ひ.ず.み.だ.し.た.鼓.,動。

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何の因果か、仮想MUSIC JAPAN春爛漫の宴2010公開収録の観覧に当選していました。La'cryma Christi終了公演2日間を乗り切った直後に、また仮想渋谷に来ることになるなんて。相変わらず仮想ハコに行けない今日この頃ですが、なぜか仮想渋谷運が異常に上昇しているのはたぶん仮想ハチ公の周囲をぐるぐるまわって仮想魔界に飛んでピラーか何かを見つけろということなのでしょう。今こそ旧約をリメイクしてください。

仮想渋谷に早く着きすぎたので、最近気になっているeneloopを見てみようとふらふら。Псиの棲み処にはWiiやpomeraなど電池を食べる仔が多いのですが、全部を変えるのは大変そうだといままで躊躇してきました。
いえ、正直今でも躊躇しているのですが、どちらかというと出先でのiPhoneの電池切れが激しいので、そちらに対応したくなったのです。充電式のeneloop mobile boosterを買えば済む話なのですが、結局そのバッテリーも充電するのなら、汎用乾電池が使える可能性があって単三eneloopの充電器にもなるKBC-E1ASあたりが良さそうです。

さらには、eneloopyのかわいさに今更ながらにきゅんきゅんしてしまって、もう絶対充電器無しのeneloopyセットとeneloop tonesとmobile boosterを買うのだわ、とぐねぐね考えながらとぼとぼ仮想渋谷を歩いたのでした。仮想東口ビックカメラと仮想西口ビックカメラでeneloopラインナップの充実ぶりが全然ちがってしょんぼり。みんな、仮想渋谷のビックでeneloop買うなら東口の1Fへ集合だよ☆(駄目なアイドル調)


そうこうして辿り着いた仮想NHKホールはヒト、ヒト、ヒト...随分奥から並んでいる様子で、しかも開場しても物販無いですし席には入れないしやることないし学校ないし(©電気グルーヴ)で、ロビーはアレな難民さんがたむろしている状態。流れる放送もなんというかとてもNHK。
そもそも入口でもらえるリーフレットがNHK龍馬伝特別展・NHKネットクラブ・番組紹介フリーペーパー近くの仮想C.C.Lemonホールととはすっかり異質のものばかり。でも、NHKですもんね。しかたがありません。

驚くほど時間通りにホールのドアは開いて、その後も驚くほど時間通りに粛々と進行するのでした。


ネオ・ビジュアル系 春爛漫の宴2010 @NHKホール 2010+02+22 [彩冷える/Alice Nine/Versailles/cali≠gari/ギルガメッシュ/シド/Plastic Tree/ムック]
評価:★★★**

よくも悪くもカタログモード。でも、思うところは色々ありました。初遭遇は無かったものの、やっぱりひさしぶりのバンドは多かったですし。

あと、放送されるのは04月らしいですが、本放送では1組1曲になるらしいです。ただ、Music Japanのこのイヴェントに関するブログ記事へのコメントが多いとか、反響が大きければ完全版の放送もあり得るそうですので、全部見たい方はぜひ。
注意事項で特にライヴの模様をネットで云々とかって注意がなかったので、曲目と印象をざっとお話してみます。

cali≠gari
プロデューサと舞監の話が終わった後、出てきたのはいきなりcali≠gari。仮想武道館の解体の様にぶっとんだ髪ととてもそれっぽい衣装で演奏されていました。MC無しで3曲を駆け抜けて、さっさと退場。BGVはそれぞれお馴染みのアレ。えらく質素なステージの中で、随分元気に演奏されていました。特に青。
  • マッキーナ
  • -踏-
  • スクールゾーン
それはそれとして、全然新しいアルバムの曲も「続・冷たい雨」とかもなくてちょっとびっくり。タイミング的な問題?謎です。
Plastic Tree
ええと、いきなりПсиの手持ちカードがなくなりそうなのですけれど。もう今日は時間的にMCとか無い流れなのかと思ったらそこは竜太朗、曲間にそれぞれ「色々省略して」で誤魔化すMCを披露されたのでした。ライヴで見るPlastic Treeはあんまりにもひさしぶりで、そもそもドラムがブッチでなくなってからは初遭遇だったのですけれど...まず怖くて聴けてない年末のアルバムを聴く所から始めないと(そこからか)。選曲としてはそんなПсиにもやさしい選曲。正さんの振る舞いは相変わらず素敵でした。太朗さんも相変わらずでした。いきなりぶち切れて「まだあそびたいですかー!?」とかってMCを仮想NHKホールで聴けるとは思いませんでした。
  • うつせみ
  • Ghost
なんだか梟のイントロは噛んだ様なおかしな感じに見えたのはПсиの気のせいですか。あと、壊れるMCの後はサイコガーデンだと思っているПсиはもう古い世代の天使なのですか。
ギルガメッシュ
随分ひさしぶりに見かけましたが、かなり格好良くなっていてびっくりでした。1曲終わった後はこんな素敵なMC。
左迅「えー、今日はヴィジュアル系の宴ということで最後まで盛り上がっていきましょういいですかー!!」
観客「おー!!!」
左迅「えー...あっという間に次の曲でラストなんですけど
観客「えええーww」
登場をいつも通りにしたせいで2曲で終了という悲惨な状態。あと、arrowは散り物が。弐のヒトの張り切りっぷりがなんだか異常で、「ステータス:ハイテンション」と自己主張している様な振る舞いが素敵でした。
  • DIRTY STORY
  • arrow
彩冷える
ギルガメッシュ後の暗転が妙に長くて、そういえば今回のライヴって基本4人のバンドばかりでツインギターは彩冷えるとAlice Nineくらいだわ。でもあのミラーボール何かしら、順番的には彩冷えるかしらと思っていたら案の定5人出てくるわけですよ。
さあNHKホール、声を出していくよ!!
いきなりヴォイ、ヴォイとかって声でのっけられた上に本場の咲きをひさしぶりに目の当たりにして...そうです、咲くってこういうことだと。せっかくですからПсиもここぞとばかりに咲いてみます
  • action
  • サヨナラ
  • 未来へ
アルバムの通常版を聴いていればなんとか頑張れる内容でした。アルバムリリースされたばかりですから、そこからの選曲が集中したのも当然でしょうけど。Псиの遭遇したことがある彩冷えるはヴォーカルが違うのでほぼ別物ですが、葵はなんというかがんばって丁寧にMCしようとしている感にちょっぴり好感が持てました。あと、やっぱり上手ギターは必死で弾きっぷりを見せつけないといけないのですね。めも。「春爛漫」というコトバから、春は出会いの季節だし別れの季節だし新しい生活の第一歩を踏みだすかもしれないし、そんなヒトたちにと最後は「未来へ」。
シド
そして長い暗転。でも暗転してセットが変わると早々に「シドだ!」「シドだ!」と暗い中立ちあがるお客様方。その通り出てきたのはシドで、面子的にAlice Nineが続くかVersillesではと思っていたПсиをノックアウトしてしまうわけですよ。そして、そういえばシドでもみんな咲くんだというごはんをたべないとおなかがすくくらい当然のことにぴーんと気付いた
マオ「こんばんは」
観客「こんばんはー!!」
マオ「こんばんは」
観客「こんばんはー!!」
マオ「...こんばんみ
観客「こんばんみ!!」
マオ「こんばんみ」
観客「こんばんみ!!」
なにこれ。その後もMCは本当にアレで、曲間のMCはシドのヴィジュアル担当であるゆうやに任せて自分はさっさと舞台から消えるマオ。垢抜けないMCで四苦八苦している中へ延々待たせてマオが帰ってきて「もういいですか?」...ひどい。
  • 歌姫
  • Sleep
歌姫は03月発売のSleepのカップリングなので、本当に新曲ラッシュです。歌姫は夏恋とかの軽快でちょっとピコってる印象。すごくすてき。シドも見るのがすごくひさしぶりで、その時の印象もMCがアレだったのですけれど、その意味では変化がなくてよかったです
Versilles
暗転中に赤いドレープたっぷりな幕が降りて来て、間に細くて白い筋(光り物)が降りてきて、もうどう見ても次に来るのはVersailles。どきどきしながら見ていると、明かりが点いた途端にそこかしこにBALA薔薇VALA(©Gargoyle)。そして全く容赦なく始まるPRINCESS。
  • PRINCESS
  • 愛と哀しみのノクターン
HIZAKIとTERUが揃って控えめにヘドバンする様や、いちいちHIZAKIとTERUが揃って動く様や、もう何かKAMIJOはLAREINEを経てスタンド2体になったのですかと驚くПси。なんだかヘドバンしているヒトは異常に少ないし、そもそもメンバー入ってきた時にまずどよめきが起こるのは今回のイヴェントのメンバー的に仕方がありません。格好はLAREINEとかMALICE MIZERとかだし曲はXばりに展開し倒すし、ヘドバン...ほら、局地的に頭を振っているヒトたちがいるよ。Псиもがんばりました。曲知ってしまっていたのでしかたありません。KAMIJOが手を上に翳して客席をガン見しますが、少なくともПсиの周囲のヒトはいろいろついていけないのか好意的なヒトで手バン、そうでなければ立っているだけです。がんばれVersailles。その後、「さああNHKホール!! 日本中に!! チカラの限りヘドバンを!!見せてやろーぜ!!」というミュージックステーション年末SP(=Xの仮想東京ドーム公演)におけるTOSHIのMCみたいなことを言ってから短めの「愛と哀しみのノクターン」。しっかり決まって「ありがとお!!」でおしまい。なんかセカイの違いを見せつけて帰っていきました。
Alice Nine
白い筋は消えたけど赤い幕は残し、そしてミラーボールが再び降りてくるというよく解らない状態。ミラーボールだったらAlice Nineで確定よね、というところに案の定5人登場。メンバー4人:メンバー5人の比率は6:2=3:1というすごい偏り。これがネオヴィジュアル系ということねっ!(ちがいます)
  • MIRROR BALL
  • RAINBOWS
一曲目はまさにMIRROR BALL。イントロ始まった途端に大喜びの観客。そして咲く観客。もうПсиも今日は咲く練習と位置付けることに。あとはやっぱり上手ギターの頑張り病をそのまま踏襲しているというか。将のMCがなんだか自信に満ちているのに挙動不審でした。Naoのスティックを回して叩く様を見ながら、でもなぜかLEVINを感じないのはなぜなのでしょうか。曲が長めだったからかAlice Nineも2曲で終了。
ムック
暗転中に幕がなくなり、再びシンプルなセットが帰ってきた上でのムック。みんな白黒なのはいいとして、コントラバス持ってきたYUKKEはタキシードに見えましたけどそれっぽいだけですか。
  • ファズ
  • オズ
  • 約束
そもそも幾つかの曲は始まる時にカウントが入りますし、一部の曲は明らかに弾いてないのが見え見えでしたが、公録なのでそれは良いのですけれど。「どうせ音出ないんだからシタール持って暴れる」という今井イズムを感じるコントラバスを持っての暴れっぷりはすてきでした。♪うおうおうー。ファズの後はオズ。YUKKEはベースに持ち替え、MIYAはモニタスピーカーの前を走ってつまずきかけ、その後立ち位置で本当に転ぶというすてきプレイ。そしてMC。
逹瑯「こんばんは!!」
観客「きゃあああ!!」
逹瑯「ギルガメッシュです!
こら
逹瑯「2月22日、なんと今日ですね、YUKKEがムックに入って11年目です!!」
観客「きゃあああ!!」
YUKKE「(その場で座って土下座)」
逹瑯「2月22日になる度に、YUKKEは土下座して謝っています」
逹瑯「11年前、たしかにYUKKEは、かわいかったんです!! 今じゃすっかりかっこよくなって、ムックに欠かせないメンバーになったと思います!」
観客「きゃあああ!!」
そんな流れで新曲の「約束」。どれかの曲に感じが似てますがなんだっけ。とりあえずピアノが格好良かったです。散り物あり。そして短めに終了。最後は「ありがとう」と言った後、一言「終わり」と言い放って出番終了。その後は特に何かあるわけでもなくイヴェント終了のアナウンスが流れたのでした。

今日の教訓: 上手はがんばっている自己主張が必要2010年なのですから咲くのに慣れる

本当にカタログ的な展開だったので、Псиでも知っている曲ばっかりだったというのがすてきなところで。でもライヴで聴くのが初めてというのが殆どでしたし、そうするとどうして良いかよくわからなかったり。
音源ヲタで終わるのはやっぱりもったいないことです。ライヴ行かないと。

あとは...Plastic Treeのアルバムちゃんと聴こうと思いました。ライヴ行きたいな。あと、ちょっと訳あって「THE AVOIDED SUN」までしか知らないlynch.のその後がすごく気になってしかたがなくなりました。Fatimaも復活しますしPhantasmagoriaも帰ってきますし、今年はたくさんライヴに行きたいです。いろんなイヴェントの合間を縫って(相変わらず優先順位が不思議)。


今日の教訓その2: さくらクリームフラペチーノはあり。そんな感じで仮想NHKホールを出たら正面でやってる謎のライヴとかCD配りとかのイヴェントをうまくこなして、誰もいない仮想AXの写真を撮ったりしてにへにへしていたら、シャッフルプレイ中のiPhoneが「散リユク僕ラ」からの「眠れる森」で「理科室」というひどい連鎖を見せて、一気にしゅんとしてしまいました。

今日の教訓その3: ひとりでライヴから帰る時のPlastic Treeは危険。なんだかココロの闇を刺して広げてくる様で。

あんまりがんばらなかったのでひどくは疲れませんでしたが、帰ってきたとたんにiPhoneのバッテリーが終わってしまいました。

今日の教訓その4: eneloopを買う。ぜったいに。

♪~ファズ[ムック]

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このページは、Псиが2010年2月22日 23:49に書いたブログ記事です。

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