コトバにすれば簡単過ぎて、きっと壊れてしまうから。

　いたずらに。
　iPodのソフトウェアアップデートをしようと思い立ったのです。このアップデータは11月15日にリリースされているわけですから、大体1ヶ月くらい放っていました。今回のアップデータのメインはiTunes4.7との互換性向上、およびUSB2.0接続時のパフォーマンスアップということだったのですけれど、現状で特に不便を感じないПсиはアップデートの必要も無いと思っていました。
　ですから、唐突にAppleのサイトへ出掛けてアップデータを手に入れたのは、本当に「いたずらに」「気が向いた」としか言えないのです。

　iPodをPCに繋いだままアップデータを実行し、それが終わるとなぜかPCの再起動を指示されて。それはそれで華麗にスルーしながら、林檎マークを映し出すiPodを眺めていると・・・
　・・・・
　・・・・・・この、
　さっきからずっと画面に映っているこの絵はまさか、
　外部電源に繋げという指示ですか?
　iPodには、USBとFireWireのケーブルが同梱されています。外部電源は、FireWire接続ケーブルの先を専用アダプタに接続することで供給できる様になるのですけれど・・・Псиは専らUSBケーブルでPCから電源を取っているので、FireWireケーブルもアダプタも知人様に貸してしまっています。
　仕方が無いので強制リセット(Menuと決定ボタンの同時長押しでソフトウェアリセットをかけられます。フリーズした時の強い味方)をかけるも、表示は変わらず。やきもきしているПсиは、この過程でもっと怖いことに気が付きました。

　Menuボタンを押しても決定ボタンを押しても表示が変わらない。
　ということは。このiPod、全く操作が出来ないということですか。
　入手当時も似た様なことで苦労した覚えがあるのですけれど、どうしてわざわざ外部電源なんか要求するのでしょう。回避方法を探してみましたけど、特にそうした記述はなさげ。iPod mini使用者は、G4iPodと違って大幅な機能追加が成されている為、多くのヒトがアップデートしたと思うのですけれど。誰も不便だと思わないのかなあ。謎。

　熱も多少は引いてきたのでライヴへ行ってきました。汗をかいたら余計にカラダがだるくなりました。そんなの当然とか言わないで下さい。ついかっとなってやったんです、今は・・・別に反省はしてません。

　ルー=ガルー購入。BGMがLaputaだった所為か、001を読んでも全然内容が頭に入ってこなくて、Laputaが終わった隙にカバー折り返しの人物紹介をちゃんと読んで、それから再トライ。それですんなりと内容が頭に入って、Псиはシアワセもーど。普通に面白そうです、状況説明が鼻につく日が来なければ。
　同時に、昨日お外に出られなかった所為で買い損ねたガラスの仮面を購入。先に軽くスレを見て「携帯大活躍」とかは知ってしまっていたので、そもそも美内先生の絵柄に携帯が合うのかどうかを心配していたПсиとしては、あまり違和感がなくて吃驚。内容的にも大筋は連載時と変わらないっぽいので、そこについてもまあ。
　ここで突然「携帯電話」なんてハイテクなアイテムが出てきたことで、全部通して読むと梅の谷がタイムトンネル状態にるのをちょっぴり心配するところですけど、たぶん携帯電話はマヤと桜小路くんの待ち受け画面を真澄さんに見せたかったとか携帯カメラは小道具としてかなり有用とかの理由だけだと思うので、この手のギャップがエスカレートする事は無いでしょう。・・・無い筈。ないといいな(弱気)。「紅天女の試演はインターネットを使用して世界的に配信」くらいならまだしも、大都芸能がマヤを潰す為に掲示板やニュース等ネット上のリソースを駆使とかの胃が痛くなる展開が始まったら、さすがにアレだと思いますし。

　描写に無理がなければ、アイテム云々は気にしない方針で。もっとも、桜小路くんが開いたまま落とした携帯が床を滑り、偶々居合わせた真澄さんの足元に流れ着き、真澄さんにマヤと桜小路くんのツーショット待受を見られるという描写に全く無理が無いかと訊かれれば、Псиも黙るしかありませんけれど。うん、そういう意味の描写の無理ではなくて。
　あと、実は現在の時刻が02時30分とマヤが言っているのに、背景の時計が01時30分とかのトラップがあったりしますけど、飲み込める(以下略)

　とりあえず、この後もかなり時間がかかりそうだなあ、と。亜弓さんの目の患いまでにもかなりの時間がかかりそうなのに、月影先生の再臨なんて何年待てば。
　・・・でも、亜弓さんの苦行は、目の患いではなくなる可能性もある・・・のかな。いや、そこを変えたら流石に(以下、延々と自問自答)

　という訳で、世界を壊す類のものでなければ気にしないというか、そんな差異よりも今後の見通しプリーズというのが正直なところというか。＞私信

　ライヴ終了後、熱っぽい頭でうだうだと考え事をしていて。
　マイネリーベは、ときメモクローンの中でも最高に出来の良いコドモだと思っているですが、そういえばマイネリーベには「何もしなかった」ことに何の価値も無いことに今更ながら気が付いてみたりしました。もちろん好雄エンドとか館林エンドとかの話ではなくて、ときメモは卒業後のその後が語られ、そこに付随する形で伝説の木の下イヴェントがあるわけですけれど、マイネリーベはプレイヤーにターゲットを落とす気があろうとなかろうと、ターゲットを落とすか友達に取られるかで話が終わり、それ以上のフォローは全くありません。もっとも、シュトラールの誰とくっつくかで主人公のその後は大きく変わってしまうので、ときメモと違ってそういう描写はし辛いのだと思いますけれど。
　さて。当然、ターゲットを落とすことがこのゲームの目的であるわけで、ターゲットを落とすことを全く考えないヒトがプレイする事を想定していないでしょうし、それはすごく真当な事だと思うのですけれど。困ったことに、そういう事例を身近で発見してしまって、ターゲットを落とさないマイネリーベの楽しみってなんだろうと思ったわけですよ。声や絵が目当てであれば最初からアニメ版を見ればいいのにとか。

　いや、そういうことじゃなくて。ゲームの目的を逸脱しても、ときメモ型のゲームには必ず終わりが来るわけで。進学/就職までも自分で勝ち得るときメモは一応「学生生活シミュレーション」なのでしょうけれど、マイネリーベがシミュレートさせているのは学生生活でも友情でもなく、本当に「恋愛シミュレーション」なんだなあと思ったことでした。・・・でも、マイネリーベは元々「美少年誘惑シミュレーション」ですし、仕方無いかも(そうですか?)。

♪～約束の地で[GARGOYLE]