PS3に新機軸が必要だと思って、ナムコミュージアムBETAをインストールしてみました。これは他プラットフォームでは出し過ぎ感のあるナムコのオールドタイトル詰め合わせゲーム「ナムコミュージアム.comm」の体験版。名前の通り、発売前のトライアル版がそのまま体験版として生き残っているのです。
XBOX Live ArcadeやWii Virtual Consoleとちがって、なぜかアーケードゲームの配信をそのまま行わないPSNにおいては、オリジナルっぽいナムコオールドゲーの配信はPSアーカイブのナムコミュージアムをダウンロードするか、あるいはこのナムコミュージアム.commだけ。後者はプレイ状況に応じてトロフィやリワードがありますが、前者は当然そんなものありません。PS3ネイティヴという意味では、ナムコミュージアム.commが存在するのみです。
さて、ナムコミュージアムBETAは「パックマン」「ギャラガ」「ゼビウス」「ディグダグ」の4タイトルをプレイできます。もちろん無制限にプレイできるわけではなく、4タイトルとも2面が終わると強制終了です。
タイトル的には面と面の区切りがかっちり付いているソフトばかりですし、パックマンは2面が終わった後のコーヒーブレイクまで表示されるのですが、唯一区切りがかっちりしていないゼビウスはAREA 3境界線が画面に現れた所で強制終了。つまりAREA 2最後のログラム+デロータの攻撃が始まる前におしまいです。もうちょっと良い切り方はなかったのかしら。
2面ずつとはいえちゃんとあそぶことはできますし、それぞれのゲームで4つの条件を満たせばHome(PS3のアバターワールド)で使えるリワードアイテムを手に入れることもできます。その条件というのも、「1面をクリアするor1面のアイテムを取る」「2面をクリアするor2面のアイテムを取る」で枠が2つ埋まっていますから、クリアに困らないヒトなら条件は実質2つ。
ギャラガは「デュアルファイターになる」「捕われたファイターを撃破する」、ゼビウスでは「ソルを破壊する」「スペシャルフラッグを取る」と条件も大変わかりやすく、それぞれのゲームで固有の「2面までで可能なちょっとがんばったプレイ」をすれば知らずに条件を達成している場合がほとんどだとおもいます。
そんなゲームなので、とにかく2面までを高速回ししてスコアアタックなり効率を求めたプレイをしたいところですが...なぜか1つのゲームをクリアするとタイトルに戻るまでのロックが異常に長いのが気にかかります。もしかしたらクリアごとにリワードアイテムの条件と現状をチェックしているのではないかしら(もう全部取得しているのに)、というくらい。
2011年にもなると、工夫の無いロード時間はただの害悪でしかないはずで、しかも光学メディアを読んでいるわけではないのにこの遅さは存在の耐え難い軽さを感じざるを得ませんのです。しょんぼり。
¥1,200を払ってナムコミュージアム.commを入手すると、2面制限がなくなる上、ドラゴンスピリットとゼビウスリザレクションがプレイできるそうです。ここでドラゴンスピリッツはチョイスが謎すぎますが、それはともかくゼビウスの完全新作にしてなんか宇宙ステージから始まるらしいゼビウスリザレクションはすごく気になります。
買っちゃうべきかしら...でも...ううん。
あと、MARVEL VS. CAPCOM 2の体験版をダウンロードしてみたのですが、1人プレイがグレーアウトしていてローカルマルチプレイしか選択できないけれど選ぶと「コントローラ2つさせよばかやろう(©三女)」とおこられるのはどういった趣向の辱めですか。
そんなこんなでキャサリンはちっともすすんでいません。
綺羅星☆!(ごまかし方としては最悪)
♪〜Solaris[Buck-Tick]
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