ゲームの話とかアニメの話ばっかりじゃいけないのです、たまにはアカデミックで受験生のためになるお話とかっ。というわけで、仮想センター試験記念問題一部リークのコーナー・・・はなんかいろいろあるらしいので、ここは某赤い本に掲載予定らしい解説の流出部分だけ掲載。
<カテゴリV・総評>
今年は大きく問題の傾向が変わり、煩雑であった「歴史」分野はひとつのテーマに絞る様になった。その分、他の大設問でも歴史に触れる様になり、定番の大設問「所属事務所」でも歴史の問題が出題された。今後もこの傾向が続くと考えられるので、各項目について歴史を踏まえた体系的な学習が必要となるだろう。
また、恒例の99文字小論文は今年から廃止され、代わりに大設問6・7が加わった。これらはマナーを問う問題であるが、逆ダイ・転ダイの禁止に関する設問や、ライヴハウスにおけるチケット番号の概念、各種匿名掲示板に関する問題は無く、時代を即しているとは言い難い内容であった。この設問の内容は今後大きく変更される可能性があり、ますます予測は難しい。来年以降の受験生には今まで以上に全般的な学習が望まれる。大設問1は事務所に関する設問。この分野の傾向として、常に該当年度の動向のみが取り上げられていたが、今年は各事務所の歴史や既に解散した事務所に関する問題も取り上げられた。設問3のSoleile、設問5のKEY PARTYの主催を問う問題などは、今後も出題が考えられる。
大設問2は会場に関する設問。メジャー進出が増えたこと、イベントの大規模化を踏まえてか、ホールクラスの会場に関する知識を問う問題が増えた。設問8の東京ベイNKホールのキャパシティは、「Beauti-fool's Festaにおける」と条件付けられていることから、フリーマーケットスペースもカウントすることに注意。
大設問3は歴史に関する設問。FANATIC◆CRISISの解散、およびLa'cryma ChristiのKOJI脱退を考えれば、四天王の問題が来ることは容易に予想できる。設問6の「SHAZNAのドラム」はKATSURA。
大設問4は販売物に関する設問。複数種類の初回版を売る手法やDVD付限定版の話が一切無い上での、設問6の「次の内最も高価なCD BOXはどれか」は時代錯誤では。また、UNDERCODE所属バンドそれぞれの物販写真のセット数を問う問題も細かすぎて疑問。
大設問5は雑誌とトレンドに関する設問。雑誌については各種雑誌を熟読していれば容易。トレンド分野の主題はD。近年の活動内容とSyndrome時代の設問が半々である為、広く学習していないと回答は困難。設問15の「HIDE-ZOUとHIROKIが所属していたバンド」は「S to M」が正解。未散から「Aioria」を連想するのは間違い。
大設問6は客席でのマナーを問う問題。ほぼ「咲き」に関する設問で、咲いた経験があれば比較的容易。設問9の図示問題は「縦咲き」。捻っていないので注意。
大設問7はインターネットでのマナーを問う問題。問題内容の多くは所謂「毒吐き」に準じたものであり、毒吐き通りの解答を望んでいるのか、それとも一般的なネットマナーを問うているのか出題者の意図が汲み難い。設問14の「個人サイトの注意書きは最低何回読まなければならないか」の選択肢に「3回」が無いことなど、毒吐き通りの回答が難しいことに気付くか否かが鍵。
ここ数年の問題も見てみましたけど、「音楽」関連の分野がどんどん削られてるのが大変興味深いところです。数年前まではリフやコード進行の類似に関する設問が定番だったのに、昨年からはそんな項目すっぱり抜け落ちていることですよ。
全然関係者でもないПсиが勝手に予測すると、来年は海外進出が今更問題になったり、それに乗じて海外のヴィジュバンドが問題になったりするでしょうか。あとは大設問「解散」とか。ちょっとだけ来年が楽しみ。
というわけで、受験生さんは頑張ってください。この時期に受験生さんがこんなお話を聞いている場合ですかという話はさて置いて(おい)。
週末は泥の様に眠ってばかりで過ぎていくのです。眠るというより、なんだか泥の中に引きずり込まれて溺れ続ける様な。
♪~Spanish Blue~遥か遠く君を離れて[TM NETWORK]
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