲームオーバーになったのに130,000。極力ショット撃たない方が効率いいのかも。

 STAGE 2:剣咥えた鳥→パワー[2]→剣咥えた鳥→オモイカネ(Pow)→フレスベルグ[2]→チン→モノリスまがい[2]→ケルピー[4]→パワー[4]→オモイカネ(Pow)→剣咥えた鳥+レギオン[2]→モノリスまがい[4]+チン+フレスベルグ[2]→オモイカネ(Pow)→ケルピー[4]+カハク[4]+剣咥えた鳥→パワー[4]→レギオン[4]+カハク[2]+チン

 オモイカネに接近しすぎると、何気に紫ビームを出してくるので注意。他の敵の攻撃がそこそこに過酷な為、オモイカネショットに負けるとすごく悔しいです。
 STAGE 1ほど秩序だった攻撃ではなく、いろんな敵が複合技で攻めてきます。パワーはデフォルトでパワーショット、基本的に別個で倒しつつ、4体出てくる時は2体目と3体目を重ねて倒しましょう。フレスベルグは4方向ショットを2回撃ってから離脱するので、1回目の軌跡を見てから左下と下方向のショットの間の位置に潜り込んで、パワーショットをがしがし。レギオンも8方向ビームを撃ってきますが、落ち着けばそんなに大変でもありません。たかだか200なので、ざっくり倒しましょう。

 とにかくショットは撃ちっぱなし。カハクやチンなどの柔らかい敵は画面上部にいる内に倒してしまう様にすると吉です。

 ボス:三つ目(水色)で青くて腕八本・・・誰でしたっけ、これ

 基本は白放出と紫を直線射出。ちょっと固まる様なモーションをした後、Y軸を合わせてから2段階で画面最下段まで殴ってきます。何回殴るかはランダム(かあるいは自機の位置次第?)っぽいですが、どちらにしろ攻撃方法の転換時はシューティングゲーム的にいかにもなモーションをとるので、そんなに難しくないと思います。
 バフォメットほどパワーショットでメーターを稼げないのが辛いですが、さっさと倒してしまいましょう。

 STAGE 3:チン(フォーメーション)→8方向→オモイカネ(Pow)→剣咥えた鳥+チン+カハク→チン+ツチグモ[2]+チン(右後方)→カハク(左前方)[4]→オモイカネ(Pow)→剣咥えた鳥+チン+カハク+アラハバキ+ケルピー+キウン+サマエル(この辺りは混沌としすぎて順番微妙)

 敵のショットが容赦無いですし、複合攻撃もなかなかにアレ。でも、STAGE 3まで来ることができたなら、とにかくショットの撃ちっぱなしで対応できる筈です。
 あと、チンが後方左側・後方右側から出てくることがあるので、出来る限り中央付近に、それが無理でもX軸は画面中央付近に戻れる様にしましょう。あとは慣れ。

 ボス:ベルゼブブ
 ごめんなさい、ちょっとどうにもなりません。いえ、大きいのが弾乱射するだけなんですけど・・・ううう、緊張が続きません。

 とりあえずクリアはできなかったものの、324,000まで行ったのでスターサファイアを2つもらいました。やったあ。

 ・・・というわけで、今日のDDS2は延々とシューティングだけプレイしてました。まずクリアしたかったですけど・・・でも、ハイスコアを上回れた(デフォルトのハイスコアが300,000)のでこれでいい気も。名前入力とかできれば最高だったかも(そこまで)。


 ごめんなさい、ニュースとかメモはまとめてそのうち。

♪~Zambara[La'cryma Christi]

 (午前六時五十分)
 目が覚めてしまったのは良いとして。何故だかカラダが全く動いてくれません。
 最近、目が覚めてもカラダが重くて重くてしかたなかったのですが、ここまでひどいのは珍しいです。無理にカラダを起こそうとすると、首の付け根の辺りが引っ張られる様に痛みます。起きるのをあきらめたПсиは、しばらくそのまま横になっていました。
 眠れない日と違って、天井をじっと見詰めていても何の妄想も浮かびません。それどころか、この時は「どうしてこんなにカラダがひどいことになっているんだろう」ということすら考えず、ただただ目を開いて何も見ずに時間を過ごしていたのです。
 いつもベッドの脇に置いている水差しにのろのろと手を伸ばして、水を口に含みます。・・・でも、舌と水が絡んで、口と喉の渇きが急に潤ったところで、喉にひどい違和感を感じました。水差しをさっさとチェストに置いてから、これでもかというくらいに咳き込んで、そのままぼんやりと痛みの余韻が過ぎるのを待ちます。
 そうしている間に、ああ、そういえばカラダが起きてる、無理矢理なら起きることができるんだ、などとぼおっと考えていました。

 (午前七時三十八分)
 カラダだけは起こしたまま、しばらく時間が経過しました。
 ここに至って、ようやく「どうしてこんなことになったんだろう」という真当な思考が始まります。とはいえ、それは考えたところで答えが導き出せるものではなく、もちろんПсиにも定かではありませんでした。
 天使はヒトが患う病・・・風邪とか・・・には罹りませんが、浮世での活動には無理が伴うのか、たまに得体の知れない不調に陥ります。ドクターに尋ねるわけにはいきませんし、かといってヒト用の薬を服用しても、効くときがあれば効かない時もあり、自分でもよくわかりません。ただ、こうした時は、浮世でヒトの様に生活しているとはいえ、やっぱりヒトではないのだと痛感するばかりなのです。
 足が動くのを確認して、のたのたと立ち上がってみました。背中が壊れてしまいそうで、背伸びなんかできません。カーテンを閉じて暗いまま、Псиはとりあえず顔を洗おうと歩き始めました。

 (午前八時二十分)
 今日はおでかけする予定でしたが、ちょっとそんな体調ではなさそうです。素直に寝込むことにして、ベッドに入りました。カラダが重いのは変わりませんが、だからといって別段眠いわけでもありません。こんな時にできることといえば、ゲームくらいのものです。

 (午前十時十一分)
 全滅したのでゲームを一旦終了して、本格的に寝入ることにしました。おでかけは午後に伸ばしたので、それまでに少しでもカラダをなんとかしないといけません。少し苦労はしたものの、いつもの不眠から夢に突入する時程は苦労せず、眠ることができました。

 (午後五時六分)
 「うああああ」と叫びながら起きたら、辺りが暗くなっていました。汗をたくさんかいて、喉がからからで、しかも渇いているというだけではなく、痛くて痛くてしかたがありません。チェストの水差しを取って、喉を潤します。
 時間を確認して吃驚しました。脱力した後、何をしてよいのか判らなくなり、ふらふらとベッドに向かってまたゲームを始めました。寝すぎて眠いです。

 (午後九時二十九分)
 ちっともテレビを見る気になれません。仮想世界を彷徨う気にはもっとなれません。幾つかのニュースを聞き及んではいるものの、それらを調べる気もお伝えする気にもなれません。
 こんな腑抜けたПсиは早く消えてしまえばいい、と思いながら、Псиは何度目かの眠りに堕ちることにしました。

 (午後十一時三十分)
 水を汲みました。
 世界がПсиを歪めている気がします。

 (午前二時二分)
 水を汲みました。
 鉄子さんの夢を見た気がします。

 (午後二時五十九分)
 睡。


 今日のDDS2
 開始:収容所2(Lv.18)
 終了:研究所~地下街(Lv.29)

 ゲイルが格好よすぎます。収容所2を終え、研究所クエストを終わらせて・・・どうでもいいですけど、ペルソナといいDDSといいどうして女神転生の周辺話は「空飛ぶ乗り物は墜落する」のでしょう。謎すぎ。
 前にも増して資金不足。加えて、シューティングはシエロが弾けすぎてて素敵。でもこんな体調では弾避けるのすら無理・・・弾幕ゲーとしてはとてもぬるそうなのに。

♪~Zambara[La'cryma Christi]

 Ezアプリカタログを眺めていたら、ようやく「ミスタードリラー」がW21CAに対応したらしいですよっ、と意気込んでダウンロードをしたのが数日前。それから、仮想電車の中やベッドの中などでこっそりと地中を掘り進む日々なのです。
 操作方法は十字ボタン(カーソルキー or 2/4/6/8)+掘る(Enter or 5)というシンプル極まりない類のものですが、なぜかすごく操作がし辛いのです。理由は簡単で、移動の際の操作性を考えると数字ボタンでの移動しか有り得ないのですが、かといって片手を数字ボタンより上のEnterボタンに置いての操作は考えられず、片手のみでの操作になります。でも、片手だけで両方操作をするのは案外タイムラグを呼ぶもので、スムーズな操作が難しいのです。・・・とはいえ、操作のゆっくりさ加減を埋めるかの様に、周囲の時間の流れもゆっくりなので、+-0な気はしますけど。
 なんだかんだ言って、慣れればそれなりに快適です。「積み」があるアクションゲームって本当に素敵だと思います。

 ところで、「ソロモンの鍵」と「Wizardry」はいつになったらW21CAに対応しますか(無茶)。


 でも、インタフェイス面で一番気になるのは、CLEARボタンを一回押すと強制的にアプリを終了させられる仕様ですけど。こんな紛らわしい所にあるボタン、上キー(2)を押すときに間違えて押しちゃいますってば。せめて選択ダイアログ出してくださいおねがいします。


 もうすぐW21CAでのPCサイトビューワ解禁。料金プラン変えなくちゃ、と思っていましたが、どうやら料金プランを変える必要があるのは「パケット割スーパーWIN」のヒトだけで、ミドルのПсиはその必要なさげ。スーパーのヒトは、プラン変更の申し込みは今月中に。


 咳が。


 今日のDDS2
 開始:収容所1(Lv.14)
 終了:収容所2(Lv.19)
 抜けた・・・最後のひどいトラップをなんとか抜けたです。正直、本気でゲーム自体投げそうになったですけど、地図を紙に描いて「こう行くんだこう行くんだこう行くんだ」と自分に言い聞かせたらなんとかなりました。
 トラップを抜けたところで、今度は延々とレベル稼ぎ。レベルが足りないとは思わないですけど、とりあえずフルカルマゲッタを全員が持てるくらいにはする予定なのです。$10,000のスキルをみんながみんな持てる様になってからは、どうしても資金不足が問題に。この辺は前作も一緒ですけど・・・マハブフーラクラスを得るのに$25,000かかるのに、まだその先がいくつもあるなんて。
 誰かのために$25,000を貯める→他の誰かがスキルを習得した場合(高いスキルを買うわけにはいかないので)$1,000とかの安いスキルを買う→安いスキルは早く習得してしまう→他の安いスキルを→うまー、という素敵なループをПсиはどうしたらっ。アイテムを売るのが苦手なПсиはお花をあまり売りたくない上に、売ったところで大した価格にならないっぽいのでなおのことしょんぼり。


 今度は咳が止まらなくなりました。発掘CDをリッピングしなくちゃいけないのに・・・そういえばgoatbedのモニカも放ったまま。積んだものもそのまま。駄目すぎ。

♪~Zambara[La'cryma Christi]

 あんまりそれがきれいなので、Псиのイノチを奪う上に誰にもコトバは通じないのですっ(何)。
 そんなこんなで、ようやく棲み処に戻ってくることができました。もうへとへとです。出掛けた先のこととか思い出したくありません。

 もう何をする気も起きなかったПсиですが、あんまりそれがきれいなので偽装動画音楽ファイルとか作ってみました。W21CAのPlayerでは「EZムービー」に入った曲が再生されませんから、ムービーとして登録してあげないといけないのです。・・・とはいえ、凝った再生をするとかリスト作るとかでなければ、EZムービーとしての登録でいいのですけれど。
 それで、某所の素敵ツールを使ってminiSDカード内の映像を「EZムービー」ではなく「ムービー」として追加しなおして、ついでに曲だけのものも幾つか作ってみました(動画として偽装することで、「ミュージック」ではなくて「ムービー」としてSDカードに入れられます)。とりあえず、シングル後半のInstrumentalも含めてなんでも放り込もうなiPodと違って、最近衝動的に聴きたくなる/なりそうな曲を厳選、特に明るくて頑張れそうな曲をセレクトしたつもりなのは良いですが。

  • ファンファーレ[YMCK]
  • Magical 8bit Tour[YMCK]
  • Tetrominon~From Russia with Blocks~[YMCK]
  • Yellow Magenta Cyan and Black(YMCKのテーマ)[YMCK]
  • Vendome la sick KAISEKI[SPANK HAPPY]
  • 魔法[メトロノーム]
  • 不機嫌なアンドロイド[メトロノーム]
  • さよなら、ミルクティ[FLOPPY]
  • ド否定暗黒回路[FLOPPY]
  • 雨降りの悪い夢[deadman]
  • アリス[GULLET]
  • Instance[GULLET]
  • ギザギザハートの子守唄[ヴィドール]

 ピコピコしたいのか黒くしたいのかはっきりしなさいと自分にお説教(しょんぼり)。そういえば、入れようと思っていた「東京バビロン」のシングルが行方不明ですよ。どこ~?(©あずまんがの誰かとか)


 あんまりそれがきれいなので、なんだか色々なものを発掘してきました。同時に、記憶の隅にあったものがドロドロに溶けて迫り来るのです。うわあ、Lucifer様の「薔薇色の吸血鬼」2ndですよ、STRAWBERRY FIELDSのベストですよ、Zi:Killの「DESEART TOWN」初回版ですよ、PSY+Sの「CHILD」のアナログ盤ですよっ(謎)。
 「CHILD」はあんなに素敵なバラードなのに、タイアップにも恵まれた(故・伊丹十三監督の最初で最後のホラー映画「スウィート・ホーム」の主題歌。映画も映画で素敵ながら(NOKKOとか出てきます)、CAPCOMから出たファミコン版も名作)のにアルバムに入らなかったので、アナログ盤をなんだか持ち続けていたのでした。
 最終ベスト「Two Bridges」でも収録されず、その後何かでCDになったのかなあと思って検索してみたらGOLDEN BESTに入っててびっくり。なんですかこのラインナップは。「Earth~木の上の方舟」が無いですけど。というか、そもそも「青空は天気雨」のカップリングは「CHILD」だったんですか。・・・そうだ、そういえばその為に「青空は天気雨」のシングルを後から探した気が。あああああ(<色々な記憶が蘇っている様です)。
 ところで、「CHILD」のカップリングの「Home Sweet Home」とか「Friends or Lovers」のカップリングの「Theme of Lovers」とかは(無理です)。

♪~Zambara[La'cryma Christi]

 Псиを棲み処にかえしてください、Псиはもう山と積まれたたこ焼きを1つ1つ分解してたこだけピックアップして数を数える様な不思議なことはしたくないのですよっ(どうしましたか)。
 それはそれとして、駄文垂流しの深澤さんには大変悪いことをしました。反省しています。誤植や勘違いの多いПсиのお話の中でも、リンクの時だけはサイト名表記とそのサイトのリンクポリシーには特に注意をしているのですけれど、というか実際「垂流し」が「垂れ流し」でないことはお話をする際にとても気に掛けていたというのに、あっさり間違えてしまいましたよあはははは(しょんぼり)。・・・本当にごめんなさい。
 ものすごい持ち上げられ様で恐縮していたり。Псиはそんなに崇高なのじゃないのですっ、ただ偏った上に古い知識を抱えた所為で変なこと考えているだけなのですよっ。

 あと、「Пси」に音は定義されていませんのです、なんてとても懐かしいことを言ってみるテスト。


 ええと、暫定的に置いてみたチャットですけど、一行掲示板としてひっそり根付けば別に会話無しでもいいやと思ってます。たまにテーマが変わるので・・・というか、この際なので呼び方をネタにしてみることに


 それでも今日のDDS2。
 開始:海底ケーブルA(Lv.9)
 終了:収容所(Lv.14)

 収容所で追いかけっこ。ヒトには全部逢ったと思うので、次は缶詰の中身だかを探しに。視界が狭くて追いかけっこに慣れることができず、1Fに1回の割合で捕まります。トラップの光る変なのが、最初通り抜けても何も起こらなかったので「意味わかんな~い」とつぶやきながら交差点を突っ切っていたら、その光る変なのに捉えられて動けなくなりました。一体。
 あと、ロアルドにちっともアイを感じません。Псиはどうすればいいですかっ。


 IZUMOらしきものを見ました。録画したのは積んだまま、リアルタイムでちらっと。・・・ПсиはIZUMOをよく知らないのですし、途中も途中なので全然話が判りませんけど、なんだか十二国記が劣化した様なとかぼんやり思ってみたり。ごめんなさい、本当にちらっとしか見ていないので、全然そんな話じゃないのかもですけど、でも戦国の世を学生服とかで闊歩されても困るじゃないですかっ(何)。
 ・・・っていうか、IZUMOってそもそも18kゲームじゃありませんでしたっけ。別物?

♪~Zambara[La'cryma Christi]

 棲み処が遠いです。


 逆境に負けず、そんな方面のDVD品評会(参加者:Пси(以上(それで「会」って)))。

 幻影像I~after the moonlight revival~[Phantasmagoria]

 UNDERCODEのDVDは異常に音量が小さいと思うのですが気のせいでしょうか(リモコンを握り締めながら)。基本的に弾いてるだけ+ソロ演奏シーン+戮はいろいろ頑張るというオーソドックスな構成でしたが、「Material Pain」は空間のだだっ広さがいい味出してますし、「Fairy times memorie」は最初「I for you」か「ヴェル・エール」でも始まるのかと思ったですけどそれはそれとして、インディーズ時代のROUAGEのクリップの絵を綺麗にした様な直球っぷりが・・・あ、間奏にライヴ映像入った
 Псиは音源を歌しか持っておらず、ライヴでの激しいPhantasmagoriaしか知らないわけですが。もちろん泣きメロやギターのギターっぷりはライヴでも判っていましたが、激しさよりもそちらの方が強調されていてПсиには懐かしくて新鮮でした。
 あと、絵というか映りというかはかなり綺麗。なにより、2曲連続再生ができて本当になによりなのです。・・・Псиがかつて買ったUNDERCODEのDVDって本当にひどかったんだなあ、なんて。

 仁義なきタタカいのエチュード[グルグル映畫館]

 ・・・・・
 ・・・・・・・
 ・・・製作環境はMac(言いたいことはそれだけですか)。
 みじか~い。元々短めな曲2つのクリップ集なんですから当然なのですが。トークで「04月07日現在」とか言ってるですけど、一体どういうスケジュールで作られたですか。
 部屋がどう見てもどこかの会議室とか、街を走るシーンの透過してるバックの背景がクリアすぎませんかとか、受話器になんか貼ってありませんかとか色々と突っ込み所はあるですがアラ探すとキリがありませんし何より面白かったので良いのです。三人の悪そうな顔が交互に来る辺りが最高です。
 あと、トークが普通に面白かったり。メイキングでマクロス7だのエヴァだの普通に出てくるのはどうなのかと。「もうだめぽ」ライターほしい(再)。
 上下左右映像はBuck-Tickの「WARP DAYS」最後2曲なクオリティです。しかも全曲FO+BO。それはそれとして、ぱっと見でSEX ANDROIDかと思いました。何故そう思ったのかはとても謎。

 メニューがすごく不思議。どんなループですかこれは。
 一応解析しようと思って、でもあのメニュー構造は再現できないと気付いて断念。これだからっ、これだから三次元の世界なんてっ(意味不明)。気が向いたら続きを。

 ROMANCE[Buck-Tick]

 言わずもがなの美麗映像。 「ROMANCE」のクリップの構成は、エフェクト一発で後は延々と演奏するタイプの「残骸」や、とりとめの無いイメージをばら撒いて構成されている「スピード」や「BRAND NEW LOVERS」とは違って、イメージの羅列ながらも配置されたものがテーマに忠実な「囁き」の方向。
 そういえば、LUNA SEAのクリップは時期によって色々と変化したですが、Buck-Tickは時期とかに縛られない分類の形があるなあと思ってみたり。それを思い出す為に、Псиにとって嵐の吹き荒れたクリップを考えてみると、「NATIONAL MEDIA BOYS」の白櫻井(ПсиがBuck-Tickのクリップで本格的に転んだ原点)、「GLAMOROUS」で逆行を浴びる櫻井、「囁き」で水を被る櫻井、「楽園」のかごめかごめバトルロワイヤル、「鼓動(上映版)」の拗ねた櫻井(倒れた櫻井に何か囁く今井も大好き。その代わり、このクリップでは時に拗ねてるヒトの表情がTHE YELLOW MONKEYの「パール」のあの辺並みに超絶なので注意)、あと「Jupiter」と「die」。
 「Six/Nine」全曲を見た時は、いろんな意味で「ああ、なんだか「KISS ME GOOD-BYE」のクリップみたい」と思ったですが、考えてみたら「Six/Nine」のクリップには殆ど場面が動かず、でもメンバーは演奏しないで集合したまま何かしている様なクリップが多くて、そしてその説明はそのまま「KISS ME GOOD-BYE」を指しているわけで。・・・曲数が既にひどいので制作費を削る為に場所を変えずに撮りとかの大人の事情略して無粋な邪推はあの子のハートとかクラインの壺とかそういわゆるすべてに共通する図形に封印でもしてしまえばいいとして、Псиが好きなクリップの傾向を見ると・・・
 ・・・・・・
 ・・・・・・・・・・・・
 ・・・・かっこよければなんでもいいのかも(今までのお話はなんだったんですか)。
 でも、全体的にまとまりがある方が好き。だから、「ROMANCE」のクリップはかなり好きです。櫻井の肌が白すぎですし(そんな)。

 なお、リッピングして携帯電話やPSPやハイテクCLIE(バンギャはそんなの持ちません)にクリップを封じ込めようとしている方は、おそらくどこかの過程でTMPGEncとかを使うことになるでしょうけど、エンコード中は画面見ないが吉です。
 別にBuck-Tickに限ったことじゃありませんけど、アップで歌っている映像の内のランダムなフレームをピックアップすると、魔法が解ける様に冷めることがありますので。ああ、びっくりした(何)。


 ちょっとずつプレイしていたので記録。あと、クリアできるまで願掛けを兼ねて、タイトルをしばらく「Zambara」にします。

 一昨日のDDS2
 開始:地下街A(Lv.2)
 終了:地下街A(Lv.5)

 昨日のDDS2
 開始:地下街A(Lv.5)
 終了:地下街B~街(Lv.8)

 今日のDDS2
 開始:街(Lv.8)
 終了:海底ケーブルA(Lv.9)

 亀もいいところです(えー)。
 2つめのドアを開けて、セーブ直後の戦闘で全滅したので保留。
 DDS無印の樹形図からへクス式に変わったスキル確保、良いのか悪いのかとても微妙。・・・でも、よく判らないけど取らなくちゃいけないスキル系統というのは前作もあったので、そうそう変な話じゃないのかな。
 (序盤だからなのかもしれませんけど)前作ほど戦闘が極悪ではないので、マッカも経験値もすぐにたまります。快適。
 でも、全部取り直しはさすがに気が滅入る・・・しかも、Псиは前作の隠しボスを全然倒していないことが判ったり。今からやり直す気はしないので、もうこのまま頑張ることに。でも、本当にここまではさくさく進みます。最初から苦労した無印と違って。

 話が本当に謎解きモードなので、最初から飛ばしまくりです。システム的には問題なさそうですけど、前作をプレイしてないと話はちっとも判りません。たぶん。

♪~Zambara[La'cryma Christi]

 DDS2買ってきました~(今更)。
 マニアクスをプレイしていたら、どうしてもあの超絶な難易度本当に投げ飛ばして終わりなストーリーが恋しくなって、ここ数日は続編を買うタイミングを狙っていたのでした。
 今日、ついに念願かなって購入し、わくわくしながらPS2の電源オン。
 (OP中)わくわく。
 (ゲームスタート→引継ぎ→さんざん悩んでNORMALスタート)わくわく。
 (プレストーリー)わくわく。
 (プレストーリー後、うだうだ話している間にアルジラが横を向く)・・・・・・・・・・・・はいいいいい?(舞-HiMe調(えー))
 前作のEDとさっきのOPなんだったんですか?
 なんだか、いきなり続けるのが不安になってきたことですよ。どう乗り越えるのか一番気になっていた所がすっぱり跳ね飛ばされて無いことになっていた風味・・・あああ。

 絵が綺麗。というか見栄えが素敵。直前までマニアクスをプレイしていたのでほんのちょっとだけ違和感があるですけど、それでも綺麗。なにより、無印はメニューに行く時にもっさり感があったですけど、そういうのは全然なさげ。

 それはそうと、Lv.1とか2とかでこんなに勝ち進めるですか。女神転生の苦労は一体。


 あああ・・・マニアクスどうしよう。
 というか、「今日の~」を記録する様になってから、ちゃんと終わったものが無い気がするのは気のせいですか。なんて駄目な子。天罰!天罰!(©たしかUNDER17とか)

♪~eternal colors[La'cryma Christi]

 AdobeがMacromediaを買収。さようならLiveMotion。既に終わってますけど。あんど、中身がFlashのLiveMotion復活とかになったら大笑いですけど。ただ、PageMakerのその後を見る限りでは、そうそう笑ってもいられない気が。
 製品ラインナップが統合されるのかどうなるのか判りませんけど、仮に統合するとして。FlashとDirectorについては現在のAdobe製品に競合するものは無いですが、FREEHANDとIllustrator、FireworksとPhotoshop+ImageReady、DreamWeaverとGoLiveは正面激突も良いところです。とはいえ、どれも微妙に立ち位置が違ったりしますし、何より操作性もソフトウェアの目的も何気に全く違うGoLiveに移行しなくちゃいけなくなりそうなDreamWeaver使いは困りそうなところです。

 どう頑張ってもFlashはCSと全然違う代物ですから、あのパッケージに含まれることは無いでしょう。最近のFlashはストリーミングの受け口としての機能を持っているので、Flashの参入を機にVideoCollectionじゃない映像関連パッケージを作るのは考えられますけど、Premireを取り巻く環境がすごく寒いことになっている中そんなものを作るのかどうかは謎。
 なんだか、1番では「こわいものなしねふたり」と言っていたのに2番で「不安だらけねふたり」と歌うREBECCAのOliveの様ですよ。とりあえずヲチ。


 今日のマニアクス。
 開始:ギンザターミナル(Lv.24)
 終了:ギンザターミナル(Lv.26)

 レベル上げをしつつ、ブロブとモムノフでライジュウを作って終了。いずれ来るであろうトール戦の電撃対策。モムノフを育ててアラハバキを加えたいところですけど、現行の仲間を誰も外せないのが困り所です。アプサラスは重要な回復役+攻撃魔法役ですし、マカミはその内ディアラマやリカームを覚え、ゲンブは・・・あー、氷結高揚があるっぽい。その上誰もが変身悪魔で主人公と似た様なレヴェル/必要経験値なのでちっともレヴェルが上がらないのです。
 今話を進めるのは怖いので、もうちょっとレヴェル上げ。


 「ROMANCE」のクリップをようやく携帯に。リッピング(というかDVDからの落とし)だけは終わっていたものの、PCの調子が悪くてその先へ進めなかったのでした。ヴィデオカードを換えてからПсиのPCはすごく調子が悪くて、音を再生するとノイズだらけ、映像を再生するとものすごくかくかくします。BIOSもそれっぽくいじってみましたが、ネットワークの向こうのHDDに入ったファイルをShift+Delで削除しようとすると一回画面が真黒になるという変な挙動が付く始末。
 3g2に変換してQuickTimePlayerで見てみたらかくかくしすぎて標準以上に人間離れした櫻井敦司の図を映し出していましたが、別の端末で見たらそんなことなくて安心しました。今度「囁き」のクリップ(椅子に座った櫻井敦司がバケツで水かけられるシーンが大好きです(<それは公言しない方が))も入れようっと。
 あと、一緒にメリーの「ジャパニーズモダニスト」とか入れてみました。こちらはaviファイルを作る過程でかなり横着した所為か、元の映像がCGっぽくて色数多めな所為なのか、ブロックノイズがかなり多い(特に後半)代物に。横着はいけません(<今日の教訓)。
♪~through the looking glass[deadman]

 白黒好きも金髪スキーさんも部員スキーさんも喜べるものすごい話だと思っていたプリキュアが、戦闘シーンだけ乱れまくりで吃驚でした。動きに流されているのかと思えばそういうわけでもなく、クレヨンしんちゃんみたいな線だったりクリーチャー級な顔の崩れっぷりを発揮していたり。
 でも、戦闘終わるといつも通り。BANDAI提供なのに新アイテムがちっとも出ないのでお馴染みプリキュアに新アイテムが登場したというのに。・・・レストランの\100星座占いは構造上どこにコインを入れても結果に全然影響しないことを暴いてしまったブラックバラエティ通称黒バラの呪いっ(関係ありません+他局です)。

 あと、マイメロディの羊頭狗肉っぷりと、柊先輩が登場する度に耽美方向へ空気が変わるのを誰かなんとかしてあげてください。ぬいぐるみの分際で勝手にクッキー焼いてるマイメロディとかシンジくん互換な山本くんの陰気な微笑みとか素敵すぎ。やばい、マシュマロ通信に続いてすごくツボ・・・方向は全然一致しませんけど。


 そうして、朝コンボを見た後に「トムとジェリー」を見ているととてもココロが和むことですよ。バイオレンスと王道の切り替えし、そしてどう見ても有り得ない体術。たまにジーン・ダイチ版(ハンナ・バーベラ独立後にMGMが独自製作した「トムとジェリー」その1。低予算の所為か技術力の問題かつくりが全般的にアレ、「わあいとむとじぇりーだ」と喜んだコドモに見せると安い印刷のロッチシールばりに浮世の苦しみを悟ります)が混入されていて、それもよりによって「トムとジェリーセット新発売」ネタで見ているПсиの方がトム気分でテレビを追い回したくなったりしますが、そういう例外はさて置いて。
 最近、いろんなDVDが欲しいと思っていて、それはたとえば何日ネタにしているのか判らない上にまだ見ていないファンタジックチルドレンとか全部普通に放送で見たからもういいもんと思いながら仮想CDショップでパッケージをじっと見つめる「吟遊黙示録マイネリーベ」とかなのですが、BOX売りしてくれないので価格が読めなくて躊躇な日々なのです。そうすると、単価が異常に安いトムとジェリーのDVDとかに惹かれるわけですよ。

 トムとジェリーのDVDは全部で10枚出ているですが、それらを集めた「1-4」「5-7」「8-10」というセットもあります。こうなると、価格の相違とか特典が付いてるとかでどちらを買うかを決めるのが普通ですが、セットは本当にただのセットで追加の特典などはありません。全部バラで買うよりも安くなっている代わりに、パッケージが薄くて安っぽい安いのには理由がある仕様になっているらしいのです。
 バラで買うと1枚\1,500とか。とりあえず1-4だけを考えた場合、セットは\5,000、バラで買うと\6,000(どちらも税抜き)です。確かにこれならセット買った方が安上がり、セットがあったら普通に買おうと考えていたですが。ワーナーの22日からのキャンペーンで2枚\2,500なDVDの対象になっている所為で、どちらを買っても価格が一緒な罠。でも、Amazonのカスタマーレビューを見ると批判ポイントが厚紙ジャケット+プラケース仕様に集中しているので、バラで買う気充分になってきた今日この頃でした。


 ヨシミさんが何かやっていらっしゃるので、電波でストーカーな様子の歌詞などをお送りしようと思ったですが、何をどうやってもLa'cryma Christiの「PSYCHO STALKER」とGULLETの「アリス」が頭から離れないことですっ。「アリスのどこがストーカーなのか」という真当な突っ込みをПсиにしてはいけません。泣きます
 最近、Laputa地獄から抜け出せてきたかも、と思ったらGULLET地獄に突入した予感です。これこそがまさに耐え難い苦悩(そっち方面の唄からのパクりはいい加減やめましょう)。


 今日のマニアクス
 開始:ギンザ大地下道ターミナル(Lv.19)
 終了:第1カルパ(やりかけ)~イケブクロターミナル(Lv.22)

 イヌガミとノズチが進化しました。マカミもゲンブもそこそこ使えるだけに交代が有り得ない為、モムノフを育てることができません。アラハバキほしいのに。
 引継ぎ悪魔全書に登録されている悪魔が本当に微妙で、どうしたものだか悩み中。Псиは歩いている間にMPが回復する「チャクラの具足」が大好きで、だいたいLv.30超えた辺りの合成悪魔には全員持たせているのですが。金額的にも頑張れる上、レヴェルとかでもなんとかなれそうなキクリヒメは「息吹の具足」(歩いていると体力回復)を持っているのに「チャクラの具足」は持っておらず、まともな看護婦キャラを探そうとすると48,000マッカを払ってパールヴァティという場所と不釣合いすぎる仲魔になってしまうのです。

 「勝利の息吹」と「メギドラオン」と「ランダマイザ」と「メディアラハン」と「サマリカーム」を持ったミカエルが呼べれば最高なのに(最強すぎます)。
 悪魔全書はまだ役に立ちそうに無いので、とりあえずは買ってなかったマガタマを買うことに。4,000マッカのヒフミが12,000マッカは有り得ませんが、6,000マッカのカムドが18,000マッカはもっと有り得ません。うああああ(沈没)。


 「仁義なきタタカいのエチュード」を見ました。感想は明日。「幻影像」と併せて明日。後者をまだ見ていないというのは永遠の内緒。「もうだめぽ」ライターほしい(そこか)。

♪~THE SCENT[La'cryma Christi]

 今日のマニアクス
 開始:アマラ経路ターミナル
 終了:ギンザ大地下道
 千円札イヴェントはまだ。とりあえず入ってターミナルまで行っただけ。
 相変わらずの全滅頻度な上、全滅するとすごくやる気をなくします。回り道して回り道して、そこに魔法の箱があるけどカグツチがSILENTで仕方がないからぐるぐる回って宝石を取って帰ってくる途中に全滅とか。バックアタックが直接全滅に繋がることがよくあるので、本当に侮れません。こんなに緊張感があるのひさしぶり。


 ちょっと仮想街へおでかけして、グルグル映畫館の「仁義なきタタカいのエチュード」とgoatbedの「モニカ」を購入。モニカは本当に今更。
 一緒にDDS2を買ってくる予定でしたけど、全然そんな暇なさげでした・・・嗚呼。ところで、グルグルはエラッタ出るのが早すぎます。買ってから気づいた辺りがもう駄目ですけど、せめてどう違うのか確認することに。

♪~イスラエル[La'cryma Christi]

 なんだかしょんぼりしながら、真暗なお部屋で過ごしていて。
 膝を抱えるのにも飽きたので、そこらの混沌を解体してみたら「真・女神転生III-Nocturn-マニアクス」を発掘。今更ながらに始めてしまいました。とりあえずミカエルを引き継いで、あとは・・・
 ・・・・
 ・・・・・・・ちょっとした時間つぶしのつもりだったのに。
 気が付くと、太陽が沈んでいました。それも夕方とかじゃなく、うっかり「笑いの金メダル」が始まるくらいのレヴェルで。

 今日のマニアクス
 開始:データ引継ぎ
 終了:アマラ経路ターミナル

 ジャイヴトーク覚えたわけでもないのに、なぜか擦り寄る魑魅魍魎。スライムとかモウリョウとかを引き連れて(注:ストックからは出しません)、理想に向かって走るのです(絶対嫌)。これだけカオスな悪魔を仲間にできていたら、悪魔全書も多少は楽・・・とか思っていましたが、悪魔全書が来る前にストックがいっぱいになってしまって、もうどうにもならない状態。残すの嫌だからさっさと消そう。
 「*周目」トリックを知らなかったПсиはうっかりHARDで始めてしまい、そのひどさに吃驚。物価が全部3倍なんですよ。病院でレヴェル上げをすれば、シブヤで売っているマガタマ2つは初見で買えるのが普通だというのに、ひどいインフレの所為で安い方しか買えないのですよ。どうすれば。

 それにしても・・・こんなところまで変わってるんだ。初プレイがマニアクスもありですけど、やっぱりこれは無印を1周した上でプレイする方が面白そうですよ。


 っていうか、どうして溜まってるものとか何も消化しないで1日を終えますか。

♪~IN FOREST[La'cryma Christi]

 暗い道をとぼとぼと歩いていました。
 灯りのまるでない田舎道は、一昨日降り止んだはずの雨の影響でぐずぐずに溶けています。舗装なんかされていませんから、階段状の道を歩く時などは特に滑りやすく、気を抜くと真暗なフィールドでより真黒くなった、惨めなものとしてそこらを歩くことになりそうです。
 踏みしめる足を飲み込もうとする、とても行儀の悪い道をやりすごすくらいには気を掛けながら、自分の行く末のことを考えていました。国道の裏に潜んだ田舎の風景はあまりにも典型的なもので、乱れ咲く緑の中に一本の道が走り、その片側には畑が広がる・・・「田舎」という表現はあまりにも正確です。
 自然のカタマリであるこの道は、朝や昼はかなり牧歌的な雰囲気を醸し出している反面、夜は容赦なくヒトを飲み込もうと仕掛けてきます。こうして土は足を飲み込み、木々は不意にカラダに触れて怖がらせ、そして空気はかすかな音を立てるのをやめてしまい、その癖ヒトが立てた音は何倍にも増して辺りに伝えるのです。
 雨はとうに止んだというのに、今も道にぬかるみを作り、夜露というには湿りすぎた枝を震わせ、誘う様に空気の中に湿り気の流れを生み出しているのは・・・きっと、Псиを飲み込んでしまうつもりにちがいありません。砂漠の映像を間抜けな旅人の頭に刷り込みながら、水の匂いで誘き出す様なものです。
 でも。それらは自然の摂理に違いなく、Псиには邪魔立てすることはできません。もちろん、何のどの部分がこの怪しい作用を司っているのかは判っていますが、それを壊したり妨害したりすることは、誰にとっても「正しくない」ことです。Псиはただ黙々と、舗装路に向かって歩を進めていました。

 それからある程度歩くと、不意に道が固くなりました。
 固めた土の感触ではなく、明らかにヒトの手が入ったもの特有の感触。ようやく舗装路に入ることができました。もう少し歩けば住宅街に入りますから、あの冷たく青白い灯りが辺りを覆いますから、「夜」の作用がはたらかなくなるはずです。とぼとぼと歩いていると、進行方向から道に沿って白い光が進んできます。最初は俯き加減だったその光は、急にチカラを強め、暗闇に揺蕩うПсиの目を射抜いたのでした。
 車が突進してきました。左手は森、そして右手は見通しの良い畑であることを再確認して、Псиは左手を伸ばして適当な木につかまり、反動をつけて森の中へ潜ります。あの車がなんだってこんな田舎道でこんなスピードを出しているのか判りませんが、ここで待っていればすぐにやりすごせるでしょう。万が一おかしな方が運転しているのであっても、森の中に車で突っ込んでくる筈はありません。案の定、車はそのままの速度で過ぎていきました。
 森から出て、服に付いた葉っぱを払います。おろしたばかりの面倒なブーツも汚れていることが判ってしょんぼりしていると、後ろから何か聞こえてきました。振り返ると、先程と同じ色と強さの光が、Псиを捉えて離しません。

「え・・っと」

 もう一度森に入ります。先程と同様、ひどい勢いで車は駆け抜けていきました。
 2度も同じことが続いたので、不安になってそのまま様子を伺っていると。急ブレーキの音。アクセルをこまめに踏む音。ぎゅるるるる、ぎゅるるるる。光が一定のルーチンに従って、あらぬ方を照らしています。
 もうちょっとよく見ると、この場所よりも民家群に寄ったところにちょっとした空き地があるのですが、件の車はそこで方向転換を行っている様なのです。方向転換。どこへ?たぶん、もう一度。
 車は、Псиが森に飛び込んだ辺りを行ったり来たりしていました。間隔は徐々に短くなり、かなり強引な方向転換を行っています。ついには窓から身を乗り出して、なにやら叫び始めたのです。殆ど灯りが無いので顔はわかりませんでしたが・・・これが、夜に飲まれたヒトの末路なんだと実感したのでした。

♪~in media[deadman]

 嫌いなのですっ、今夜もまた眠れやしないのですよっ(微妙にパクり)。
 というわけで、棲み処に帰ってはPS2に向かう日々です。とはいっても、新作ゲーの数々や、最早諦める気で諦めているナイトメア・オブ・ザ・ドルアーガではありません。ナムコミュージアムの「Return of Ishtar」を延々とプレイしています。かつては少しの苦労で128Fを制覇できた筈なのに、125Fより上が本当に凶悪ですよ。どうすればいいんですかっ(じたばた)。
 このゲーム、ある意味ドルアーガ以上に知らないと解けないというか、ちゃんと成長させないと後のフロアで確実に「積む」大変凶悪なゲームなのですが。だいたいのフローとかを知っていると、痛快(かどうかは言ってて疑問ですけど)アクションゲームに早変わりなのです。指示の無いRPG。「DEAD END」イヴェントの、あの「Traveling」のクリップか「倖せが迷う森」の歌詞ばりに悪夢が晴れていく様子の感動といったら(<そこへ行くまでに苦労しすぎて、何を見ても嬉しくなっている模様)。・・・どこまでПсиは病んでるですか。


 ちょっと前にふらふら出掛けた時、あんなジャンルのお店のワゴンでAdobe Type Manager Delux4.6 for Mac版が売られていたのですよ。かつてはMacでDTPやる時の基本中の基本ソフトでしたが、今やすっかり役目も終えた上にAdobe的にも当然ディスコンな製品が\500とかで売られているのをみると、とてもいたたまれないキモチになるわけです。でも、そんなことを言っても既にこれは「かつての」ソフト、OS XでATMが必要という話はあまり聴きませんし、そもそもWindows環境が、拡げてもMacOS Xがメインの現在のПсиにはそんなもの必要が「こちら商品になります。ありがとうございました~」Псиはどうして買ってるですかっ
 どうしようこの子・・・と悩んだ時、天才的なおもいつきランランランとか歌いたくなる様なひらめき(©ドラえもん)略して《天才のひらめき/Stroke of Genius》がПсиの頭を犯したのです。Пси、今まで入り待ちだの出待ちだのメンバーにプレゼントだのしたことなかったですが、入り待ちしてMacユーザな方にプレゼントしちゃえばいいですよっ(最低)。鳶丸さん(グルグル映畫館)とかシャラク(メトロノーム)とかうふふふふふ(なお最低)。とはいえ、ハコの前でAdobe箱を持ってぽつんと立っている図は物凄そうですし、OS X使ってたら無用の長物に成り下がるですし、パッケージが場所を取って邪魔っけなだけタチ悪いですが。
 だいたい、そういう待ち行為は後ろ向きの化身であるПсиにはなんかどうやっても絶対できない気がするので、ATMはこのまま延々と握ることになりそうです。その内プレゼント企画を立てて放出してしまおう(<本当に何の為に買ったんですか)。

 あと、一緒に買ったのが同じくワゴンで初回版が低価格で腐っていたので手を出してしまったとはいえタイトル以外何も知らない「ワンダバスタイル」なのが、当時(何日かしか経ってません)のПсиの精神状況を鑑みるに丁度良さげな感じの。もっとも、こちらは間違いなく積んだまま滅ぶ筈。ヴィジュ好き→どんなものでも限定に弱い→滅。
 ところで、「ワンダバスタイル」ってギャルゲなんですか(ジャケット見て気付きましょう)?そもそもジャンルは?裏を見るとSIMPLE 2000とか恐ろしいことが書いてあるんですけど。


 そういえば、KINGDOM HEARTH-Final Mix-と真・女神転生III-Maniaxがあったんでした。怖くて取り置いて頂いてるままの聖闘士星矢とか・・・あああ。

♪~Siam's Eye[La'cryma Christi]

 人生辛けりゃ俳句を詠めよ、それでも駄目なら奥の手あるぜ(©筋肉少女帯)、というわけでBuck-Tickの「十三階は月光」を聴きました(導入と内容は関係ありません)。どうでもいいですけど、CDexはMP3に変換する時にアルバムタイトルを「柔三階は月光」に化かすのとかやめてください。
 というわけで感想。ええと、どこまで暗黒小劇場風味なんですか。一言で終わるのも詮無いことだと思うので、もうちょっと伸ばすことに。

 今までのBuck-Tickのアルバム1曲目を考えてみると、「ICONOCLASM」や「スピード」や「キラメキの中で...」や「タナトス」や「Baby, I want you」や「疾風のブレードランナー」や「ナカユビ」とかで、かなり強めの曲ばかりでした。こうして振り返ってみると、今でもライヴで演奏されている曲多いです。
 毛色が違ったものといえば、「Six/Nine」の「Loop」があります。今井さんが作ったアンビエントなループに乗って、櫻井敦司がぼそぼそ喋っている「歌」。「Six/Nine」は静けさから始まりつつ次の「LOVE LETTER」でブレイク、という流れがあるわけですが。

 今回の「十三階は月光」は、今挙げた内のどちらでもありません。そもそも1曲目がインストだったことってあったでしょうか。静かで暗めなインストが明けたら負けないくらい辛気臭い歌ものが続いたことってあるでしょうか。ここまでひとつのフレーズをアルバム内で使い回したことがあったでしょうか。シングルを聴いたヒトなら、「DIABLO」はアルバムの空気を表していると思って良いです。って、あそこまでトリッキーな曲は珍しいですが。
 「Six/Nine」や「Sexy Stream Liner」の後付けちっく(ごめんなさい)なのと違って、今回は正しくコンセプトアルバムです。しかも、曲調も・・・Buck-Tickお得意の中間調楽曲ではあるですけど、ちょっと趣が異なっているのがポイントです。取っ付き辛さは似た様な感じですけど

 というわけで、最近続いたアルバムとは違って、限りなくスルメ。始まりと終わりが決まっている、という意味では「Six/Nine」や極東+Mona Lisaに近いものがありますが、それらが最初の曲と最後の曲で内容をカプセル化しつつ、内部ではバリエーションの広さなどで勝負していたのとは全く違うアプローチ。一昨年の、中継が入った2DAYSの「DAY IN QUESTION」(中間系の曲ばっかりでした)が好きなファンだろうとなんだろうと、(好きになるまでの時間にかなり違いはあるでしょうけど、少なくとも)初聴き時はかなり吃驚する筈です。
 とりあえず、「ROMANCEかっこいいよかっこいいよROMANCE」とPOP JAMを見ながら思いつつ、カップリングの「DIABLO」を知らないままアルバム買うのはちょっと冒険すぎます。あと、「テーマはゴシック」ということに縛られすぎると痛い目に遭うかも(間違いなくゴシックではあるですが、想定しているゴシックの方向がたぶん違っちゃってる気が。とりあえず、MALICE MIZERの「薔薇の聖堂」をイメージすると吃驚します)。雰囲気としては「intro.」と「幻燈機械」と「サーカス」を核にして「intro.」のフレーズをアルバムの随所に出した様な「Puppet Show」とかですけど・・・「幻燈機械」や「サーカス」の様な透明感も無いですし、なんと言えばいいのか。。
 「DIABLOはアルバムの象徴」とか「ゴシック」とかの一言アドヴァイスは、聴いてみると納得するけど聴かないと十中八九誤解する気がしてきました。というわけで今すぐ聴いてください。怖ければレンタルでもなんでもして。

 前のアルバムと比較しようと考えると、どうしても「Six/Nine」を出さざるを得ないところですが。形式はそんなですけど、中は漆黒暗黒闇舞台。ツアーでももちろん強力な曲になるでしょうけど、普通にライヴ立ちしそうな「ALIVE」とか、あるいは中間系の「異人の夜」とかが一人立ちする絵を考えても、それはそれで素敵そう。
 返す返すもとんでもないアルバムです。よおし、もっと聴くですよ~。ゆくゆくは同人誌ですよ~(何)。それはそれとしてイヴェントで買ってきたのはいいけどBuck-Tickが強烈すぎて全然見てないPhantasmagoriaの「幻影像」も見るですよ~。・・・いつかそのうち(えー)。


 そういえば、ポップジャム出演時は今井頬には何もなかった気がしましたけど、あれはПсиの高鳴る鼓動が見せた幻覚ですかどうですかっ(おちついてください)。
 すごく細かい話ですけど、毛色の違いの一端には最近のメイントピックといえる今井ヴォーカルが全く無い辺りがあるかも。Goblinの「おーいえー」くらいですか。


 そしてEverlasting-K。
 ・・・音は色々違うものの、曲調が元気な方のLaputaっぽいんですけど。好き嫌いはともかく、声がちょっと青めで細めですし。LUNA SEAを聴いた後のSUGIZOソロみたいのを想像していたですが、そういうわけではかなりなさそう。

 ところで、シングルにもツアーのおしらせが封入されていたですけど。発表曲5曲だけでライヴ・・・名が知れ始めたインディーズのバンドのライヴの様に、ほとんどが新曲や未発表曲で埋まるのでしょうか。「でしょうか」って、他に選択肢が無いですけど。どんなライヴになるのかとても謎。


 本当に、世界は驚きに満ちていることですよっ。
 一瞬ながらも、欝が吹き飛んでしまうくらいのイヴェントが。
 ・・・でも、偽装だったらどうしよう(何)。

♪~苦悩の中の耐え難い存在[deadman]

 相変わらず気分は悪いし不安をひきずっているしで、ライヴに行けるステータスではなかったり。とはいえ、2日続けて塞いでいても仕方が無いので、気を入れておでかけしてきました。
 仮想横浜BLITZの立地に吃驚。仮想新高島駅の3番出口を出た所の大通りで左を向くと、すぐ向こうに何か黒い群れが。仮想横浜から仮想みなとみらい線で一駅、構内から地上に出るまでがちょっと長いですけど、出てしまいさえすれば本当にすぐそこ。


ART POP ENTERTAINMENT 5th ANNIVERSARY CRUSH OF MODE-濱魂- @ 横浜BLITZ 2005+04+10 [メトロノーム・人格ラヂオ・lab.・グルグル映畫館・W.A.R.P.・ヴィドール・Phantasmagoria///MC:楠本柊生帝国元帥・最鋭輝ほか]

・総評

 長すぎ。そして多すぎ。暴れたとか体調不良云々を除いても疲れました。
 それくらいに長かったので、起こったことを思い出すので精一杯です。中身は無いですけどご了承下さい。ごめんなさいごめんなさい(どこまで弱気なんですか)。


・開演前

 開演前に物販を漁っていたら、一昨日購入しようかどうしようか迷っていたPhantasmagoriaの2曲入りクリップ集「幻影像I~after the moonlight revival~」が会場価格で\2,000に値下げされていて、しかも先着10名はパッケージにメンバーのサイン入りということだったので、思わず飛びついてしまいました。映像に関してはUNDERCODEクオリティというコトバが脳裏を過りますが、それはそれとしてもかなりお得。
 その他に見ていたら・・・ええと、出演バンドが今日も全部出ているのは確かですけど、CD「四次元友好条約」の余剰在庫まだ売ってるのはどういうことですか。

 そして、買っている間に何か音が鳴っているのに気が付いて。


spam_life(Opening Act-1)

 のろのろ入ったら最後の曲。少なくとも見た目はヴィジュ臭が微塵も無かったのと、あとはなぜか端々にREDIEAN;MODEを感じたですが、事情が事情なのでこれくらいのことを考えたところでspam_life終了。ええと、Псиのライヴはここからなのですよっ(最低)。

SEX ANDROID(Opening Act-2)

 前座その2。「1分も押すことができない」ということを連呼しつつ、淡々と3曲ほど演奏して終了。見るのは2回目か3回目で、こんなに大きい会場で見たのは初めてでしたけど・・・ううん、時間が無いとか前座だから扱いも客のノリもそれなりということをさて置いても、やっぱり小さいハコで暴れている方が見ていて安心できる様な。
 でも、対バンで入っていたら普通に喜べるはず。です。


・話のはじまり

 緞帳の降りたステージ上、まずは司会者ということで「メルシー」を連呼しながら最鋭輝登場。ギター片手の最鋭輝に立川しの吉さんが呼ばれ、二人で司会進行を進める・・・という様なことを言っている間に、突然明かりが全て消えてしまいました。そして声。

 「今この時間に、横浜BLITZはこの楠本柊生元帥が支配した」

 きゃあきゃあ騒ぐ客席。

 「終演予定が九時半?馬鹿な。九時は九時でも朝の九時半までに書き換えてやる

 きゃあきゃあ。

 「君たち、ちゃんと寝袋は持参しているか?私はいつもお泊りセットを常備だ

 ええと、仮想田舎在住なので夜には帰してくださいおねがいします。とネタにマジレスをしている間に、

 「それでは、メインステージを見てくれ」

 ぱっとスポットライトが・・・って、メインステージにはさっきの二人。元帥は下手側2Fの張り出し部分から身を乗り出して喋っていたのでした。
 その後、最鋭輝たちは「司会」を望んでいたのを元帥が「支配」と勘違いしていたというオチが付き、しかも「時間が無いからお芝居禁止」とメインステージの二人が釘を刺すのも完全に無視して、なんだか得体の知れないネタ仕込み。
 元帥はひとつの箱を持っていて、その箱の中には「濱魂」が入っているそうで。それを手にした者は、横浜市内限定でトップスターになれるという不思議なもの。そんな濱魂を盗むとルパンが予告してきたらしいのでその企みを阻止する、というのが今日のメインテーマらしく。

 「わかったから、とりあえずメインステージに降りてきてくださいよ」と言う二人に、「じゃあ判った。ここから行こう。ワープでな


W.A.R.P.

 そこですぐ始まれば格好良いのに、一回客電がついて、しばらくしてからまた消えるという謎の挙動。その後に出てきたのは・・・なんだかひさしぶりに見るW.A.R.P.。最初から見るのは初めてなW.A.R.P.。テンポががりがり変わる系ミクスチャー風味の曲がメインで、しかも曲の終わりがどこだか判らないおまけつき。
 「CAUTION」柵や土方作業を彷彿とさせる黄色いサイレンなどにいちいち吃驚したですが、曲は結構好き。ただ、面子を考えるとやっぱりかなり異質なのは否めないところで、ヴォーカルが客席に降りてきて煽ったのにそんなに盛り上がらなかったのが悲しい所。

 それでも・・・うん、たぶん好き。


・幕間-i

 「ワープするのに30分もかかった」と言いながら元帥たちが登場。いい忘れていましたが、今日もエレキ隊+煌組二人が参戦。煌のヒトたちは家老な格好で、これじゃ本当に年末の忠臣蔵そのまんまじゃないですか、と思っていたら、忠臣蔵やこの間のO-EASTのネタを引っ張るエレキ隊のヒトたち。ううん。
 濱魂は目に見えない、でも箱の中に確かにあり、持つ者を横浜のトップスターへと導く。そこから、「横浜じゃなければどこのトップスターになりたいか」という話を延々と続ける。・・・ううん、機材セット中の余興なんでしょうけど、それにしては話の自由度高すぎて見ていてちょっとアレですよ。

 エレキ隊と家老たちが話し合っているところへ、唐突に暗転。そして、エレキ隊3人が今来たかの様に再登場。・・・じゃあ、さっきまでいたのは誰っ?というお話を踏んで、さっき元帥がいた2F下手に元帥ルパン・次元最鋭輝・立川五右衛門が。とはいっても、元帥は衣装も喋り方もいつもの元帥ですし、最鋭輝は探偵物語な松田優作風味ですし、五右衛門に至っては選抜理由がどう見ても「着物だから」ですし
 4段くらいしかない短いはしごを持ってきて、「ヘリから垂れたはしごにつかまる三人」の演技。悔しがるメインステージ。そこへ元帥が

 「諸君さらばだ。わはははは、わはははは・・・・うわあ、乱気流だ~、揺れる~、揺れる~、グルグルまわるぞ~


グルグル映畫館

 そこまでネタ作ってるんだったら、すぐに始めてくれればいいのに。また客電がついて、こんどはさっきよりもちょっぴり待たされてから「鎌田行進曲」のテーマ。
 鳶語り→三人群唱→鳶語り→三人群唱→鳶語りで始まり。いちいち暗転が入ったり、その暗転が妙に長かったり、加えて照明がミス連発だったりでぐだぐだ風味。全体的に今日の照明はちょっとアレで、スポットの場所が遅れたりタイミングを外したりするのはしばしばでしたし、なにより客側と掛け合いがある様なところで、2回目くらいまでは変化無いのにその次辺りから急に客席地明かりが点く様になっていて、なんだかうんざりしたことです。演奏中の客席地明かりって引きませんか?Псиだけですかそうですか。
 あと、鳶丸が二言三言喋って暗転する度に「え?」「はい?」とかの細かい声がそこかしこで挙がったり、場合によっては笑いが起こったりしていたですけど・・・謎。声が最前近くで起こっていたのがもっと謎。もっと小劇場へっ。

 今日のグルグルは学生服ではなくて礼服でした。しかも全員眼鏡着用。センターの髪型さえ考えなければ人格ラジオみたいな雰囲気でした。鳶丸の左腕に中身の無い腕章みたいのが巻かれていた様な気がしましたけど、それはПсиの気のせいなのかもしれません。
 曲が終わる毎に弦が切れたり足元大混雑だったりで大変だった鳶丸、その間の繋ぎMCを全部前田さんに振っていました。今日は10:00入りでリハを行ったものの、11:00には全部終了。疲れたので寝たい前田さんを鳶丸が強引に誘ってといざらすへ行ったのだとか。といざらすにはいろんな玩具があって普通に楽しかったのだけれど、鳶丸はそんなのに目もくれずカードゲーム(というかM:tG)のコーナーへ行ってたとか、そんなことしている間玉腰さんはBLITZのスタッフパスを付けたままスタバで寝ていたとか。
 前田さんは今日も礼服で出演する予定なことを知らず、前回着た服をクリーニングに出してしまったそうで。そうしたら鳶丸が「今日も礼服だよ」というので、もう遅いとは思いながらもクリーニング店に駆け込んで。服の所在をよくよく調べてみると、妙に首回りが白く汚れていたのでまだ本部に配送していなかったとかで、預けた状態のまま帰ってきたのだそうな。「白塗りやってて良かった」って、なんてささやかなシアワセ。そんな感じでネタトーク満載でした。

 「大問題」とかはなく、客席を巻き込んでというよりは、ステージ上が激しめな選曲。眼鏡で弾き倒すグルグルらぶ。最後が「ブ然たり」→「紺碧さに誘われた子供」→「歌題 僕はタタカわねばならない」だったのが印象的でした。

 今日のメンバー紹介:鳶丸→モヲタ(その返しが「だぶるゆー」だったのもメモ)


・幕間-ii

 上手側2Fに登場した元帥たち三人の下へ、W.A.R.P.のヴォーカルKANABUNが登場。最鋭輝の影響で、デフォルトの挨拶は「メルシー」イグドラシルみたいな髪型がネタにされ、落語の「頭山」の話に派生。「頭山の木を抜いたらその跡から池が沸く」という話に「水なんか出ねえよ、ハゲるよ」という素朴な回答が素敵なKANABUN。
 そして、今日の元帥は「ごはん、味噌汁の他に、一生それだけしか食べられないという三種類のおかずがあったら何を選ぶか」という質問に執着していて、KANABUNにそれをやると「メンチ・コロッケ・アジフライ」と回答。「揚げ物ばっかりかな」→「コレステロール多いよね」→「(メルシーに対抗して)ヘルシー」という頭の悪い流れが完成。いいなあ。
 エレキ隊が来るというので三人は逃亡。

 三人が2F下手に登場し、今度は鳶丸と高野さんとトーク。「最近はまっていることは?」と訊かれた鳶丸はPS2のゲームを改造するソフトを手に入れたんだとか。なので、DQ8のデータの入ったメモリカードを送ればLv.50とか99にして返すらしいです。ただし、名前が変なのに変わってるかもしれないけど、とも。この話日記に出てる(2005年04月09日参照)ですが、バンドのヒトがPAR3とか言わないでください(PARは「プロアクションリプレイ」のこと。ゲームのHackからメモリーカードのバックアップ・内容書き換えまでいろんなことができるツール。要PC)。次は是非マジコンをっ(<見てないので無駄です)。
 あとは、やっぱりM:tGにはまっているらしくて、前田さんを無理矢理巻き込んでプレイするのは良いですが、細かい戦略は知っているのにルール知らないそうで。ここでAP32とかですよっ、いますぐПсиにアクセスですっ(<見てないので無駄です+AP32はポートを通知しないとどうにもなりません)。

 さっきと同様、元帥が「3つのおかず」の質問(ここで細かい紆余曲折があったですけど長いので省略)。「何をえらぼうかな」「何をえ らぼう」「え らぼう


・Lab.

 最初はメガホンじゃなかったです。あと、MCがかなり自虐でした。オバンギャ弄り無しは、やっぱり現行のLab.のスタンダードなのかもしれません。それともイヴェントだからかな。
 先週の土曜日から一昨日までずっと花見をしていたらしいKUON、全然駄目だと何度も繰り返していました。

 「今日もね、花見がしたい」

 ざわざわ。

 「ここで、花見がしたい」

 (そこかしこで咲き始める)

 「今日も桜の花が咲いてるのを見たい」

 (一斉に咲き始める)

 「えっと、後ろ向いてるから、一斉に咲いててね?いい?いい?(タイミングを指示せずさっさと振り向いてしまう>客席の咲き加減は微妙)うわあ(倒れこむ)

 そんなMC後のBeautiful Lifeではマイクで自分の頭をがこがこ殴り、胸をばしばし叩き、サイド2人のスカートをめくったりスカートに入ったりしていました。MCまでは従来のまったり具合を感じてぼおっとしていたですけど、後半はちょっとだけ突き抜けた感じ。ちょっとだけ。


幕間-iii

 センターステージ。どうやらインタビューは2バンドまとめてやるらしいので、インタビューまでもう1バンド残っている時はセンターで全然関係無い余興をする、というのが今日のアルゴリズムの様でした。
 最鋭輝がギターで音をつけ、しの吉さんが語り、そして元帥がそれに併せて動くというもの。逃亡に疲れた元帥は、自動販売機でコーヒー缶を飲んでいる少年をみつける。それがあまりにも美味しそうなので買おうとするもお金がなく、非常時に使おうとブーツの中に入れていた500ウォンを入れてみたら認識され、飲んでみたら不味いことこの上ない。よく見たら「塩コーヒー」と書いてあり、どうして少年はこんなのを美味しそうに飲んでいたんだろうと思いながらも、向こうで喉の乾いているっぽいエレキ隊がこっちを見ているので無理矢理美味しそうに飲み干し、また逃亡。喉が渇いた後の「塩コーヒー」なので余計に喉が渇くし気持ち悪いしで、公園の水のみ場へ行くと誰かがいる。誰だろうと思うと、それはさっきの少年だった・・・って、上手くオチたと思うですけど、ここで大オチなのかの判断が付かずにちょっとした沈黙。その後頭を下げたので大拍手という、本職的にはちょっと微妙だっただろう展開に。
 それはともかく、最鋭輝のギターの音は全然拾えてなくて、チューニング合わせか試し引きとしか思えませんでしたけどどうなんですか。

 その後、入れ替わりに煌組とエレキ隊がセンターステージに現れ、家老が元帥につられて買ったコーヒーを飲んで屍状態。エレキ隊も怖いもの見たさで飲もうとするですが、4人の内1人が怖がって飲みません。「お前、何一人で逃げようとしてんだよ!」「何びびっとる!」「なにびびっとる」「なにびびっどる


ヴィドール

 こんな出順だとは。テンポとか考えると、絶対人格より後だと思っていたのに。

  • ロープ
  • 月下美人形
  • 新曲
  • カラクリロマンス
  • ワイセツ人形

 「四次元友好条約」に入っていた月下美人形の後にMC。「こうなってるヒトが多い」とジュイが口を開けて棒立ちしつつ、「せっかくライヴに来ているんだからもっと暴れて汗だくになって白目剥いちゃってる方が可愛いと思う」という謎の煽りで新曲スタート。・・・ええと、Псиはヴィドールの引き出しが極端に少ないので、「人魚」な感じの曲だったとしか言えません。ごめんなさい。
 普通に面白かったです。でも、「何言ってるか判らなさ」が魅力になるまでは、たぶんワンマンに率先して行くことは無い気がします。単純にПсиの気分に合わないだけ、とも。


・幕間-iv

 2F上手に司会三人が、そしてKUONとTILLが登場。「濱魂」が横浜のトップアーティストにしてくれるという話に関連して、「「台湾でトップアーティスト」と「アメリカでぼちぼち売れる」のとどちらが良いか」という話に。KUONは迷わずアメリカと答えながらも、台湾が韓国だったら間違いなく韓国だということで。
 K-POPのクリップはみんな指輪型マイクで歌っており、格好良くて堪らないらしい。そこでKUONが小指を立てて口の前に持ってきながら客席をガン見して、客席絶叫。
 その後は「TILLが今から飛び降りるって~」という得体の知れない煽りで盛り上がったり。それはそうと、Lab.が太田クルーの前座やるらしいですよ。ヴィジュ代表として。

 その次は2F下手にラメ登場。相変わらずテンション高め。おかずの話をすると、「キャビア。キャビアを上手側。フォアグラを下手側。そしてセンターに妃のアー写」と答え、妃の写真があればごはん5杯はいけるという謎の話に。
 今日からPhantasmagoriaの衣装が変わるらしく、その新しい衣装をいじって汚してしまったので妃が不機嫌なのだそうで、ここで機嫌取りがしたかったそうでした。

 インタビューも一段落ついたところで、元帥が「のどが渇いた」とペットボトルを取り出し飲み始め・・・ラベルには「Fanta」の文字。「ファンタ、すごい美味いや」「ファンタすごい美味いや」「ふぁんたすごぃうまいや


Phantasmagoria

 アルペジオがとても綺麗な、空から光が射してきそうな曲でスタート。ただ、今日は(バンドに関係なく全般的に)上手側メンバーの音回りが微妙なことになっていて、終盤のアルペジオが微妙なぺちぺち音になっていたのがとても残念でした。
 後は普通にPhantasmagoria。最後はもちろん歌でしたが、四次元で1回遭遇しているので今回は正しく祈りを捧げられました

 新しい衣装は・・・ええと、全体的に・・・色が減った?(謎)
 戮のコートが変態なカタチな上に、なんか太腿露出してるんですけど。


・幕間-v

 三人がセンターに登場、フォークジャンボリーみたいなことに

  • とんぼ
  • あの素晴らしい愛をもう一度
  • 戦争を知らない子供達

 全部一番だけ。とはいえ、「とんぼ」はAメロ最初で歌詞が判らなくて止まったり、「あの素晴らしい~」は一番~三番の歌詞が全部ごっちゃになっててすごいとか、突っ込み所は満載。その後、最鋭輝が一曲歌って(いつもの歌としかいえないПсиを許してください)終了。
 入れ違いに入ってきたエレキ隊、何度も元帥たちを逃がしていると地団太を踏む。しかし、

 「安心しろ。あの三人に発信機を付けておいた。これで場所は判るぞ」
 「どうやればわかるんだ?」
 「発信機から出てくる電波を、(ラジカセを出しながら)このラヂオで


人格ラヂオ

 人格がUNDERCODE2つの後とは思いもよりませんでした。
 バンドの持ち時間が少なめで消化不良を起こしつつも、幾つも続けばそれはそれで長く、加えて幕間で客席はバテ気味。というか客席の前方は、最前ブロック以外はかなり隙間が多い感じ。
 そこで、静かな激しさを持ち味とする人格が、いつにも増しておとなしめのセットリストだった為に、もうカラダも動かない状態に。上手いなあ、すごいなあとただ見入っていたことです。

  • お人形さん
  • 生命
  • 薬指
  • 深い森の中のさなぎ

 2曲目がお人形さんだったので、その後は溺愛とかを混ぜてがんがん行くのかと思いきや、もちろんそんなことはありませんでした。ああああ(まったり)。


・幕間-vi

 2F上手に司会三人とPhantasmagoriaの弦楽2人。話題の中心は妃のことで、「美しい」とか「綺麗」とか「」とかいろいろ。そこへ、「が降臨されるかもしれない」という話になり、みんなで妃を呼ぶことに。

 元帥:「なんて呼びましょう?」
 伊織:「じゃあ、きさきおかみで」

 きさきおかみ。6文字呼び込みの有り得なさに突っ込まれつつも、呼んでみたらしっかり登場。ますます「美しい」とか「綺麗」とか「」とかの話が盛り上がると、妃本人が「お前らおかしい」「持ち上げすぎ」としきりに言ってました。
 そこへ突然ラメが登場。テンションが高いのか酔っ払ってるのか判らないくらいの噛みっぷりで三人に突っかかるラメ。さっきの衣装の話になるのかと思いきや、そうはならずにうだうだと話が進みました。

 告知を終えた後、妃が突然ステージを見て「あそこにフクスケくんみたいのが見える」という話を始め、「フクスケの話をしようと思うんだけど」ををををを。
 最近、フクスケはダイエットを始めたそうで、目標は妃の衣装が着られる様になることらしい(四次元友好条約の大阪で、フクスケは妃の衣装を着て登場したが、あまりの体格差に衣装がぱっつんぱっつんになっていたという過去があります)。
 更に、UNDERCODEに触発されてストレートアイロンを買ったらしく、髪がまっすぐなフクスケが見られるらしい。わあ。

 今度は2F下手に悠基が登場。のっけから「人格ラヂオは結成十年」とか「今日は静かめの曲ばかりでちょっと不満」とか言い出す悠基。みんな告知はいつライヴとかリリースとかの話なのに、那オキのいたずらでマネージャーがフラれてしまったので彼女募集という謎の告知でした。そして

 「さっき、フクちゃんがダイエットしてるって話になってませんでした?嘘ですよ、ダイエットなんかしてないです。僕、今日ちょっと小腹が空いたので、あのチョコパイが6個くらい入ってるやつあるじゃないですか、あれ買ってきたんですよ。そしたら、楽屋でフクスケさんが全部食べちゃいました。僕が買ってきたのに1個しか食べられなかった

 ・・・ええと。
 その後、司会三人と入れ替わりで煌組2人が登場。「あちらでお茶でも」と退場を促す二人についていく、と見せかけてちょんまげかつらを奪って客席に投げてしまいました

 「あああああああっ、わしの髪がプロピアなのがばれてしまう!!

 CMの知識しかありませんけど、プロピアってこんなに簡単に取れるんですか。勝ち誇る悠基が、もう1人のかつらを奪って自分で被り、その後やっぱり客席に投げてしまいました。客席からはかつらが投げ上げられますが、いかんせん高さが足りずに届かず、ちょっとした「お人形さん」状態に

 全員退場した後、センターステージに司会三人が登場。と、そこへ帰る気充分のメイク落とした鳶丸。濱魂を大事そうに持つ元帥に、空中で上側を円にした振り子を描きながら鳶丸が言いました。

 「濱魂なんてものはありはしないのです、濱魂というのは元気玉の様にみんなのチカラで作り上げるものなので、ですから濱魂なんてありはしないのです」

 どうやらこれは催眠術だった様で、元帥は濱魂から手を離し、そして濱魂なんて存在しないと思い込んで退場してしまいました。鳶丸は床に落ちた濱魂を拾い上げ、「これでグルグル映畫館は横浜のトップスターだ」と言って反対側へ。ちなみに、さっきの鳶丸の催眠術の動きはメトロノームそのものでした


メトロノーム

 開始時点で既に21:45、元帥が最初に言っていた予定時間を大幅に過ぎています。その影響なのかどうなのか、告知以外のMC無しでがんがん飛ばすメトロノーム。セットリストも凶悪で、1曲目から語りSE

  • めんどくさい
  • 一週間
  • 不機嫌なアンドロイド
  • コンピュータ
  • 三つ数えろ

 休憩できる曲は一切無し。
 フクスケの動きがとりあえず変でした。

 今日のシャラク:「今度のワンマンは無料配布があります。だから、みんな来て、ヤフオクとかで売って・・・ええと、そういうことはやめてくださいね。チェックしてますから。なんか「新品未開封」とかって書いてあって「ふーん、未開封なんだ~」とか思ったりね」


アンコール

 どうでもいいですが、2F下手の2F客席寄りのところで鳶丸があぐらかいてるんですけど。
 それはそれとして、普通にメトロノームが登場して「φD-SANSKRIT」。やっぱりフクスケ変。

 その後、三人+煌組+エレキ隊が出てきて話が進み、フクスケが元帥を殴って催眠術解除。「皇帝にもぶたれたことないのに」と細かいネタを挟む元帥が素敵。
 濱魂はどこだ、という話で2F下手に鳶丸+前田さん。最初に使われてからずっと後ろの壁にたてかけられていたヘリのはしごにつかまって、これで横浜のトップスターだと喜ぶ二人をメインステージからシャラクが狙撃。濱魂は散ってしまい、客席全員に降りかかり(注:濱魂は見えません)、ステージを差し置いて客席全員がトップスターという状態に。
 そして、大セッション大会。ほぼみんなステージに上がった上で、楽器隊はメトロノームにKANABUNとSAY+ICHIROUが混ざり、MAD CUPSLE MARKETSの「ALL THE TIME IN SUNNY BEACH」(たぶん。ちがったらごめんなさい)。ヴォーカルがKANABUNで手持ち無沙汰だったからか、シャラクはドラム前でずっと不思議な揺れを繰り返していました。あとはフクスケの後ろで他人事な様子でステージを笑って見ているLab.二人とか、特に楽器を弾いているわけでもないのに楽しそうなUNDERCODE軍団とか。自由すぎ。

 こうして、熱狂の夜は過ぎたのでした。

 1バンド25分は詰め込みすぎで消化不良ですし、そのくせ全体のボリュームがありすぎてかなり疲れましたし。会場が一体となって盛り上がったのはメトロノームくらいなもので、それもかなり勢いと力技によるものだった気がしたですよ。他のバンド目当てだった場合は、ちょっと不満が残る内容だったと思います。
 あと、いくら仮想横浜から一駅とはいえ、そんな辺鄙なところで終演22:30はやりすぎだと思います。絶対帰れないヒトがいる様な。

 ただ、横浜BLITZは良さげな所でした。ワンドリンクありませんし(そこですか)。


 嫌な予感は的中。
 でも、漠然とした不安がカタチになったことで、ほんの少しだけ楽になったかも。いえ、もちろんその不安が杞憂であったことが、Псиの一番の望みだったわけですけど。
 JOKERが止まったとか、merrygoroundメンバーの新バンドとか色々とお話はあるですが、たぶんちょっとの間ニュースは更新されません。鬱な時のお話程危ういものは無いという自覚があるのです。というか、鬱な時に被害妄想全開なお話をして鬱なフィードバックが来るって、すごいことではないですかっ。ごめんなさい。本当にごめんなさい。日記は普段通りだと思うのです。ごめんなさい。

 というわけで、言う場所が違いますけど。また春に逢いましょう(もう春です)。


 「十三階は月光」をようやく聴きました。詳しい話はたぶん明日。

♪~少女とクローゼット[Fatima]

 気分が悪いのを押しておでかけなんかするべきじゃない、なんて浮世では小学生でも判ることでしょうに。仮想駅に出たところでどうにもならなくなって、棲み処と往復したりなんだりしている間に食事の意味が変わる位の時間が経っていました
 あああああああ。
 ごめんなさい。本当にごめんなさい。


 不安が鬱を呼んできて。その不安はたぶん正しいのだろうと思うと、余計に鬱で。
 Псиは長く浮世に居すぎたかもしれない、なんて愚痴まで浮かぶくらいに腐ってしまったことですよ。いえ、そっちの「腐る」じゃなくて

 どうして良いのか判らないので、とりあえず置いてみます。とはいえ、Псиの週末はそこそこに予定が入ってますし、たぶん誰も入っていらっしゃらないでしょうから、週明けにはテーマに応じて何か言う場所になるのかも。予定で未定。


 そういえばiPod全然聴いてません。Buck-TickもEverlasting-Kもおあずけ。

♪~Lhasa[La'cryma Christi]

 え、羽生未来さんって亡くなってたんですかっ!?<偶然見ていた報道ステーション情報
 「Recycle」と「You are the special」の2つを声高に叫んでいた頃の「英語であそぼ」、よく見てたのに・・・。ご冥福をお祈りします。「Twinkle Twinkle Little Star」の入ったDVDがあったら買ってこよう。それにしても享年30歳って。


 「十三階は月光」入手~。一緒にEverlasting-Kも入手。
 同時にmoetanIIの上下両方とか入手。・・・ええと、本当は今日はNintendoDSを買う予定だったのですけれど、欲しいソフトを列挙していたら色々と怖くなってやめてしまったのです。なんだか、妙にヒトフデとバンドブラザーズに惹かれるのです。今更というご指摘もあるでしょうけど。
 勘定としては、NintendoDSが本体だけで\15,000、キャリングポーチは絶対に欲しいので\1,000、スクリーン保護フィルムも絶対に欲しいので\700~\900・・・これでヒトフデを一緒に買ったら\20,000。いえ、ちゃんとした環境にソフトも1本付いてこの価格なのですから、ものすごくお手ごろだとは思うですけど・・・簡単にぽーんと乗りかかれる価格でもないことは確かだなあ、なんて。
 無駄に購買意欲が高まって衝動買い、とかでしか購入は有り得ない雰囲気ですけれど。それでも、そんなПсиのココロの隙を彼等はいつでも見張っているので気をつけなければなのです(謎)。

 今日は色々ありすぎたので、CDが聴けずじまい。リッピングしてiPodに入れたので、明日の電車が楽しみです。うふ。

♪~鳥になる日[La'cryma Christi]

 ええと、以前に「終ノ空」のOVAについて触れたことがあるのですが、このOVA版について幾つかメールで質問を頂きました。終ノ空の原作スキーさんからのメールもあったのですが、どちらかというとその聴いたことも無いアニメはどれくらいすごいのかという質問の方が圧倒的に多かったので、ここでちょっぴり終ノ空OVAを振り返ってみようと思います。
 ちなみに、Псиはゲーム→小説→OVAの順で触れました。更に、Псиはキャプチャ+台詞の抜き出しの為に何度も何度も繰り返し見ましたが、このレビューでは初めて見たかの様に話していますので、その点はご承知置きの上で褒めたり春先の視点でПсиをぼーっと見つめたりすると良いと思います

 そうそう、このお話は18K指定のアニメですが、18k描写な絵は載せてません。もっとも、たとえ載せたところで誰にとっても嬉しくない絵ばかりですが。そんなわけで18K要素の無い絵は除いているものの、それでもまともな感覚を所有された方なら気分を害する可能性がある絵なので、目を汚したくない方はスルーしてください。かしこ(謎)。

 *0*

 最初に(たぶん)製作集団ロゴ。
 N43 Projectの謎を追えっ(MMRではありません)。

本当にN43 Projectってなんですか?

 *1*

 冒頭、80年代のバラエティ番組の様に安っぽいエフェクトでタイトル登場。屋上のフェンスの前で、ざくろが何か呟いています。

タイトル明けはこんな絵。これで全体の絵のクオリティについてはお察しください

 その後唐突に学校の屋上で高島ざくろと卓司様が電波問答。生まれ変わりとか輪廻転生とか、そういった高校生らしいさわやかな会話を展開

横を向くと目の大きさが全然違うざくろ

 開始2分も経っていませんが、既にどこまでもアラだらけです。腕の動きがものすごくかくかくしてますし、口なんか声と合わせようという気が無いのでしょう。もちろん、若本御大が頑張りすぎているわけではありません。塗りが甘いのはもはや言うまでも無いレヴェルで、絵自体にも問題が多々。たとえばざくろは正面と横顔で目の大きさが全然違うとか。この時点で既に脱落者多数だと思うです。Псиも直視が辛かったり。

 電波ちっくな輪廻話を語ってる卓司が、何の脈絡もなく「お前が体験したことのない最高の世界へ連れて行ってやる」とざくろに言い放ちました。ざくろのホラーな表情+悲鳴明けでいきなり濡れ場。そんなに虚ろな目(瞳の塗りが異常に淡い)をしながら「ほら、俺の目を見ろ」とか言われても素で困ります
 対するは、さっきの正面絵よりも絵が崩れたざくろ。卓司がアップになっている時は(随分コマ数が少ないながらも)ちゃんと卓司自身が前後に動いているのに、ざくろのアップ時はカメラの小刻みなズーム/アウトのみで動きを表すという、まさにテクノロジーを駆使した演出です。
 そんな濡れ場の最中、卓司が驚きのコトバを口にします。「今までこの方法で、俺のマインドコントロールにかからなかった奴はいないんだ。ほら、俺の目を見ろ」・・・ええええええ。卓司は精神を操る類の能力者だったですか(原作では知力と話法と運で人々を篭絡したりはしますが、濡れ場の最中に目で相手を魅了する能力とかは持っていません)と驚くПсиを他所に、「前後に動く卓司のアップ」「カメラのズームで動きを処理されたざくろ」2パターンを延々と使い回して濡れ場が続きます。延々と同じ絵。どこまで予算とか余裕が無かったんですか。
 濡れ場の後半になると、ざくろもちゃんと動く様になったり、今までと違う構図が出てきて微妙に新鮮ですが、構図が変わった途端に誰も何も喋らなくなり、あんな声だけが延々と響くことになるので、なんというかとてもアレです。

 濡れ場が終わると、唐突に(本当に唐突に)屋上に佇むざくろの絵に戻ります。あー、卓司とのシーンは回想だったんですね~。移行がスムーズすぎてわかりませんでしたが、振り返ってみたら卓司との会話のシーン辺りから背景が抽象的なぼわぼわしたものになっていました。あれは回想シーンを表していたんだ、うわあうっかり(うんざりしながら)。
 ともあれ、ざくろは屋上のフェンスの前で呟きます。

 「間宮くん(注:卓司のこと)、私は生命分子だけを残す為、今この肉体を滅ぼすわ。そしてあなたの言う世界の終わりを、食い止めてみせる」

 このモノローグが終わるか終わらないかの内に、ざくろは屋上から飛び降りてしまいました。学校の引き絵で、小さくざくろが落下し始めるのを映しながらブラックアウト

ざくろを探せ(難易度:Lv.26くらい)・ヒント:画面中央

 ちなみに、原作では屋上から飛び降りるのはざくろだけではありません。臆病でいじめられっこのざくろが、紆余曲折を経て世界を救う為と言い張って友達と屋上から飛び降りる下りのざくろのココロの駆け上がりっぷり、というのはПсиにとって堪らない展開のひとつですが、こちらのざくろにはそういうあさはかさとかココロの裏とか一切ありません。優等生が悲壮な気分で良いヒトオーラを放ちながらロケットダイヴです

 ところで、卓司のマインドコントロールはざくろには有効だったのでしょうか
 卓司のマインドコントロールの効果や持続時間は一体どうなっているのでしょう。ざくろがこうなった以上、永続的に効果が続く類のものではなさそうですが、濡れ場に行く為だけにマインドコントロール使うわけが無いでしょうし・・・よおし、次のシーンからはその辺りに的を絞れば良いですねっ。

 *2*-4:43

 寝ている行人を、幼馴染の琴美が起こしに来ます。この手の話によくある「主人公を起こしに勝手に家にあがりこんだ異性の幼馴染と朝のドタバタ」なシーンですが、劇中では「琴美が誰か」という説明はなくシチュエーションから類推する以外に「幼馴染」という判断は不可能です。あと、いくらなんでもスカートが短すぎとか。・・・いえ、短いなんてものじゃなく、このパートの1シーンに限ってはスカートありません。ええ、全然。
 なんだかんだで一緒に登校する二人。

登校風景

 学校に着くと、パトカーと救急車が校門の前に止まっています。「なんだ、あれ。琴美、行ってみようよ」「うん」駆け出す二人。ブラックアウト

 *3*-5:45

 教室で、机を挟んで座っている二人。黙っている行人と泣いている琴美の耳に、周囲の囁きが聞こえてきます。

泣いている琴美

 その囁きに耳を傾けると・・・ざくろは殺されたらしい、警察じゃ自殺の線で調べているらしい、自殺する様な素振りは無かった、自殺だったら遺書くらい残す筈だ、あの子は男子に人気があったから恋愛のもつれとかでは、でも屋上には争った跡は無いって話・・・ええと、ここまでの状況説明を外野にさせるのはどうなんですか

沈黙を守る行人

 ちなみに、噂話中は琴美の顔のアップ→視点が変わって行人の顔のアップだけで延々と引っ張ります。琴美は泣いているのでまだしも、行人は喋らない上に瞬きすらしない為、動きがなさすぎて見るのが普通に辛いです
 その時、突如として全校放送。緊急全校集会を行うので全員校庭に出ろ、という内容です。学校の引き絵(ざくろが飛び降りた時の図withoutざくろ)で全校放送が繰り返されながらブラックアウト

 *4*-6:41

 屋上のフェンスの前に立つ、今までにも増して作画のやばい行人

やばいですよ行人、行人やばいですよ

 腕組みをしてあらぬ方向を見つめたまま呟きます。「あー、なんとなく重苦しい一日だったな~。今日の授業、何をやったのかさっぱり覚えてないや」・・・ええと、腕組んで深刻な表情で、そんなこと言わないで下さい。顔とコトバが全然あってませんってば。
 その隣には、首を吊っているかの様にがっくりとうなだれている琴美。琴美と判断できたのはひとえにアホ毛のおかげです。

がっくり折れた首

 そんな琴美に、行人は声を掛けます。

 「琴美、元気出せよ・・・って、無理だよな~。あんなに仲の良かったざくろが死んじゃったんだもんな・・・それも、わけのわからない死に方で」

 Псиが琴美の立場だったら、問答無用でフェンスの向こう側に行人を投げ飛ばします。なんですか、このデリカシーの欠片も無いヒトは。行人のくせに(何)。
 その台詞の後、いつの間に体勢を変えたのか、フェンス前で二人が向き合っています。どうでもいいですが、琴美は突如アホ毛の生える場所が変わっています。謎すぎ。

 「行人くん・・・ありがとう。私のこと、心配してくれて」

 ええええええええ
 驚くПсиとは別に、行人は行人でこの期に及んで部活に出ると言い張る琴美に驚いています。行人はそんな琴美に、思い切り暴れて来い(琴美は剣道部所属)、自分はここで待ってるから一緒に帰ろうと声を掛けます。ブラックアウト。

 *5*-08:05

 更衣室で着替える琴美。でも、「着替え」と言った場合、普通はある程度脱いである程度着て、というのを交互に行うものだと思うのですが、琴美はなぜか下着まで全部脱ぎます。ああ、剣道なので下着まで全部変えるんですねっ(その必要があるのかどうかはПсиには判りません)と好意的に解釈したとしても、脱いだ服は足元に散乱させたままですし、着替え・・・というより服を脱いでいる場所はロッカールームの中央。自分のロッカーから遥かに離れた場所でただ服を床に落としています。なにやってるんですか?
 下着すら脱ぎ終わって意味不明にどこかを見詰めて佇む琴美を、覗き見ているというにはあまりにも堂々とドアを開けてじっと見ている誰か。原作すきーは「琴美の後輩のやす子」だと瞬時に思う筈ですが、どうやら違う名前の模様。というか秋田なつこって誰ですか。原作にそんなのいましたっけ、と思ったところで気付いたのですが、このペースでは秋人のクラスメイトでやす子の兄の「きよし」が出てこないでしょうし、そうすると兄:きよしで妹:やす子の横山兄妹というネタが封じられたも同然。そんな理由から「やす子」よりも色気があり、かつ当たり障りの無い名前というわけで「秋田なつこ」にされたのでしょう。返す返すも残念です。
 どうでもいいですが、なつこは目が潤みすぎです。絶対に病気です

覗いているというには堂々としすぎです

 そして、唐突になつこと琴美の濡れ場に突入。リバーブのかかった声と不思議な色の背景が回想シーンであることを暗示しているという、最先端のテクノロジーを駆使したタイプの表現。冒頭の濡れ場以上に使い回し感全開な動きの数々は、作り手の違う方向への頑張りを見せ付けています。どうでもいいですが、カットが変わるごとに目が大きくなるなつこを誰か助けてあげてください。
 あと、このお話の特徴として使い回しばかりなのに濡れ場が妙に長いことが挙げられます。このなつこの回想も2分くらいあるですけど・・・鬱陶しいので早送り

 入り口で目を潤ませながら妄想を膨らませ、微動だにしないままのなつこに琴美が声を掛けます。気が付けば、琴美はとっくに剣道着に着替えていました。なつこがその声に応えたところでブラックアウト。

 *6*-10:55

 屋上で風に吹かれる行人。突如帰らぬヒトとなった、屋上から飛び降りての死を選んだざくろについて思いを馳せています。そんな行人を遠くから見詰める影が。終ノ空における電波キャラの最後のピースである音無です。音無は歩いて行人に近付き・・・この幼い顔ですごい色の髪のヒトは誰ですか。そのくせ、声は少し乾いた感じ。原作とイメージ違いすぎませんか。

不思議少女「だった」音無彩名

 この作品、総じて声が変で、男性キャラはみんな喋りも声も年齢層高め、率直に言えば語り口がおじさんくさい印象です。琴美は感情表現が究極に下手ですが、そこへいくと音無は技量的には問題なさげ。ただ、原作では久遠(©ラーゼフォン)ばりに何を考えているのか判らないヒトなのに、この声はすごく地に足の着いた印象を与えます。ギャップありすぎ。
 ひとしきり電波を送受信した後、話題は卓司のことへ。クラスでも浮いた存在の卓司は、最近学校ではあまり見かけなくなっていました。ところが、音無は卓司が学校に来ているのを見ていたそうです。しかも、最近「終ノ空」がどうのとおかしな思想にとりつかれた様で、クラスに連れ戻そうと近付いたざくろにもその思想を押し付けようとしていた、というのです。コトバにすごく説得力がありますが、このヒトは本当に音無ですか
 話を聞いて驚く行人に、ざくろの死と卓司は何か関係がある、だから気をつけてと音無は言います。そして、

 「間宮くんには気をつけて。たまに、ものすごく怖い目をするから・・・」

 と言ったところで唐突にブラックアウト

 *7*-13:00

 校門の前で佇む行人。そこへ、部活上がりの琴美が走ってくる・・・ええと、屋上で待ち合わせていたんじゃなかったでしたっけ?二人揃って下校するのは良いですが、このシーンは尋常じゃない作画崩れが発生。どんな身長差ですか、というところから始まって、行人の崩れすぎた顔から何から・・・あああ。あと、背景があまりにものっぺりです。直線を引いただけのブロック塀とか素敵すぎ。

ある種芸術的な絵

 琴美は無理に明るさを発揮するも、行人はそれに気づいていて、二人してカラ元気のままハンバーガーを食べに、というところでブラックアウト。あまりにも尺が短すぎる上に作画崩れや無駄なエフェクトが満載で負の密度は充分、場面的には地味なのに逆の意味で見ごたえ充分なパートでした。

 *8*-13:45

 いつもの学校外観からスタート。そこから、教室で行人と琴美が机を挟んで座っている絵にスイッチ。どうやら秋田なつこが昨日から行方不明になっているらしいです。って、琴美はちゃんと行人の方見て喋っているのに、

行人を見詰める琴美

 行人はどうして相槌打つ時すら窓の外を見ていますか

ずっと窓の外を凝視

 どれだけ話が進んでも、どれだけ深刻そうな声を出していても、行人はなぜか窓の外を見たまま。本当になぜ。

 ここで、唐突になつこの濡れ場が始まります。卓司は鞭を振り、なつこは天井からのロープで腕を縛られ、その足元では2人の女性が卓司に強制されて絡んでいます。助けてください、と泣き叫ぶなつこに、もうすぐ世界は終わると全然答えになっていないことを喋る卓司。世界は終わり、その後は永遠の闇が続く、そうなる前に助けてやる・・・ええと、原作における卓司の思想が完全に曲解されてますけど
 とか言っている間に卓司となつこの濡れ場が始まりましたが激しくスルー。そして、はじめてゆっくりと場面転換。

 *9*-16:34

 目が覚める行人。いつも起こしに来る筈の琴美が、今日は来ていません。たまには自分から声を掛けてみよう、と目だけ開けてベッドから頭すら上げない起き抜け状態のくせにやたら饒舌な行人がベッドで目を開けた途端に一通り喋ったところでブラックアウト

 *10*-16:48

 琴美の家の門の前。チャイムを押すと母親が・・・ええと

若い?いえ、・・・ええと

 母親の造形はさておき、琴美は昨日の夜に秋田から電話を受けて、急いで飛び出していき、それから帰ってこないのだそうです。心配する琴美母に、怖めの三白眼で警察に連絡する様訴える行人

不安な母親を余計に怖がらせてどうしますか

 その後、街中をあても無く走りますが、腕はもれなく残像がありますし、ブロック塀は相変わらず直線プレイですし、偶然出逢った音無は不思議キャラというより朴訥キャラですし、原作すきーとしては一体何をどうすれば。あと、たまに口がなくなったりそもそも口を動かすことすら放棄するのはやめてくださいおねがいですから。
 確証は持てないながらも、卓司はおそらくプールにいるらしく。屋内プールが出来た所為で、屋外プールは使われなったのですが、水の無い屋外プールの排水溝から卓司が入っていくのを見たと音無はいいます。かくして、行人は走って学校に向かったのでした。

彩名まで負の表情(というより作画ボーダーラインの遥か下)に

 その頃、拘束された琴美になつこが触れていた・・・って、なつこと卓司がすごい目なんですけど。この辺りの場面では二人とも全裸な上に卓司には思い切りモザイクがかかっているので、絵が掲載できないのが本当に残念です。なつこは向きによって瞳の色が変わるという画期的な仕様。頃合を見て卓司が琴美に襲い掛かろうとした時、行人が突如出現。

集中線付きで行人登場

 そこで卓司を・・・うわ、あっさり殴った(<原作を知ってるヒトだけ驚いてください)。

「あの時、俺は卓司を殴るべきだった」・・・その行人の呟きは、アニメで昇華されました。めでたしめでたし(うんざり)

 殴られた卓司は笑いながら、終ノ空がすぐそこまで来ていると繰り返します。

 卓司:「水上くん、見えないのか?ほら、そこまで近付いている終ノ空が」
 行人:「・・・狂ってる」

 まったくです
 ともかく、行人がそう呟いたところへ、突如卓司の傍にぼやけたざくろが登場

ぼんやりと浮かび上がるざくろ

 それを見て、ガンダムというか少年漫画みたいな三面抜きで驚く行人・琴美・卓司。

急にエキセントリックな構図

 ざくろ登場後は構図が変わる度にキャラの等身や位置関係が変わり、全く位置や広さが把握できない部屋の中。ちなみに、ここで出てくるざくろは作中で最も作画がまともですが、それは単に幻影ということでぼやけている為に塗りが曖昧で済んでいるからかもしれません。邪推。

ぼやけている所為で見栄えが良いざくろの図

 卓司に近付くざくろ。ざくろの声は幻影っぽく歪んでいます。永遠の闇なんか来やしないというざくろのコトバに苦悶する卓司。苦悶するのは勝手ですが、上半身裸の崩れた作画で背景に明るい緑なんか背負って苦悩しないでください。しかも後ろの明るい緑は点滅していて、ちょっとしたピカチュウフラッシュ気分です

発禁動画

 苦悩する卓司を見届けたざくろは消え去り、そこへパトカーのサイレンの音。そして・・・ホワイトアウト
 ええと、なつこはどこへ行ったんですか?

 *9*-20:32
 *10*-22:29

 行人の部屋。ベッドに座った琴美と床に座った行人・・・って、この後は想像通りです。延々と濡れ場。どうでもいいですが、同じ絵を使い回さなくなった代わりに左右を入れ替えるとかの変な演出手法が登場です。
 これで話はおしまい。一番最後に注意書き。

この作品はフィクションであり過去
に起きた事件とは何等関係ありませ
ん、この様な行為は重大な犯罪に当
り絶対に許される事ではありません
もし、この様な犯罪を犯した時には
法の基に裁かれ償いが待っています

 ・・・特に最後の行が激しくアレなのですけれど。「法の基に裁かれ償いが待っています」ってなんですか。
 この話だけで何か犯罪を思い浮かんだヒトがいたら、ちょっと尊敬するかもです。結局卓司の目的はなんなのかよく判りませんし、何をやって周囲がどうなったのかの説明もありません。そもそも、原作がわざわざ4部構成だったものを20分ちょっとにまとめるのが無理というものです。リルルなんて出てきませんし、ざくろはいじめられっこ→前世少女とかの難しいプロセスを経ずに普通に男子に人気のある女生徒+デフォルトで琴美のお友達だったり、音無が「よぐ=そーとす」とか言い出さない普通のヒトだったり、「てけり・り」もスパイラルマタイもアタマリバースも無いですが、だからといって薄くなっているかといえば主に絵柄と各種技術と理解する気の無い製作者と短縮戦法の所為で余計に濃くなっているという、とりあえず原作スキーさんは全然嬉しくない相乗効果を発揮です。あと、卓司のマインドコントロールは結局なんだったんですか

 とにかく、原作知ってるヒト向け。原作を知っているヒトは、なんとかして見てみると良いと思います。もれなく至れます


 と、こんな謎アニメじゃなくて、良作とわかっているものを見ないと。ああああ(ゆらゆら)。


 ぼんやりと深夜番組を見ていたら、ハチミツとクローバーの宣伝番組(千原兄弟×kABA.という組み合わせもすごいですが)に、どうしてスネオヘアーまで出てくるですか。
 ・・・へえ、フジの深夜枠は「ノイタミナ」なんて名前がつくですか(プロジェクトと言っていたので、枠の名前なのかどうかは判りませんけど)。第二弾が「Paradise Kiss」って。なにより、フジの深夜といえば作品自体じゃない諸々が悪いほうに折り紙付きですけど。とかうだうだ思いながらさっさと寝ることに。14日に始まることさえわかれば、後はどうだっていいです。おやすみなさい。

♪~magic theatre[La'cryma Christi]

 今日はBuck-Tickの新作「十三階は月光」の発売日です。
 仮想世界にはこのアルバムの評価が溢れ、評価もきっと(アルバムの内容の暗黒っぷりと正反対に)ポジティヴな意見ばかりで、Buck-Tickスキーさんはますます舞い上がることになるでしょう。それは、とても喜ばしいことです。

 ・・・・・

 ・・・・・・・・

 ・・・・うあああああああああ

 ПсиのBuck-Tick好きは、今に始まったことではありません。ご来場頂いている方には、今更お話するまでもないことだと思います。
 ですが。
 本来なら、フライングゲットで「え?今日ようやく聴いたですか?あはははは」などと調子に乗って余裕な態度で顰蹙を買う様な真似ができる筈なのに、Псиはまだ買えていないのです。そもそも仮想CDショップへ行く時間もなければ、仮想CDショップへでかける時間もなければ、仮想CDショップを眺める時間もПсиにはありはしないのです(おちついてください)。
 なんということでしょう。
 困ったのでずっとシングルの「ROMANCE」聴いてます。カップリングの「DIABLO」が不思議すぎます。でも、「ああ、アルバムにはクリップを収録したDVDが付いているんだなあ」なんて思ってしまうともう駄目です。何もする気がなくなります。今日はAdobe CS2に関するニュースをお伝えしようと思いましたけど、思った以上に小人さん作業になってしまって、気付いてみたらただ事実の羅列が延々と続いているという悲惨な状況になったのでとりやめです。
 しばらく貝に篭ることにします。お願いですから、今のПсиに「十三階」とか言わないで下さい。「死刑台」の話題も連想するから駄目です。つまり「死刑台のエレベータ」なmedia youthも駄目です。heathも駄目です。X JAPANも駄目です。YOSHIKIも駄目です。って、YOSHIKIのアルバムも買ってない。ああああああ(再び沈没)。

♪~Angolmois[La'cryma Christi]

 呪いキャラ、というのがいます。
 4人を越えるパーティだと存在確率が上昇する、シリーズごとにおかしな目に遭うキャラのことです。ヲタさん向けにロッテ関連でお話すると、「ビックリマン」におけるアリババ(洗脳されてゴーストアリババになったり、洗脳が解けたと思ったらヘッドロココをかばって重症になったり。結局後半も別行動でした)や「ネクロスの要塞」におけるナイト(第一弾で盾に顔が付いたモンスター「シールダー」にうっかり触れてしまい、第二弾は呪われて登場。第五弾開始時にはブラックナイトに殺されたことになっていました。ちなみに、その第五弾では前シリーズの「サムライ」がダークナイトを倒す為に再登場するのですが、名前が「II KNIGHT」なのはどうなのでしょう)の様な、「美形役」「頭脳労働役」「雰囲気作り役」と並んで「呪い役」があるとしか思えない様な待遇のキャラクターのことです。
 最近、Псиは呪いキャラ好きなんじゃないかと自分を疑っています。コミックのキャラクターなどに限らず、たとえばバンド内で何度もおかしなことになるヒトとか、そもそも存在がおかしなヒトとか。

 ・・・ええと、この先をお話すると剃刀TBがたくさん届きそうな気がしたので、やっぱりПсиの中に封印します。ええと、ネクロスは復活してください。あるいはPCエンジン版をリメイクして、呪文も全部カード準拠にしてくださいっ(少なそうな要望)。


 深夜に・・・というよりも、夜は起きていられません。今日もある意味大本命の「ガラスの仮面」が見られない様な気がしています。もちろん録画はしますが、現在スタックに積まれている量を考えると、いつ見られるのか判りません。
 というか、今になってようやく全然「咎狗の血」が進んでいないことをようやく思い出しました。まだ登場人物出揃ってすらいないのに、こんなところでくたばっている場合ではないのですよっ(おふとんにくるまりながら)。
 おやすみなさい(駄目)。

♪~GUM[La'cryma Christi]

 眠りすぎて疲れてしまったというのに、横になればいくらでも眠れるという困った状態。時間がどんどん過ぎていきます。うとうとして、はっとしては時計を見て時間を確認して、ああもうこんなに時間が経ったんだと思いながらまたうとうと。駄目。
 唯一生産的なことをしたとするなら、CDを1枚リッピングしてiPodに放り込んだくらいですけれど、そうして携帯可能になったのがRUNAのばら撒きCD-Rだったりするのでますます駄目です。そうですよ、そういえばRUNAのCDについてたDVD見なくちゃ。・・・それならファンタジックチルドレンとか岩窟王見るですよ。あああああ。


 ひさしぶりに朝のコンボに付き合いました。もっとも、開始が「はやく起きた朝は」からなのが春仕様。「はやく~」→「ゾロリ」→「マジレンジャー」→「響鬼」→「MaxHeart」→「題名の無い音楽会21」→「マイメロ」と、好みの分かれる9:00以降を除けばコンプリート。
 ひさしぶりに見たらどれも面白かったです。新番組のマイメロも含めて。・・・Псиは単純にキティよりマイメロの方が好き、という辺りはさて置いて・・・あー、マシュマロ通信の時程うまく説明できませんけど。もしかしたら響鬼が好きな理由と一緒なのかもしれない、とか思いつつも、やっぱり寝すぎて頭がぼけているので素直にお口にチャックするのです。


 deadman待ち。


 いつもより遅かったブラックバラエティ略して黒バラは総集編でした。ピンポイントでは起きられててシアワセ。

♪~S.E.A.[La'cryma Christi]

 頭痛が終わったと思ったら、気持ち悪いのがまたぶり返しました。わけがわかりません。
 でも、もうクスリはまっぴらなので、代わりに違うもので癒されることにしました。映画です。でも、「ローレライ」でも「北の零年」でも「ハウルの動く城」でもありません。残念ながら「AIR」でもありません。
 じゃあ何か、といえば。ワンピースの映画です。「オマツリ男爵と秘密の島」。とりあえずパンフレットとか買いつつ、気持ち悪さをやりすごしながら見たですけれど・・・
 ・・・・・
 ・・・・・・・・
 ・・・・・・・・・・・・・なんですかこれは
 ええと。Псиが思うところでは、アニメ・原作共にワンピースの持ち味といえば「説教臭さ」だと思ってます(「説教」にネガティヴな意味合いはありません)。もちろん、各メンバーのキャラの立ち具合や叩きつけられる様な絶望っぷり、引き方の巧みさなどなどワンピースを説明する材料は事欠きませんけれど。やっぱり一番はどこかといえば、異常に長い1つのシリーズをちゃんと締め括れる程強力な説教の応酬だと思うのですよ。正しく少年漫画。
 ただ、こうした持ち味は、ラストまでにきっちり下準備をしなければ発揮されないわけで、その為に長い長いお話になるのは仕方が無いところ。それでも原作は1つの話が長すぎることがありませんか、という突っ込みは単行本派のПсиには気にならないのでさて置いて、たかだか2時間の映画で導入から何からやろうとするのはどう見ても無茶。結果、映画のワンピースは終盤のカミーユシステム(根性と気合でスペック以上の能力を発揮すること)とご都合展開だけが目立つ、微妙な展開になりがちでした。って、前作のイメージが強すぎるだけかもしれませんが。

 ところが。今回はちゃんと話があるのです。ワンピ映画なのに。
 ただし。
 ここで、ひとつ言いたいことがあります。
 アニメで何かトラウマ抱えるのが嫌なヒトは、見に行ってはいけません。絶望、絶望、これでもかと叩きつけられる絶望。そう、これは極上の欝映画でした。
 以下、ラストとかに関する細かい感想。>font<を理解しない、携帯電話やテキスト切り出しでご覧の方でネタばれ嫌だという方は、ひと段落するまで(長い横線(>hr /<)が出るまで)お話を無視して下さると幸いです。お手数ですが。

 
 復習になりますけど、少年漫画の伝統を一手に引き受けるワンピースとしては、下ごしらえを長めに取って様々な絶望や閉塞感を積み重ねつつ、最後に残った希望を全速力で叩いて解決する時の爽快感が素敵なんだと思うです。そうすると、ラストを除いた1時間30分前後で作れる機微なんてとても微量なものですから、ラストに説得力が足りなくなるのは仕方の無いところです。
 今回のワンピ映画は、まず仲間を仲違いなりなんなりで引き離して一人一殺で辛さを与え、徐々にルフィが孤独になっていくことで辛さを増幅し、最後は仲間が全員「花」に吸収される+超絶に強い男爵などの描写で大変な絶望を与える・・・これは原作やアニメの1エピソードを早回しで再現しようとしたのだと思います。ルフィ以外全員が戦闘脱落というのは劇場版としてどうかとは思いますが、前半パートには一応全員にそれぞれ売りのシーンが用意されていますし、なにより1エピソード並みの絶望を2時間で作るには他に方法が無かったんでしょう

 絵は妙に平面的でのっぺり。色も影も薄めでとても2次元的だったり。その代わりに3Dは異常に豪華で・・・って、誰がどう見ても3Dだと判るとか、3Dの中で平面塗りキャラが浮いているとかあるですけど、その辺は各自でそれぞれに吟味すると良いと思います。
 何より、無駄に豪華なサラウンドっぷりがちゃんと最後に活きるのが最高だったり。もっとも、とても嫌な活かされ方なのは否めませんけど。

 劇場版なのでキャラ説明は殆ど皆無ですから、現行キャラ(ニコ・ロビンまで)を知っている上、暗い話が大丈夫な方はいいから今すぐ見に行くと良いと思います。今までの劇場版を回想して気後れすることはありません、全然別物ですから。ただし、各キャラの持ち味が発揮された楽しい映画が見たい、(最後はハッピーエンドですが)映画で暗い話が苦手、なんかゴールデンウィークを見越して親戚等のコドモを押し付けられたのでとりあえず連れて行って黙らせたい、などといった方はこの選択肢は大外れです。最後の方は素直にプリキュアを待ちましょう。
 展開が欝々しいのも然る事ながら、「「ぞおおぉぉぉぉぉぉろおおおおおおおぉぉぉぉ」と叫びながら必死の形相でぐんぐん首が伸ばていくルフィ」とか「幾百の矢を受けて土気色のルフィ」とか殆ど発禁級。コドモに限らずトラウマ残すのは確実です。ただし、じゃあ「CASHERN」並みにアレなのかというとそんなことはなく、最後は底抜けのハッピーエンド。この島のイヴェントでいろんな確執が生まれた筈ですけど、そんなこと微塵も感じさせない終わり方でした。

 もちろん、全く不満が無いわけではありません。というか、そんな風に裏を勘繰ってみたところでメンバー全員が活躍できないワンピースというのはやっぱりアレですし、花は結局なんだったのか、どういう能力で船長の後ろ暗い過去とどう繋がったのかについては全く説明無し。もっとも、薄っぺらい説明入れるよりはばっさり削られた方がずっと素敵ですけれど。他にもどうしてそこで追尾の矢を射ないですかとかルフィはおとなしく話を聴いてないで今殴りなさいとかの少年漫画特有の突っ込みも多々。そこまでいくとただのやっかみみたいですけど、とりあえず突っ込み所が全く無いわけじゃありません。ただ鬱っぷりが甚だしすぎて素敵なだけで。

 前半のお祭り騒ぎと後半の薄暗さ、山の頂上のアレが割れた時の悪夢の中にいる様なスケール感と悲壮さなど、本当に見所満載です。というわけで、正統的ワンピースに近づけたいが故にワンピースから乖離しているワンピース映画、欝なのが大丈夫な方は是非どうぞ


 あ、あと綾小路翔が出てますが、特段浮いてる様子はありません。前回の著名人声優祭りはみんなでオンドゥっててうざったいだけでしたが、今回は許容とかそういうレヴェルじゃなく、知らずに見てても違和感無い感じです。ちなみに敵方コックの役なので、気にかけるヒトは気にかけてみてください(スタッフロールでキャラ名見ても「コテツって誰」という話に絶対なるでしょうから)。


 終わってからポスターを見たら、「最大の笑い」とか「笑劇」とか楽しさをかなりアピールされていましたけど、これは詐欺って言いませんか。JAROですっ、JAROにお電話をっ。


 ぼんやりつけていたテレビがAnimeTVを流していて、運良くファンタジックチルドレン特集を引き当てました。わあい。・・・最終回をさっさと見ないと。


 エマ。

♪~月の瞼[La'cryma Christi]

 あたまがいたいのです。
 もしかしたらじごうじとくなのかもしれませんけど、Псиにはよくわかりません。

 そもそも、きょうはあさおきたときからとてもきもちわるかったのです。
かぜはさわやかだというのに、ちっともすっきりしたきぶんにはならず、あさからとてもゆううつなきぶんでした。もっとも、きもちわるいのをかいしょうするすべなんてそうそうありはしませんから、いつもいじょうにうつむきかげんですごしていました。
 そうしてふさいでいるПсиをみていられなかったのか、それともただのきまぐれなのか、Псиとはなしていたちじんさんがかばんからなにかをとりだしました。

 「これ、あげる」

 なんだろうとおもってみてみると、それはクスリでした。しろにへんないろがおおいかぶさった、なんだかあやしげなカプセルをいくつかわたされました。

 「それ、のむときぶんがよくなるよ」

 Псиはてんしなので、ヒトのくすりがきくとはおもえません。そもそも、きくかどうかはさておいても、とりあえずせいぶんくらいはかくにんしないとこわくてふくようできません。このくすり、なんなの?ときいてみたら

 「きもちわるいときにのむくすり」

 いえ、そうじゃなくて。

 「のんどきなさいよ。ほけんみたいなもんだから。あ、ききめつよいから、みずおおめね」

 ・・・・・・・。


 はるはあけぼの。
 うららかなようきは、Псиのあたまをおかしくしてしまったみたいで。
 Псиは、そのあとくすりをくれたちじんさんとしょくじをしたのですけれど、しょくじがおわったときにカプセルをくちにふくんだのです。
 そのときに、「くちのなかにカプセルがある」かんしょくにでじゃ・ぶをかんじて、ゆっくりとおもいかえしていたら。なんだか、しょくじのちょくぜんにもそのかぷせるをのんだようなきがしたのです。へいわかどうかもさだかでないカプセルをしたのうえにのせたまま、Псиはちじんさんにたずねました。ねえ、Псиはしょくぜんにこのくすりのみませんでしたっけ?

 「え?どうだっけ」

 ・・・・・。
 もっとも、ここでПсиのきおくがただしかったことがわかったとしても、いちどくちにふくんだカプセルをはきだすようなまねはしたくありません。しかたがないので、Псиはそれをそのままのみこむことにしたのでした。
 ちなみに、しょくじにかけたじかんは30ふんもありませんでしたから、あのきおくがたしかであれば、つよいらしいくすりを30ふんおきにふくようしたことになります。でも、さようがつよいといってもあくまでヒトにたいして。Псиにはまったくかんけいのないはな


 その1じかんごくらいから、
 めのおくになにかできでもしたかのような、すごくいやないたみがじわじわとひびいてきたのです。そのいたみはゆっくりとかたやくびのつけねにしんしょくして、いてもたってもいられなくなってきました。そのあとはなにをやっても、どれだけよこになってもあたまのいたいのがはれません。
 あたまがいたいうえに、なにかがカラダのなかにしみわたっていくようなかんじです。それがいいことなのかわるいことなのか、Псиにはぜんぜんわかりません。たしかに、あさからПсиがうとましくおもっていたきもちわるいのはわすれてしまいましたが、それいじょうにずつうがうとましくてなりません。

 きょうおこったことをふりかえるだけでも、なんだかとてもほねなことです。というわけで、きょうはもうねむります。おやすみなさい。

♪~偏西風[La'cryma Christi]

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