Cry-no:"...more"

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 (午前六時五十分)
 目が覚めてしまったのは良いとして。何故だかカラダが全く動いてくれません。
 最近、目が覚めてもカラダが重くて重くてしかたなかったのですが、ここまでひどいのは珍しいです。無理にカラダを起こそうとすると、首の付け根の辺りが引っ張られる様に痛みます。起きるのをあきらめたПсиは、しばらくそのまま横になっていました。
 眠れない日と違って、天井をじっと見詰めていても何の妄想も浮かびません。それどころか、この時は「どうしてこんなにカラダがひどいことになっているんだろう」ということすら考えず、ただただ目を開いて何も見ずに時間を過ごしていたのです。
 いつもベッドの脇に置いている水差しにのろのろと手を伸ばして、水を口に含みます。・・・でも、舌と水が絡んで、口と喉の渇きが急に潤ったところで、喉にひどい違和感を感じました。水差しをさっさとチェストに置いてから、これでもかというくらいに咳き込んで、そのままぼんやりと痛みの余韻が過ぎるのを待ちます。
 そうしている間に、ああ、そういえばカラダが起きてる、無理矢理なら起きることができるんだ、などとぼおっと考えていました。

 (午前七時三十八分)
 カラダだけは起こしたまま、しばらく時間が経過しました。
 ここに至って、ようやく「どうしてこんなことになったんだろう」という真当な思考が始まります。とはいえ、それは考えたところで答えが導き出せるものではなく、もちろんПсиにも定かではありませんでした。
 天使はヒトが患う病・・・風邪とか・・・には罹りませんが、浮世での活動には無理が伴うのか、たまに得体の知れない不調に陥ります。ドクターに尋ねるわけにはいきませんし、かといってヒト用の薬を服用しても、効くときがあれば効かない時もあり、自分でもよくわかりません。ただ、こうした時は、浮世でヒトの様に生活しているとはいえ、やっぱりヒトではないのだと痛感するばかりなのです。
 足が動くのを確認して、のたのたと立ち上がってみました。背中が壊れてしまいそうで、背伸びなんかできません。カーテンを閉じて暗いまま、Псиはとりあえず顔を洗おうと歩き始めました。

 (午前八時二十分)
 今日はおでかけする予定でしたが、ちょっとそんな体調ではなさそうです。素直に寝込むことにして、ベッドに入りました。カラダが重いのは変わりませんが、だからといって別段眠いわけでもありません。こんな時にできることといえば、ゲームくらいのものです。

 (午前十時十一分)
 全滅したのでゲームを一旦終了して、本格的に寝入ることにしました。おでかけは午後に伸ばしたので、それまでに少しでもカラダをなんとかしないといけません。少し苦労はしたものの、いつもの不眠から夢に突入する時程は苦労せず、眠ることができました。

 (午後五時六分)
 「うああああ」と叫びながら起きたら、辺りが暗くなっていました。汗をたくさんかいて、喉がからからで、しかも渇いているというだけではなく、痛くて痛くてしかたがありません。チェストの水差しを取って、喉を潤します。
 時間を確認して吃驚しました。脱力した後、何をしてよいのか判らなくなり、ふらふらとベッドに向かってまたゲームを始めました。寝すぎて眠いです。

 (午後九時二十九分)
 ちっともテレビを見る気になれません。仮想世界を彷徨う気にはもっとなれません。幾つかのニュースを聞き及んではいるものの、それらを調べる気もお伝えする気にもなれません。
 こんな腑抜けたПсиは早く消えてしまえばいい、と思いながら、Псиは何度目かの眠りに堕ちることにしました。

 (午後十一時三十分)
 水を汲みました。
 世界がПсиを歪めている気がします。

 (午前二時二分)
 水を汲みました。
 鉄子さんの夢を見た気がします。

 (午後二時五十九分)
 睡。


 今日のDDS2
 開始:収容所2(Lv.18)
 終了:研究所~地下街(Lv.29)

 ゲイルが格好よすぎます。収容所2を終え、研究所クエストを終わらせて・・・どうでもいいですけど、ペルソナといいDDSといいどうして女神転生の周辺話は「空飛ぶ乗り物は墜落する」のでしょう。謎すぎ。
 前にも増して資金不足。加えて、シューティングはシエロが弾けすぎてて素敵。でもこんな体調では弾避けるのすら無理・・・弾幕ゲーとしてはとてもぬるそうなのに。

♪~Zambara[La'cryma Christi]

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