[止め|「た」]-=時間-\/と..?{空っぽ|「の」}&&(僕≠僕) を "捨てた",>ら%*::*すぐ@に\ 「こう」言う.ん..だ。

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iPhoneとBluetoothヘッドフォンの相性があんまり素敵だったので、棲み処で無意味にBluetoothヘッドフォンで諸々の作業。iPhoneをお部屋に置き去りにして外に出ても、ちゃんと聴こえてくれます。うっとり。
あんまり音を大きくすると、なんだかごりごりする様な変な音が仮想雛見沢における足音ばりについてくるのが気になりますが、基本的にトークものとかラヂヲ関連でなければ気になりませんし、そこまでボリュームを大きくすることもありませんし。
使わない時はヘッドフォンの電源をOFFすれば勝手に一時停止してくれたり、逆に使う時はヘッドフォンの電源を長押しして再生しなおせば全部の音がヘッドフォンに来てくれたりと、ペアリングさえ済めば快適そのもの。ヘッドフォンの形状の特性からなんだか妙に後ろ側に引っかかることはありますけど、それはもう少し天使であることを自覚した服装をココロがければなんとかなるはずです。しゅん。

そんなこんなであんまり天気が良いので、おでかけをしようと思いました。
...おもいましたが、おでかけの直前にヘッドフォンが電池切れ。そういえば、とりあえず電池使い切ろうと思って、開封してから全然充電していなかったのを思い出します。
このヘッドフォンの充電時間は公称2.5時間。開封直後なのにいきなり中途充電で使っちゃうなんてしたくありませんから、満充電を待ちたいですけれど...そんなことをしていたら今日が終わってしまいます。というわけで、ごてごてした密閉型ヘッドフォンをiPhoneに付けて、おそとへ出たのでした。


無線の心地よさを知ってしまうと線が煩わしくてなりませんし、それが密閉型特有のコイル状のコードなら尚更です。それでも恥ずかしい音源をひどい音量で流しても誰も気づかなさそうという素敵な特性がありますからどっちもどっち。Bluetooth使うよりは電池ももちそうです。
というわけで、なんとなく気が向いたので仮想東京テレポートへ行くことにしました。仮想東京テレポートといえば仮想ヴィーナスフォート、仮想フジテレビ、そして仮想Zepp Tokyo仮想舞浜マイスターが各日のアトラクションの時間と種類を完全に把握している様に、「ああ、今日の仮想Zepp TokyoはXXXXXXが来るのだなあ」などとスケジュール表諳んじてはむなしくなる癖はПсиにはありませんが、今日の仮想Zeppに誰が来るかは知っています
そうです。
cali≠gariです
6年ぶりの期間限定復活公演にして瞬間的にプラチナチケットと化してしまった、そんな公演が今日行われるのです。Псиはプレリザーブで抽選に漏れ、一般発売でも購入できず、追加公演のプレリザーブ一般発売も駄目だったという2009年版の負け犬。もはや流す涙さえ枯れ果てました。

とりあえず仮想観覧車の下をひやかしに行くと、開場2時間前なのにひどいヒトの数。最近はグッズがさくさく買えるライヴばかりでしたから、1時間以上かけて物販に並ぶなんてひさしぶりです。
...って、なにПсиは物販に並んでいますか。物販というのはライヴに行ったヒトが記念と寄付の二つの意味で購入するものであって、Псиみたいに運に見放された様なのはすみませんバッグ付きパンフレットくださいはいお金。
...
......
お外でパンフレット読むのつらいな。もうガチャガチャで並ぶのいやだし。
じっとすわっていようっと(迷惑です)。

そんなこんなで開場時間が来て、わらわらと仮想Zepp Tokyoに入っていきます。まあいいよ。Псиには関係ないもん。ふんだ。


...と、入れないこと確定のライヴ会場の前でふてくされるなんて自虐プレイはいくらПсиでもノーサンキューです。実は、Псиがチケット入手できず苦悩している姿を見た方がチケットを譲って下さったのです。
仮想世界と現実世界の狭間に位置するバイアスは強烈ですから、もはや暗号文使ったパンくずあそびみたいなやり取りでしたけれど、快く引き受けて下さって本当にありがとうございました。夢でいっぱい祝福送ります(びびびび)。

最前スペースは、中央こそ埋まっているものの左右は普通に空きがある状態。下手側(研次郎側)の前から二番目辺りに陣取ってみましたが、ちっとも前が埋まらないので前に入ってみました。ある程度時間が経つと、みんなして2F下手側の関係者席を見て誰がいるとかいないとか言い出します。その辺りはПсиは全く興味がないので、客入れ音楽に浸っていました。合間に入る注意アナウンスが「ただいま~~~~」と必要以上に公演名の「ただいま」を伸ばす度に客席が湧きます。いいから曲聴かせてください(ひどい)。
ところで、Псиはcali≠gariのライヴはこれが初めてなのですが、客入れにZi:KillとかBuck-Tick(Memories...)とかDie in Cries(Weeping Song)とか流れているのですがこれはデフォルトなのですか。ここは是非青理論に則って黒夢も、と思いましたがかかりませんでした。残念。

ステージ上は白い緞帳...というよりカーテンですっぱり仕切られています。下の方が妙に膨らんでいるのがリアル。音出しが始まっても多少揺れたり向こうが光ったりする程度で変化無し。気付けば18:00開演のはずが18:20になっても始まる気配無し。だいじょうぶですかcali≠gari。でも曲がいいからいいや。
そんな風に曲を聴きながらたゆたゆして、SOFT BALLETの「PASSING MOUNTAIN」が掛かってひゃっほうと喜んでいたら、曲の途中で暗転しました
...
...
...うわあん

ただいま--------。祝・活動休止六周年記念 消費期限付き @ Zepp Tokyo 2009+06+20 [cali≠gari]
評価:★★★★*

  1. エロトピア
  2. せんちめんたる
  3. マグロ
  4. MC~ダ・ダン・ディ・ダン・ダン
  5. まほらば憂愁
  6. 誘蛾灯
  7. 空想カニバル
  8. 冷たい雨
  9. MC~-踏-
  10. MC~スクールゾーン
  11. ゼリー
  12. 嘔吐
  13. ブルーフィルム
  14. (En-1)ただいま。
  15. (En-2)37564。
  16. (En-2)サイレン

ええと、諸々の記録の為に、起こったことはできる限り詳しくお話しようと思いますから、追加公演を今から楽しみにしている方は注意してくださいませ。

暗転した後、カーテンをスクリーン代わりに使って映像開始。青春狂騒曲をバックに、8のスチルを流しながらナレーション。

「ビジュアル系バンドとして出発しながら、その枠に捉われず、縦横無尽に音楽シーンを駆け抜けた異色バンドcali≠gari。2003年に活動を停止してから6年、遂に今宵、復活する」

きゃああああ(拍手)
その後、なんだかピアノな曲になって

「なぜ今、彼等は再結成するのか。その裏側には、想像を絶するドラマがあった。秘められた空白の6年が、今明かされる」

そこで出てきた字幕が

cali≠gari再結成秘話
青春チョッパー狂騒曲

なんだそれ
このドラマのキーパーソンは研次郎だそうで、なんでも活動休止後はメンバーが思い思いの活動をする中、「メンバーでありながらマネージメント能力があそこまで高いのは、後にも先にもあのヒトしか知らない(青)」「後輩からすごく慕われている(石井)」らしい研次郎は人材派遣業を開始。かなり成功し羽振りも良く、「(びっくりしたけど)でも意外と合ってるというか、オレもとりあえず登録しようかな、と思った(誠)」そうですよ。
その成功っぷりたるや、画面に一瞬現れた長者番付に凝縮されていて

  1. 森 章(森ビルの社長)
  2. 山内 博(任天堂の社長)
  3. 村井研次郎
  4. 孫 正義(ソフトバンクの社長)

ちゃんと一文字ずつ変えてあるのが素敵です。でも、孫社長についてはどこ変えたか判らなかったのでそのまま表記ですが、たぶん弊害は無いでしょう
そんな村井社長ですが、サブプライムローンに端を発する世界的な不況で会社は倒産。不安がるメンバーが連絡を試みますが、すでに連絡が付かない状態。

東京を離れた研次郎、チョッパーで培った指の動きを活かして温泉街のマッサージ師になりました。その独特の施術はYouTubeで300万以上のビューを稼ぐ程の話題となるくらい、瞬く間に評判となりました。
でも、施術中に偶然聞いたcali≠gari時代の曲(青春狂想曲)が耳に残って、果たしてこのままマッサージ師を続けていて良いのかと苦悩する研次郎。ちなみに、これは本人ではなくて外人さんの代役が研次郎的なウィッグを被って演技しています。たどたどしい日本語らぶ。
さらに、その動画を見た石井は青と誠を呼び寄せて三人で会議、研次郎を迎えに行くのでした。

......うん、振り返っても全然意味不明ですけど面白いからいいと思います。もう演技は基本本人以外だったり、でもインタビューだけは本人だったり、はっきり言ってカオスなことこの上ない仕上がりでした。
研次郎のインタビューが終わるとナレーション。

「こうして、伝説のバンドcali≠gariは、今宵復活する」

音が出た途端にスクリーンに「エロトピア」の文字。
そうして幕が開くと...えらく不思議な格好の四人組。ああ、ああ、石井秀仁のコトバで表現し難いツンツンヘアー肩が張りすぎて大変なことになってるジャケットとその下の割と肌色っぽく見えるシャツとか、どういう取り合わせか意味の判らないあらゆる角度から見て正しく石井秀仁っぽいヒトがエロトピア歌ってますよ
青は顔はいつもの感じ...って変な言い方ですけど、それに細かいストライプ柄で首まで留まるぴっちりスーツ。ギターの弾きっぷりはえちいですし挙動不審ですし素敵です。
研次郎はなんか本城さんが橘高さんに影響を受けた様な装いで、髪は長くて金で盛ってるのを横に流してますし衣装も黒くて皮々しくて装飾ちっくですしだいじょうぶですかいろいろと。
誠はあんまり格好がわかりませんでした。ごめんなさい。

カーテンが去った後も、両袖の口には白い垂れ幕が掛かっていて、そこに曲名が始終表示されているのでした。初心者でも安心...わからない様な曲やりませんでしたけど。
「エロトピア」後は間髪いれずに「せんちめんたる」、そしてまたも間髪入れずに「マグロ」。飛ばす曲ばっかりで、客席も沸いてるし叫ぶしで大変なことに。っていうか「マグロ」のイントロで青がリフ弾かずにインプロに走ったのがなんだか素敵でした。
なんか、上手の垂れ幕の前には回る足場があるみたいで、青はよくそこに乗っかって微動だにせずくるくる回って弾いている図が多かったのですけれど。研次郎は垂れ幕より内側で弾いているので、なんか妙に上手側に出っ張り続けた不思議なステージングが展開されていました。曲によっては青が足場から中央側に帰ってくるのですが、そうすると今度は研次郎が定位置を反対側の垂れ幕前にしたりと、なんだかどっちかに突き抜けることが宿命付けられているかの様な不思議な動きでした。

マグロが終わったところでMC。

「関係者...関係者ども。関係者どもの...どれだけの人間が本当の関係者なんだろう」

なんですか、何を言い始めましたか

「普通の...お客さんも...お前ら、開演(注:たぶん開場)して入った後は、関係者席の有名なバンドマン探してただろ

客席に静かな笑い。開演前はみんなして上見てましたから。でもПсиはそこはどうでも良いのでスルー

「今日のチケット代にはその分も込みなんで。」

えええええ。それじゃПсиは既にチケット代分の何かが回収できていないじゃないですかっ。...なんてね、ふふ(©岡本夢路)。
まだMCは続きます。

「よおし...ええと、しばらく現役を退いていたので、ちょっとみんなこんなカジュアルな格好で出てきちゃって、ごめんね

衣装は先程お話した通りで、どうカジュアルなんだかちっとも判りません。充分気合入ってる様に見えますけど。

「それじゃ、次の曲に...行くかもしれません!

かもって。どうせなら「かも」繋がりで「IF」とか言い出せばいいのにとか思いましたが、当然そんなことはなく「ダ・ダン・ディ・ダン・ダン」。そして「まほらば憂愁」。
そのまま飛ばして行くかと思いきや青くて怪しい照明になって、まさかの「誘蛾灯」。基本的に「グッド、バイ。」「カリ≠ガリの世界」収録曲から選曲しているんだと勝手に思っていたので、生誘蛾灯は予想外で本当に嬉しかったです。あの素敵な生ギターソロも今目の前で。...どうでもいいですけど、あのイントロのフレーズって青も研次郎も弾いてないですよね(青は裏のコード弾き)。もちろん同期なんでしょうけど、あんなに目立つ音なのに弾いてないってちょっとびっくりしました。どうでもいいですけど。

そんなことはさて置いて、誘蛾灯の「いーえ、るのっかーい!!」の叫びに、なんだかきゅんとしました。あと終わり方。

その後は間髪入れずに「空想カニバル」。CDで聴くのも好きでしたけど、ライヴで聴くと...なんというかカラダの奥がじっとりと心地良くなるというか、なんか本当にトリップできそうでぶるぶる震えてしまいました。すごく居心地が良くて、最後があのフレーズだけ繰り返し始めた時には「うああ、おわっちゃう」と本気で残念になったり。方向は違いますけど、La'cryma Christiのライヴで「Magic Theatre」が来た時の感覚に似てるかも。
そして雨のSEが流れた後に「冷たい雨」。冷たい雨は大好きで、だからこそПсиにとっては「休」のDVDで一曲ちゃんと収録されているのにがっかりが大きかった曲でした。それだけに実は心配していたのですけれど、Псиの一番のがっかりポイントだった最後の声の伸ばしっぷりがすごく頑張っている様子が見て取れて、すごく感激しました。...言い方がおかしくてごめんなさい。でも、たぶん「CDに近い」とか「素晴らしい発声」とかじゃなくて(いえ、素晴らしいんですけど)「頑張っている」が一番Псиの感じ方に近いと思うので。
なので、研次郎ハモリが始まるラストのサビの頭をなぜか歌っていなかった辺りは見て見ぬふりです(<言動不一致)。

その後はまたMC。

冷たい雨が日本で一番似合わないボーカリストです。...あと、ベーシスト」

どういう自虐ですか
その後は6年経って年齢層とか、という話に。そして今日の名言。

「もうほら、やめた時とか、まだ小学生とか中学生とか、そういう人達いるんでしょ?......ま、これ...これが、伝説のバンドだからね?...まあ、6年も...6年も7年も経てばね、人間もこれほど毒されます(研次郎を指差しながら)

どういうMCですかあなたは(大喜び)。
そんなこんなで新しい新曲(石井談)がスタート。...するはずが。

石井:「じゃあ...新しい新曲1曲、聴いてくれよ」
客席:きゃあああ(歓声)~沈黙
ぶおー(ホワイトノイズ)...べっ(ホワイトノイズ断)
石井:「ちょっとまってねー」 (ざわざわする客席)
青:「ちょっと、だまって。いいからだまって。新曲、新しい新曲やるから、だまりな?」

そんな素敵なやり取りの後に新曲「-踏-」。音の使い方とか間違いなく「8」の先にある曲だとは思うのですが、疾走感溢れたがっちりしてる曲ながらも、シングル的な判りやすさはいきなりは感じ取れない不思議な曲です。とりあえず青の「あんあんああん」が印象的。あと、頭で「あいらびゅ」とか連呼していませんか。
更に新曲「スクールゾーン」。こちらは所謂シングル的な曲で、いきなり手振りもできそうなくらいにがんばれそうな曲。スクールゾーンが終わった途端に石井が一言。

「もう少し盛りあがったフリをしろ!」

フリなのか振りなのか判りませんけど声低くて怖いですよ石井さん。

「ええと、さっき6時...6時20分とか30分とかに伝説のバンドになったんですけど、伝説のバンドが新曲やるって、すごいことだよね?」

だからどういうMCですか。
その後、実はもうセットリスト的に後半の後半まで来ているという驚愕の事実。短い理由は多々あるけど、一番は覚えられないのだそうで。湧く客席。飛び交う野次。

「まあ、あのさ、そこらへんで「痴呆」とか「ボケ」とか言ってる奴は、あの、昔のこと知らない奴だと思うけど、そういうこと言われると俺むっちゃキレるから、気を付けた方がいいと思うよ

そんな脅迫にも似た何かの後には「ゼリー」。そして青の「踊れるのかあい!」の煽りでお馴染みの「嘔吐」。イントロは確かに長いのですけれど、その後はかなり素直に終わる印象でした。Xの「オルガスム」みたいだったらどうしようと勝手に戦々恐々としていたのはないしょです。
本編最後はテープが弾けて始まった「ブルーフィルム」。降ってきた青いテープを持って、みんなで手をくるくるしながら終了。「次はアンコールで逢いましょう」という不思議なコトバと一緒にメンバー退出、閉まる幕。

幕が閉まったってことはまた映像かしら、と思ってアンコールを叫んでいると、不意に始まったのは...メジャーの宣伝。そういえば物販でメジャーまた売ってたよ、と思っていたら、どうもあのメジャーを元にした映画をやるとかで...主題歌は武井誠が歌う「はからず mo ワンモア・キッス」...レコーディング風景とかも流れたのですがどう聴いても「ただいま」で、「♪たっだいま、たっだいま、メジャー」という謎の歌詞を紡いでいらっしゃるのでした。
そんなネタ映像の後、幕に大きく「ただいま」の文字。そして始まった「ただいま」。6年前のラストライヴは「グッド、バイ。」で始まって「グッド、バイ。」で終わったわけですけど、「ただいま」は最初に持ってくる歌でも無いし、どこでやるんだろうと思ったらアンコールでした。衣装は特に変わって...変わって...石井と研次郎が上脱いだくらいで、後は衣装に変化無し。ただ淡々と「ただいま」を演奏です。すっごく格好良い。
「誘蛾灯」から「冷たい雨」のしんみり攻勢の時もそうでしたけど、ファンの無駄な手振りとか一切無くて、思い思いに揺れるか棒立ちしてるだけなのがすごく好印象でした。...いえ、好きにすればいいんですけど、最近のBuck-Tick仮想神奈川で謝肉祭-Carnival-で最前で手振りがんばってるヒトを見た後なので尚更。

終わった所で石井MC。

ただいまが日本一似合わないヴォーカリストが歌うただいまでした。次は、また次のアンコールで逢おうぜ

そう言ってそそくさと去るメンバー。どよめく客席。アンコール予告もそうですけど、まさか一曲で終わりとは思いませんし。
次に出てきたメンバーは、全員Tシャツ(石井だけタンクトップ)でした。夏っぽくて素敵です。「みんな、なんでも欲しいんだろ?」と石井がスネアヘッドをばらまこうとするも、「投げると危険だから」と手の届くヒトたちに手渡し。しょんぼり。
その後は関係者いじりを始め、関係者席の金髪の奴が強烈にだるそうな感じだったと言うと、客席から「ゆっけー」の声。反応を見てリミッター解除したのか、「またYUKKEがだれる」とか「みんなムック見に来たんでしょ?」とひどい台詞。青も乗っかって「センターステージはあちら(関係者席)、サブステージでは私たちが一生懸命音出して盛り上げます」とかの自虐ネタ。

なんだか眼鏡が壊れたらしい青に話が振られ、そこでするのは年齢と肌の話。来週38歳になる青、客席がティーンばっかりだと思ってしょんぼりしていたのに、手を挙げさせてみると比率的にティーンは大したことなかった(様にステージからは見えたっぽい。かなりの人数に見えたけど)様で、調子を持ち直しましたとさ、というお話。
こんどは誠に話が振られ、その誠はしゃべることがないので研次郎に話を振るもMC拒否。というわけで、急に研次郎が曲紹介をすることに。

おらぜっぷとうきょー!!
いえー!
おらきあいはいってるかぜっぷとうきょー!!
いえー!

と気合の入ったコールが掛かるも、

「ちょっと、それやっちゃだめって言ったじゃない」

と青からストップ。当の研次郎も「そうだった」と反省して仕切り直し。

「おらぜっぷとうきょー!!」
いえー!
「おらきあいはいってるかぜっぷとうきょー!!」
いえー!
cali≠gariはそういうバンドじゃねーぞー!!
いえー!
もっとテンションが低いバンドなんだおらー!!
いえー!
「じゃあみんな俺についてこい行くぞ!3!」
...2!
ちがーう!
あはははは
「カウントダウンをやりたいんじゃない!3!」
......
「...同じこと言えばいいんだ。3!」
3!
「7!」
7!
「5!」
5!
「6!」
6!
「4!」
4!

というわけで「37564。」開始。本当に狂っててきゅんきゅんきますが、みんなして「37564!37564!」と叫ぶ様は仮想野音とかだとストップが掛かりそうで素敵です。今更ですけど。
最後は袖の垂れ幕すら無くなって、その後ろにはこっちに向いたスポット群。赤い照明とサイレン音が暗示している通り、次の曲は「サイレン」。客席がみんなゆっくりぐらぐら揺れてる様は壮観です。最後の「サイレンが僕をシアワセにしていく」が無かったのが残念でしたけどもういいですよもう。

その後は三度幕が閉まって、「-踏-」のPVとアルバム発売告知、そして「トゥワー2009「END OF そろそろ」」の告知。「-踏-」のPVはフリークスっぷり全開(首から上が手で、掌に口があるキャラがちょくちょく出てくる)な上に、電飾と字幕に囲まれて歌ってる4人が異常に格好良いです。シングルにDVD付くといいな。

cali≠gariの初ライヴが復活ライヴだったわけですけど、DVDでしか知らなかったcali≠gariのライヴがこんなに楽しいとは正直思っていませんでした。そりゃ青江さんも出てきませんでしたし、予告終わりでしたから何かのプレビューリリースっぽい印象もありましたし、曲数的にも「あれ?」という感じではありましたけど、そんなの無視できるくらいに妙な満足感があります。
編集無しのライヴは思った以上に素晴らしいことが判ったので、どうか今回でも仮想AXでもノーカットでDVDにしてください...って、たぶん無理でしょうね。しょぼん。

ツアーもぜひ行きたいです。チケット取れれば、ですけど。


それにしても、18:30スタートで20:30には終わってるってどういうライヴですか。満足感はあったからいいですけど、仮想東京テレポートを21:00前に出られるとは思いませんでした。

あと、「カリ≠ガリの世界」通常初回版を持っていくと青江さんの着ボイスをげっとできるサービスがあったのですがDVDも無い通常初回版買う意味がまるでありませんから、謎のFeliCaゾーンは完全スルーしました。あしからず。

...ところで、「END OF そろそろ」ってもしかして「END OF SORROW」でしょうか(考えすぎです)。

♪~ただいま。[cali≠gari]

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