コドモのころに指を逃げた風船、見えるでしょ? あなたも。

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NINTENDO WORLD 2011へいってきました。

仮想幕張メッセではPet博も開催されていた筈ですが、仮想幕張本郷の駅に着いてから歩くヒトたちはほぼNINTENDO WORLD 2011へ。
会場に入る前に、6歳以下の入場者には2D体験になること、目印(キノコのステッカー)を付けることを案内していて、さすが任天堂主催イヴェントその手の案内は欠かさないのね、と思ったり思わなかったり。

会場に入ると、とても大きい嵐の3DSプレイ中パネルがお出迎え。MAC WORLD EXPOとかを思い出すエントランスです。
会場内は整然とブースが並んでいて、しかもプレイ説明動画かメインステージの音声しか大きい音がありません。プレイ説明動画はブース近くでようやく聞こえる音量ですから、仮想東京ゲームショウみたいに雑多でうるさい様子は一切なし。
しかも、ぱっと見ただけでも判るくらい各ブースの試遊台が多くて、並んでいる列もざくざく進んでいきます。Псиは昼過ぎに現地に入ったのですが、「もう並びすぎていてどうにもならない」なんてことは一切なく、全然ストレスの無いイヴェントでした。

肝心の3DSがどうだったかというと...入口近くだったので最初に触った「nintendogs+cats」で既に部屋の奥行きがあることに心底感動して、呼んだら奥からちゃんと来たり、ブーメランを投げたらちゃんと奥へ飛んでいく様子に感動し...もう最初から持って行かれてしまいました。
3Dスライダーを動かすとちゃんと3D具合に強弱が付く/2D表示にできますし、奥に倒すことで更に3D具合の調整ができることをその場で学んで、はじめての3DS体験にきゃあきゃあ喜んだのでした。というかシベリアンハスキーのクオリティが高すぎです。かわいすぎます。ポリゴンがりがり感が全然ありません。すてき。

そして本命の「新・光神話パルテナの鏡」。「アナログパッドで移動しつつタッチパネルで照準変更、Lボタンでショット」という操作から判る通り、左手は親指でアナログパッド(しかも本体上部)を操作しながら人差し指でLボタンを押し、掌で3DSをしっかり受け止める状態。対して右手はペンでタッチパネルを操作しますから...右手は3DSを持つことができません
試遊台では、パルテナは(おそらく唯一)本体が台に固定されているタイトルだったので、普通にプレイすることができたのですけれど。台を取って手に持ったとすると、左手で完全に受け止めることになるので、どうやっても上画面を正面から見られなくなってしまうのでは、なんて。
しかも、台があるからと右手を本体に置きつつペンを使おうとすると、右手首が電源ボタンに被さるあたりも恐怖です。さらに言えば、びっくりする程右利き前提というか、アナログパッド片方だけじゃどうしても64コントローラみたいなことにはなりません。

なんて操作系にはいろいろとありますけど、ゲーム自体には大満足。照準はきっちり決めなくてもゆるく追尾してくれますから、慣れるまでは「ショット撃ちっぱなしでタッチで軌跡を描く」のが正解なのだと思います。地上はとにかく無駄に横移動をするとか。
地上に降りてからはタッチパネルで照準を振り切るアクションを取ると横を向くのですが、その加減が結構急で、慣れるまでちょっと時間がかかりそうです。でも、(少なくとも今日のヴァージョンでは)1面がかなり簡単でしたし、チュートリアルとしては充分かも。
時間制限があった(各ゲームに制限時間が決められていて、試遊台ごとに置いてある小さなキッチンタイマーで時間が来ると係のヒトから終焉を告げられます)のでゆっくり敵を全滅プレイとかはできませんでしたが、本当にプレイが楽しそうで、かつ手の届く難易度っぷりに今から期待です。というか、このシステムじゃなくてもいいのでぜひ「罪と罰」も出してください

今日プレイしたゲームはこちら。

  • nintendogs+cats
  • 新・光神話パルテナの鏡
  • 顔シューティング
  • 3Dカメラ
  • METAL GEAR SOLID SNAKE EATER 3D
  • BIO HAZARD REVELATIONS
  • DEAD OR ALIVE Dimensions

午後から乗り込んだのではやはり遅くて、Псиがプレイしたくてしかたのなかった「PilotWings RESORT」や「ゼルダの伝説 時のオカリナ3D」、「レイトン教授と奇跡の仮面」はプレイできませんでした。ざんねん。
「顔シューティング」は自分の顔が襲ってくるシューティングゲーム。ゲーム画面は外カメラの映像で、ジャイロを使って(画面上の)矢印方向へ本体を向けると自分の顔写真のオブジェクトがいるので攻撃する、というクレイジーなゲーム。表情豊かに合成されていて...なんというかおもしろいですけどはずかしいゲームでした。
「3Dカメラ」はカメラ撮影機能であそぶブース。ポーズを付けるとちゃんと腕や背景に奥行きが見えて本当に楽しいです。ただ、仕組み上「縦」撮影はできないみたいで...ちょっとざんねん。さらに、「合成」機能では内カメラのヒトの顔パーツと外カメラのヒトの輪郭を合成してアレめなクリーチャーをつくってあそぶこともできました。DSiを見ているとわかりますけれど、カメラのあそびもちゃんと3D対応です。
「METAL GEAR SOLID」はデモ出展。密林をひたすら歩いて(もちろんただ歩くのではなくて、橋を渡ったり敵から隠れたりイヴェントはたくさん)目的地へ向かうスネークを追うカメラをアナログパッドで視点切り替えするというもの。場所によってはちゃんと360度全方位から狙えるので、ボスキャラばりにスネークがジャングルをやってくる映像などを作ってあそんだり。背景ももちろんちゃんと3Dなので、しっかり奥行きがあります。スネークを操作できないのは残念でしたけど、映像ベンチマークとしては充分にすごさを見せつけたと思うのです。あと、デモ映像として流れていたスネーク×ビッグ・ボスがかっこよすぎてどうすればいいのか。
「BIO HAZARD REVELATIONS」はしっかりプレイアブル。Псиのバイオハザード歴はGAMECUBE版で0をプレイして最初の電車でどうして良いか判らない内に惨殺されて投げたくらいで止まっていたですけれど、そんなПсиでも(操作方法が下画面に常時表示されていた+試遊台に書いてあったからかもしれませんが)体験版クリアまで行くことができました。Псиのバイオ歴が足りていないので、歴代と比べてどうかはわかりませんけれど、たぶんあの狭苦しい中を銃構えながらおどおど歩く感じがバイオなのだろうなあと思って、勝手におもしろがっていたのでした。...プレイ時間として8分を与えられていたのですが、クリア時に2分くらい余っていたので(時間が許すかぎりで)もう一度プレイさせてもらいました。敵が出るポイントがわかっているので時間短縮の為にほぼBダッシュプレイとかの判ってたら急に合理化プレイに走る現金な感じもきっとバイオなのだわ、と勝手におもしろがって(ry
「DEAD OR ALIVE Dimensions」。もうこの頃になると閉会時間の16:00が迫っていて、どこのブースも体験終了状態。そんな中で遅くまで体験受付していたのがDOAだったのでプレイしてみました。ストーリーモードはムービー+最初の一戦+その後のムービーまで、アーケードモードは...6人?8人?勝ち抜くところまで。衣装から胸からすべてがちゃんと揺れますし、それでいてちゃんと3D。落下アクションの迫力があまりないのがしょんぼりでしたけど、姿勢が悪かったのかもしれません。話題の「下スクリーンの技表」ですが、タッチでコンボを発動してもいいですし、タッチしなくてもボタン操作一覧としても機能しますし、見なくてももちろん成立します。その辺りは(プレイしていないのですが)ストIVのあの下スクリーンと違う点じゃないかしら。倒れていると起き上がりアクション一覧にちゃんと変わったりしますし。Псиががちゃがちゃやってるだけで勝ち進めちゃうくらいなので難易度的なことはわかりませんが、絵はすごかったです。

あとはLevel5のプレゼンやnintendogs+catsプレゼン改め「社長が訊く紺野プロデューサ」を見たり。
会場後方には、参考出展として画面を見るだけのブースがいくつかありました。そこで「リッジレーサー」と「ファミスタ2011」があったのですけれど...どちらも微妙なことこの上なくて。リッジはレースゲームなんて3Dにぴったりなジャンルでしょうにどうしてこんなに奥行き感がないですかなことになっていたり(プレイアブルの方では印象が違うのかもしれません)、ファミスタもファミコン等のあのアングルをそのまま3Dにしただけっぽいのでちっとも奥行き感なし。「ただ3D」ってこういうことなんだなあ、というのをロンチ前イヴェントでわかってしまったのは喜んでいいのかしらどうなのかしらかしら。
その点では、「参考出展」とわざわざ銘打っていた「ゼビウス」の3D(否: XEVIOUS 3D/G)はとても説得力がありました。なにしろ地上がちゃんとソルバルウ(自機)よりも奥に見え、照準は地上をちゃんと這っていて、バキュラはちゃんと空中を転がっていてソルバルウを潰しにかかるのです。ある意味、ゼビウスは2011年になってようやく正しい表示方法を得たと言えるかもしれません。

「美人時計」の3Dもありましたが、写真が3Dでした。...本当にそれだけ。ブースの画面を覗くヒトは、他のだと「あんまりたいしたことない」とか「おお、確かに3D」とか言うのですが、美人時計については「うん」「なるほど」くらいで場を離れていたのが印象的でした。

そんなこんなで。イヴェント自体も大変快適でしたし(今日日なかなかゲームをプレイしただけで「ありがとうございました」と言われる一般イヴェントはありませんしね)、なにより3DSそのものも面白そうで、とても有意義な時間を過ごすことができました。
ただ、ロンチタイトルをほとんどプレイできなかったのが返す返すも残念で、Псиはいったい何を買って良いのかわかりません。時のオカリナ・パルテナ・METAL GEAR SOLID・バイオあたりがロンチだったら間違いなく買っていましたが、残念ながらそうではないみたいですので、nintendogs+catsとレイトンくらいでしょうか。今後も試遊の機会はありそうですので、今度はロンチタイトルをピンポイントに狙って試遊...できるのかしら。

ふわふわあるきながら、かえりにダークライを受け取ってかえりました。なんて仮想任天堂まみれな110番の日。

♪GIMMICK[PSY・S]

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このページは、Псиが2011年1月10日 20:58に書いたブログ記事です。

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