「泳ぎ回る」「水槽の中」「ボク」..は→今日も「溺れたんだ」、

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目が覚めたらすっかり朝(注:ここでの朝は仮想テレビ朝日の一連の番組のこと)も終わってしまい、しょんぼりしながらおでかけの準備。シャワーを浴びようとしたら雪が降っているし、テレビをつけたらフィギュアスケートの片隅で津波警報がけたたましく点滅していて、浅田真央ダイジェスト映像の「世界を魅了」というテロップを「世界を終了」と見間違えて「ああ...ついに約束の時間(ブラスト・オフ・タイム)が来てしまったんだ」と胸をおさえてしみじみ思う、なんてことのない日曜日の朝を過ごしたのでした。
雪はすぐに雨に変わって、強くなったり弱くなったり。クリスマスではないのでロマンチックではありませんし、冬の盛りでもありませんから容赦の無い雪でもありません。そんな中途半端な空気を泳いで、ただひたすらに仮想水道橋へ。


モヂカラ終結!!最終決戦之幕 @シアターGロッソ 2010+02+28
評価: ★★★★*

Псиの最後のヒーローショウ(戦隊)は、たしかタイムレンジャーの本人登場回で、場所は野外劇場終了後・シアターGロッソ完成前の仮設ステージでした。かつて戦隊ショウといえばジェットコースターからレッドが遠隔射撃、客席一部を陣取るカメラ集団、書き割りで表現される巨大ロボと爆発のすてきさ、ちょっと横の席から見ると書き割り裏のトランポリンが見えてしまったり、風で書き割りが倒れると四つん這いのピンクと怪人が仲良く縦に通路を進行中な様が見えたりと、仮想遊園地というロケーションとある種のチープさをうまく噛み合わせたものでした。

シアターGロッソは縦に深い映画館の様なホールで、そもそも撮影は禁止、手は頭より上で振っちゃだめなど、かつてのおおらかさとは随分異なった様子になっていました。それでも、ある種最近の劇場仕様としては至極当然のことで、むしろ当時からおおきなおともだちが席を占拠するせいでコドモが良い席に座れないことが問題になっていて、仮設劇場でもあまりその点は改善されていなかった様でしたから、シアターGロッソのあり方は正しいのでしょう。きっと。

というか、Gロッソの入口前にシンケンレッド(殿変身後)が手振り要員でやってきているのにチケット持っているヒトは立ち止まらずに入ってくださいとか一体どんな罰ゲームですかっ!
そんな苦しみを乗り越えてシアターGロッソに入ると、延々と流れるシンケンジャーのキャラソン。お子様はそんなこと当然気付くことも歌うこともありませんが、いちいち「一筆奏上」とか「シンケン」という歌詞の入った曲の数々が流れっぱなしのシアター。...そう、あれよ、これは単館上映アニメ映画の雰囲気!

そんな素敵な空気の中、お話は始まって...お話そのものは例によって本編完全無視の独自シナリオですが、麻呂や十臓がドウコクのチカラで復活して太夫と大活躍という内容なのにシタリが全然出てこないというアクション重視でストーリー的に重要なキャラは無視という潔さに涙が出ました。その意味では、今回の公演は主要中のヒト6人が勢揃いですがさすがに彦馬さんは出てきませんし、仕方がないといえばそれまでです。

姫率いるシンケンジャーは相変わらずがんばっていましたが、殿はすっかりやさぐれて別行動。外道が出ても関係ないと言い張る殿を見限る源太は、その足でドウコクが三途の川チャージを終えて麻呂も十臓も復活した六門船に単身乗り込んで袋叩きの目に遭い、そんな源太をかばって殿が囚われの身に。あなたたちどうやって三途の川へ行けたのよという突っ込みはさておいて、ドウコクが究極のアヤカシのチカラを使って作り出した「魔界」に捕われた殿(手鎖)を助けに来いというドウコクに姫の制止も聴かず救出に向かう5人。なんだかんだでいろんなピンチに陥りつつも6人(殿含む)は客席の声援のチカラで最終モヂカラ「絆」を発動してドウコクを倒し、最後は青の素敵アドリブに客席が沸きながらも去り際に殿が「完」モヂカラを使って終幕。
話だけ書いているとなんだか全然わかりませんが、外道連中がうだうだしているところへ真っ先に舞台に入ってきた青の中のヒトのインパクトといったらありません。舞台の隅々を上手く使い、紐で普通に飛び、後ろから現れ、各種エフェクトは映像と照明でがんばり...舞台全体を使ったお芝居に、きゅんきゅんしどおしでした。

お芝居後は6人からのメッセージ。今回の公演はシンケンの演目としては5作目なのですが、昨日今日だけで12公演をこなしたそうで、それが大変だったというコトバがほとんど。でも、自分の番であまり前を見ずに喋る源太のヒトとか、千明が喋っている間に何かぶつぶつ言って細かい笑いを取る源太のヒトとか、青とか殿とか最高でした。
シンケンもこの次の展開があるそうで、綺麗に終わっただけに不安はありますけれど、それでも楽しみにしようと思います。

あと、このシアターGロッソの公演は来週でおしまいですが、地方公演としてファイナルライブツアー2010が03月から始まりますので、ぜひどうぞ。


サイン色紙を\400で購入しました。かつてはサイン色紙を\500くらいで買ったヒト限定でさらに\500払うと握手会な時代があった気がしますが気のせいです。
あと、仮想後楽園のテンソウダーとゴセイカードバックルは定価売りはあまりにもあこぎなのでやめてあげてください


CMでおなじみマジクエストをやってみました。これ、仮想アメリカ発のゲームだったのですね。クエストをひとつ選び、指定されたルーンを収集する為、ルーンごとに決められた素材をフィールドで探索するゲームです。
参加料金は初回プレイではワンド(\1,300)にプレイ料金(\1,000)と付き添い料金(\500)で最低\2,300という結構なもの。それに加えてワンドに付ける装飾品は別売りでそれぞれ\1,300とかのすさまじい内容です。

ボリューム的には結構なもので、とにかく歩き倒さないとどうにもなりません。おおきなおともだちも充分楽しめますが、ふたり以上でうんうん言いながらプレイするとたのしいです。正直、ひとりで黙々とプレイするのは辛そうな気がしました。


かえってきてもまだ津波警報が出ていました。津波におびえる皆様に、せめてささやかなシアワセを。

♪~溺愛の浴槽[メリー]











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このページは、Псиが2010年2月28日 23:24に書いたブログ記事です。

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