「寒くない」∞冬が来れば、僕の街に"Circus"が来る。誰もいない広場に∵「ほら」∴ひとつずつ灯りが点きだして∞「キミの声が聴こえた」

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 iPodを忘れつつもお外へ出かけて。浴衣を着た花火客(仮想横浜の仮想山下公園で花火大会がありました)を見ないふりして仮想関内へ。出掛けてしばらくしてからiPodを棲み処に忘れたことに気づいて、ココロの底からしょんぼりしたのでした。


メトロノーム2MAN2DAYS '05 -濱- @ 横浜CLUB24 2005+07+17 [メトロノーム・グルグル映畫館]

 上手側でぼーっとしていると、蒲田行進曲が流れ始めたところで急に後ろから物凄い勢いで押されて一気に前の方へ。ひどい密度でどうにも動けないまま難儀している内に、幕が開いたのでした。

 ・グルグル映畫館

 寸劇始まり。アニキと鳶丸が話しています。内容は「暑いねえ」「暑いと死にたくなったりしないか?」「死にたいのかい?」「・・・まさか」みたいな感じの。次は玉腰+沼倉で「暑いねえ」「暑いとヒトを殺したくならないか?」「殺したいのかい?」「まさか」
 もう一度最初のペアに戻って、鳶丸はアニキの頭にずっと拳銃を突きつけ、でもアニキは拳銃に気づかずずっと喋り続けて気づいた途端に銃声。うわあ、すごいと思って見ていたПсиですが、場内では台詞やアクションの節々で笑いが起こっていて「それでいいのか」と思ったりしたことでした。Псиはグルグルの芝居について小劇場演劇的な見方をしているですけど、もしかしたら違う視点が必要なのかも。というか、修行が足りないだけなのかも。
 ごめんなさい、まだ空気が読めてない痛い子です。いえ、感じ方なんてなんだって良いのでしょうけど、それでも周りが笑っていているとなんだか不安になるのです。

 曲は最新ミニアルバムからの曲が殆ど。ワンマンの時と違ってミニアルバムの曲をだいぶ聞き込んでいたので、かなり曲に対する印象が変わっていたり。ほぼ初聴きでの「マゼンダの部屋にひとりきり」も素敵でしたが、散々音源で聴いた後での「真夏のふたりはモノクロームだから」はかなり素敵でした。・・・後者はCD以前にDVDで散々見た所為で映像(天気予報付き)がすぐに浮かんでしまいましたが、それらは極力無視。
 あと、メタル色全開な曲の間奏でみんなドラムの方を向いて弾き狂っていたのもなんか素敵でした。

 MC。というか、「大問題!されど快晴」時のメンバー紹介時コメント。
 アニキ→(「今からアニキがすごく面白い洒落を言うから」という仕込みから)「この高速道路、夜はトウメイだって知ってた?・・・それ、メイシンだと思ってたよ」(おおー、と感心系の拍手。というかものすごく綺麗なまとめ方)。今回のドラムのセットはメトロノームのユウイチローから借りているらしいですが、なんかバスドラのペダルとスティックを忘れてくるというドラマーにあるまじきミスをしたらしく、「次のメトロノームの出番で、ユウイチローくんにありがとうとお託して頂けると幸いです、そうすればユウイチローくんもあわわあわわってすると思うから」。
 玉腰さん→「ヴィジュアルヒーローとか言われてきたけどさ、嘘じゃん、俺ヴィジュアル系じゃないだろ?でも、俺はヴィジュアル系が好きなんだ~!!
 沼倉さん→(鳶丸さんから事前に、ここは富士の麓だFUJI ROCKだみんなで腕を上げろという触れ込み付き)「まだ腕降ろさないで~・・・まだ降ろさないで・・・みんな上げて・・・うわ、きもちわるい、なんかえのきだけみたい
 鳶丸さん→「いいですか、せーのと言ったら「ご主人様~」でお願いします。そしたら「ただいま」と言うので、「おかえりなさい」と返してください。ごしゅじんさま、ただいま、おかえりなさい。何のシステムだか判りますか?そうだ、メイド喫茶だ~っ!!

 ええと、Псиもメイド喫茶は行ったことありませんのでよく判りませんが、正確には「おかえりなさいませ」だった気がしますがどうですか(何を訊いてますか)。
 あと、弦物二人がそれぞれアニキを見ながら首を傾げたりしていたり、お互いへのアイコンタクトがスルーされながら進んでた様な気がしますがきっと気の所為。そんな通じているか通じていないかこちらからは判らない不安定さもまた魅力というか全然不安なんか感じない程演奏はがっちりなだけに逆に玉腰さんがたまに見せる「やっちまった」感全開なアクションの真意が図りかねるですけど・・・すみません、まだ空気が(以下同文)
 そんなことはさておき、やっぱり「歌」にはまっているらしい鳶丸さん、今日もワンマンと同じく「降臨」とか「三秒前」とか普通に仰っていました。「メトロノームさんにイヴェント(四次元)のCDとDVD貰おうと思ってて。これが関係者特典」みたいなことも。ああ、そういえば四次元のDVD買ったけどまだ見てない(今そんなこと思い出さなくても)。

 ともあれ、すごく面白いライヴでした。2マンということで曲数も通常のイヴェントよりは多かった筈ですが、すごく短く感じました。これから、まだ聴いてない音源を買い漁ろうと思います。鳶丸さんは「友人からダビングしてもらってください、良かったら買ってください」と仰ってましたけど、それはあまりにも。

 あと、昨日に引き続き、やっぱり声が沈んでいる気が。場所とかの問題なのでしょうか。


 終わりSE中に大流動。微妙な場所に立っていただけに下がる流れに乗るかと思いきや、更に前に行くことになろうとは。嗚呼・・・なんか始まる前から無駄に殺伐としてる・・・これが前何列かの世界(<滅多にそんなところに来ない天使の図)。
 昨日ほどでは無いにしろ、割と長めの入れ替え時間をぼーっと待ち。どうでもいいですけど、隙間の無い所に割り込んでくるのがデフォルトってなんかすごい。前から遥か後ろのヒト呼んでくるとか。これで頭振れるんでしょうか(そういう心配ですか)。


 ・メトロノーム

 皆殺しの様なセットリスト
 「ハーメルン」が唯一まったりなくらいで、後は「僕の右脳 猿の左脳」「めんどくさい」「一週間」などを絡めつつ、「スターマン」とかの懐かしめな曲も来たり。逆ダイ曲の密度と言ったら(グルグルもそうでしたが)本当に異常でしたし、昨日と同じ会場とは思えない程。ただ、それは仮想表参道FABの2日目でも感じたことなので・・・あー、あとは内緒。フクスケの頬はたぶん「鴨宮」。

 今日は花火大会だったこともあって、花火関連のMCが多かったです(グルグルも花火関連のMCをしていました。鳶丸さんが「花火が嫌い、祭りが嫌い」って初めて知った)。「今日は花火大会だー。だがな、俺たちがお前たちのココロに花火を打ち上げてやる」「しんどくなった方は、花火大会がありますのでそちらの方へどうぞ」「(アンコール時)今日は、花火へ行きたいな・・・(客席:えー)お前たちと見に行くんだよ!!(客席:きゃー)」
 あと、珍しいところでは最初MCがリウでした。物販タオルを使っているリウ、どうやらタオルを忘れてきたので数少ない物販タオルをスタッフに頼み込んでもらったらしく、でも「メンバー内にもう一人忘れたヒトがいるんだよね」と言った所で全員がフクスケを凝視。「みんなよくわかってるじゃない」とリウが言う中フクスケがタオルを広げるとリウと同じ物販タオル。ところが、そこでシャラクが全く同じ柄のタオルを広げて場内騒然。どうやら3人もタオルを忘れてくるという事態だった様で。
 物販タオルを貰う前、タオルが無くて困っていたリウは玉腰さんに予備のタオルがあるから使いなよと言われ、「いつも予備を持ち歩いているんですか?」と言うと「真ちゃんがいつも忘れるから」と返してきたそうな。沼倉さん(微笑)。結局、有難く借りつつもヘアセットでそのタオルを使い、湿ったタオルをフクスケも使い、ちゃんと折り畳んだ上で楽屋に物販タオルと一緒にメッセージ付きで置いておいたから今頃びっくりしているだろう、と言ってました。何あそびですか

 アンコール頭で、フクスケが「PAの内藤さんが渡辺さんになりました」と発表して、みんな後方のPA卓に向かって大拍手。前へ出る様にしきりに手を差し出す周囲のヒトをやりすごしたのかどうなのか、ひらひらと手を上げて拍手に応えていた内藤さん改め渡辺さん素敵。
 そんなこんなで始まったアンコールは「朧」→「コンピュータ」→「気が狂いそうな時に口ずさむ唄」(←これは本編ラストだったかも)でした。ひどい空気の薄さと湿気の多さで、くたくたになりながらも暴れて終了。本当に面白いライヴ行脚でした。


 おみくじははずれました。ティッシュげっと(しょんぼり)。


 ライヴ終了後、ちょっぴり遊び歩いて前後不覚に。
 大丈夫ですか、明日は仮想渋谷へSchwarz Steinできゅんきゅんしに行く予定なのに。

 ♪~サーカス[Plastic Tree]

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どうもおはようございます。
自分でもグルグルへの過剰反応っぷりが
キモイと思いながらも一言。

面白かったら笑えばいいですが
笑いたくなければ笑わないほうがいいです。
不安になることはありませんよー。
私もそんな笑ってないです、多分。

全然キモいなんてことないのですよ。
空気の判らなげなПсиにいろんなことを教えて頂いて、すごく嬉しい限りなのです。
 
公演中の諸々ですけど・・・そうですよね。いえ、考えてみれば「笑いたければ笑う」はごくごく当然のことなのですけれど、いざ笑い声に押されてしまうと「Псиが変なのかなあ」とか途端に自信がなくなってしまったことでした。
 
でも、次からはもっと自信持とうと思いますよ~。
生きてく強さを重ね合わせて明日に生きてみるですっ(懐)。

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このブログ記事について

このページは、Псиが2005年7月17日 23:56に書いたブログ記事です。

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