背後 の 声

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 PCが無くて動画の練成ができないので、GBAで何かを見ることができません。というわけで、ラグナロクと一緒に買った本~。

 蟲と眼球とテディベア[日日日]
 評価:★★★☆*

 探し回ってラグナロクの1巻をようやく見つけて手に取った時に、なんとなく表紙に惹かれてぱらぱらめくっていたら1ページ目からあまりにもアレさを発揮していて思わず買ってしまった本。Пси、超絶美形が揃い立って超絶能力で超絶展開を見せる様な話がちょっぴり苦手なのですが、ここまで無敵要素を並べられたら文句なんか言えないというくらいにやりすぎな主人公が素敵すぎます。その癖、そんなにもオーバースペックなのに中盤以降すっかり影が薄くなったりとか。
 甘そうな場所は他にもたくさんあります。グリコの決め台詞のインパクトが回を増す毎に弱くなっていくあたりとか、主要キャラ以外が驚く程モブだとか思うところはたくさんあるですけれど、それを吹き飛ばす程の謎のネーミングセンスとぶっ飛んだ展開がこのお話を強烈に印象付けていることですよ。

 非日常に踏み込んでしまった、日常に戻れない、という類の悲しみを描く方法として、このお話はずいぶん豪快な手法を取っている(非日常展開を並べ立てて、事ある毎に日常を回想する+不吉すぎる予告ナレーションをたくさん挟む)ので、そういう強引さが嫌いなヒトは最後。その回想するべき日常も主人公が13才で大学を卒業する程の頭脳の持ち主かつ大金持ちな家の息子な高校教師でヒロインがその教え子の通称「うさりん閣下」というものすごいお話なので、最初の2ページ+主人公描写の数ページで置いて行かれたら最後。
 かといって、単純に最初の展開が好き、とか言っていると急にシリアスめかつ重めな展開になっていくので、あんまり学園ラブコメものを期待しても最後。エンドポイント多すぎませんか

 もう既に2巻が出ているので、変わってしまった彼らがこの後どう生活していくのかが読めるのかと思うとちょっと楽しみ。


 Sleipnir2の「アクティブのウィンドウ以外を閉じる前に確認する」機能が復活しますように。
 その前に、ПсиのPCが早くなんとかなりますように。
 どうぶつの森で早く「カブ」が買える様になりますように

♪~

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このページは、Псиが2006年1月14日 21:32に書いたブログ記事です。

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