壁に掛けたダリと変わり無い現実。

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 だれかどうにかしてください。
 咳が止まりません。
 ・・・どうでもいいですが、今なぜか「咳が止まりません」と言いかけました。最悪です。もう駄目です。駄目ついでに、今日のお昼に遭遇した駄目なお話をしようと思います。

 今日のお昼、太陽の黄色さにすんすん泣きながらお外を徘徊して。棲み処の近くにある、喫茶店とも洋食屋さんともつかない不思議なお店でごはんを食べることにしました。仮想田舎のこの手の飲食店にありがちな、妙にアットホームなお店で、バイト店員さんがカウンター近くでしゃべっているのがよく聞こえます。
 どうやら、最初はエヴァのパチンコだかスロットだか(ごめんなさい、Псиには区別が付きません)の話をしていて、「今日の俺はキてる、今なら初号機暴走させられる」というミサトさんか蒼子さんが聴いたら頬を叩きそうな類の話に花を咲かせていました。蒼子さんは全然エヴァと関係無い気がしますが、そういう突っ込みは脇に置いてくれないと泣きます。
 基本的に、片方がうだうだ喋り、もう片方が「ああ」とぼんやり頷いて受け応える21世紀なのに古式ゆかしい「げんしけん」的会話だったのですけれど。パチンコだかスロットだかの話はそのまま進み、ついにエヴァの話になりました。
 「俺さ、赤いペンペンみたよ」
 「ペンペン?」
 「ミサトが部屋で飼ってたペンギンいるじゃん。あれの赤いのが出てくるんだよ」
 「ふ~ん」
 「俺さ、結局わかんなかったんだけど。使徒ってなんだったんだろうな
 「ああ」
 「なんであそこ(注:たぶんジオフロントのこと)をみんな目指してたんだろう」
 「ああ」
 「っていうか、セカンドインパクトとかサードインパクト?なんで起こるの?
 「ロンギヌスの槍が・・・」
 「ロンギヌスの槍が使徒に接触すると起こるっていうのは嘘だったじゃん。なんか地下に気持ち悪いのいたじゃん。あいつ関係あるのかな?」
 「ああ」
 ・・・・・嗚呼。
 弱りながらプレーンオムレツを食べていたПсиは、まさか21世紀の仮想街中でエヴァ論争を聴くとは思わなかったことですよ。というわけで、華様はこの街の教化を進めるなりこの謎店員さんの所へ乗り込んでビーフストロガノフを食べながらほくそ笑むなりされると良いと思います。


 そんなことがあったので、ぼんやりと仮想本屋さんに出かけたのですけれど、山田風太郎先生の本は「伊賀忍法帖」と「くの一忍法帖」と「柳生忍法帖(上下)」しかありませんでした。話の繋がりがあるのかどうか判らないので、最初の「甲賀忍法帖」を買うのが無難だと思っていたのですけれど。とりあえず、一番巻数的に若そうな「伊賀忍法帖」を購入しました。
 面白ければいいなあ、と思いつつも現在はラノベ中なので読むのはきっと来週。それまでに見つけることができたら「甲賀忍法帖」を買おうっと。

♪~Night and Day[Laputa]

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コメント(2)

忍法帖長編は基本的にそれ単体で独立しておりますので、どれから読んでも大丈夫だと思います。
というか、繋がりがあると思って読まないほうがいいです。同じ事件をネタにちがう話を書いてたりしますから(短篇のほうですが)。

わあ、ありがとうございます。
刊行順に読む努力をしていたですけど、そういうことなら安心です~。
というわけで、今読んでいる本が終わったら心置きなく伊賀忍法帖に移行しようと思います。
 
>同じ事件をネタにちがう話を書いてたりしますから(短篇のほうですが)。
・・・卑怯(<誉めてます)。

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