もうどうにもならない。
頭を抱えても膝を抱えても、どれだけ棲み処の暗闇に同化しようとがんばっても、結局時間は流れて朝は来てしまって、無様なПсиの姿を照らすのです。
そんな自虐で、Псиのココロに花が咲くことなんてありえないのです。
そんな鬱々したことを思いながら、Wiiの「みんなのニンテンドーチャンネル」を見ていたのですが。
ダウンロードプレイできる、DSの「フレッシュプリキュア!あそびコレクションたいけんばん」が破竹の勢いでやばいです。
要はフレッシュプリキュアのキャラを使ったミニゲーム集らしいのですが、体験版でできるゲームはポリゴンのキュアピーチが前期ED曲に合わせて踊るのをタッチペンで一生懸命賑やかすだけ。具体的に言うと、踊っている最中に出てくる星だの四つ葉(フレッシュプリキュアのクローバーのマーク)だのを光った瞬間にタッチしたり、ハートのモーションをなぞったり、というもの。
フレッシュプリキュアのEDそのものもポリゴン人形のうねうね感がたまらないのですが、あれがDSで見られるのかと思うとポジティヴともネガティヴともつかない不思議なキモチがココロを駆け巡ります。
肝心のゲームそのものですが...絵的にはダンスをしているわけですから、当然タッチするアイテムもリズムに合わせてタッチするものになると思い込んでいたのですが、びっくりすることにアイテムが光るタイミングは拍と無関係。おかげで、ポリゴンダンスを見たいヒトは頻繁に出てくる作業アイテムに辟易しますし、じゃあリズムゲーを楽しもうというヒトにもリズムに乗ると何一つタッチできないという代物で、曲がりなりにもモチーフがダンスなのに視覚に頼るしかないというすてきなゲームの登場だよっ!(キュアピーチ)
一曲終わると評価がどうこう言われる前に「たいけんばんはここまで」というメッセージが出てゲーム自体が終了。上画面には評価メーターらしきものはあるのですが、下画面が忙しすぎてそんなもの見る暇無いというか総括の無いゲームって時点でそこらの凡庸なリズムゲーとは一線を画しています。負の方向に。
Псиとしては、プリキュア自体はライダーの後に惰性で見るものという印象で、とりあえずベリーとパッションが元気ならそれで良いとか歪んだことは一切思っていませんけれど、それはそれとしていくら幼児向けでもこれは。
公式TOPで見られる新EDっぽいダンスや変な髪型改造、まずいポリゴンの着せ替え、「プリキュアラブサンシャインフレーッシュ!>指示「ぐるぐるまわしてちからをこめよう!」」に購入者は一人残らずシアワセなんかげっとできなさそうな様子をひしひしと感じていますが、11月10日まで体験版をプレイできるので、WiiとDSを持っているヒトはやってみるといいと思います。っていうかもう売っているのですかこれ。...あれ、Amazonだと評価高い。きっと幼児以外がやるなというか曲中にタッチアクション=音ゲーだと思う様な大きなおともだちはイタいのイタいのとんでけー!ということなのでしょう。ごめんなさいだまります。
ミニゲームの数を誇ったり、理不尽な作業を延々とさせられるわけじゃないあたり、TDKコア(旧社名)の同種ゲーよりはマシそうですけど、そんな比較は誰にとっても嬉しくないのはまちがいないのでやっぱりだまります。むー。
今日のお話の導入の雰囲気は一体なんだったのかなんて疑問はドーナツにして食べちゃって、今日もシアワセ、げっとだよ!(キュアピーチ)
♪〜Let's!フレッシュプリキュア![茂家瑞季]
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