どうして今更AudioGalaxyを使う気になったのか、というと。
今度のWWDCでiCloudが発表される、ついにiTunesがクラウド対応する、という話が聴こえてくる様になりました。どうもライブラリの曲をクラウドに置けるサービスだとか、そうではなくて所有楽曲へのアクセスは無料で許す類いのクラウドミュージックだよとか、音楽だけじゃなくて映像も写真もなんでもできるらしいよとか、噂が乱立していてよくわかりません。
ハードウェアであれば、自前ですべてを作るわけにはいきませんから、どうしても工場などでの流出がありえます。その点ソフトウェアやサービスは大部分を秘匿できますから、今回のWWDCの「Lion/iOS5/iCloud」は全部ソフトウェアで謎だらけなのも当然。ルル様思いつきの「オレンジ」について考察するくらい謎で無謀なことといえます。
でも、iCloudについては、少なくともオレンジよりは情報があります。Appleは2009年にLaLaを買収していますが、Lalaは「Lalaライブラリにある曲は登録のみで聴ける、ない曲はアップロード」という方法でライブラリを膨らませ、かつMP3販売(89セント/1曲)とストリーミング販売(10セント/1曲)で価格を大きく変えたことが大きな特徴でした。
これを参考にすると、とりあえず自分が所有するトラックは(無いものは追加されるわけですから)すべてクラウドから聴ける様になるのかもしれません。そして、新規楽曲も購入方法が複数用意され、DRMフリーと、FairPlay付きと、ネット接続が前提のストリーミング再生とで価格が変わる(後者ほど安い)形になるのかもしれません。その内FairPlay付きは淘汰され、「MP3を持つならDRMフリー、そうでなければストリーミング」とかの剛毅なことになるのかもしれません。
Псиとしては(文字化けのしない)AudioGalaxyこそが希望ですから、外出先で利用可能なAirPlayとかができれば満足です。でも、それに加えてライブラリ外の曲について従来よりもずっと安価なストリーミング料金が設定されれば、充分ココロを惹くおまけになるでしょう。
また、先ほどの予測の中で、仮に「ストリーミング料金」が設定されないとしても、購入した音楽が同期なくすべての機器で再生可能になるのなら、それはそれですてきなことです。そうなると通信機能がなくiCloudを利用できないiPod Classicはまさしくクラシックなデバイスになるのでしょう。
もっとも、ここまでのお話は希望的観測と妄想ですから、あまり信じられて妙なことになってしまっても「悲観的な未来だけを天使が望んだなんてうそつき! うそつき!」と見えないだれかをぽかぽか叩くおいつめられた天使さんを見られるくらいしかお楽しみいただけることはありませんから、話半分にしてほしいところですけれど。
ともあれ、iCloudが期待以上なのか期待以下なのか、漠然と待っているのもアレだわ、ということでクラウドミュージックサービスを調べて、Псиの理想として導き出したのがAudioGalaxyだったのです。
これで基準と比較対象ができましたから、いずれ来るiCloudの長所と短所をきちんとコトバにできるはずです。それに、AudioGalaxyはAppleセカイと別の存在ですから、仮にПсиがAndroit機とかを購入しても、全くオーディオ領域に触れない、ということはなくなるはずです(Googleの音楽ストリーミングサービスがどんなものなのか、調べていないのでAndroidでAudioGalaxyが必要なのかどうかはわかりません)。
これが無料なのか有料なのか、MobileMeとの関連は、とか考えていくと三角座りのまま3日はわらっていられそうですが、天使は元気です。
♪〜どうして?[PSY・S]
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