時間を知らずに当日券目当てで出かけたら、案の定遅刻しました。駄目。ART POPイヴェントはファーストイン・スローアウトなことをすっかり忘れていたことですよっ。
CRUSH OF MODE HYPER HOT SUMMER'05 @ SHIBUYA O-EAST 2005+07+30 [メトロノーム・ANNY'S LTD.・lab.・上下左右・秘密結社コドモA 前説OA:最鋭輝・SEX ANDROID]
順番予想はコドモ→lab.→上下左右→ANNY→メトロノームな感じ。lab.が前半なのは願望も入っていると言えなくもありません(えー)。大体合ってはいましたが、最後の最後にどんでん返し。
・OA
♪たいへん もうしわけございません(両手を合わせて前に出しながら)
・秘密結社コドモA
ラス前の曲から聴きました。
明らかにUNDERCODE風味ではない、コテとは違う風貌の謎設定バンドが来たということで前々から気になっていたコドモAですけれど・・・
・・・・見たらますます深まる謎。
今日が結成から丁度一周年ということで、ヴォーカルが涙ぐみながらMCしてました。声がちょっと独特で、CDだとどうなっているのか微妙に気になったりしてみたり。・・・終了時のメンバーそれぞれが何か言いつつ残った4人は後ろでふしぎなおどりをしているのが妙にツボだったり。下手ギターの眼鏡が卑怯だったり(いつから眼鏡属性が)。
ヴォーカルがZi:Killのタオル持ってました。
もう一回くらいニアミス希望。
・lab.
アイの無いバンギャ弄りMCが辛くて辛くて仕方が無かったlab.ですが、バンギャ弄りが薄くなってからはMCが唯一の楽しみになってしまいました。曲も随分変わって、結構色々やる様になったとは思うですが。やっぱり全体に漂うまったり感にどう反応して良いのかよく判らないのです。ステージ上がどんなに激しくても何か引いてしまう今日この頃。CD聴いていないからなのでしょうか。
告知をわざわざプリントアウトして読み上げる姿とかはかなり素敵なのに。そういえば今日のKUONの衣装は赤ジャケットに短パンに黒タイツという物凄い格好。通常とはもちろん、周囲のメンバーともまるで異なる色合いにПсиの胸はきゅんきゅんです。あ、MCだ。
「今から話すお話はサイエンス・フィクションとして聴いてください」
SFですか?
「いいですか?あくまでサイエンス・フィクションですからね?あと、都合により自分のことをアタシって言います」
・・・はあ。
「私ね、メトロノームのシャラクくんとか結構好きなの」
ええええええええ。
「でもね、グルグルの鳶丸くんとかも好きなの」
えええ。
「かたや、あの白塗りで口紅がはみ出してる感じとか、かたやあのぽっちゃりした唇とか、もうたまらなくなるの」
・・・そうですか。
この後は要約。そんな感じで白塗り二人が大好きなKUONですが、楽屋で話すとシャラクも鳶丸もKUON経由でしかお互いの意思確認をしない、二人は好きあっているのに中継役をさせられる、とのたまったのです。いつもそうだ、自分はいつも間(はざま)の女だとHALと飲みながら話していたそうです。
そして、客席全員を負け組認定した上で、「Beautiful Life」から盛り上がり戦2曲に突入。
09月にライヴがあるそうです。2マンで一緒に出てくるのはdeadman。OAにアネモネ。チケットは今日か事務所への電話予約でしか購入できないらしいのですが・・・ええと、lab.だけいらn(ノイズにより通信断)
・上下左右
サイドステージが突如開き、同時に謎のアルペジオ。妙に聴き覚えが、というかこの淡々とし具合はもしや。サイドステージには髪を立てた鳶丸さんが佇んで、なにやら歌っています。
I could not look back,
you'd gone away from me
I felt my heart ache
I was afraid of following you
When I had looked at
the shadows on the wall
I started running into the night
to find the truth in me
・・・ええと、これは何か古の曲ではありませんか?ただ、なんかキーが全然違いますけど。英詞を全部歌い終わったところで鳶丸さんがセンターステージへ移動。センターの幕が開き、鳶丸さんが絶叫。
「くれないじゃな~いっ!!!!」
ええええええええ。
導入で完全に掴んだ上下左右、「うえ!した!ひだりみぎ!」とかの曲を畳み掛けます。激しい。衣装も激しければ演奏も激しい。なんか沼倉さんがいきいきとしてますよ。これが上下左右。DVDでしか見たことのない上下左右。
激しい曲かと思ったら三拍子のゆったりテンポになる曲で、鳶丸さんが謎のあそびをはじめて。最初は立ったまま不思議な動きを見せるだけだったのに、途中から寝転がったまま足をあげて筋トレみたいな動作を始め、しかもステージ両脇のディスプレイでは鳶丸(背面)にミラーエフェクトがかかってるという、スタッフも含めてやりたい放題もーど。なんですか、この悪夢の様な環境は。
そうこうしている間に、突然鳶丸さんが股間を押さえて恥ずかしそうにし始め、「演奏止めて演奏止めて」と演奏を止め、そして
「チャックが開いていた~!!俺のカルヴァン・クラインのパンツがディスプレイに大写しになっていた~!!みんな、今のことは忘れてくれ、今すぐ忘れてくれ~!!」
・・・・
・・・・・・・えええ。
その後、だいぶ長いこと立ち直れていない様でした。素敵(なにが)。
ちなみに、グルグル映畫館というヒトたちの新作グッズも紹介していました。鳶丸さんが腰に巻いていた手ぬぐい・鳶丸さんが着ていたTシャツ・そして検眼表。客席に向かって「これはどっちだ」と一番大きい記号を指差し、みんなで答えると「よおし、全員視力は最低0.3だ」・・・うわあい(チカラなく)。
Tシャツはお鮨屋さんの看板を模したもので、魚偏に鳶とか魚偏に兄とかの文字が隠されているそうな。手ぬぐいもあわせて普通に素敵そう。
あと、メンバー紹介でアニキが「ドラム・・・ドラムはYOSHIKI」と紹介されて、それを受けて物凄い勢いでドラムを叩き始めたアニキに好感度が4上昇しました。もうちょっとで第三段階(何)。あと、「青い髪で角を立てている俺は青鬼、つまりエヴァ初号機」とか言ってる鳶丸さんは第五段階(だから何が)。
デフォルト暴れ系で、本当に楽しかったです。惜しむらくは、上下左右の曲を殆ど知らないことだったのですけれど、曲知らなくても楽しめたのですべてチャラ(©大槻様)。グルグルともどもチェック対象に。
・メトロノーム
上下左右後、客入れ時に会場で流れたSEを聴いて「トリじゃないんだっ」と唖然。
今日先行発売されたシングル「朧/空」の内、「朧」は散々既出でしたが「空」も演奏。とても格好よいというか、メトロノームなのに無駄にヴィジュっぽいというか。
シャラクといえば自虐MCと謎掛け声が素敵ですが、今日は「おーっととっと夏だぜ~!!」を連発。ただ、登場時にそんなことを言うのはいいですが、一曲目の「朧」でサビが一回終わったところで「おーっととっと夏だぜ~!!みんな~」と呼びかけて突然思い出した様にAメロを歌い出し、そこに被さる様にギターソロが始まってしょんぼりしていたシャラクがたまらなかったことですよ。
MCは「今年は犯罪集団メトロノームと言っていたけどそんなことは忘れて」、新たに設定を追加。夏男メトロノームだそうですよ。それぞれの役割は、
- サーファーリウ
- クルーザーユウイチロー
- 海の家で料理を作ったりボードを削ったりしているフクスケ
- 夜の蝶シャラク
なんだそれ。あとは・・・あー、気が早いけどこれからツアーです、言ってきますみたいなMCが続いた様な。
アッパー系楽曲を入れながら大盛り上がり。というか後半は普通に殺人リストで幕を閉じました。
- 朧
- 僕の右脳 猿の左脳
- カラクリ
- 空
- 不機嫌なアンドロイド
- プチ天変地異
- コンピュータ
・ANNY's LTD.
ANNYはПсиもよく知りません。セッションバンドで、ギターがナオ(カリメロ)でベースが那オキ(人格ラヂオ)ということくらいしか。
白い上下に黒い帽子が時計仕掛けのオレンジを髣髴とさせますが、曲も曲でベートーベンの「歓喜の歌」。札束をばら撒きながら登場です。後ろでコーラスだかのヒトが「新札配布中」とかって紙を判決後の感じで掲げています。ヴォーカルのヒトがラヴィアンローズのヒトっぽいのですが気のせいですか。
曲は・・・うわ、すごい。うねうねした打ち込みベースに乗っかって、かなりヘヴィめな曲調。でもわかりやすいメロ。なんだか素敵かも。
YUTAがナオを・・・じゃなくて、YTがNOを弄ってMCが進行。「自分たちがトリだと思わなかった、てっきりメトロノームさんがトリだと思ってた。でも、NOはいや、当然でしょみたいなこと楽屋で言っててさ。(NOがYTに直接何か言おうとする)マイクを通して喋れよ!!何回目だ、こないだも同じこと言っただろ?なあ?」といった感じで、無口なNOに何か言わせるあそびが基本の様で。
「初めてのヒトはすみません。ええと、儀式があるのでやらせてください。NOの気合入れというのがあるんで、これは儀式なので。じゃあ、NO気合入れろほら。・・・あ、その前に、練習としてみんな一回咲いてみてください。名前呼びながら。じゃあ「アレックス」でいいや、「アレックス」って呼びながら咲いてください。いいですか?せーの(客席:あれっくす~(咲))・・・うわ、すごいなこれ。じゃあ、ほら、気合入れろほら。みなさん、「なおー」って言いながら咲いてあげてください。いきますよ?せーの」
「(なおー(咲))」
「いくぞおまえら~」
「・・・ダメだよ、(楽器隊を指差して)誰も反応してないじゃん。ほら、もう一度。せーの」
「(なおー(咲))」
「いくぞおまえら~」
「(♪じゃーっ)」
「あー、ちょっとは乗ってきたけど、やっぱ俺LUNA SEAとかXとかの世代だからさ、「かかってこーい!!」でいこうか。ほら、やれ。じゃあみんな、せーの」
「(なおー(咲))」
「かかってこーい」
「(♪じゃーっ)」
「・・・いいやもう」
今日は昔をリスペクトデイですか、さすが謎インタビュー本の発売日。
ミラーボールがきらきら光って、何をやるかと思えば「今夜はブギーバック」のカヴァーで、Псиはこの曲大好きなので下手なカヴァーしてたらDIVE INTO THAT HELL(WE SAY YEAH!)なところでしたが、サビはまったりラップパートは激しいブギーバックは異常に格好良くて、涙が出そうになりましたとさ。
普通にCD欲しいかも。
アンコール無しで終了。
物販はひどい混雑で、なんとか「朧/空」だけ購入して列から離脱しました。おみくじ買えませんでした。
棲み処に戻ってから「朧」の歌詞をわくわくしつつ確認してみたり。サビが「おーぼーろーにーいっとく~」に聴こえていて、「朧に一徳?なんだろう」とか思っていたので、ちゃんとした歌詞が知りたかったのですが・・・
朧煉獄 覚醒は地獄
ぶー(ブーイング)。
・おまけ
今日出演したのは結局上下左右ですかグルグルですかどっちですかおしえてえらいヒトっ!
♪~suicide note[JanneDaArc]
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